ブッダ(手塚治虫)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブッダ』とは、漫画家・手塚治虫が手がけた、仏教を生み出した釈迦こと「ブッダ」の物語についての漫画作品である。少年漫画雑誌『希望の友』(潮出版社)にて、1972年〜1982年まで連載された。後のブッダである主人公「ゴータマ・シッダルタ」が苦悩しつつ仏教をどのように悟ったのかを描き出している。実在の人物と手塚治虫自身の創作の人物が入り混じっているも、2000万部を超える売り上げを記録し、非常に評価されている作品である。

老婆と出会ったダイバダッタ

その老婆は元々は貴族(クシャトリア)であったが、夫が王族の娘に乗り換えたために没落してしまった人物だった。
元夫の息子を殺害しようと企んだ老婆は、ダイバダッタを女の子に飾り立て息子に近づかせて毒を飲ませようとしたが、ダイバダッタはそれを失敗してしまった。
それを知った老婆は激怒しダイバダッタを叩き回したが、ダイバダッタが偶然持ち帰った宝石の飾りを見て機嫌が直る。
老婆はその宝石の飾りを売り、金貨にすると非常にご機嫌になった。
ダイバダッタは金貨や宝石で喜ぶ人間を見て、「人間の世界は風変わりで狂っている」と感じた。
次に老婆はダイバダッタを庭師にし、元夫の妻を殺害しようと企む。
ダイバダッタは妻の寝床へ行き、毒をコップに混ぜ込もうとするも、その妻の姿が母親に似ていたために殺すことをためらい、妻が毒を飲まないようにコップの中に毛虫を紛れ込ませた。
毛虫に驚いた妻は毒を飲むことはなく、妻はダイバダッタを諭すようにして誰の差し金かを聞き出し、老婆を殺そうとした。
ダイバダッタの機転により老婆はなんとか殺されるのを免れたが、逃げている最中で弱ってしまい、「人間はいずれ死ぬ。諦めが肝心」と言葉を漏らす。
その言葉に対してダイバダッタは「ほんとに死にたい?」と尋ね、老婆に毒を飲ませて殺害した。
老婆の死に様を見て、ダイバダッタは「こんな死に方はしたくない」と感じ、「人間になるのなら強くなる」と心に誓った。

騎士スカンダ

修行の旅を続けていたシッダルタとデーパは、アッサジが高熱を出して倒れているのを発見する。
シッダルタはアッサジを背負い、デーパも協力することにし、2人は近くの町へ急いだ。
しかし、その町の実力者である「ヴィサーカー」という人物がバラモンを町に受け入れておらず、バラモンのような格好をしている2人は騎士「スカンダ」によって門前払いされてしまう。
だが、一番近い街でも二百里離れており、2人は石を積んで門を乗り越えることにした。
乗り越えた先には兵士が大量に待ち受けていた。
シッダルタはアッサジの熱が破傷風であると看破し、移る類のものではないと主張し、熱を治すために泊まる場所を求めた。
熱が治らなかった場合はシッダルタは殺されるという約束になってしまうも、シッダルタは冷静に破傷風の治療を行った。
原因である足の傷の膿を吸い出し、それを熱で炙って治療した。
その最中、アッサジは死の中をさまよっていた。
そこでアッサジは神から自らの死の運命を伝えられ、それから未来予知ができるようになった。

神から死の運命を伝えられるアッサジ

シッダルタの治療により、アッサジは息を吹き返した。
その様子を見ていたヴィサーカーという女性はシッダルタに惚れ、3人をすぐさま追い返そうとするスカンダを止め、自らの屋敷に招き入れ食事を提供した。
スカンダはマガタ国という大きな国へ行くことになり、ちょうどシッダルタとデーパもマガタ国へ向かうところだったので、アッサジも含めた3人はスカンダの道案内の元マガタ国へと向かった。
だが、その最中にシッダルタは意識を失い、気がつくとヴィサーカーの屋敷に運び入れられていた。
ヴィサーカーは自分の好意をシッダルタに伝え、この地に留まってくれるように頼み込むも、シッダルタは拒んでその場を逃げ出した。
ヴィサーカーはシッダルタを追ったが、ちょうどその時に現れたタッタたちの盗賊団に町が襲われてしまった。
タッタたちは町を焼き払い、ヴィサーカーも手にかけようとしたが、シッダルタがそれを止めたため、ヴィサーカーを人質にして生かした。
ヴィサーカーを救いにやってきたスカンダは、こっそりとヴィサーカーが捉えられている場所へ向かい、タッタと一騎討ちをする。
しかし、そこへシッダルタが止めに入り、シッダルタは10年経ったらカピラヴァストウに帰ることをタッタに伝えた。
満足したタッタは戦いを止め改心しようとするも、スカンダはタッタもシッダルタも処刑にしようとした。
だがヴィサーカーがシッダルタをかばい、ヴィサーカーはスカンダに自分はシッダルタに惚れてしまったことを告げた。
一気に何もかもを失ったスカンダは自らの胸に剣を刺して自害した。

岩陰で静かに自害したスカンダ

盗賊をやめることにしたタッタは、ミゲーラに自分についてくるか尋ねたところ、ミゲーラがタッタの子供を身ごもっていることを知った。

バンダブ山の会見

修行の旅を続けていたデーパとアッサジは、偶然通りがかった羊飼いと出会う。
するとアッサジは羊飼いと羊が全員死ぬと予言した。
デーパが様子を見に行ったところ、本当に羊飼いと羊たちは全滅していた。
次にアッサジはつむじ風が発生して周囲を破壊し尽くすと予言し、周囲の村に危険を知らせた。
皆が怪訝に思いながらも谷の合間に隠れたところ、実際に巨大な竜巻が起き、村は壊滅した。
そんなアッサジの噂がマガダ国の王・ビンビサーラに知られる。ビンビサーラはインチキだと思い、それを暴いてやろうとアッサジとデーパを王室に招いた。
ビンビサーラは自らの運命をアッサジに占わせる。アッサジはビンビサーラは20年後息子に殺されるのだと告げた。
その時点ではビンビサーラはその言葉を信じ込んではいなかったが、ビンビサーラがアッサジの能力を見極めるために準備した毒ヘビを、アッサジがあっさりと見破ってかわしたことから考えが変わり、アッサジの予言は本当に起こることなのだと受け止めた。
ビンビサーラはアッサジにもあとどのくらい生きられるのかと尋ねると、アッサジは顔色1つ変えずに「8年と8ヶ月」と答えた。

予言を聞いて、それが真実であると受け入れたビンビサーラ

ビンビサーラは死の予言に苦しめられることになった。
やがて、アッサジはシッダルタがマガダ国にやってくることも予見する。
アッサジの命の恩人であるシッダルタに会いたいと思ったビンビサーラは、シッダルタの姿を王室の上から見て「只者ではない」と感じとった。
ビンビサーラは自分の足でシッダルタの元へ向かい、シッダルタに会って自分が感じた感覚は嘘ではないと悟った。
ビンビサーラはシッダルタにマガダ国にとどまってくれるように説得してみるも、シッダルタが拒否するとすぐに引き下がり、代わりに自分を苛む死の予言についての悩みを打ち明けたところ、シッダルタは快く話を聞いてくれた。
ビンビサーラはそこでシッダルタに「ブッダ(目ざめた人)」という名前をつけた。

シッダルタに「ブッダ」という名前を与えたビンビサーラ

苦行林にて

それから1年が過ぎた。
ビンビサーラには自らの誕生を祝う市民の声さえ死神の声に聞こえた。
そこへ、様々な修行僧の所を回ってきたブッダことシッダルタとデーパとアッサジが現れた。
ビンビサーラはシッダルタと立場を同じにしたく感じ、自分のことを下の名前である「セーニャ」と呼び捨てにすることを望み、自らも「予」という言葉を「ぼく」に改めた。
ビンビサーラはシッダルタに修行僧の話を聞いた。
シッダルタは初めにアララ仙人という人物について話した。
アララ仙人の修行は「止」をモットーとし、心を鎮めて欲を全て捨てきるというものだった。
シッダルタはアララ仙人のあらゆる妨害にも関わらず心を鎮めたままで、あっという間に「止」の極意を知ってしまった。
アララ仙人はその実力に感服し、一緒に修行を続けるように願ったが、シッダルタは「死と苦しみから逃れること」を求めていたため、考えが合わないアララ仙人の元をさった。
次にシッダルタはウッダカ仙人について話し始めた。
ウッダカ仙人の修行は「空」、思いながら思わず、見ながら見ず、という矛盾を悟るものだった。
シッダルタは座禅を行なったが、そこは鷹が飛び交う恐ろしい所だった。
鷹の恐ろしさ、シッダルタを吹き飛ばさんばかりの突風、今までの自分の思い出から来る迷いなど、様々な苦悩にシッダルタは直面したが、それを1つずつ消していき、最後には自らの存在さえ自分の中から消し去ることに成功した。
それを知ったウッダカ仙人はシッダルタを新しい指導者にしようとしたほどだった。
それでも死の恐怖から逃れることができないシッダルタに、デーパは苦行林を勧めた。
シッダルタは有名な苦行林であるウルベーラに行くことを決め、しばらく会えなくなることからビンビサーラに会いにきたのだった。
苦行の末に死ぬものが多いゆえにビンビサーラはシッダルタの身を心配するが、シッダルタはきっと戻ってくると断言した。
ビンビサーラはシッダルタのために宝石箱を与えて修行に困らないようにしようとしたが、シッダルタは修行中は食事以外の施しは受けられないと断った。
ビンビサーラはそれを受けて宝石箱を池に放り、次にシッダルタが帰ってくるまで手をつけず、帰ってきた暁にはその宝石箱でお堂を建てることを誓った。
苦行林にやってきたシッダルタは、以前にシッダルタがカピラヴァストウの王室で座禅をしていた時に説得しにきた5人の僧たちを発見したが、そのうちの1人が死んだことを知った。

苦行林で修行をする苦行者たち

苦行の末死んだ人々の骨を見てデーパは「苦行をして死ぬことは最高の栄誉」と興奮している様子だったが、シッダルタは「死んではおしまいだ」と嘆いていた。
シッダルタはアッサジに自分は苦行をやり遂げられるか尋ねた。
するとアッサジは「7年目に逃げ出す」と告げた。
修行し始めたシッダルタは、川で身体を洗っていたところ、スジャータという少女に出会った。
スジャータは苦行林の近くの町の権力者の娘であった。
スジャータはシッダルタを気に入り、シッダルタに虫除けを与えてくれた。
町で施しを受けている際、シッダルタは丘の上に「悪魔」と呼ばれるバリアが住んでいることを知らされ、確かめに行こうとしたが、「修行を毒する悪魔が住んでいるから」とデーパに止められる。
シッダルタは早速苦行をし始めたが、苦行の意味は分からないままだった。
しかし、それでも「木になりきる」という修行を始め、断食をして体臭が出なくなるほどまでに痩せ細っていった。
痩せてしまったシッダルタの存在を知り、タッタはこのままではシッダルタが死んでしまうと危惧して食べ物を与えようとするが、拒否されてしまう。
タッタが帰っていったのは人々に「悪魔」と呼ばれている住処で、そこには病気で身体中が膿んだミゲーラが横たわっていた。
子供を流産し、その後の肥立ちが良くなかったためにミゲーラは病に倒れたのだった。
それから2ヶ月、シッダルタは断食を続けてほとんど骨だけになってしまっていた。
そのシッダルタの断食を知ったスジャータは思わずシッダルタを家に連れていってしまう。

やせ細ったシッダルタを発見して驚くスジャータ

家の蔵にシッダルタを連れてきたスジャータは、シッダルタに乳粥を食べさせた。
乳粥を食べてしまったシッダルタは、そのまま苦行林へ帰ろうとした。
その頃、タッタの家へ民衆たちが押し寄せていた。
タッタたちを追い出すためだった。
タッタはチャプラに習った石投げを使って人々を退けるも、矢で刺されたことで怒り、思わず人を刺して殺してしまう。
タッタがシッダルタと交わした「人を2度と殺さない」という約束を破ってしまったことに気づき呆然としたところ、人々はタッタを叩きのめし、そのままシッダルタのいる蔵へ閉じ込めた。
シッダルタはタッタに事情を聞き、タッタを縛っている縄を切った。
タッタは慌てて住処へ戻り、燃え上がる住処からミゲーラを救って何処かへと消えていった。
シッダルタは苦行を途中で止めてしまったことをデーパに咎められるも、「苦行以外にも苦しみの原因はある」と考え、死の運命があと6年に迫ったアッサジを例に出し、その苦しみの強さを語った。
そこへ、苦行林にバリアが住み着いたという噂を聞いたシッダルタは、そのバリアの元へ向かった。
そこにはタッタがおり、ミゲーラを見たシッダルタはその姿を見て「ここにも苦しんでいる人がいる」と涙を流した。

ミゲーラの姿を見て涙を流すシッダルタ

しかし、タッタの乱暴な所業に怒った苦行者たちがタッタたちを追い出そうとした。
ミゲーラの病気を治そうとするシッダルタは、アッサジに助言を求めたところ、アッサジは自分にしてくれたように膿を吸い出してやれば良いと告げた。
悩んだ挙句、シッダルタはその治療法を実施することを決意し、実際にミゲーラの体の膿を吸い出して治療を行なった。

懲罰

1年近く治療を行なった結果、ミゲーラの病は快方へ向かっていった。
しかし、治療を行なっているところをデーパに見つかってしまい、デーパはタッタたちを追い出すことを宣言した。
デーパはバリアで、かつ病気で汚れているミゲーラに口を当てて治療していたシッダルタを激しく叱咤し、シッダルタはその考えに反発したが議論は平行線だった。
結果としてタッタは自らその場所を出ていくことを決め、シッダルタは罰として首から下を地面に埋められるという苦行を強いられる。

デーパにより首から下を埋められてしまったシッダルタ

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