火の鳥の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『火の鳥』はあの『鉄腕アトム』を生み出した漫画界の巨匠、手塚治虫による『火の鳥(不死鳥)』を題材とした長編漫画である。日本の漫画文化を代表する作品の一つ。仏教の「六道輪廻」の考え方を軸に「死と再生」を主なテーマとした壮大なストーリーとなっている。
全12編ともなる独立したストーリーの舞台が過去と未来を行き来する独特な構成や、宗教思想と漫画の融合が当時画期的であり、現在でも数々の作品に影響を与え続けている。
この記事では、生命の本質や人間の業を説くような火の鳥の名セリフの数々を紹介する。

『火の鳥』の概要

『火の鳥』とは、漫画界の巨匠・手塚治虫による『火の鳥(不死鳥)』を題材とした長編漫画である。日本の漫画文化を代表する作品の一つ。
仏教の「六道輪廻」の考え方を軸に「死と再生」を主なテーマとした壮大なストーリーとなっている。
それまでの「漫画」のイメージ(当時は日本でも「漫画は子どもが読むもの」という考え方が主流だった)を刷新し、日本を代表する文化にまで昇華したことでも有名である。手塚がデビュー初期から晩年まで描き続けた全12編にもなる『火の鳥』は、独立したストーリーの舞台が過去と未来を行き来する独特な構成や、宗教思想と漫画の融合が当時画期的であり、現在でも数々の作品に影響を与え続けている。
同作品を原作として映画化された『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』は1980年に第1回ラスベガス映画祭動画部門賞とサンディエゴ・コミック・コンベンション・インクポット賞を受賞している。
全編に共通して「火の鳥の血を飲めば永遠の命を得られる」という設定があり、登場キャラクターたちは時にその血を求め争い合い、時には望まない形で火の鳥に与えられ、悩み、苦しみながら生きていくことになる。
各編の共通した主人公である火の鳥の台詞を初めとした数々の印象的な台詞は、現在でも国内外で考察が重ねられている。

『火の鳥』の名言・名セリフ

黎明編

「虫たちは自然が決めた一生のあいだ ちゃんと育ち たべ 恋をし卵を産んで満足して死んでいくのよ 人間は虫よりも魚よりも犬や猫や猿よりも長生きだわ その一生のあいだに……生きている喜びを見つけられればそれが幸福じゃないの?」

火の鳥が、不老不死になろうと火の鳥の生き血を欲する少年「ナギ」を諌めているシーンでの名言だ。
永遠の存在である火の鳥にとって人間の一生は短く儚いものだが、その中で生きがいを見つけることこそが幸福なのだと説いており、これは全編で共通した思想である。

「太陽も水も草もなんでもあるぞっ おれはここで満足だ ここがおれの城なんだ!」

この台詞を言ったグズリというキャラクターは、火山の噴火から逃げる途中に切り立った崖に囲まれた窪みへ妻と一緒に落ちてしまう。餓死を覚悟した次の瞬間、窪みの底に植物が育っていることに気づき、ここで生きていけると確信する。
一般的に見れば、狭い窪みの中で生きていく一生など絶望的と言ってもよいだろう。しかしグズリは、側に愛する人がいて、飲食には困らないことに満足している。手塚はここで多くを望まないことこそが幸せなのだと訴えている。

「花は枯れるもの 人は歳ふるもの」

ヤマタイ国女王卑弥呼と弟のスサノオ

卑弥呼は占いの力でヤマタイ国を支配し独裁政治を行っているが、その影で日々、忍び寄る自身の「老い」に怯えているのだった。そんな卑弥呼を弟スサノオが諭しているシーンでの台詞だ。若さを手に入れようともがく卑弥呼に対し、達観しているスサノオは常に毅然とした態度で生きている。
この名言では仏教の思想、「諦観」が表現されている。「諦観」とは、事の本質を見極め、自然の摂理に抗わないことだ。スサノオのように潔く生きよとのメッセージだと思われる。

「死にたくない………死にたくない死にたくない!!火の鳥の血がほしい!!永遠の命がほしい!!ほしいほしいほしい」

「未来編」の主人公マサトの名言と対を成す卑弥呼の台詞。
卑弥呼はいつまでも若くいるために火の鳥の血を欲するようになるが、結局火の鳥の血は手に入らず、失意のうちにこの世を去ることになった。いくら信仰を集め権力を手にしていたところで、それ以上の欲がある人間は一生幸福を感じることができないということを表している。

「生きるのよ!!」「さあ 目をしっかり開いて上を見て!! 頂上はそこだわ あそこまで行けばあなたは勝つんだわ!」

グズリの息子の青年タケルは生まれてからずっと窪みの底で暮らしてきたが、ある日崖を登って外界に出ることを決心する。崖は登るほど反り返っており、腕の力だけで登っているタケルは頂上に近くなるにつれて苦しくなってくる。もう諦めて落ちてしまおうかと思った瞬間、タケルを見ていた火の鳥は精一杯タケルを励ます。その時の火の鳥のセリフ。
『火の鳥』はどんな苦境に立たされた人間にも「生き続けよ」という言葉を与える。一部からはこの考え方は傲慢だという声もあるが、「生き続けることは権利である」というのが、『火の鳥』最大のメッセージなのだ。

未来編

「地球は生きているのですよ 生きものなのですよ その地球がいま死にかかっているのです 人間が病気でたおれるように 地球も病気にかかって死にそうなのです」

火の鳥と猿田博士

2編目ははるか未来。地上は環境破壊によって汚染され、遂に住むことさえできぬ不毛の地となった。そこで人間は地下に国を作り、文字通り閉鎖的な社会で暮らしている。しかしながら数少ない人々が地上に密閉されたドームを作り、その中で生きている。世捨て人の猿田博士もその一人だ。
このシーンで火の鳥は、手塚独特の「宇宙生命(コスモゾーン)」という思想を猿田博士に説いている。コスモゾーンとは、宇宙を始めとして、銀河や惑星そのものが生命だと捉える考え方である。ここでは地球の環境問題を人間の病気に喩え、その深刻さを印象付けている。

「人間? 人間がなんだというんじゃ いまはもう人間もけものも虫も植物も区別はない! 生きものという大きな兄弟みたいなものだ そうだ生物家族だ なにかひとつ生き残ればそれでいいのだ たとえ人間は滅んでもな!」

猿田博士は環境破壊によって人間社会が終わりに近づいていることを悟り、何か一つでも生物を残そうと奮闘していた。しかし、長年研究を重ねてきても完全な生命を作り出すことはできない。そんな中、地下の世界から主人公マサトが連れ出してきたムーピーのタマミと出会う。ムーピーは不定形生物で、劣悪な環境でも生きていける強さを持っているため、猿田博士はタマミに「完全な生命を作るための研究のためにからだをささげてくれ」と申し出る。マサトを助けたいタマミは、それで人間は救われるのかと問うが、そこで猿田博士が言ったのがこの名言だ。
猿田博士がより広い視野でもって生命を捉えていることが分かる。『火の鳥』では輪廻転生の考え方を用いているため、生命それぞれに違いはないのだ。

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