蒼穹のファフナー EXODUS(Fafner in the Azure: Exodus)のネタバレ解説まとめ

2015年に制作された「蒼穹のファフナー」シリーズの続編。TVアニメシリーズの2期にあたり、劇場版までの流れを踏まえている。西暦2150年、人類とフェストゥムの戦いは新たな局面を迎えていた。19歳となった一騎たち第一世代のファフナーパイロットたちは引退し、新たな道を進んでいた。一機の人類軍輸送機が竜宮島を訪れたその日、最後の時間が動き出した。

概要

2015年にTVアニメシリーズ2期となる「蒼穹のファフナー EXODUS」がMBSをキー局とする「アニメイズム」にて放送された。分割2クール。全26話。
総監督:能戸隆、監督:羽原信義、シリーズ構成:冲方丁により制作された。
今作では19歳に成長した一騎と総士に迫る生存限界とその帰結を中心に物語が進められる。

あらすじ・ストーリー

第1クール(1~13話)まで

西暦2150年、人類とフェストゥムの戦闘は混迷を極め、新たな局面を迎えていた。
人類の数少ない生存圏であり太平洋圏最大の輸送基地であるハワイがフェストゥムの攻撃を受ける。救援にあたっていた人類軍ファフナー部隊を同化し、攻撃するまでに進化したフェストゥムに人類は成す術がなかった。新国連本部が発動した「交戦規定アルファ」により人々はフェストゥム諸共、殲滅されていった。
そんな中、フェストゥムに守られた少女が発見され、世界の片隅で一つの希望が芽生える。

それから1年後の西暦2151年、竜宮島は姿を隠し平和な日々を送っていた。
真壁一騎たち第一世代のファフナーパイロットは引退し、新たな道を進み、役目は後輩たちへと引き継がれていた。
2年前フェストゥムの側から戻った皆城総士と再会した一騎は穏やかな日々を送りながらも、自身に残された時間の中で存在理由を探していた。
一機の人類軍輸送機が竜宮島を訪れたその日、最後の時間が動き出した。

新たなミール「アルタイル」の到来を告げられ、人類軍が管理するミール・世界樹「アショーカ」を通しての対話のため日野美羽は希望を求め、「シュリーナガル」へと派遣部隊とともに旅立つ。求めたのは平和への道だった。しかし選んだ道は新たな戦いへの道だった。

竜宮島の新たなコア「皆城織姫」が目覚め、派遣部隊の危機を告げられた一騎と総士は封印された機体、マークザインとマークニヒトの搭乗を命じられ、派遣部隊の救援に向かう。二人は自らの「命」を使って敵を圧倒し、危機的状況を脱することに成功する。だがそれは同時に生き残った二万人の人々とミールを新天地へと脱出させる過酷な旅の始まりとなった。

島でも変化が起こる。アザゼル型ウォーカー率いるフェストゥムの勢力は島の戦い方を学んだことで、島の防衛をするファフナーパイロットたちを苦しめていた。しかしに新たな力・SDPを発現させたことにより形勢は逆転したかに思われていた。パイロットたちの得た力は人としての尊厳、ヒトでいることを守るものではなかった。羽佐間カノンもまた目覚めた力により未来を選択することとなる。

第2クール(14~26話まで)

新天地を求め生き残った人類軍と民間人、ミールと共にシュリーナガルを旅立った派遣部隊は人類軍ダッカ基地に到達する。そこが運命の分岐点となった。
彼らを待ち受けていたのは「交戦規定アルファ」発動による人間からの攻撃であった。無差別攻撃により多くの人々が傷つけられ犠牲となった。人類同士の争いを避け、人とフェストゥム両方から逃げるため冷たく暗い荒野を進み始めた。

新同化現象の治療法が見つけられず、島のファフナーパイロットたちは症状の深刻化に苦しめられる。
そんな中、未来と戦うことを選択したカノンは独り戦い続け、果てに希望へと辿り着く。それは自らの命を使って得た希望だった…。

フェストゥムの侵攻が激化し、竜宮島の生態系は狂い始め健康を脅かされるほどの危機的状況を迎え、脱出計画である「プランデルタ」の実行が考慮される事態となっていた。

用語

MAKABE因子

一騎が以前、島を出て捕虜になった時に人類軍によって採取された遺伝子から作られた特効薬。
移植によって、素質のない者でもファフナーを操縦することができるようになった。

SDP

竜宮島のファフナーパイロットたちが発現させた異能の力。これによりフェストゥムが有する能力をパイロットたちも使用することができるようになった。

新同化現象

SDP発現に伴う新たな同化現象。これまでの同化現象とは異なり、肉体が人成らざるものへと変化していき、進行の末期には存在の消滅に至る。

ゴルディアス結晶

エメリーと織姫が対話したことによりウルドの泉に発生した、大量のコアの結晶体の名称。SDP発現の引き金となった。

交戦規定アルファ

人類軍に発令されるもの。フェストゥムの殲滅を最優先とし、フェストゥムに同化された人間の制圧、土地への攻撃が目的。

エスペラント

ミールとの対話能力を有する人間に新国連がつけた呼称。エスペラントは「希望」を意味する。

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