【ジョジョの奇妙な冒険】第5部『黄金の風』のスタンド＆本体まとめ

影の中を自在に移動し、捕えた人間の魂またはスタンドを引きずり出して「矢」で突き刺す自我を持ったスタンド。

才能が無い人間の魂は矢に貫かれると死亡し、スタンドは矢の刃に触れた部分がひび割れる。ライターを「再点火」した際に発生する影から出現し、再点火を見たものを無差別に攻撃するように設定されている。

日光が弱点であり、日光に曝されると蒸発するように消えるが、たとえ倒したとしても一時的に姿を消すだけであり、ライターを再点火すると何度でも現れる。

本体：ポルポ

組織「パッショーネ」のネアポリス地区幹部。

とてつもない肥満体の巨漢。身動きできない自分の身を護るため、ワザとネアポリス刑務所に入っており、そこから外部に指示を出している。

また入団希望者に試験を課す試験官でもある。警察にも影響力があり、独房は高級食材や著名作家の絵画、果ては爆弾や銃器の所有までも許されるなど、完全にスイート・ルームと化している。

手にしたレイピアで刺した物体を、空気を抜かれた風船のように萎ませる人型のスタンド。

生物の場合は萎んでも生存可能だが、意識を失い行動不能になる。本体自身を萎ませることも可能で、この場合は萎んだままでも行動が可能。

本体：ズッケェロ

パッショーネの組員。

ローマのチンピラで、はれぼったい唇と巻貝のような髪型が特徴。ポルポの遺産を狙って、相棒サーレーと共にブチャラティチームを追跡した。

本体やスタンドが触れた物体をその場に固定する。
岩の破片を空中に固定して足場にしたり、敵の飛び道具を無効化できる。

固定中でも衝撃は物体に蓄積され、固定が解除されると溜まった衝撃は一度に開放されるため、向きを相手に向けて反撃することができる。

本体：サーレー

パッショーネの組員。ズッケェロの相棒。

船で人質をとったズッケェロと合流する予定だったが、ブチャラティチームに存在がばれてしまい、先手を打って上陸したミスタと交戦する。

人差し指の刃で切りつけた相手の身体と身に付けている物をどんどん縮小させていくスタンド。

一度この能力にかかると相手がどこに逃げようと、スタンドの射程距離にかかわらず無限に縮んでいく。縮小させるのには時間がかかるが、能力が解除されたときには一瞬で元の大きさに戻る。また、自分自身を一瞬で自由に縮小させることも可能。

本体：ホルマジオ

暗殺チームの一人。

買い出しに出たナランチャを襲撃、拷問して隠れ家の場所を吐かせようとする。

「鏡の中の世界」を作り出し、鏡を出入り口としてその中に出入りする。鏡の中の世界には本体が「許可」したものしか入る事が出来ない。

鏡の中に引き込むことにエネルギーを集中させているため、破壊力はあまり高くない。

本体：イルーゾォ

暗殺チームの一人。

強気な反面、追い詰められるとかなり動揺を伴う性質だが、素早い判断力と強い警戒心も持ち合わせている。

全身の目から周囲の生物を無差別に老化させるガスを放つ。ただし、体温が低い相手に対しては効果が薄くなる。

スタンドや本体の腕で直に触ったほうが老化は速く、本体は老化と老化解除が自在に出来る。また、老化能力は、敵味方の区別もできないため、近くにいる場合は、仲間も「氷」などで体を冷やす、という対策を講じておく必要がある。

本体：プロシュート

暗殺チームの一人。目的のためなら一瞬も惑わない覚悟をもち、無関係の人間をも躊躇なくスタンド攻撃に巻き込む。

その一方で、弟分のペッシに対しては「マンモーニ（ママっ子）」と叱り付けつつも、精神的な成長の大切さを説くなど兄貴肌の面倒見の良い性格。

釣竿状のスタンド。
釣り糸や釣り針は標的以外の全てを水のように透過し、壁や床などの物体に垂らして敵を探し、相手の体内に侵入し内側から切り裂く。

一旦標的の体内に入り込んでしまえば竿の弾性で相手の体力を奪うことが出来る。
体内に入り込んだスタンドは相手の神経に絡み付いている為、釣り糸へ加えられた攻撃エネルギーは釣り糸を経由して相手に返される。

また針が刺さった部分や相手の身体的特徴を細かく察知できる。

本体：ペッシ

プロシュートと行動を共にする弟分。
暗殺チームであるにもかかわらず、今まで一度も人を殺したことがなかったらしい。プロシュートからはその精神的な弱さを叱咤されている。

初めは臆病で自信の無いチンピラだったが、瀕死の状態でもなお攻撃を止めないプロシュートの「覚悟」を見て未熟から脱し、冷酷な暗殺者に成長した。

パソコンから手足が生えたような本体と、標的の血液と女性を媒体に成長する「息子」の二体で構成されるスタンド。
「息子」は物質を分解させ、別の物体に作り変える能力を持つ。

戦闘を行う「息子」は自意識を持つ遠隔自動操作型で、人間が媒体なので実体化している。「息子」がどのような性格になるのかは母親と誕生後の教育次第。「息子」が撃退されたとしても標的の血液がある限り、何度でも新たな個体を生み出すことができ、自身にダメージもない。