チョコラータ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

チョコラータとは、荒木飛呂彦の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場する敵キャラクターで、特定の幻像を持つ超能力「スタンド」の使い手である。自身が所属するギャング組織のボスから「下衆」と評される精神を持ち、医者だった頃は「死が見たい」という理由で患者を殺している。生物を無差別に侵食する能力「グリーン・デイ」は、そんな下衆な精神の具現化といえる。強烈なキャラクター像と医者という前職から、チョコラータを「チョコ先生」と呼ぶファンもいる。

チョコラータのプロフィール・人物像

CV:宮内敦士(TVアニメ版)、内田直哉(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)、石野竜三(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』)

チョコラータとは、荒木飛呂彦の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場する敵キャラクターで、特定の幻像を結ぶ超能力「スタンド」の使い手の1人である。スタンドは、自分よりも下の位置にいる生物を無差別に侵食する殺人カビを放出する「グリーン・デイ」。
かつては医者だったが、医療ミスに見せかけた非道な手術(健康な患者にわざと手術を行う、手術中に麻酔が覚めるようにするなど)が元で解雇された。その後イタリアのギャング組織「パッショーネ」の一員となるが、ボスからすれば「最低な下衆」の精神を持ち、「できれば使いたくない」構成員であった。
主人公たちを攻撃した際、彼らの必死の形相を腹心のセッコにビデオに収めさせた。これは、若い頃から続けている人の死を観察する目的からである。医者を目指したのも人の死や痛みを観察するためであった。他人の死をつぶさに眺める時、チョコラータは全ての人間の優位に立っていると感じ、人の心理まで理解できたと感じる。
ヘリコプターを使って高所に移動することで、眼下のローマ市民を巻き込んでカビをまき散らしており、主人公のジョルノ・ジョバァーナから「残酷さを楽しみ、それを生きがいにしている」「罪悪感がない」と分析された。
人体実験を繰り返してきたため、「どの部分を切断すれば無事でいられるか、どの血管を閉じれば出血しないで済むか」を熟知しており、自身の肉体をバラバラにすることも厭わない。「強者には弱者を支配してもいい資格がある」と考え、ボスをも超えようとしていた。
下衆で異常な性格ではあるが、マッドかつ強烈なキャラクター像が一部のファンから人気を集めており、医者という前職から「チョコ先生」と呼ばれ親しまれている。

チョコラータの来歴・活躍

「挫折したエリート」の真実

老人を追い詰める若き日のチョコラータ(左)。

14歳の頃、チョコラータはトップクラスの成績を誇り、老人ホームでボランティア活動を行うなど、一見すると模範的な少年だった。しかしボランティア活動は奉仕の精神からではなく、「人の死や絶望が見たい」からであった。かいがいしく老人の世話をする一方、「お前は家族に嫌われている」「誰も見舞いに来ない」と言い聞かせて自殺に追い込んだり、得体の知れない薬を飲ませるなどしていた。老人たちの表情をつぶさに記録したビデオテープは25本にも及んだ。
9人の老人を死なせたところでチョコラータは医者を志し、実現させる。「人の死を観察したい」という欲望の為に医者となったチョコラータは健康な患者に必要のない手術を施し、わざと手術中に麻酔が切れるようにした。2年前、病院を解雇されたチョコラータをギャング組織「パッショーネ」のボスが拾う。医療技術と下衆な精神は、ギャングでの仕事に向いていた。
元患者のセッコと共に、チョコラータはボスから与えられた仕事をこなし、親衛隊となる。チョコラータの過去を知ったボスは、彼を「できれば使いたくない」と考えていた。
組織の構成員の中には、「スタンド」という精神エネルギーを具現化させた超能力を目覚めさせられる者もいた。チョコラータのスタンドは、自身よりも下の位置にいる生物に殺人カビを発生させる能力「グリーン・デイ」。人の死の観察を好むチョコラータにうってつけの能力であった。

ローマでの攻防

チョコラータとセッコに、ボスからの指令が入る。幹部ブローノ・ブチャラティ一行と、彼らが会おうとしている人物の始末であった。彼らがローマに向かうことを知ったチョコラータは、一足先に現地に到着した。一般人をも巻き込み、グリーン・デイでブチャラティの部下たちを攻撃する。自身の趣味として、ブチャラティの部下たちが苦しむ様をセッコにビデオ撮影させ、チョコラータは悦に入る。
ビデオの内容を気に入り、褒美の角砂糖を与えた後、チョコラータはセッコにブチャラティたちを始末するよう命ずる。セッコはあらゆるものを泥化させ、その中を進むスタンド「オアシス」で、ブチャラティたちを倒そうとした。
突如、チョコラータのもとにセッコからの連絡が入る。セッコは、同じく親衛隊であるカルネのスタンド「ノトーリアスB・I・G」にグリーン・デイのカビが生えるかどうかを聞いてきた。ノトーリアスB・I・Gは本体の死後発動するスタンドで、チョコラータは存在は知っていたが「カビるかどうかは分からない」と返す。グリーン・デイは、生物にのみカビを生やすスタンドであった。セッコは、ブチャラティにカビが生えていなかったと報告する。
その理由について、チョコラータは「見当もつかない」と言った。それでもブチャラティ一行を倒すべく、チョコラータはヘリコプターに乗り、自身の眼下に広がるローマにカビをばらまき始める。無関係の一般市民をも巻き込みカビを散布することは、チョコラータにはちっとも良心の呵責を抱かせない行為であった。
セッコをブチャラティの2人の部下の地下に潜り込ませ、チョコラータはブチャラティ一行と待ち合わせをしている人物の下へ向かおうとする。突如、ヘリコプターが木の根に絡めとられた。それは、ブチャラティの部下で新入りのジョルノ・ジョバァーナのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」によるものだった。
ブチャラティの部下の1人、グイード・ミスタの放った弾丸が、物体に生命を与えるゴールド・エクスペリエンスの能力で木に変形したのだ。

決着

ジョルノの攻撃を受けるチョコラータ(左)。

チョコラータは、突如現れた木がジョルノの能力によるものだと気付く。ヘリコプターは固定化され、ミスタの射程圏内に入った。チョコラータは自らの肉体をバラバラにし、切断面をグリーン・デイのカビで覆うことで出血を抑え、ヘリコプターの中に隠れた。医者としての知識と経験のなせる技だ。弾丸を操作できるミスタのスタンド「セックス・ピストルズ」を5体倒したチョコラータは、自ら乗り込んできたジョルノに攻撃を加える。
ヘリコプターに入ってきたジョルノにカビを生やすことに成功し、切断した足で蹴りつけ、グリーン・デイによるラッシュで機外へと放り出す。医者としての縫合技術で切断した体を縫い合わせ、勝ち誇るチョコラータだったが、ピストルズの1体であるNo.5がミスタに託された弾丸をジョルノに向けて蹴りつけた。ジョルノはその弾丸から木を生やして再びヘリコプターへと向かう。木はカビによって朽ちたが、それにより生命を失ったため、元の弾丸へと戻ってチョコラータを撃ち抜いた。
死んだふりをし、ミスタを人質にしたチョコラータだったが、ジョルノにより食らった弾丸がクワガタとなって頭を食い荒らし始める。チョコラータは、ジョルノによる執拗なまでのラッシュを受け、ゴミ収集車に放り込まれた。

チョコラータのスタンド能力:グリーン・デイ

スタンドとは

「スタンド」とは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場する一種の超能力である。生まれつき、もしくは特殊な矢の鏃で傷を負うことで発動する。精神エネルギーが具現化したもので、各々個別の特殊能力と像を持つ。スタンドを操る者を「スタンド使い」と呼ぶ。スタンドが見えるのは、スタンド使いのみである。

ステータス

破壊力-A / スピード-C / 射程距離-A / 持続力-A / 精密動作性-E / 成長性-A

(A-スゴイ、B-超スゴイ、C-人間と同じ、D-ニガテ、E-超ニガテ)

能力:殺人カビの放出

「グリーン・デイ」の能力は、自身よりも下の位置にいる生物を無差別に侵食する殺人カビの放出である。
寄生が始まるや、あっという間に全身を侵食し、宿主の肉体をボロボロに崩壊させる。感染範囲内では、体を下に移動させると猛烈な勢いで浸食が始まるが高い所に移動すると浸食が抑えられる。カビで死んだ人間を媒介にすることで、感染範囲はネズミ算式に増えていき、理論的には高所に陣取りカビをばらまくことで無差別、無制限に人が殺せる恐ろしい能力といえる。
自身の肉体の切断面をカビで覆うことで、肉体をバラバラにしても行動することができる。
能力抜きの攻撃力も高く、ジョルノはグリーン・デイのラッシュでダメージを受けた。

チョコラータの関連人物・キャラクター

セッコ

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

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『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。

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