メローネ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

メローネとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、暗殺チームのメンバーにして、標的を自動追跡する「子供」を産むスタンド「ベイビィ・フェイス」の使い手。
スタンドの性質もあってか、女性にセクハラまがいの質問をする事にも躊躇しない変態的な性格。
ボスの娘トリッシュを狙ってジョルノたちと対立し、育成して遠隔操縦できる「ベイビィ・フェイス」を駆使してジョルノたちを襲ったが、新たな能力に目覚めたジョルノに敗北し、再起不能となる。

メローネのプロフィール・人物像

メローネとそのスタンド「ベイビィ・フェイス」

メローネとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の登場人物で、スタンド「ベイビィ・フェイス」の使い手。外見は長髪、片目だけの開いたマスクを着用し、肌の露出は多いが手袋を身に着けている。口癖は「ディ・モールト」(イタリア語で「非常に」の意味)。
彼のスタンド「ベイビィ・フェイス」はパソコンから手足が生えたようなデザインをしており、追跡したいターゲットの血液を媒介とする事で、女性と交わって「子供」のスタンドを出産、育成する事で「自動追跡遠隔パワー型スタンド」を作り出す事ができる。
メローネはイタリアのギャング組織「パッショーネ」の構成員であり、リゾットをリーダーとする暗殺チームのメンバー。暗殺チームはボスから冷遇されており、メンバーを2人処刑されたのち、ボスを裏切る機会を狙っていた。そんな折ブチャラティが幹部となり、ボスの娘トリッシュを護衛しているという情報が手に入る。トリッシュもスタンド使いであり、彼女からボスのスタンド能力の秘密が分かると判断した暗殺チームは、ボスを裏切り出し抜くために次々とブチャラティたちに戦いを挑んでいく。
メローネの性格は暗殺チームの中でも随一と言ってよいほど変態的であり、突如女性の部屋に侵入し、健康状態を尋ねたり、ビンタしてきた手を舐める事で血液型を判別したり、好きなキスの仕方を尋ねるなど、終始セクハラまがいの言動を躊躇なくやってのけている。

作中では暗殺チームのメンバーであるプロシュートとペッシの敗北後に登場。彼らの戦いの跡から、負傷したブチャラティの血液を採取し、ブチャラティを追跡するため、一般人女性を犠牲に「ベイビィ・フェイス」を出産、育成して差し向けている。「ベイビィ・フェイス」はブチャラティとトリッシュをその能力によって無力化し、トリッシュを捕える事に成功するも、情報の無い新入りの主人公ジョルノ・ジョバァーナと遭遇し交戦。ジョルノは為す術もなく敗北したかに見えたが、ジョルノは「ベイビィ・フェイス」の能力をヒントに自身のスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」に新たな能力を目覚めさせて逆襲し、「ベイビィ・フェイス」に勝利する。メローネは再び「ベイビィ・フェイス」を生み出そうとするが、ジョルノの放ったメローネを追跡する蛇に攻撃され、再起不能となるのだった。

メローネのスタンド名「ベイビィ・フェイス」の由来は、アメリカはインディアナポリス出身のシンガーソングライター「ベイビィ・フェイス」。本名はケネス・ブライアン・エドモンズである。

メローネの来歴・活躍

メローネ登場までのあらすじ

仲間の敗北現場の様子を淡々と報告するメローネ(右)

メローネの所属する暗殺チームはイタリアンギャング組織「パッショーネ」において、危険な汚れ仕事を引き受けている。そのためにボスから信用されず、見返りは暗殺成功時のボスからの報酬のみ。彼らは組織の縄張りを任されるような事はなく、冷遇されていた。このためリーダーのリゾット率いる暗殺チームのメンバーは日々不満を抱いていた。ある日チームのメンバーであるソルベとジェラートが、ボスの秘密を探ろうとして捕まり、おぞましい方法で粛清されてしまう。この事件で一旦、暗殺チームは鳴りを潜めていたが、ある日、ブチャラティが幹部となり、ボスの娘トリッシュの護衛任務に就いているという情報が飛び込んできた。暗殺チームはボスの娘のスタンド能力からボスの正体や弱点を探り、ボスを裏切って倒すために、ブチャラティチームに戦いを挑む。しかし暗殺チームのメンバーのうちホルマジオ、イルーゾォ、そしてプロシュートとペッシが次々と撃破されてしまう。

メローネの「ベイビィ・フェイス」の子供、誕生

「ベイビィ・フェイス」の子供の状態を遠くから観察するメローネ

メローネはブチャラティの血液を採取し、一般女性と交配させ「自動追跡遠隔パワー型スタンド」を出産するスタンド「ベイビィ・フェイス」の使い手。産まれた「ベイビィ・フェイス」の子供はブチャラティの血液を下に作成されたためブチャラティの居場所を追跡でき、さらに物体に擬態し、犠牲者の肉体の一部を分解して攻撃する。これらの能力により「ベイビィ・フェイス」は、ブチャラティたちが潜伏している亀(スタンド使いであり、鍵を通じて人間を小さくして部屋に引きずり込む能力を持つ)の中にある家具に擬態し、トリッシュとブチャラティを分解。さらにジョルノの喉や目、足を分解して追い詰める。

「ベイビィ・フェイス」の子供、ジョルノに敗北

体内のガソリンに火をつけられ、焼死する「ベイビィ・フェイス」(右下)

しかしジョルノは「ベイビィ・フェイス」の分解能力をヒントに「ゴールド・エクスペリエンス」を成長させ、「生命を与えた物体」を欠損した肉体に変化させて補うという、新たな能力を身につけて対抗する。ジョルノの右腕を切断したと思いきや、その切断した腕をピラニアに変えられ、背中を食い破られる「ベイビィ・フェイス」。「ベイビィ・フェイス」は怒り、メローネの指示も聞かずジョルノを殺そうとするが、ジョルノは今度は「ベイビィ・フェイス」が乗ってきたバイクを自分の右手に変え、わざと「ベイビィ・フェイス」に捕まえさせて能力を解除し、「ベイビィ・フェイス」とバイクを融合させる。ジョルノはバイクの点火プラグを使い、ガソリンに火をつけて「ベイビィ・フェイス」を焼き殺して勝利した。

メローネ、再起不能

ジョルノの「ゴールド・エクスペリエンス」で「ベイビィ・フェイス」の残骸を蛇に変えられ、逆襲されるメローネ(右)

メローネはまだ残っているブチャラティの血液を使い、新たな「母親」を見つけて再び「ベイビィ・フェイス」を作り出そうと画策するが、ジョルノは焼け焦げた「ベイビィ・フェイス」の一部を蛇に変化させ、逆にメローネを追跡していた。蛇に襲われたメローネは舌を噛まれて再起不能となり、ブチャラティの血液も失ってしまうのだった。

メローネのスタンド:ベイビィ・フェイス

スタンドとは

「スタンド」とは、その人を守ってくれる守護霊のようなものである。スタンドはひとりの人間につき一能力。スタンドを自由自在に意志で操れる人間を「スタンド使い」と呼ぶ。
スタンドを傷つけられると、スタンド使いも傷つく。またスタンドはスタンドでしか倒せない。スタンドという名称は「そばに立つ(スタンド・バイ・ミー)」という意味から来ている。
スタンドは基本的に普通の人間には見る事ができず、スタンド使いから離れれば離れるほどスタンドのパワーは弱くなる(『ジョジョの奇妙な冒険』15巻124ページより抜粋)。

自動追跡遠隔パワー型スタンドとは

普通、本体から遠隔操作する能力というものは、パワー(破壊力)が著しく弱くなるのだが、スタンド自体が自動追跡することによって強いパワーを持ったまま攻撃できる。
この場合の弱点はスタンドの状況が本体にとってよくわからず、正確な攻撃ができないという点であるが、「学習したスタンド」ならこの弱点はクリアできる(『ジョジョの奇妙な冒険』54巻45ページより抜粋)。

ステータス

破壊力 - A / スピード - B / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - C(教育次第) / 成長性 - C(教育次第)
(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間並 D-ニガテ E-超ニガテ)

自動操縦型に独自の自立心を植えつけたもので、精密動作性や成長性はスタンドの教育次第で変わる。実体化しているので移動スピードは遅く、バイクなどを使うことも。
人間の身体を極小の立方体に分解し、それをまったく別の物質に組み替えてしまう能力をもつ。スタンド自身も、ボディを立方体に分解して攻撃をかわしたり、石などに組み替えて身を隠すことができる。スタンドが出現するまでの過程が独特で、まず倒したい相手の血液を採取して遺伝子を分析後、人間の女性の体を借りて産ませるというもので、スタンド自身の意思があり、実体化している。
受胎から出産までは3分あり、誕生したスタンドの性格や強さは、母胎となる女性の性格や健康状態、年齢や血液型も影響する。
誕生後は血液の持ち主の細胞が発する生命エネルギーを追って「自動追跡する遠隔パワー型」で、スタンドが攻撃されても本体にダメージはない。
成長するスタンドで、戦いをきっかけにして体重、パワーが飛躍的にアップする。

スタンド名の由来は、アメリカはインディアナポリス出身のシンガーソングライター「ベイビィ・フェイス」から。

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子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

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『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。

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