セッコ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

セッコとは、荒木飛呂彦の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』の登場人物で、周囲の物質を泥化させるスタンド「オアシス」の使い手である。ギャング組織「パッショーネ」のボスの親衛隊で、裏切り者の始末等を行う。相棒チョコラータの言うことには良く従うが、彼のことは利用しているだけだった。下衆な精神の持ち主ではあるものの、チョコラータのペットのような振る舞いが不気味ながらも「かわいい」と一部のファンに人気がある。

セッコのプロフィール・人物像

CV:KENN(TVアニメ版)、下野紘(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)、うすいたかやす(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』)

セッコとは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するキャラクターで、周囲の者を泥化させる能力「オアシス」の使い手である。オアシスは「スタンド」と呼ばれる一種の超能力で、通常は個別に特定の幻像(ビジョン)を持つが、オアシスは本体であるセッコがスーツのように着込んでいる。
イタリアのギャング組織「パッショーネ」に所属し、相棒のチョコラータ共々ボスの切り札として使われる。主な仕事は裏切り者の始末といった汚れ仕事で、下衆な精神性ゆえに「できれば使いたくない」とボスから評されるチョコラータに対し、セッコは「考えの読めない男」と言われた。セッコは元は医者だったチョコラータの患者で、彼の言うことしか聞かない。
人の死の観察を好むチョコラータの命令により、始末すべき対象をビデオ撮影する。ビデオの出来が良い時などは、チョコラータに褒美の角砂糖を投げてもらい、手を使わずに食べるといった遊びを行う、飼い主とペットのような関係を築いている。受け損ねた角砂糖も、口に含んだものを吹き飛ばしてぶつけることで軌道を修正し、全部食べることができる。
チョコラータには忠実だが、それは彼の頭脳、預金、強さを信じ「こいつの言うことを聞いてれば安心」というだけのことで、心から忠誠を誓っているわけではない。
ボスの命令を受け、チョコラータ共々裏切り者の幹部ブチャラティと彼の部下たちを始末するため登場した。
度々言い回しを間違えるなど頭の良くない印象のセッコだが、戦闘の際自身の能力をうまく活用するなど機転は利く。原始的なまでに高い身体能力と五感を持ち、地中に潜んだブチャラティの動向を自身の耳のみでキャッチした。
自分に信頼を寄せるチョコラータの死を知るや彼を罵るなど、その精神性は下衆の極みだが、チョコラータとの不気味かつコミカルなやり取りが「かわいい」と一部のファンの人気を呼んでいる。

セッコの来歴・活躍

主治医チョコラータ

セッコ(左)とチョコラータ(右)。

イタリアにて、2人の男が出会った。原始的なまでに高い身体能力と五感を持つセッコと、人の死を間近で見ることに喜びを見出す医者のチョコラータ。セッコは、自身の主治医であるチョコラータの明晰な頭脳、豊富な預金、そして強さに目を付ける。「こいつの言うことを聞いていれば安心」と思ったセッコは、チョコラータの命令には忠実に従い、チョコラータもまたセッコに対しペットを愛でる主人のように振る舞った。
下衆な精神という共通点が結び付けたこの2人は、やがてイタリアのギャング組織「パッショーネ」のボスに拾われ、彼の親衛隊となる。チョコラータとセッコは、共に特殊能力「スタンド」を身に着けた。セッコのスタンドは、周辺のあらゆる物質を泥化させる「オアシス」だ。チョコラータの、本体よりも下の位置にいる生物に無差別に殺人カビを生やす「グリーン・デイ」と併用することで、おぞましいほど絶大な効果を発揮することができた。
ボスからも「できれば使いたくない」と言わしめるこの2人は、裏切り者の始末といった汚れ仕事を行ってきた。

カビの生えない男

ブチャラティ(右)には何故かカビが生えない。

ボスからの指令が下った。裏切り者の幹部ブローノ・ブチャラティとその一行の始末だった。セッコはチョコラータから、ブチャラティ一行が恐怖に慄くさまをビデオに収めるよう命じられる。ビデオの出来に満足したチョコラータから褒美の角砂糖をもらい、セッコはブチャラティたちの下へ向かう。オアシスでブチャラティ一行を液状化させた地面に沈め、チョコラータのグリーン・デイによるカビで始末する為だった。ブチャラティたちは、オアシスとグリーン・デイの相性の良さ、チョコラータとセッコのコンビネーションに驚く。
ブチャラティの部下であるグイード・ミスタがビデオ撮影のために姿を現したセッコを攻撃するが、セッコは口に含んだ石で弾丸を弾き返した。地中を進んでブチャラティを倒そうとしたセッコだが、彼の攻撃を受け一旦地中に避難する。
セッコは、携帯電話でチョコラータに確認を取った。グリーン・デイのカビは、無生物には生えないのかという質問だった。ブチャラティは確かにチョコラータよりも下の位置にいたのだが、彼にはカビが生えていなかったのだ。
電話をしているうちに逃げられてしまったが、セッコはチョコラータの操縦するヘリコプターでブチャラティたちの目的地ローマへ移動し、地面に潜り込む。チョコラータはブチャラティチームの新入り、ジョルノ・ジョバァーナとミスタと戦うこととなった。

豹変するセッコ

死んだチョコラータを罵るセッコ。

「カビないのなら、動けなくなるまでグチャグチャにしてやればいい」との考えから、セッコはブチャラティとの一騎打ちに臨む。地面に弾力を持たせ、反動を利用したラッシュを食らわせる。ブチャラティのスタンド「スティッキィ・フィンガーズ」もかなりの攻撃力を持っていたが、それに匹敵するラッシュをセッコは繰り出した。
それでもやはり不安になったのか、地中に潜みチョコラータに電話をする。携帯電話にはチョコラータからの留守録が入っていた。「強い者は弱い者を支配する権利がある」「ボスを倒して頂点に立とう」といったメッセージが入っており、角砂糖を5個投げてもらえるなどのメッセージにセッコは喜ぶ。
改めて地上に出たセッコだが、グリーン・デイのカビは消えていた。2件目の留守録は、ブチャラティたちの目的地がコロッセオであり、そこで待ち合わせている人物がボスの秘密を握っていること、それを手に入れろという内容だった。チョコラータは頭部を負傷しており、セッコは彼の死を悟るや携帯電話を放り捨てて「ふんッ!くそチョコラータ」と吐き捨てた。
セッコがチョコラータに従っていたのは、「強いチョコラータの言うことを聞いていれば安全だ」と考えていたからだった。敗北したチョコラータにはもう用はないと、セッコは改めて単身でコロッセオに向かおうとする。
セッコの能力の危険性、彼自身の性質を理解したブチャラティはセッコを止めるべく戦いを始めた。

ブチャラティとの戦い

追い詰められたセッコ(右)。

スティッキィ・フィンガーズで地面にジッパーを付け、ブチャラティは地面に潜った。セッコは地面に伝わる音からブチャラティの位置を把握し、彼を追う。周辺にあるものを液状化させるオアシスの能力を応用すれば、自分から離れたものが再び固体化することを知っていたセッコは、口に含んだ泥をブチャラティのいるであろう地下に雨のように降らせる。それは固定化し、ブチャラティにダメージを与えた。
動き出したブチャラティの位置を、反響音から特定したセッコは彼を追う。セッコが近づいたことで、泥化した石畳に触れていたブチャラティの体もまた泥化し始めた。セッコはブチャラティを発見し、止めを刺そうとする。
ブチャラティはここで、自分の体が死んでいることを告白。つまりゾンビ状態にあり、「だからこそできる作戦だ」と言って液状化した地中に引きずり込まれた車のタイヤをパンクさせる。破裂音により、セッコは鼓膜を破られた。
耳というレーダーを失い、セッコの能力は半減した。慌てて地上に出たセッコは、複数の車に轢かれつつブチャラティから逃げようとする。一時は自分が組織を乗っ取ろうと考えたセッコだが、ボスに仕えて褒美をもらう方を選び、通りすがりの少年を人質に取る。セッコはその少年にタクシーを止めろと命じた。
しかしブチャラティによって手と喉をジッパーで縫い付けられてしまったセッコは、自分の喉を液状化させてしまい呼吸ができなくなる。能力を解除しようともがくうち、セッコはチョコラータが叩き込まれたゴミ収集車の中に転がり込んでいった。
「チョコラータぁ~…」と呟きながら回収されていくセッコは、自分が人質に取った少年がボスの別人格であることなど知る由もなかった。

セッコのスタンド能力:オアシス

スタンドとは

「スタンド」とは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する一種の超能力である。生まれつき、もしくは特殊な矢の鏃で傷を負うことで個別に異なる特殊能力が発動。スタンドを持つ者を「スタンド使い」と呼ぶ。基本的にスタンドは特定の幻像(ビジョン)を持ち、スタンド使いにしか見ることができない。

ステータス

破壊力-A / スピード-A / 射程距離-B / 持続力-A / 精密動作性-E / 成長性-C

(A-超スゴイ、B-スゴイ、C-人間と同じ、D-ニガテ、E-超ニガテ)

能力:周囲のものを泥化させる

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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第一部冒頭より名言と迷言、そして名シーンの宝庫である『ジョジョ』。まさにタイトル通り、「ジョジョ」の異名を持つ者が過酷な運命に身を投じるというサーガ。「宇宙が一巡りする」前の第六部までの「ジョジョ」と、各部を盛り上げてくれたラスボス、並びに名言と迷言をまとめました。ジョジョ立ち、スタンド戦、頭脳戦ばかりがジョジョの魅力ではない!?

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子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。

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