バンブルビー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バンブルビー』とは、アメリカで2018年12月に公開されたSFアクション映画。映画『トランスフォーマー』シリーズの登場人物であるバンブルビーを主人公にしたスピンオフ作品でもある。映画シリーズ第1作目の『トランスフォーマー』より20年前、惑星サイバトロンで正義のトランスフォーマー”オートボット”は、悪のトランスフォーマー”ディセプティコン”がオールスパークを巡って戦うが、劣勢に立たされる。そこでリーダーのオプティマス・プライムは、バンブルビーに新たな拠点と定めた地球を守るように命じる。

オールスパーク

金属に生命をもたらす強大なパワーを持つ物質。キューブとも呼ばれる。

オートボット

オールスパークを求めて地球にやってきた正義のトランスフォーマー軍団で、惑星サイバトロン復興の為オールスパーク捜索に尽力。
軍団名は「自律型ロボット生命体(Autonomous Robotic Organisms)」が由来。

ディセプティコン

オールスパークを狙って地球に侵入した悪のトランスフォーマー軍団であり、オールスパークを悪用して他の惑星の機械を操り支配しようと企む。

セクター7

トランスフォーマーをはじめとするエイリアンの存在を調査する秘密機関のこと。

『バンブルビー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

バンブルビー「君が 声をくれた」

物語の終盤で、バンブルビーとチャーリーが泣く泣く別れるシーン。
そこでバンブルビーがカーラジオを通じて、チャーリーに”カーラジオという新たな声をくれてありがとう”と感謝を述べたときに出たセリフ。

バンブルビー「忘れないで 僕のこと 絶対に」

ラストシーンにて、バンブルビーがラジオを通じてチャーリーに言う名セリフ。

バンブルビー「僕は バンブルビーだ」

ラストシーンにて、合流したオプティマス・プライムに本来の名前である「B-127」と呼ばれた時、バンブルビーはチャーリーが名付けてくれた新たな名前を名乗る名シーンと名セリフ。

『バンブルビー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

バンブルビーという名前は、今後のストーリーにも繋がっていく名前になった

チャーリーに拾われたB-127は、音声機能を失って自分の名前を名乗ることが出来なかった。
そこで、チャーリーが黄色い蜂という意味の「バンブルビー」と名付けてくれて、バンブルビーはその名前をとても気に入った。

「初めての人間の家族につけて貰った名前」としてとても気に入ったのか、B-127はラストシーンでオプティマス・プライムにその名前を名乗っている。
そして、チャーリーにつけて貰った「バンブルビー」という名は、「トランスフォーマー」シリーズでもそう名乗っており、今後のストーリーに繋がっていく名前となったのだった。

バンブルビーがビートルだったのは、アニメ『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』のバンブルビーが、ビートルだったから

1984年に日本で放送されていたアニメ『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』のバンブルビーは、仲間のなかでも体が小さく、「ミニボット部隊」と呼ばれる小型のオートボット隊の一員だった。バンブルビーは仲間思いで勇気があり、末っ子的なポジションで活躍していた。

この映画『バンブルビー』では、そんな幼く愛嬌のあるバンブルビーを描くために、アニメ版同様ビートルになった。

『バンブルビー』の主題歌・挿入歌

主題歌:ヘイリー・スタインフェルド『Back To Life』

挿入歌:The Smiths『Bigmouth Strikes Again』

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