トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』とは、2011年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写映画『トランスフォーマー』シリーズの3作目であり、シリーズ第1部の完結編である。トランスフォーマーたちが住む惑星サイバトロンにて、金属に生命を吹き込むオールスパークを巡った戦いが繰り広げられる中、一隻の宇宙船が脱出した。月面到達が達成されたアポロ計画には、月に墜落したその宇宙船に関する、ある陰謀が隠されていたことが明らかになっていく。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の概要

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』とは、2011年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。2007年から続く実写映画版『トランスフォーマー』シリーズの第3作目であり、シリーズ第1部の完結編でもある。

『トランスフォーマー』シリーズで初の3D映画となる本作は、1969年に人類で初めて月面到達を達成したアポロ計画には、地球全体を巻き込んだある陰謀が隠されていたことが明らかとなる物語となっている。

前作の『トランスフォーマー/リベンジ』に続き、本作もマイケル・ベイが監督を務める。配給はパラマウント映画。
『トランスフォーマー』シリーズでは最大級のスケールで描かれた本作は、1億9500万ドルの製作費がかかった。

興行収入は、アメリカ・カナダでは352,390,543ドル、日本では42.5億円、世界では1,123,746,996ドルと大ヒットを記録した。

金属生命体「トランスフォーマー」達が善の「オートボット」と悪の「ディセプティコン」分かれ、お互いの存亡をかけた戦いを繰り広げている。
トランスフォーマーたちが住む惑星サイバトロンにて、金属に生命を吹き込むオールスパークを巡った戦いが繰り広げられる中、一隻の宇宙船が脱出した。月面到達が達成されたアポロ計画には、月に墜落したその宇宙船に関する、ある陰謀が隠されていたことが明らかになっていく。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のあらすじ・ストーリー

月面着陸

かつて惑星「サイバトロン」に住む金属生命体「トランスフォーマー」は、金属に生命を吹き込む物質「オールスパーク」を巡り2つの軍に分かれて戦争をしていた。
「オートボット」は「オールスパーク」を使って、惑星「サイバトロン」を復興させようとしていた。
それと戦う「ディセプティコン」は「オールスパーク」を悪用して、地球や他の惑星の機械を操り支配しようとしていた。
この戦いで劣勢に立たされた「オートボット」は、一縷の願いを賭けてオートボットの元総司令官である「センチネル・プライム」を乗せた一隻の宇宙船を脱出させた。しかしその宇宙船も「ディセプティコン」の攻撃を受け月に墜落してしまった。

一方アメリカ合衆国の大統領ジョン・F・ケネディとロバート・マクナマラ国防長官は、衛星通信で月面に何か降り立ったと報告を受けた。大統領は調査に乗り出してきたソ連より先に、月面に降り立ち調査する極秘任務を宇宙飛行士たちに言い渡した。
そして8年後の1969年7月16日、極秘任務を言い渡されたNASAの宇宙飛行士ニール・アームストロングとバズ・オルドリンたちはアポロ11号で月面着陸を達成した。
バズたちは、月の裏側の「ダークサイド・ムーン」にあった宇宙船の調査を行なった。そして宇宙船で眠る「トランスフォーマー」を見つけ、人類以外の生命体の存在に驚いた。

話は現代に戻り、「オートボット」と2度も地球を救ったサム・ウィトウィッキーは、前回の戦いでFBIに指名手配されたことから大学を卒業しても就職先が決まらなかった。
そんな彼と「オートボット」に亡命したホィーリーとブレインズは、新しい恋人のカーリー・スペンサーの部屋で生活していた。

一方ウィリアム・レノックス率いるアメリカ特殊部隊の「N.E.S.T」は、諜報員のヴォスコッド・ラドヌフからロシアのチェルノブイリで、「サイバトロン」に関する調査が行なわれているとの情報を得た。
レノックスはオプティマス・プライム率いる「オートボット」とチェルノブイリへ調査に向かい宇宙船「アーク」の一部を発見した。

惑星「サイバトロン」に関する情報を人間が隠していたことに激怒したオプティマス・プライムは、「N.E.S.T」に戻っても誰とも口をきかなかった。
そこへシャーロット・メアリング国際情報長官が、バズを連れて訪れた。オプティマス・プライムが惑星「サイバトロン」の情報を隠していたわけを聞くと、バズは当時の最高司令官に口止めされていたと話した。ソ連との宇宙開発戦争が原因で起こった宇宙船の調査は極秘情報だったのだ。

オプティマス・プライムは宇宙船「アーク」には、劣勢に立たされた自分たちが起死回生するためのテクノロジーと、伝説の戦士センチネル・プライムが眠っていたとノックスに伝えた。
「ディセプティコン」に発見される前に「N.E.S.T」と共に月へ降り立ったオプティマス・プライムは、宇宙船「アーク」に眠っていたセンチネル・プライムとテクノロジーを回収した。

メガトロンの計画

ワシントンに旅行に両親と来ていたサムは、観光がてら就職活動をしていた。
面接の結果、宇宙開発事業に携わる「アキュレッタ・システムズ」で、資料運搬係として働くことになった。
サムは後日カーリーの勤め先に行って、就職先が決まったことを報告した。その時カーリーと会社の社長であるディラン・グールドが親密なことに嫉妬してしまった。
しかしディランは彼女から事情を聞いて推薦状を書き、サムの就職を助けてくれていたのだった。

その頃アフリカに潜伏していた「ディセプティコン」のメガトロンは、オプティマス・プライムが宇宙船「アーク」を発見したことを知った。
メガトロンはアポロ計画からこれまで、「ディセプティコン」に協力してきた人間のスパイであるヴォスコッドたちを次々始末していった。
実はメガトロンたちは宇宙船「アーク」の存在を以前から知っていて、わざと「オートボット」に見つけさせ自分たちのある計画を実行しようとしていたのだった。

サムは同僚のジェリー・ワンから、宇宙船開発中止の真相に関わる情報を強引に託された。
サムがその真偽を確かめようとした時、ジェリーは会社に忍び込んでいた「ディセプティコン」のレーザービークに殺されてしまった。
レーザービークは、ジェリーから何か情報を得たであろうサムを攻撃した。
ちょうど会社に遊びに来ていたカーリーやホィーリーと共に、サムはオプティマス・プライムに助けを求めるため「N.E.S.T」の基地に向かった。

基地に辿り着いたサムは、マトリクスの力によって仮死状態だったセンチネル・プライムが蘇生されるのを目撃した。オプティマス・プライムとの再会を喜んだセンチネル・プライムは、自身が開発した「スペースブリッジ」と、それを起動させるために必要な柱の5本が宇宙船「アーク」に残っていると話した。
「スペースブリッジ」は物質を転送することができる、テレポーテーションシステムだった。

このことを聞いたサムは協力を申し出たが、ただの民間人は必要ないとメアリングに断られてしまった。
諦めきれないサムは、シーモア・シモンズに協力を要請した。シモンズは「トランスフォーマー」の秘密を知るセクター7として活躍し、その経験を綴った自叙伝で金持ちになっていた。

サムはシモンズから、宇宙飛行士たちが次々と謎の死を遂げていることを聞いた。また元NASAの技術開発部門にいたジェリーが、人工衛星のカメラとプログラムに細工して、月で活動していた「ディセプティコン」の存在を隠していたことも知った。
サムたちは「ディセプティコン」が人間をスパイとして利用し、ダークサイド・ムーンにある何かを隠していたことを突きとめた。

シモンズたちと戦いに赴こうとしているサムを、戦争で兄をなくしたカーリーが引きとめた。しかしサムは戦いに行くことを選び、シモンズと共にロシア人の元宇宙飛行士のデミトリとユーリィに会いに行った。

サムはロシアから亡命してきたデミトリたちに、かつてロシアの人工衛星が写した写真を見せられた。そこには「ディセプティコン」が、月で「アーク」から柱を運び出している様子が写っていた。
その写真からサムは「ディセプティコン」が、アポロ11号が月面到着する前に「アーク」から柱を奪って、ダークサイド・ムーンに隠したと気がついた。
サムは「ディセプティコン」がセンチネル・プライムを蘇らせるため、わざとオプティマス・プライムに「アーク」を発見させたことをレノックスたちに知らせた。

サムの要請により「オートボット」はセンチネル・プライムを「ディセプティコン」から守るが、彼は反旗を翻し「オートボット」のアイアンハンドを殺してしまった。

裏切り

センチネル・プライムは「N.E.S.T」を攻撃して、金庫に保管された柱を奪って逃走した。
彼はメガトロンと合流し、「スペースブリッジ」を起動する準備に取り掛かった。
センチネル・プライムは惑星「サイバトロン」を脱出した時には、すでに「ディセプティコン」に寝返っていた。メガトロンはオプティマス・プライムにマトリクスを使わせ、センチネル・プライムを蘇らせたのだった。

センチネル・プライムは惑星「サイバトロン」を復活させるため、「オートボット」に秘密でメガトロンと協力関係を結んでいた。
「スペースブリッジ」を起動させようとした時、オプティマス・プライムが現れセンチネル・プライムを説得した。
しかし説得もむなしく「スペースブリッジ」を起動させたセンチネル・プライムは、地球とダークサイド・ムーンを繋ぎ「ディセプティコン」を呼び寄せた。

一方サムは「ディセプティコン」の参謀サウンドウェーブと手先だったディランに、カーリーを人質に取られ協力するよう脅されていた。
仕方なく従ったサムは、「オートボット」の出方を探るためのスパイに仕立て上げられた。

センチネル・プライムは人類に対し、地球への侵略行為をしない代わりに「オートボット」を追放するよう要求した。
この要求に従うしかなかった人類によって、オプティマス・プライム率いる「オートボット」は宇宙船「ザンディウム」で地球を離れることになった。
宇宙船「ザンディウム」は打ち上げられた直後、宇宙から来た「ディセプティコン」によって撃墜されてしまった。

ディランによって手引きされた「ディセプティコン」の大群は、イリノイ州シカゴを占拠した。
サムはディランから渡された腕時計型の「ディセプティコン」を破壊し、カーリーを連れたディランの携帯電話をハッキングして居場所を特定した。
そして彼は、レノックスの部下であるロバート・エップスたちと共にシカゴへ向かった。

荒廃した惑星「サイバトロン」を蘇らせるため、労働力として人類を隷属させることがセンチネル・プライムの目的だった。
彼は惑星「サイバトロン」を地球のそばに転送しようとした。

サムが到着した時には、シカゴの市街地は「ディセプティコン」に破壊され、包囲された人々は逃げ惑っていた。
「ディセプティコン」の包囲網によってサムたちや政府の「N.E.S.T」も、中心部に近づけなかった。
そこへオプティマス・プライムが駆けつけた。「オートボット」は地球を出るふりをして、宇宙船から脱出していたのだった。
オプティマス・プライムはサムと一緒に、「ディセプティコン」と戦うため中心部へ向かった。

サムは「ディセプティコン」の戦闘機を操縦するバンブルビーと共に、ディランからカーリーを救出した。
彼は落ちていた軍の無線偵察機を使って、レノックスたちに連絡し「ディセプティコン」の本当の目的を伝えた。

終結

センチネル・プライムの計画を阻止するため、サムは柱を破壊しようとした。
しかし「ディセプティコン」のショックウェーブとドリラーが、執拗にサムを追いかけた。
サムたちは高層ビルに逃げ込んだが、ドリラーが巻きついたせいで徐々にビルが崩壊していった。そこに今まで「ディセプティコン」の攻撃を引き付けていたオプティマス・プライムが駆けつけ、サムたちを救出した。

ビルから脱出したサムたちは、今度はスタースクリームに襲われてしまった。
カーリーを助けるため、サムは1人でスタースクリームに戦いを挑んだ。
「オートボット」の機械技師キューに貰ったフック付きのグローブを使って、スタースクリームの右目を破壊した。痛みに悶えたスタースクリームが暴れたので、サムは左右に振り回されてしまった。しかしレノックスが彼を救い、右目に仕込んだボムスティックの爆発によってスタースクリームは撃破された。

サムたちはコントローラーがある塔に向かった。その頃センチネル・プライムは世界各地に隠しておいた柱を起動させ、惑星「サイバトロン」の転送を強行した。
死闘が繰り広げられる中、「ディセプティコン」の戦艦に忍び込んだホィーリーとブレインズが内部を破壊し「ディセプティコン」を撃退していった。
レノックスたちは「トランスフォーマー」の急所である目と足を攻撃して、「ディセプティコン」を倒した。
そして集結したオプティマス・プライムと「オートボット」は、「ディセプティコン」を殲滅していった。

その様子を見ていたセンチネル・プライムは、柱を再起動するために邪魔なオプティマス・プライムと直接対決に挑んだ。
センチネル・プライムとオプティマス・プライムが戦っている間、軍はトマホークで次々と「ディセプティコン」を撃破していった。

一方柱を巡って戦っていたサムとディランだったが、ディランが柱を再起動させてしまった。
戦いの末サムに殴られたディランは、よろけて後ろに下がり起動中の柱にぶつかって感電死した。
その衝撃を受けても起動し続ける柱を、駆けつけたバンブルビーが破壊した。
「スペースブリッジ」を維持することができなくなり、「ディセプティコン」は次々と地球を離れていった。

追い詰められたオプティマスがセンチネルに止めを刺される寸前、メガトロンがリーダーの座を渡すまいとセンチネルに奇襲を仕掛けてきた。
センチネルに致命傷を負わせたメガトロンは、傲慢な態度でオプティマスに休戦協定を申し込む。
だがオプティマスはそれを拒否しメガトロンに終止符を渡し、自らの師であるセンチネルも手にかける。

こうして地球に再び平和が戻った。
再び生きて会えたサムとカーリーに、バンブルビーが部品を指輪に見立ててプレゼントした。
その光景を見ながらオプティマス・プライムは、「我々がこの星と人類を見放すことは絶対ない」と思うのだった。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の登場人物・キャラクター

主要人物

サム・ウィトウィッキー(演:シャイア・ラブーフ/吹き替え版:小松史法)

前作に続き、本作の主人公。
プリンストン大学を卒業後、就職活動の為ワシントンに来たが、過去にFBIや政府関係者にマークされていたという経歴を警戒されているせいでまだ就職できていない。

そんな彼は今、新しい恋人のカーリーの部屋に住まわせてもらう形で同棲している。
両親と一緒に就職活動をした際、「アキュレッタ・システムズ」へ入社することが出来たが、そこでディセプティコンが起こした事件に遭遇することになる。

親友であり愛車でもあるバンブルビーが、N.E.S.Tの任務で家を留守にしがちであるため、代わりに中古のダットサン510のブルバードを購入して運転している。
二度にわたり金属生命体同士の戦いに巻き込まれており、そのため一作目と違い勇敢である。

カーリー・スペンサー(演:ロージー・ハンティントン=ホワイトリー/吹き替え版:小林沙苗)

本作のヒロイン。サムの新しい恋人。
イギリスの外交秘書をしていた際、ホワイトハウスで勲章を受け取ったサムと知り合い、付き合い始めた。

軍人の家系で育ったが、戦争で兄を亡くした経緯から争いを好まない。しかしメガトロンを前に啖呵を切るなど度胸がある。
オートボットの為に危険を顧みず、戦場へ向かおうとするサムをとても心配している。

オプティマス・プライム(声:ピーター・カレン/吹き替え版:玄田哲章)

写真右の青と赤のトランスフォーマー

オールスパークを使って惑星サイバトロンの復興しようとする「オートボット」の総司令官。ピータービルト・379・トラックトレーラーに変形する。
前作でメガトロンに胸部を撃ち抜かれているため、本作ではロボットモードの胸部が微妙に変更されており、その内部にマトリクス(惑星破壊装置を起動させるカギの役割を持つアイテム)を収納している。

最終決戦で、メガトロンの急襲を受けて満身創痍なセンチネル・プライムに命乞いされるが、かつて師と謳った彼に「私を裏切ったのではなく、貴方は自分自身を裏切った」と言って引導を渡した。
このシカゴでの戦いを経て、彼はサムたち人類との絆を再確認した。

多数のディセプティコンを一気に倒すなど鬼神の如き強さを発揮する反面、冷静で思慮深い。今作では武器庫に変形するトレーラーをビークルモード時に引き連れており、中から武器を取り出せる。
武装はイオンブラスターとエナジーブレード(今作では手持ち式)とエナジーアックスとシールド。さらにジェットパックと両腕に装着するガトリングガンや、腕に内蔵されたパンチ力を増強するメタルナックル。

バンブルビー(声:不明)

doragaiden3j3
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