トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(映画)のネタバレ解説まとめ

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』とは、2011年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写映画『トランスフォーマー』シリーズの3作目であり、シリーズ第1部の完結編である。トランスフォーマーたちが住む惑星サイバトロンにて、金属に生命を吹き込むオールスパークを巡った戦いが繰り広げられる中、一隻の宇宙船が脱出した。月面到達が達成されたアポロ計画には、月に墜落したその宇宙船に関する、ある陰謀が隠されていたことが明らかになっていく。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の概要

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』とは、2011年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。2007年から続く実写映画版『トランスフォーマー』シリーズの第3作目であり、シリーズ第1部の完結編でもある。

『トランスフォーマー』シリーズで初の3D映画となる本作は、1969年に人類で初めて月面到達を達成したアポロ計画には、地球全体を巻き込んだある陰謀が隠されていたことが明らかとなる物語となっている。

前作の『トランスフォーマー/リベンジ』に続き、本作もマイケル・ベイが監督を務める。配給はパラマウント映画。
『トランスフォーマー』シリーズでは最大級のスケールで描かれた本作は、1億9500万ドルの製作費がかかった。

興行収入は、アメリカ・カナダでは352,390,543ドル、日本では42.5億円、世界では1,123,746,996ドルと大ヒットを記録した。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のあらすじ・ストーリー

あらすじ【起】

アポロ11号にて、月面に到達した宇宙飛行士たちが、月に墜落した宇宙船を発見した

宇宙の彼方にある惑星サイバトロンに住む金属生命体「トランスフォーマー」たちは、金属に生命を吹き込む物質「オールスパーク」を巡って、オールスパークを使って惑星サイバトロンの復興しようとする「オートボット」と、オールスパークを悪用して地球や他の惑星の機械を操って支配しようとする「ディセプティコン」の2つの軍に分かれて戦争していた。

数で勝るディセプティコンに、敗北へと追い詰められていったオートボットは、戦況を立て直す起死回生が出来ると信じて1隻の宇宙船を脱出させる。
だが、その宇宙船もディセプティコンの攻撃を受け、月へ墜落させられてしまった。

当時のアメリカ合衆国の大統領「ジョン・F・ケネディ」とロバート・マクナマラ国防長官は、衛星通信で月面に何かが降り立ったと報告を受ける。
2人は早速調査に乗り出してきたソ連より先に、自分たちアメリカが月面に降り立って調査しようと決めた。

そして、ケネディ大統領とマクナマラ国防長官は宇宙飛行士たちに、月に墜落した宇宙船を調査せよと極秘任務を言い渡す。
それから8年後の1969年7月16日、極秘任務を言い渡されたNASAの宇宙飛行士「ニール・アームストロング」や「バズ・オルドリン」たちはアポロ11号に乗り、人類初の月面到達を達成した。

月へ降り立ったバズたちは、月の裏側「ダークサイド・ムーン」にあった宇宙船の調査を行ったが、宇宙船は損傷が激しく生存者がいなかった。
だが、その船内で眠るトランスフォーマーを見つけ、バズたちは人類以外の生命体がいたという衝撃的な事実を知った。

そして現代では、オートボットたちと2度も地球を救った青年「サム・ウィトウィッキー」は、前作でFBIに指名手配されたことがあったことから、大学卒業後も就職先が決まらなくて困っていた。
そんなサムは、オートボットへ亡命した元ディセプティコン「ホィーリー」「ブレインズ」と共に、軍人家系で育った新しい恋人「カーリー・スペンサー」の部屋へ転がり込んで生活していた。

一方ウィリアム・レノックス率いる「N.E.S.T(Networked Elements: Supporters and Transformersの略称。オートボットと同盟を結んだアメリカの特殊部隊)」は、ロシアの諜報員「ヴォスコッド・ラドヌフ」から、ロシア・チェルノブイリで「サイバトロンに関する調査が行われている」と情報を入手した。
レノックスたちは早速、オプティマス・プライム率いる「オートボット」と共にチェルノブイリへ行き、そこで謎の物体を発見する。

その直後、レノックスたちとオートボットは、ディセプティコン「ショックウェーブ」と「ドリラー」の襲撃を受ける。
オプティマス・プライムがショックウェーブたちと戦って退けた後、レノックスたちとオートボットは彼らが持ち去ろうとしていたのは、先程見た宇宙船「アーク」の一部であったことを知る。

惑星サイバトロンに関する情報を隠していた、シャーロット・メアリング国際情報長官に詰め寄るオプティマス・プライム

ロシアにあったアークの一部を見て、人間たちは惑星サイバトロンに関する情報を隠していたと激怒したオプティマス・プライムは、N.E.S.T基地へ戻っても誰とも口を利かないほど怒っていた。
そんなオプティマス・プライムに手を焼いていたオートボットとレノックスたちの元へ、高飛車な態度で話す「シャーロット・メアリング国際情報長官」が現れる。

オートボットの副官「アイアンハンド」に促され、トラックトレーラーからロボットモードへトランスフォーム(変形)したオプティマス・プライムは、メアリングに「何故、自分たちに惑星サイバトロンに関する情報を隠していた」と詰め寄る。
その時、メアリングは一緒に来たバズを紹介する。バズは当時の最高司令官に、ソ連との宇宙開発競争が原因で起こった宇宙船の調査に関しては、極秘情報だとして口止めされていたことを話す。

これを聞いたオプティマス・プライムは、宇宙船「アーク」には劣勢に立たされた自分たちが起死回生するための鍵となるテクノロジーと、伝説の戦士「センチネル・プライム」が眠っているのだとレノックスたちに伝える。
それをメガトロン率いる「ディセプティコン」に発見される前に奪取しなければならない、そう考えたオプティマス・プライムは、オートボットの軍医「ラチェット」やN.E.S.Tと共に月へ降り立つ。

月へ降り立ったオプティマス・プライムたちは、無事アークの中に眠っていたセンチネル・プライムとテクノロジーを回収することが出来た。

あらすじ【承】

会社に忍び込んでいたディセプティコン「レーザービーク」に襲われて、逃げ惑うサム

一方サムは、アメリカ・ワシントンへ旅行に来ていた父親のロンと母親のジュディと共に、2人の観光がてら就職活動をしていた。
何社も面接した結果、サムは最後に受けた宇宙開発事業に携わる会社「アキュレッタ・システムズ」に、資料運搬係として入社することが決まった。

後日、サムはオプティマス・プライムたちと共に家を出たバンブルビーと同じだが、オンボロな黄色い車に乗ってカーリーの勤め先へ行き、就職できたと彼女へ嬉しそうに報告する。
しかし、カーリーの上司で彼女の勤め先の社長でもある「ディラン・グールド」と、カーリーがやけに親密であることを知って嫉妬する。

サムがカーリーを連れて車で帰ろうとした時、追いかけて来たディランは「カーリーから事情を聞いていた自分が、推薦状を出して入社させた」とサムに告げる。
アフリカに潜伏していたメガトロンたち「ディセプティコン」は、オプティマス・プライムがアークを発見したと知る。

そこでメガトロンたちは、オプティマス・プライムにわざと情報を流させたヴォスコッドたち「自分たちに協力した人間のスパイ」を、もう用済みだから始末しようと言い出す。
そう、実はメガトロンたちはアークの存在を以前から知っており、わざとオートボットに見つけさせて、自分たちのある計画を実行に移そうと企んでいたのだ。

メガトロンはサウンドウェーブが使役するディセプティコンの尋問兵「レーザービーク」を使って、アポロ計画からこれまでディセプティコンに協力してきたヴォスコッドたちを次々と始末していく。
そうとは知らないサムは、同僚のジェリー・ワンから、宇宙開発計画中止の真相に関わる情報を強引に託される。

その真偽をサムが確かめようとした瞬間、ジェリーは会社に忍び込んでいたレーザービークに座る椅子ごと外へ押し出され、死んでしまったことを知った。
突然のジェリーの死にざわつく職場、擬態していたコピー機から本来の姿を現したレーザービークは、ジェリーから何か情報を得たであろうサムを狙って攻撃を開始する。

サムは会社に遊びに来ていたカーリーや、同居人のホィーリーたちと共に車に乗って、オプティマス・プライムたちに助けを求める為にN.E.S.T基地へ向かう。
サムをただの民間人だと思った警備員たちとひと悶着あった後、サムはレノックスたちにこの事を伝える。

するとその時、サムはN.E.S.T基地でオプティマス・プライムが、マトリクスの力を使って仮死状態のセンチネル・プライムを蘇生している光景を目撃する。
再会を喜ぶオプティマス・プライムたちの会話から、センチネル・プライムが開発した物質を転送することができるテレポーテーションシステム「スペースブリッジ」と、それを起動させるために必要な数百本の柱のうちの5本がアークに残っていたことが判明する。

これを聞いたサムは、レノックスたちやオートボットに協力を申し出たが、ただの民間人である自分は必要ではないとメアリングに断られてしまう。
それでも諦めきれないサムは、セクター7(トランスフォーマーの存在を調査する秘密組織)として活躍した経験を綴った自叙伝で金持ちになった、「シーモア・シモンズ」に協力を申し入れる。

サムはシモンズとの会話で、宇宙飛行士たちが次々と謎の死を遂げていること、元NASAの技術開発部門にいたジェリーが人工衛星のカメラとプログラムに細工をして、月で活動していたディセプティコンの存在を隠していた事を知った。
そしてディセプティコンはジェリーやヴォスコッド、宇宙飛行士たちを自分たちの手先として利用し、ダークサイド・ムーンにある何かを隠したかったことまで2人は突き止めた。

だが、NASAの宇宙開発計画中止に関する情報をサムたちに渡しに来たアキュレッタ・システムズの副社長「ブルース・ブラゾス」やカーリーがやって来たことから、2人の話はいったん中断させられてしまう。
ブラゾスは彼が興味を持つバンブルビーと戯れさせて無理矢理追い出した。軍人だった兄を戦争で亡くしたことから、争いを好まないカーリーはサムを失いたくないと、シモンズたちと共に戦いへ赴こうとしている彼を引き留める。

サムはそんなカーリーを優しく宥め、彼女から誘われたディラン主催のパーティーに行くことなく、オプティマス・プライムたちと共に戦うことを選んだ。
ディランが贈った車でパーティーへ行くカーリーを見送った後、サムはシモンズたちと共にロシア人の元宇宙飛行士「デミトリ」と「ユーリィ」に会いに行った。

ロシアから亡命してきたデミトリたちが潜伏するバーで、彼らがはべらしているホステスに扮したボディーガードに、サムたちは敵かと勘違いされて殺されそうになる。
元NSAという過去を持つシモンズの執事「ダッチ」といきり立つボディーガードの両者を宥めたシモンズは、改めて彼らに話を聞く。
サムの話を聞いたデミトリたちは、かつてロシアの人工衛星が写したディセプティコンが月でアークから柱の大半を運び出した証拠写真を見せる。

その写真からサムたちは、ディセプティコンはアポロ11号が来る前にアークを襲い、スペースブリッジを作る柱を奪ってダークサイド・ムーンに隠したのだと気づく。
この事実を掴んだサムは、すぐさまメアリングやレノックスたちに連絡を取り、「ディセプティコンはセンチネル・プライムを蘇らせるために、わざとオプティマス・プライムたちにアークと彼を見つけさせたのだ」と伝える。

サムの要請により、サムとシモンズ、新たな仲間「デイーノ」を含めたオートボットたちは、センチネル・プライムの護衛に就いてディセプティコンの下っ端から守ろうとする。
ディセプティコンたちから守り通した直後、突如センチネル・プライムはオートボットへ反旗を翻し、アイアンハンドに斬りかかって殺してしまうのだ。

あらすじ【転】

センチネル・プライムが起動したスペースブリッジを通って、ダークサイド・ムーンから地球へやって来たディセプティコンたち

アイアンハンドを殺したセンチネル・プライムは、N.E.S.T基地を攻撃し、金庫に保管された柱を奪って逃走してしまう。
呆然とするサムたちの元へ駆けつけたオプティマス・プライムは、センチネル・プライムが破壊したN.E.S.T基地の惨状を見て愕然とする。

リンカーン記念堂でセンチネル・プライムと合流したメガトロンは、センチネル・プライムがスペースブリッジを起動させる準備に取り掛かっている間、リンカーン像を破壊してそこへ座った際にスタースクリームにある話をする。
それは、センチネル・プライムはアークで惑星サイバトロンを脱出した際には既にディセプティコンへ寝返っていたことや、地球で合流するはずだったセンチネル・プライムを蘇らせるために、オプティマス・プライムとマトリクスの力を利用したという話だった。

そう、センチネル・プライムは惑星サイバトロンを復活させるために、オートボットには内緒でメガトロンと密約を交わして協力関係を結んでいたのだ。
センチネル・プライムは取り戻した5本の柱と、世界各地に散らばったディセプティコンたちに託した他の柱を使って、スペースブリッジを起動させようとする。

その瞬間、センチネル・プライムを追ってきたオプティマス・プライムがその場に現れる。オプティマス・プライムは、センチネル・プライムを止めようと必死に説得を試みる。
だが、オプティマス・プライムの必死の説得も空しく、センチネル・プライムは起動させたスペースブリッジを使って地球とダークサイド・ムーンを繋ぎ、ディセプティコンたちを呼び寄せてしまう。

一方サムは、実はディセプティコンの手先だったディランと、カーリーへ贈られたメルセデスベンツ・SLS・AMGに変形していたディセプティコンの参謀「サウンドウェーブ」に、カーリーを人質に取られて自分たちに協力しろと脅迫される。
サムはカーリーを救うため、渋々ディランとサウンドウェーブに従うことを決める。そんな彼はディランたちによって、オートボットの出方を探るためのスパイへ仕立て上げられてしまう。

センチネル・プライムからの要求を飲んだ人類により、オートボットと共に、地球から無理矢理追い出されることになったオプティマス・プライム

その後、センチネル・プライムは地球上にいる全ての人類に対し、「地球への侵略行為をしない代わりに、国が匿っているオートボットたちを追放せよ」と要求する。
この要求を飲まざるを得なかった人類たちによって、オプティマス・プライムたち「オートボット」は宇宙船「ザンディウム」に乗り込み、地球を離れなければならなくなってしまう。

サムはバンブルビーやオプティマス・プライムたちとの別れを惜しみ、シモンズやレノックスたちもオートボットにいなくなってほしいと切実に願いながら、オートボットたちを見送る。
NASA所属の緑の攻撃司令官ロードバスターと青の破壊員トップスピン、赤の戦略家レッドフッドの3体のオートボットが整備・運転するザンディウムに乗ったオートボットたちは、宇宙へと打ち上げられた。

だが打ち上げられた直後、宇宙から来たディセプティコンたちによってザンディウムは撃墜されてしまう。
そして、ディランの手引きを受けたディセプティコンの大群は、アメリカ・イリノイ州シカゴを占拠しにかかる。

サムは、ディランから渡された腕時計型ディセプティコンを無理矢理破壊し、ダッチにディランの携帯へハッキングさせて居場所を特定してもらう。
カーリーを連れたディランの居場所が分かった後、サムはレノックスの部下「ロバート・エップス」たちと共にシカゴへ向かう。

荒廃した惑星サイバトロンを蘇らせるため、その労働力として人類を隷属させて支配するのが本当の目的だったセンチネル・プライムたちは、惑星サイバトロンを地球の側へ転送させようとする。
シカゴはサムたちが到着した頃には、既に市街地はディセプティコンの大群によって破壊され、ディセプティコンの大群に包囲されて逃げ惑う人々で溢れかえっている状態となっていた。

ディセプティコンたちを警戒しながら、シカゴの市街地を進んでいくサムとエップス

サムたちはディセプティコンたちが敷いた包囲網によって、カーリーやセンチネル・プライムたちがいる中心部へ上手く近づくことが出来ない。それは政府もレノックスたちN.E.S.Tもだった。
そんなサムたちの元へ、実は地球を去るふりして宇宙船から脱出していたオプティマス・プライムたちが駆けつける。オプティマス・プライムたち「オートボット」は、サムたちと一緒にディセプティコンと戦おうと中心部へ向かう。

サムはディセプティコンの戦闘機を運転するバンブルビーと共に、ディランからカーリーを救出することに成功する。
サムはカーリーを無事救出後、落ちていた軍の無線偵察機を使ってレノックスたちに連絡を取る。そこでカーリーは、自分が聞いたディセプティコンたちの本当の目的について話した。

あらすじ【結】

スペースブリッジを通って、シカゴの市街地へ襲来したディセプティコンの宇宙船

センチネル・プライムたちの狙いを阻止するため、サムたちはまず柱を破壊しようと行動を開始する。
しかし、そんなサムたちをショックウェーブとドリラー執拗に追いかける。サムたちは高層ビルへ逃げ込んだが、ドリラーがビルに巻きついてきたせいでビルは徐々に倒壊していき、絶体絶命のピンチを迎える。

そこへ、今までディセプティコンたちの攻撃を引き付けていたオプティマス・プライムが駆けつけ、倒壊するビルから放り出されそうになっていたサムたちを救う。
ビルから無事脱出したサムとカーリーは、逃げている間にエップスたちとはぐれてしまう。その瞬間、サムたちはスタースクリームに襲われてしまうのだ。

サムはカーリーを逃がすため、1人でスタースクリームに戦いを挑んでいく。
サムはここへ来る前に、オートボットの機械技師「キュー(ホイルジャック)」がくれた、フック付きのグローブを使ってスタースクリームの右目を破壊する。

だが、痛みに悶えるスタースクリームが暴れたことによって、サムは左右に大きく振り回されてしまう。
そんなサムを救うため、エップスたちと共に駆けつけたレノックスはグローブとフックと繋ぐアンカーにぶら下がり、間一髪のところでアンカーを切断する。

すると同時に、サムが左目に仕込んでおいたキューお手製のボムスティックが爆発し、スタースクリームを撃破することが出来た。
サムとレノックスはワイヤーを切断後、スタースクリームがいた建物の上から地面へ落下しそうになるが、バンブルビーが2人を抱えて救出したことによって助かった。

サムたちがコントローラーがある塔へ向かった頃、センチネル・プライムは再び世界各地に隠しておいた柱を起動させ、スペースブリッジを展開させて惑星サイバトロンの転送を強行していた。
オプティマス・プライムはサムたちを守るため、ドリラーたちと戦ったが、鉄塔に縛り付けられてしまう。そんなオプティマス・プライムを、駆けつけたレッカーズたちが救出する。

ディセプティコンたちによって、サムとカーリーを守っていた「バンブルビー」「キュー」「ディーノ」「ラチェット」が捕虜として捕まってしまう。
キューは必死に平和的に解決しようと訴えたが、サウンドウェーブの指示を受けたバリケードによって無残に殺されてしまう。その場面を瓦礫に隠れていたサムは目撃し、そんなサムの目の前でバンブルビーも殺されそうになってしまう。

そこへディセプティコンの戦艦に忍び込んだホィーリーとブレインズが内部を破壊したことで、中にいたディセプティコンたちがバンブルビーたちのところへ次々と落下していく。
その事に驚いたサウンドウェーブがよそ見している間に、バンブルビーは反撃に転じてサウンドウェーブを撃破する。

形勢逆転したオートボットが、ディセプティコンたちに反撃していった現場

そして、トランスフォーマーの急所である目と足を狙ったレノックスたちの攻撃により、次々と周囲にいたディセプティコンたちを倒していく。
そこに駆けつけたオプティマス・プライムやレッカーズ、捕虜として捕まっていたラチェットたちも加わって、一気にディセプティコンたちを殲滅していく。

その様子を見ていたセンチネル・プライムは、柱を再起動させるために邪魔なオプティマス・プライムと直接対決しようと塔から降り立ち、彼に戦いを挑む。
センチネル・プライムとオプティマス・プライムが戦っている時、軍はトマホークを使って次々とディセプティコンたちを撃破していった。

サムとディランは柱を巡って取っ組み合いになり、ディランが柱を再起動させてしまう。
その頃、センチネル・プライムの逆鱗に触れたせいで殴られたメガトロンをカーリーはわざと煽る言葉を言っていく。

その挑発に乗ったメガトロンは、オプティマス・プライムに止めを刺そうとしていたセンチネル・プライムに襲い掛かっていく。
メガトロンとセンチネル・プライムが仲間割れしていた時、サムはディランを取っ組み合いの末に殴ったが、その衝撃で後ろに後ずさって起動中の柱にぶつかってしまったせいで感電死してしまった。

その衝撃を受けてもまだ起動している柱は、駆けつけたバンブルビーたちによって破壊された。
柱が破壊されたことによって、スペースブリッジを維持することが出来ず、ディセプティコンたちは次々に地球を離れていった。

オプティマス・プライムはメガトロンとセンチネル・プライムを破壊する。これによって地球は、再び平穏な日々を取り戻すことが出来た。
再び生きて会えたことに喜ぶサムとカーリーに、バンブルビーは部品を指輪に見立てて2人にプレゼントしてからかう。

そんな微笑ましい光景の中、空を見上げていたオプティマス・プライムは「時には信念を見失うことも、仲間が敵になることもあるが、我々がこの星と人類を見放すことは絶対ない」と思っていた。
エンドロールでは、シモンズが顔見知りで浅からぬ縁があるメアリングにキスをし、「連行上等」と不敵な笑みを浮かべて叫んでいた。

こうして、『トランスフォーマー』シリーズ第1部は完結した。

masayuka31
masayuka31
@masayuka31

Related Articles関連記事

NEW

トランスフォーマー/リベンジ(映画)のネタバレ解説まとめ

『トランスフォーマー/リベンジ』とは、2009年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。マイケル・ベイ監督が手掛ける実写映画『トランスフォーマー』シリーズの2作目であり、『トランスフォーマー』の続編でもある。前作でのミッション・シティでの戦いから2年後、オプティマス・プライム率いる「オートボット」は地球を新たな故郷として集結し、アメリカ軍と協力して、地球に潜む「ディセプティコン」を殲滅しようと活動していた。上海で倒したデモリッシャーは、死に際に謎の言葉を残していく。

Read Article

トランスフォーマー/最後の騎士王(映画)のネタバレ解説まとめ

『トランスフォーマー/最後の騎士王』とは、2017年公開のアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写版『トランスフォーマー』シリーズ5作目であり、4作目の『トランスフォーマー/ロストエイジ』の続編でもある。オートボットの総司令官「オプティマス・プライム」が宇宙へ旅立って数年後、ケイドは新たな仲間と共にトランスフォーマーたちを守るため、人類とトランスフォーマーたちの生存競争に身を投じていく。

Read Article

トランスフォーマー(映画)のネタバレ解説まとめ

トランスフォーマー(Transformers)とは2007年に公開された、変形するロボットをテーマにした玩具等の実写版アクション映画。監督はマイケル・ベイ、制作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。 主人公サムはある日、変形するパトカーに襲われるが、その窮地を救ったのは変形する愛車だった。サムは知らないうちにある種族の戦争に巻き込まれようとしていた。

Read Article

NEW

トランスフォーマー/ロストエイジ(映画)のネタバレ解説まとめ

『トランスフォーマー/ロストエイジ』とは、2014年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写映画『トランスフォーマー』シリーズの4作目であり、前作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』から5年後を描いた作品でもある。シカゴ惨劇から5年後、オートボットを排除しようとする組織によって、オートボットたちが次々と消されていってしまう。そんな中、廃品回収業を営む発明家・ケイドは、映画館の中で眠っていたオプティマス・プライムと出会い、戦いに巻き込まれていく。

Read Article

魔法にかけられて(Enchanted)のネタバレ解説まとめ

『魔法にかけられて』とは、2007年にウォルト・ディズニー・ピクチャーズが製作したミュージカル映画。ディズニー伝統のアニメーションと実写を融合し、過去のディズニー作品からのセルフパロディや楽しいミュージカルナンバーを随所にちりばめて描いたファンタジック・ラブ・コメディ。王子との結婚式の日に魔女に騙されて現代のニューヨークへと送り込まれたおとぎの国のプリンセス・ジゼルは、見知らぬ世界の中で困り果てていた時、弁護士の男性・ロバートと出会い、やがて彼に惹かれていく。

Read Article

ホビット 思いがけない冒険(映画)のネタバレ解説まとめ

『ホビット 思いがけない冒険』は、『ロード・オブ・ザ・リング』の60年前の前日譚となる『ホビット』三部作の1作目で、2012年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ニュージーランドの壮大な風景に加え、最新技術を活用した今までにない映像美、臨場感溢れるアクションシーンの連続で、観客を興奮の渦に巻き込む。ホビット族のビルボが困難を乗り越えながら仲間との友情を築いていく冒険物語で、『ロード・オブ・ザ・リング』につながるシーンも多く、シリーズの理解も深まる見逃せない作品。

Read Article

バンブルビー(映画)のネタバレ解説まとめ

『バンブルビー』とは、アメリカで2018年12月に公開されたSFアクション映画。映画『トランスフォーマー』シリーズの登場人物であるバンブルビーを主人公にしたスピンオフ作品でもある。映画シリーズ第1作目の『トランスフォーマー』より20年前、惑星サイバトロンで正義のトランスフォーマー”オートボット”は、悪のトランスフォーマー”ディセプティコン”がオールスパークを巡って戦うが、劣勢に立たされる。そこでリーダーのオプティマス・プライムは、バンブルビーに新たな拠点と定めた地球を守るように命じる。

Read Article

NEW

ホビット 決戦のゆくえ(映画)のネタバレ解説まとめ

『ホビット 決戦のゆくえ』とは、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の60年前が舞台となる『ホビット』3部作の最終章で、2014年に公開された映画。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ホビット族のビルボが仲間と共にドワーフ王国の再興を目指す冒険物語で、壮大な世界観や臨場感溢れる映像、圧倒的スケールの戦闘シーンが観る者を魅了する。町を襲う竜や闇の勢力との壮絶な死闘に加え、ビルボとドワーフら旅の仲間の絆、エルフの女性とドワーフの若者の切ない恋の行方も魅力の作品。

Read Article

映画監督マイケル・ベイ、独特の撮影テクニックと作品に対する評価

「マイケル・ベイ」とは、映画『バッドボーイズ』『ザ・ロック』『アルマゲドン』『トランスフォーマー』シリーズなどの監督であり、いずれもメガヒットを記録している。 彼の撮影テクニックは特徴的であるが、映画評論家からは少なからず批判を受けてもいる。 監督のこだわり、作品の特徴、撮影テクニック、評論家からの評価が低い理由について解説。

Read Article

目次 - Contents