トランスフォーマー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『トランスフォーマー』とは、2007年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。1980年代から展開されてきた玩具・アニメーション・コミックシリーズ『トランスフォーマー』の実写映画版である。機械や金属に生命を吹き込む放射を生む物質「オールスパーク」によって誕生した金属生命体「トランスフォーマー」たちは、消えたオールスパークがあった地球へ飛来する。故郷の惑星サイバトロンの次は、地球で繰り広げられるトランスフォーマー同士の戦いに、主人公・サムが巻き込まれていく。

『トランスフォーマー』の概要

『トランスフォーマー』とは、2007年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。1980年代から展開されてきた玩具・アニメーション・コミックスシリーズ『トランスフォーマー』の実写映画版である。
マイケル・ベイ監督とスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ドリームワークスが制作した本作は、約180億円(ドルに換算すると1億5000万ドル)の制作費がかかった。

アメリカでの初日の興行収入は30億円以上、公開から2週間で240億円以上を記録した大ヒット作品である。配給はパラマウント映画。

宇宙のどこかにある惑星サイバトロン、そこでは機械や金属に生命を吹き込む物質「オールスパーク」によって誕生した、金属生命体「トランスフォーマー」たちが住んでいた。
しかし「メガトロン」というトランスフォーマーによる反乱が起き、平和だった惑星サイバトロンは、メガトロン率いる悪の軍団「ディセプティコン」とオプティマス・プライム率いる正義の軍団「オートボット」が争う戦場と化した。

その戦いによってオールスパークは、どこかへ消え去ってしまう。
その使い道について争っていた両者は必死に探し回った結果、地球にオールスパークがあることを知った。

オールスパークがある場所を示す鍵を握っているのは、地球にいるサムという1人の人間だった。平凡な男子高校生が、トランスフォーマー同士の戦いに巻き込まれていく。

これは、トランスフォーマー同士の戦いだけでなく、その戦いの中で築かれた、人間とトランスフォーマーの友情も描かれている。
それを証明するように、日本版のキャッチコピーは、「彼らの戦争、選ばれたのは地球」「未知なる侵略はトランスフォーム(変形)から始まる」「地球の危機を救ったのは、少年の勇気と、変形する愛車だった」だ。

『トランスフォーマー』のあらすじ・ストーリー

プロローグ

トランスフォーマーと呼ばれる金属生命体は、惑星サイバトロンに住んでいた。

ある日、オールスパークスと呼ばれる機械や金属に生命を吹き込む物質をめぐり、争いがおこる。オールスパークを悪用しようとしていたメガトロン率いるディセプティコンの反乱で、オールスパークは宇宙のどこかへと消えてしまった。
失われたオールスパークを見つけ出し、サイバトロンを復興させたいオプティマス・プライム率いるオートボットは、ディセプティコンと激しい戦いを繰り広げていくことになる。

そして地球でオールスパークスが発見され、舞台は地球へと移る。

地球にて

ディセプティコンの兵士ブラックアウトは、軍用ヘリコプターに変形し、カタールにあるアメリカ空軍基地へ飛来する。そしてブラックアウトはロボットへと姿を変え、基地を破壊していく。更に軍が保有する国家機密データにハッキングしようとするが、ハッキングは失敗に終わったのだった。

翌日、アメリカ・ロサンゼルスの男子高校生サム・ウィトウィッキーは、父親のロン・ウィトウィッキーと中古車を買いに行っていた。

そこでサムは黄色いシボレーを購入する。

アメリカ国防総省にて

アメリカ国防総省では、ジョン・ケラー国防長官がハッカーを大勢集めていた。そしてケラーは、ハッカー達にカタールの基地を襲撃した犯人を捜してほしいと依頼する。犯人につながる手掛かりは、ハッキングされた時に発せられた信号のみだった。

その頃、サムは憧れの同級生ミカエラ・ベインズが参加するパーティーに出席しようとしていた。しかし、ミカエラの恋人であるトレント・デマーコに追い返されてしまう。
その直後、トレントと揉めて一人その場を立ち去ろうとしたミカエラを目撃し、家まで送ることになった。そのことをきっかけに二人は、ただのクラスメイトから気になる友人へと距離を縮めたのである。

大統領専用機であるエアフォースワンにディセプティコンのフレンジーの侵入を許し、再びハッキングを受けるアメリカ国防総省。そしてハッカーの一人マギー・アドセンは前回ハッキングした犯人と同一であると気づく。

無事エアフォースワンから脱出するフレンジー。そしてフレンジーは仲間たちへ向けてあるメッセージを送った。それは「プレイボーイ217を探せ」というものであった。プレイボーイ217は、ネットオークションでのサムのハンドルネームである。サムの持っている高祖父アーチボルト・ウィトウィッキーの眼鏡には、オールスパークスの所在が記されていたのだ。

シボレーの正体

サムは突如ガレージから出ていったシボレーを追いかける。そしてシボレーは工業地帯に入るとロボットへと変形し、ついにその正体を現す。シボレーの正体はオートボットの斥候、バンブルビーだったのだ。

新たなディセプティコン

カタールにある砂漠地帯で、レノックスたちに襲い掛かるスコルポノック

一方、カタールの基地襲撃事件の生存者であるウィリアム・レノックス陸軍大尉の率いる部隊は、砂漠地帯でサソリ型ディセプティコンのスコルポノックに襲われていた。ブラックアウトの目撃者を殺す為である。
レノックス達の救援に駆けつけたアメリカ空軍の戦闘機により、スコルポノックの撃退に成功する。

隠されたメッセージ

マギーはハッキングの情報をUSBメモリーにコピーし、友人のグレン・ホイットマンにその分析を依頼する。そしてグレンによって信号に隠されたメッセージを見つけ出す。
だがその直後、マギーとグレンは駆けつけたFBIに取り押さえられ、国防総省へと連行されることになったのである。

プレーボーイ217

バトーカー型のディセプティコンのバリケードとフレンジーは、アーチボルトの眼鏡の所在を確かめる為サムに迫ってくる。

バンブルビーと合流したサムと、追われているサムを目撃したミカエラはバリケード達から逃れる為、工業地帯へと向かう。

逃げ込んだ工場地帯で、バンブルビーはバリケードと戦い、サムとミカエラはフレンジーと交戦する。そしてサム達は、無事ディセプティコンを退けたのである。

地球の危機

サムとオプティマス・プライムの初めての対面シーン

そしてサム達は、地球に駆け付けた他のオートボット達と出会う。その一人オプティマス・プライムから、トランスフォーマーの事やオールスパークスについて知らされる。

もし、オールスパークスがディセプティコンの手に渡ってしまえば、地球上にある機械は全てトランスフォーマーに変えられてしまう。そして新たに作られた軍団は全ての人類を抹殺してしまうだろう。

セクター7

オプティマス・プライムに急かされ、高祖父の眼鏡を取りに帰宅するサム。オートボットたちを外に残し、眼鏡を捜索する。
そしてついに眼鏡を見つける。しかしその時、政府の特殊機関であるセクター7が家に押しかけてきた。セクター7とは、トランスフォーマーを調査するための機関の事である。

セクター7に連行されるサムとミカエラ。そこにサムたちを救出する為、オプティマス・プライム達が現れる。しかし、逆にバンブルビーが拘束されてしまったのである。
セクター7が去った後、サムが落とした眼鏡を回収するオプティマス・プライム。そしてオプティマス・プライムは、仲間と共にサムたちの救出作戦を考える。

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