トランスフォーマー(映画)のネタバレ解説まとめ

トランスフォーマー(Transformers)とは2007年に公開された、変形するロボットをテーマにした玩具等の実写版アクション映画。監督はマイケル・ベイ、制作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。
主人公サムはある日、変形するパトカーに襲われるが、その窮地を救ったのは変形する愛車だった。サムは知らないうちにある種族の戦争に巻き込まれようとしていた。

あらすじ・ストーリー

金属生命体が生息する星、惑星サイバトロンには二つの勢力が「オールスパーク(金属に生命を宿らせる物体)」を巡って激しい戦いを繰り広げていた。
一つは、自由を尊重する「オートボット」。そしてもう一つは圧制を信条とする「ディセプティコン」。その両軍の長きに亘る戦争で惑星サイバトロンは荒廃し、オールスパークも宇宙へと消えたため惑星サイバトロンから二大勢力は姿を消していた。

ディセプティコンのボスの「メガトロン」は地球にオールスパークがあることを探し当て、地球に訪れるも重力に引かれ、北極海に落ちて凍結してしまった。
1897年、探検家のアーチボルト・ウィトウィッキーは北極圏を調査中に氷付けのメガトロンを発見し、突如メガトロンから放たれた謎の光で息を引き取る。同時にアーチボルトが着用していた眼鏡にオールスパークの在り処が記された地図が刻まれた。

そして現代では、中東カタール基地に数ヶ月前に撃墜されたはずの軍用ヘリコプターが接近。
基地に着陸したヘリは変形を始め、巨大な人型のロボットになり基地を崩壊させる。
そのロボットはディセプティコン兵のブラックアウトであり瞬く間にカタール基地は制圧されてしまう。さらにブラックアウトは国家機密のデータを盗むためにハッキングを開始する。
その頃アメリカ国防省には襲撃の知らせが入っており、急いで対処に回るも既にエアフォースワン(アメリカ合衆国大統領が搭乗している機体)にもディセプティコンが侵入しており、機密データをハッキングされてしまっていた。

崩壊したカタール基地の生き残りであるウィリアム・レノックスとその他の兵士達は、突然仕掛けてきた謎の来訪者の情報を伝えるためディセプティコンの追跡から逃れながら自国への帰還を目指した。

一方その頃、ロサンゼルスではサム・ウィトウィッキーという青年が車を購入するためにネットオークションに祖父の遺品を出品。その中の眼鏡が、重要なものだと知らずに。
結局手に入れたのはオンボロの中古カマロだったが、サム自身が好意を寄せる女性のミカエラ・ベインズと距離を縮めることに成功した。

しばるくして、真夜中に勝手に動き出した愛車を目にしたサムは急いで後を追いかける。
するとカマロがロボットに変形しているところを目撃する。
そして次の日、サムとミカエラはパトカーから変形するディセプティコンに襲われる。
逃走する2人を救ったのは、カマロに変形していたオートボットのバンブルビーだった。

ディセプティコン兵を退けたバンブルビーは夜空にメッセージを送ると、オプティマス・プライム率いるオートボット部隊がサム達の下へ集結する。
オプティマスはサムに自分たちが何者なのか明かし、オールスパークの在り処が刻まれた眼鏡が必要であることを告げる。

サムは自分の家にむかい、眼鏡を探し出してオプティマス達に渡そうとするが、いきなり現れたセクター7(トランスフォーマーを調査する秘密組織)に捕らえられてしまう。
バンブルビーも助けに入るが、サムともども拘束されてしまう。
人間に危害を加えずにサム達を救出するのは不可能と判断したオプティマス達は、仕方なく身を潜めるしかなかった。

サム達はフーバーダム(アメリカ合衆国を代表するダム)に連行され、同時にカタール基地の生き残りのレノックス達もここに帰還していた。
そこでサム達は、現代技術の発達のために利用されている冷凍保存されたメガトロンと巨大なオールスパークを発見する。

サムは事情を説明してバンブルビーを開放してもらい、バンブルビーに凝縮化してもらったオールスパークも手に入れる。

だが、ディセプティコン兵のスタースクリームの働きでメガトロンが復活してしまう。
襲撃を受けたフーバーダムは危険な状態になり、レノックスの提案でサムたちは街までオールスパークを移動させる。
途中でオプティマス達とも合流するが、サム達の動向を耳にしたディセプティコン達も既に街へ移動を始めていた。

街へ集結したトランスフォーマー達は、オールスパーク争奪をかけた戦いを開始した。
状況はオートボット側が劣勢で、さらに姿を現したメガトロンによりオートボットの一人のジャズが破壊されてしまう。
しかし人間たちの決死の行動とオートボット達の奮闘により徐々に形成が変わり、サムを守るためにディセプティコンの一人を相手取っていたオプティマスも街へ到着する。

そして、オプティマスはメガトロンとの決戦に臨む。
メガトロンに圧倒されるオプティマスだが、米軍の戦闘機の援護攻撃でメガトロンは体制を崩し形勢逆転。
サムはメガトロンの胴体にオールスパークを突き付け、その膨大な力を秘めるオールスパークに耐え切れずメガトロンは死亡する。

戦いは終わり、オールスパークは消滅したためにかつての惑星サイバトロンを取り戻すことはできなくなってしまったが、オプティマスは地球を第二の故郷としてここ住むことにした。
そして宇宙に旅立った仲間たちにメッセージを送り、物語の幕をとじた。

登場人物・キャラクター

サミュエル・ジェームズ・ウィトウィッキー(演:シャイア・ラブーフ/吹き替え:小松史法)

通称「サム」。
おっちょこちょいで忙しない、今作の主人公。
二枚目ではないが、相手が誰であろうと臆しない勇気をもつ。
車購入のためにネットオークションに祖父の眼鏡を出品したことから、戦いに巻き込まれる。
ebay(アメリカ合衆国にある会社が経営するインターネットオークション)のユーザーネームはプレイボーイ217。
アメフト部に入部経験あり。

ミカエラ・ベインズ(演:ミーガン・フォックス/吹き替え:東條加那子)

サムの憧れの女性。
サムに比べて冷静で行動力がある。
父は車泥棒で、見よう見まねで父の技術を受け継いだ。実は逮捕歴あり。
戦いの中で、サムと距離を縮めていく。

ウィリアム・レノックス(演:ジョシュ・デュアメル/吹き替え:矢崎文也)

序盤でおきたカタール襲撃の件での数少ない生き残り。
アメリカ陸軍所属で、階級は大尉。
相手がディセプティコンでも果敢に立ち向かう勇敢な戦士。
娘がおり、娘とのテレビ電話で頬を緩めるなど愛情深い一面を持つ。

シーモア・シモンズ (演:ジョン・タトゥーロ/吹き替え:チョー)

セクター7所属の捜査官。
組織に忠実で頑固だが、何故か憎めない性格。
スーパーマンの胸の「S」をパロディにしたシャツを着用している。
作中ではバンブルビーにオイルをかけられたり、ミカエラに服を奪われたりなどコメディ・リリーフを担当する。

登場するトランスフォーマー

オプティマス・プライム(声:ピーター・カレン / 吹き替え:玄田哲章)

バンブルビーのメッセージを受け、地球にやってきたオートボット総司令官。
冷静沈着で思慮深く、率先して行動する頼れるリーダー。
戦闘力はすこぶる高く、エナジーブレードなどを武器としている。
イメージモデルは俳優のリーアム・ニーソン。
地球でスキャンした車はファイヤーパターン入りのピータービルト・379トレーラートラック。

バンブルビー(声:マーク・ライアン / 吹き替え:加藤亮夫)

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