バンブルビー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バンブルビー』とは、アメリカで2018年12月に公開されたSFアクション映画。映画『トランスフォーマー』シリーズの登場人物であるバンブルビーを主人公にしたスピンオフ作品でもある。映画シリーズ第1作目の『トランスフォーマー』より20年前、惑星サイバトロンで正義のトランスフォーマー”オートボット”は、悪のトランスフォーマー”ディセプティコン”がオールスパークを巡って戦うが、劣勢に立たされる。そこでリーダーのオプティマス・プライムは、バンブルビーに新たな拠点と定めた地球を守るように命じる。

ドロップキックと激闘を繰り広げるバンブルビー

バンブルビーは小さな体を巧みに使って、ドロップキックと戦った末、戦闘機に変形したドロップキックにそばにあった鎖を巻き付けて地面に叩きつける。ドロップキックは戦闘機から元に戻ったが、鎖が関節部分に食い込んで身動きが取れなくなり、バンブルビーが鎖を自分の方へ引っ張ったことによって、ドロップキックは胴体がバラバラになって爆発してしまう。

ドロップキックを撃破したバンブルビーは、シャッターに反撃を食らってヘリが墜落しそうだったバーンズの存在に気づき、間一髪のところでヘリを受け止めてバーンズを救う。鉄塔から通信塔へ飛び移ったチャーリーは、シャッターに気づかれて攻撃されるが、下からバンブルビーがシャッターに攻撃したことで難を逃れる。

バンブルビーとシャッターが戦いを繰り広げている隙に、チャーリーは持っていた工具で送信装置を弄り、エネルギーの供給源を取り外したことで人工衛星に送るパワーは消失し、メッセージの送信は阻止することが出来た。それに激怒したシャッターが、チャーリーに向かって攻撃しようとするがバンブルビーが阻止し、バンブルビーは勝ち誇ったシャッターの後ろにある堤防にブラスターを撃ってわざと決壊させる。

堤防が決壊したことにより、塞き止めていた海水が一気に押し寄せ、海に浮かんでいた大型船に押し潰されたシャッターは、そのまま壁に叩きつけられて爆発した。シャッターをギリギリまで羽交い絞めにしていたせいで海水の中に沈んでしまったバンブルビーを助けるため、チャーリーは覚悟を決めて通信塔から海水に飛び込み、バンブルビーと共に2人は陸へ上がる。

ゴールデンブリッジを見つめるバンブルビーとチャーリー

バンブルビーに助けて貰ったバーンズは、地球を救ってくれたバンブルビーに敬意を表し、逃がすことにした。翌朝、バーンズに見送られながらあの場を立ち去ったチャーリーたちは、海に架けられたゴールデンブリッジを見渡せる丘に行く。

チャーリーは、惑星サイバトロンでバンブルビーを待っている仲間の元へバンブルビーを返すため、悲しくて寂しい気持ちを押し殺してバンブルビーに別れを告げる。バンブルビーは「声をくれてありがとう」と感謝を述べた後、ゴールデンブリッジを走る黄色のカマロをスキャンし、カマロに変形してゴールデンブリッジを走っていたオプティマス・プライムの隣に並んで立ち去っていった。

家族の元へ帰ったチャーリーは、同じく家へ戻ってきたメモに声をかけられ、2人でこれまで会ったことを話しながら、バンブルビーが仲間と共に走り去っていったゴールデンブリッジを見つめる。メモは勇気を出して、チャーリーの手を握ろうとするが「まだ早い」と言われてしまい、2人は照れ笑いを浮かべながら顔を見合わせた。

後日、夜の森へ入ったオプティマス・プライムは、ここまで一緒に来たバンブルビーに地球を守ってくれてありがとうと感謝を述べる。だが、バンブルビーは自分はオプティマス・プライムが言う「B-127」ではなく、「バンブルビーだ」と主張し、地球へ飛来してくるオートボットたちの姿を見上げた。

チャーリーが亡き父の愛車・コルベットを修理し、ピカピカに磨き上げたコルベットに乗るチャーリーの姿を最後に、物語は幕を閉じた。

『バンブルビー』の登場人物・キャラクター

主要人物

バンブルビー(声:ディラン・オブライエン)

本作の主人公。正式名称「B-127」。
惑星サイバトロンの激戦から脱出し、地球に飛来したが、たまたま軍事演習中だったセクター7の特殊部隊のど真ん中に墜落したため、物語の序盤からセクター7に狙われてしまう。

飛来直後はセクター7のジープをスキャンするが、ブリッツウィングとの激戦で身体を損傷したため、近くのキャンプ場に停まっていた黄色のフォルクスワーゲン・ビートルをスキャンする。
その後、ハンクの修理工場に回収され、そこでチャーリーと出会う。ブリッツウィングとの戦いで音声機能と記憶を失ったが、チャーリーのおかげで記憶を取り戻し、カーラジオを介して会話できるようになった。

記憶喪失中にチャーリーに新しくつけて貰った名前である「バンブルビー(黄色い蜂)」を気に入っており、物語の最後にオプティマス・プライムにその名前だと訂正していた。

チャーリー・ワトソン(演:ヘイリー・スタインフェルド)

本作のもう1人の主人公でヒロイン。飛込競技の元選手だったが、愛する父親の死がきっかけで引退する。
高校生だが、遊園地のホットドック売りのアルバイトをして働いている。母親が次の父親に選んだロンと、ロンと新しい家庭を作ろうとする母親と弟となかなか打ち解けられず、ハンクの修理工場で回収した部品でシボレー・コルベットC1型を修理して家を出ることを夢見ている。

そのパーツを探している最中、活動停止したせいで埃を被っていたバンブルビーを見つける。バンブルビーと接していくうちに、チャーリーは次第に明るさを取り戻していった。
部屋を荒らしたり、上手く姿を隠せないでいるバンブルビーを叱ることはあるが、バンブルビーのことを大事な友人だと思っている。その証拠に危険を顧みず、バンブルビーを助けるためにメモとセクター7の基地へ乗り込んだ。

人間

ジャック・バーンズ(演:ジョン・シナ)

「セクター7(トランスフォーマーをはじめとするエイリアンの存在を調査する秘密機関)」に配属している米軍の少佐。
軍事演習で仲間とふざけている最中にバンブルビーが墜落してきて、さらにバンブルビーを狙ってやって来たブリッツウィングとの戦闘に巻き込まれた。そのせいで仲間から多くの死傷者が出た。

この事をきっかけに、初めてのトランスフォーマーたちとの接触だったが、見境なしにバンブルビーを捕まえようとつけ狙う。
しかし、バンブルビーが最後に自分を助けてくれたことで、バンブルビーに敬意を表して見逃すことにした。

ギレルモ・”メモ”・グティエレス(演:ジョージ・レンデボーグ・Jr.)

チャーリーの近所に住んでいる黒人の青年。アルバイト先は、チャーリーが働くホットドック屋の向かいの綿飴屋。
チャーリーに好意を寄せているが、なかなかアプローチが出来ない。

勇気を出してデートに誘おうと、チャーリーがいるガレージに行ったら、そこでバンブルビーと会うことになった。

パウエル博士(演:ジョン・オーティス)

「セクター7」に配属されている科学者。同盟を組んだシャッターたちが、電話通信を大規模なネットワーク探知機に改良したことで、自分たちとは違った科学力の凄さに心酔していく。
しかし、シャッターたちが地球に軍を招いて、地球を壊滅させようとしていることを知った時は、同盟に応じたことを後悔する。

無線機を使ってバーンズにその旨を伝えたが、それを聞いていたシャッターに殺されてしまう。

オーティス・ワトソン(演:ジェイソン・ドラッカー)

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