ピッチ・パーフェクト ラストステージ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』とは2017年にアメリカで製作された青春アカペラミュージカル映画。
2012年の映画『ピッチ・パーフェクト』、2015年の映画『ピッチ・パーフェクト2』の続編。
前作で世界アカペラ選手権で優勝し、大学を卒業した「バーデン・ベラーズ」メンバーだったが、実社会の厳しさに揉まれる毎日を送っていた。しかしひょんなことから再結成し、米軍慰問団ツアーに参加することになる。ポンコツぶりを発揮しながらも突き進み、いよいよベラーズは感動の「ラストステージ」を迎える。

『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』の概要

『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』は、2017年にアメリカで公開され、大ヒットしたミュージカルコメディ映画。
全米ほか世界各国で上映された『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』の全世界興収が、1億186万ドル。シリーズ3作品全ての全世界興収を合わせると5億ドルを突破する大ヒットシリーズとなった。監督のトリッシュ・シーは、プロのダンサーという経歴があるなどマルチな才能を持つ。主人公役ベッカ役のアナ・ケンドリック、太っちょエイミー役のレベル・ウィルソン、エミリー役のヘイリー・スタインフェルドなどシリーズの主な出演者が勢揃いしている。

前作で世界アカペラ選手権で優勝し、バーデン大学を卒業した女性アカペラグループ「バーデン・ベラーズ」。有終の美を飾ったメンバーだったが、それぞれ就職した後は厳しい社会人生活に四苦八苦の毎日を送っていた。そんな時に元リーダーのオーブリーから米軍慰問団ツアーに誘われ、再結成することになる。しかしそのツアーはイベントを取り仕切る有名プロデューサーの特別番組の前座を競うバトルの場でもあったのだ。しかもバトル相手は個性も実力も揃った強者揃いのバンドばかり。そんな折、ベラーズメンバーの一人、太っちょエイミーの父が突然現れる。太っちょエイミーの父は実は犯罪組織のボスであり、ベラーズメンバーは彼の陰謀に巻き込まれてしまう。前作同様、相変わらずのポンコツガールズ達が数々の失態を繰り返し、ピンチを乗り越えながら仲間の絆を深め、自分の生きる道を見つけていく姿をコメディタッチに描いている。全シリーズ通しての見どころであるアカペラパフォーマンスはますますパワーアップし、大ヒットナンバーを次々と披露。そしてタイトル通り「ラストステージ」は大きな感動に包まれる。

『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』のあらすじ・ストーリー

大学卒業後のポンコツガールズ

大学を卒業後、ベッカは音楽プロデューサーとして働いていた。しかし担当していたバンドは全く才能がなく、いくらベッカが売れそうなリミックスを提案しても自分たちのやり方を貫くと首を縦に振らない。しかもベッカの意見よりバンドの意見を優先して媚を売る上司にうんざりして会社を辞めてしまう。
プライベートでは大学時代からの恋人ジェシーとも別れ、ニューヨークのアパートで親友・太っちょエイミーと暮らしていた。

ある日、ニューヨーク水族館で大学時代に所属していたアカペラグループ「バーデン・ベラーズ」の同窓会が行われた。
そこでアカペラを披露しながら輝く後輩達を見て、元ベラーズメンバーは愕然とする。大学在学中は同じように輝いていた彼女達だったが、社会という厳しい壁にぶつかって四苦八苦していた。動物の看護師をしているクロエは仕事に嫌気が差し、太っちょエイミーは路上で怪しげなショーを開きながらの無職生活、オーブリーは怒鳴ってばかりの研修施設での仕事にウンザリしていた。みんなベッカと同じように仕事で上手くいっておらず、昔自分達が後輩たちのように輝いていた時との落差に落ち込んでしまったのだった。

そこでオーブリーが大物軍人である父のコネを使って、米軍慰問団のイベントツアーにメンバーを招待する。しかもそのイベントの司会は一流のプロデューサーのDJキャレド。オーブリーは、仕事で忙しく滅多に会えない父に会えるかもしれないと、そのステージでみんなで歌うことを提案する。今回は元ベラーズのメンバー、ステイシーが妊娠中だったため、代役として現役ベラーズのエミリーが加わり、「ニュー・バーデン・ベラーズ」としてツアーに参加することとなった。

米軍慰問団ツアースタート

米軍慰問団の最初のイベント地はスペインのロタ海軍基地。
そこにはなぜかジョン&ゲイルの姿もあった。ジョン&ゲイルはアカペラ協会理事で、アカペラ大会のコメンテーターとして活動しておりアカペラ界では有名な人物。彼らはベラーズメンバーの密着取材のためにやってきたのだった。
そこでベラーズメンバーは案内係の軍人、シカゴに出会う。シカゴのイケメンぶりにクロエはメロメロになる。

イベントツアーには他にも「サドルアップ」、「ヤングスパロー&DJドラゴン」、「エバーモイスト」というバンドが参加していた。彼らは売れっ子プロデューサー、DJキャレドが放送する「軍隊に敬礼」という特別番組の前座として選んで貰おうと狙っていた。そのことを初めて知ったベラーズメンバーはますますやる気満々となる。しかしライバル心からか「エバーモイスト」のメンバー、セレニティに「親のコネで招待されたのよね」と小ばかにされてしまう。頭にきたベラーズメンバーはリフ・オフを申し込む。リフ・オフとはテーマ(パーティーソングやユダヤ人アーティストの曲など)に沿った曲を歌い競うバトルなのだが、最初のチームが歌った曲の最後のワードを、次のチームが新しい曲の頭に繋げなければならない。しかも同じビートやピッチで歌い、テーマから外れた曲を選んでしまったり、歌い繋げなければ失格をなる。そして最後まで歌いきれたチームの勝ちとなる。しかしどのバンドもリフ・オフは初めてであり、ルールを無視して楽器を使ったりと次々と好き勝手に歌い始めてしまう。もはやリフ・オフではなくただの歌のパフォーマンスになってしまったため勝敗がつかず、ベラーズメンバーは呆れて途中で離脱する。しかし他のバンドの実力を目の当たりにし、相手には楽器という武器があり、今回はアカペラのルールなど一切通じない相手と戦うことになったのだと不安になる。ジョン&ゲイルにも「明らかにベーラズは他のバンドより下」と酷評されてしまう。

そんな厳しい状況ではあったが、海やヨット、素敵なホテルとスペインの華やかな雰囲気にベラーズメンバーは学生時代に戻ったように大はしゃぎする。クロエはシカゴに積極的にアタックし、二人の距離は少しずつ近づいていく。そんな中、なぜか太っちょエイミーのホテルの部屋にはピンクのウサギのぬいぐるみが置かれていた。それは長らく会っていない父と太っちょエイミーの思い出の品だった。太っちょエイミーが窓の外を覗くと、そこには初老の紳士が立ち去る姿が見えた。後ろ姿であったためハッキリとは分からなかったが、なぜここに父が?と訝しく思う太っちょエイミーであった。

いよいよロタ海軍基地でのイベントが始まる。実力派バンド達のステージに観客である軍人達は大盛り上がりとなる。
その舞台裏でベッカはDJキャレドのレーベルの幹部、テオと出会う。テオは「ベラーズに興味がある。前座に選ばれるかも」と告げる。
しかし舞台での「エバーモイスト」は上品でセクシーな上に、歌のテクニックも素晴らしく、DJキャレドも興味深々で見入っている様子にベラーズメンバーはたじろいでしまう。
次に登場したベラーズメンバーに観客もまずまずの盛り上がりを見せたが、なぜか途中で「タップス」という戦死者に弔意を表すラッパが鳴ってしまう。これが鳴った場合は敬礼をしなければならず、ベラーズのパフォーマンスは途中で打ち切られてしまう。

名誉挽回大作戦

最初のイベントで他のバンドの実力を見せつけられ落ち込むベラーズメンバーは、なんとか挽回しようとDJキャレドが泊まっている高級ホテルに乗り込む。メンバーはDJキャレドの目を引くために、エロくてケバい服で着飾り、DJキャレドが開いたパーティーに潜り込こうと画策する。そのホテルでなぜか太っちょエイミーだけはホテルマンにカジノに誘われ、勢いに乗って賭けに興じようとした時にいきなり父、ファーガスが現れる。実は父は麻薬や爆弾を扱う犯罪者であり、そのことを知った太っちょエイミーは家出をし、ファーガスから身を隠していたのだ。幼い頃共に歌い、遊んだ父が犯罪者であったことに怒りをぶつける太っちょエイミーだったが、ファーガスはまた共に過ごしたいと懇願する。きっぱりと拒絶した太っちょエイミーにファーガスは「戻ってくれ」と歌いながら説得する。懐かしい歌声に太っちょエイミーは心を揺り動かされる。ファーガスは自分は改心したと約束し、所有するクルーザーで旅に出ようと太っちょエイミーに提案する。太っちょエイミーもその提案を喜ぶが、まだ米軍慰問団ツアーの途中であるため断る。しかしファーガスは各国で行われる米軍慰問団ツアーを見に行くと太っちょエイミーに約束する。今まで一度も自分のショーを見に来たことがなかった父ではあったが、ファーガスの熱心な様子に太っちょエイミーは父を信じ始める。

そんな中、他のベラーズメンバーはホテルで偶然見かけたテオを付け回して、なんとかDJキャレドのパーティーに潜り込むことができた。DJキャレドのパーティーはスイートで開かれており、彼専属のジュース屋が高価なジュースを振舞ってくれたり、喉のために携帯用のハチミツの巣箱が設置されていたりとなんとも豪華な様子。そこにはマドンナやビヨンセが利用するようなマイクや録音機材が用意されており、テオはベッカに試してみるように促す。音楽プロデューサーであるベッカはすぐに飛びつき、早速録音されていたDJキャレドの曲に合わせてミキシングを開始する。テオはその曲に聞き入り、魅了される。一方、オーブリーはパーティーで父、ポーゼン将軍と一緒に秘密任務についていた軍人に出会う。そしてその軍人から「ショーを楽しみにしていたが、彼(オーブリーの父)は来られない」と聞かされる。動揺したオーブリーはその場にあったキャンドルを倒してカーテンに引火させてしまい、それに慌てたベラーズメンバーが次々と転び、勢いで蜂の巣箱を倒してしまう。蜂に襲われ会場は大パニックに陥る。DJキャレドのパーティーを見事ぶち壊し、ベラーズメンバーは名誉挽回どころかますます悪い印象を与えてしまう。

翌朝、他のバンド達に昨夜の失態を散々バカにされ、ベラーズメンバーは落ち込んでしまう。八つ当たり気味にベッカは太っちょエイミーに昨夜はどこにいたのか尋ねると、太っちょエイミーは父親の元から家出していたが、昨夜再会したことを告白する。そこでエミリーが父親との絆を深めるチャンスだと後押しするが、まだ父親を信じ切れていない太っちょエイミーは頭に来てエミリーに掴み掛かろうとする。ケンカを止めようと大騒ぎになるベラーズメンバーだったが、突然ステイシーからクロエに電話がかかってくる。そこでステイシーは無事女の子を出産し、名前をべラーズから取ってベラにしたと報告する。仲間同士の愛情の深さを改めて感じ、初心に帰って歌を楽しもうということになり、次のツアーの地であるイタリアに飛ぶ。ツアーはこれから4日間で4ヵ国を回り、最終地のフランスでDJキャレドが特番の前座を務めるバンドを発表することとなる。歌を心から楽しむベラーズのステージはどの国でも観客の心を掴み、軍人達に大人気。そんなベラーズメンバーにDJキャレドも惜しみない声援を送るようになる。

ファーガスの陰謀

いよいよ最終決戦の地、南フランスに到着する。
そこでベッカは突然DJキャレドに呼び出され、前座を依頼される。ベッカは大喜びし、ベラーズメンバーにそれを伝えに行こうとするが、DJキャレドが必要としていたのはベラーズではなくベッカだけだと告げられる。先日のパーティーでベッカが試したミキシング曲をテオがDJキャレドに聞かせた所、DJキャレドはその才能に感動し、ソロでデビューするようベッカに勧める。家族同様の存在であるメンバーを大事にしたいと困惑するベッカ。テオに「グループは頭打ちだ。今後はソロで花を咲かせろ」と説得されるが、ベッカは仲間を裏切れないときっぱりと断る。

一方太っちょエイミーの父、ファーガスは娘のショーを見るために颯爽と豪華クルーザーで駆け付ける。そしてショーが終わったらクルーザーでケイマン諸島を回ろうと提案する。そこで太っちょエイミーは父の目的が自分の晴れ舞台を見ることではなく、ケイマン諸島にある自分の銀行口座であったことに気付く。それは汚れた金を使わずにいられるよう太っちょエイミーの母が用意してくれた口座で1億8000万ドルもの大金が眠っていたのだ。それを知った太っちょエイミーは父に絶交を言い渡すが、ファーガスに金を引き出せと脅される。運よくシカゴが通りかかりファーガスを追っ払ってくれたが、太っちょエイミーを騙して大金を手に入れる作戦に失敗したファーガスは、他のベラーズメンバーを誘拐し、人質としてクルーズに軟禁してしまう。そしてファーガスは、言うことを聞かないなら仲間を魚のエサにしてやると再びエイミーを脅す。

ベラーズ誘拐と救出大作戦

DJキャレドと会っていたため難を逃れたベッカと太っちょエイミーは仲間を救出すべく、ファーガスのクルーザーに乗り込む。ベッカは主甲板に囚われていたベラーズメンバーの中にこっそり潜り込み、死ぬ前にベラーズとして1曲歌わせてくれとファーガスに懇願する。賑やかな曲でファーガスの気を引いている間に、太っちょエイミーはこっそりと船に忍び込み、ファーガスの手下を次々となぎ倒し、船内に隠してあった爆弾の起爆装置をセットする。そしてベラーズのパフォーマンスが終わった途端、主甲板のガラス天井を破って太っちょエイミーが派手に登場する。太っちょエイミーは消火器を噴射してファーガスと手下達を攻撃し、その間にベラーズメンバーは急いで甲板から海に次々と飛び込んだ。そして派手に爆破した瞬間、ベッカと太っちょエイミーは手に手を取って命からがら船から飛び降り、ベラーズメンバーの救出作戦に成功する。

ファーガスは軍警察に逮捕され、安心したベラーズメンバー。ここでベッカは、キャレドに特番の前座に自分だけが選ばれたが、家族並みの存在である仲間を裏切れないと断ったと告白する。しかしメンバーは「真の家族はジャマせず支える」とベッカを励まし、ソロデビューを後押しする。

それぞれの新しい出発

いよいよ特別番組が始まった。DJキャレドに華々しく紹介され、ベッカは一人でステージに立つ。そんなベッカをベラーズメンバーは客席の最前列で温かく見守り、声援を送る。堂々とステージで歌い始めたベッカだったが、途中から仲間をステージ上に誘い、ベラーズメンバーでの大合唱となる。仲間を失望させない音楽を信じようと決意と仲間への絆を歌うベッカは、ベラーズメンバーと抱きしめ合い、手を取り合って愛や友情の素晴らしさを表現した。会場は温かい感動と拍手に包まれ、ベラーズの「ラストステージ」は大盛況のうちに幕を閉じた。

『ピッチパーフェクト ラストステージ』の登場人物・キャラクター

「ニュー・バーデン・ベラーズ」のメンバー

ベッカ(演:アナ・ケンドリック)

吹き替え:小林沙苗

バーデン大学アカペラグループ「バーデン・ベラーズ」の元リーダー。
シリーズ第1作では音楽の世界に閉じこもる孤独な少女だったが、ベラーズのメンバーに出会い、徐々に心を開いていく。
そして得意のマッシュアップで、ポンコツガールズの集まりだった「バーデン・ベラーズ」を大学アカペラ選手権優勝に導く。
シリーズ第2作では将来の夢に迷い失敗を繰り返しながら仲間と共に成長し、念願の世界アカペラ選手権優勝を果たす。
バーデン大学を卒業後は、音楽プロデューサーとして働くが上司と意見が対立し、衝動的に辞めてしまう。
大学時代の恋人ジェシーとは別れて、ニューヨークのアパートで太っちょエイミーと暮らしている。
米軍慰問団ツアーを取り仕切ったDJキャレドのスタッフ、テオに才能を見出され、特別番組の前座でソロ歌手デビューをすることになる。

太っちょエイミー(演:レベル・ウィルソン)

吹き替え:品田美穂

太っちょエイミーと名乗っているが、本名はパトリシア。
迫力のある歌声とダンス、風変わりな性格と大きな体で、「バーデン・ベラーズ」の中で最も目立っている存在。
バーデン大学を卒業後は、無職で「ワインハウス劇場」という名の怪しげな路上ショーを開いている。
幼い頃は父に可愛がられて育ったが、父が悪人であることを知り、18歳で家出して太っちょエイミーと名乗り父から逃げていた。
ベラーズメンバーがクルーザーに囚われた際、幼い頃に培った爆弾の知識や格闘技を生かしてベラーズメンバーを救出する。
ツアー後は母が遺してくれた1億8000万ドルの貯金を使って、セルフプロデュースしている路上ショー「ワインハウス劇場」を大がかりに展開すると夢を語る。

クロエ(演:ブリタニー・スノウ)

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