鬼滅の刃(アニメ・漫画)のネタバレ解説まとめ

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による漫画作品である。2019年にはアニメ化された。
舞台は大正時代の日本。竈門炭治郎は町へ炭を売って帰って来た。家に着いた炭治郎が目にしたのは惨殺された家族の姿だった。そして一人生き残っていた妹の禰豆子は鬼になっていた。炭治郎は鬼にされた妹を人間に戻す為、そして惨殺家族の仇討ちの為に鬼狩りの道へと進む。
炭治郎は鬼になった妹を抱えながら鬼を倒して行く。愛憎入り交じるダークファンタジー。

『鬼滅の刃』の概要

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による漫画作品である。2019年にはアニメ化された。
大正時代の日本が舞台。ある日鬼によって家族を惨殺され、妹の禰豆子を鬼に変えられてしまった主人公・炭治郎が鬼狩りを専門とする部隊・鬼殺隊に入隊し、その仲間とともに人々を守りながら家族の仇討ち、そして鬼にされてしまった禰豆子を人間に戻す方法を探していく物語である。
ジャンルはダークファンタジーで、世界観や設定から流血表現や部位欠損の描写がしばしばある。シリアスな展開とコミカル・ギャグチックな展開の両側面がテンポよく描かれている。
作者の持ち味である独特な和風の絵柄や雰囲気はジャンプ作品としては異彩を放っており、多くのファンから支持されている。
また、2019年4月にアニメ化されている。アニメーションを手掛けるのは『Fate』シリーズでも有名なアニメーション制作会社・ufotable。

『鬼滅の刃』のあらすじ・ストーリー

主人公・炭治郎と鬼に襲撃され重傷の禰豆子(炭治郎の妹)。

時は大正時代の日本。竈門炭治郎は亡き父親の代わりに炭を売って生計を立てながら、家族と共に山でつつましくも幸せな日々を送っていた。
そんなある日、町に炭を売りに出かけた炭治郎が山へ戻ると、家族は鬼に襲われ皆殺しにされていた。

唯一生き残った妹の禰豆子を救うため、吹雪の中を下山する炭治郎。しかし途中で禰豆子が突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかってきた。
豹変した禰豆子に襲われた炭治郎を救ったのは、『冨岡義勇』という一人の剣士だった。富岡義勇曰く、禰豆子は傷口から鬼の血が入り込み、鬼へと変貌してしまったらしい。鬼になってしまった禰豆子を退治すべく、富岡は刀を振るう。それに対し炭治郎は禰豆子を斬らないように頭を下げて許しを請う。そんな炭治郎に対し、富岡は「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!』と激怒した。富岡は、弱者には何かを守ることはできない、と説いた。そして富岡は禰豆子の方に刀を突き立てる。それを見た炭治郎は腰に下げていた斧で富岡に立ち向かう。しかし、富岡は強く、炭治郎は簡単にねじ伏せられてしまう。富岡は妹を守ろうとする炭治郎はの力の無さに失望する。その時、頭上から斧が降ってきて、富岡の横の木に突き刺さった。斧は炭治郎が投げたものだった。炭治郎は富岡に向かって行った時、すでに炭治郎は斧を持っていなかった。つまり炭治郎は自身が倒されることを承知の上で富岡を倒そうとしたのだった。富岡は斧を見てすぐにそれを察知した。その時、倒れた炭治郎を見た禰豆子は、鬼としての人間の血肉を食らいたいという欲求を抑え炭治郎を富岡から守ろうとする。禰豆子に固い兄妹の絆を感じ取った富岡は剣を収め、炭治郎に『鱗滝左近次』という老人の元を訪ねるよう助言し、その場から立ち去る。

富岡に紹介された鱗滝は、鬼を討伐する部隊・鬼殺隊の入隊を希望する剣士を育てる『育手』であった。炭治郎は鱗滝の元で鬼と戦うべく、過酷な修行を積む。鬼は太陽の光の下を歩くことができない。太陽の光を浴びると鬼は死んでしまうのだ。禰豆子は日を閉ざした部屋の中で眠り続けていた。
炭治郎は鱗滝から鬼と戦うために必要な呼吸方法を教えられる。その呼吸の内の一つ『全集中の呼吸』は、大量の酸素を取り込み身体能力を大幅にあげることができた。ある日、鱗滝は教えることはもう無いと言い、炭治郎に大岩を切るように言いつけた。それが鬼滅隊の最終選抜へ行く条件だった。
炭治郎は岩を斬れる自信が無く、実際それを達成することが出来なかった。それから鱗滝が稽古をつけることはなくなり、炭治郎はそれまで行ってきた修行を繰り返した。
ある日、岩を斬れずに落ち込む炭治郎の前に狐の面をつけた青年・錆兎と、同じく狐の面をつけた少女・真菰が姿を表す。どうやら二人は鱗滝の知り合いらしい。錆兎は木刀で突如襲いかかってきた。そして、炭治郎は鱗滝の教えを教わっただけで、体得していないと言う。錆兎は格段に早く、圧倒的な剣技で炭治郎を打ち負かした。それから炭治郎は錆兎と戦い、真菰に治療と手解きを受ける日々を過ごした。

錆兎と戦うようになって半年、その日、錆兎は木刀ではなく、真剣を持っていた。天性の嗅覚を持っていた炭治郎は、戦いの途中『隙の糸』の匂いを嗅ぎつける。炭治郎がその匂いを感じると、自身の刀から相手に糸が伸びているのが見えた。炭治郎の刀はその糸に引き寄せられるように弧を描き、錆兎よりも早く刀を振るった。炭治郎の刀は錆兎の面を割った。そこから見えた錆兎の顔は優しく、笑顔だった。それを見ていた真菰は「炭治郎。よくやったね。今のを忘れないで。勝ってね。炭治郎。あいつにも…。」と言って姿を消した。炭治郎が真菰から目線を戻すと、そこには錆兎ではなく、割れた巨石があった。
鱗滝は「お前を最終選別に行かせるつもりはなかった。もう…子供が死ぬのを見たくなかった。お前にこの岩は斬れないと思っていたのだが…。よく頑張った炭治郎。お前はすごい子だ。』と言って炭治郎を褒めた。
炭治郎は鱗滝から『厄徐の面』というお守りである狐の面を貰い、最終選抜へと向かう。鱗滝の家を出る際、炭治郎は錆兎と真菰によろしく伝えるように鱗滝に伝えた。鱗滝は遠のく炭治郎の背に「炭治郎…!なぜお前が…死んだあの子達の名を知っている…。」と呟いた。

最終選別は中腹に藤の花が咲き誇る山で行われた。藤の花は鬼を寄せ付けぬ力があり、最終先発の山には鬼滅隊員に捕らえられた鬼が藤の花によって閉じ込められていた。最終選抜は7日間をこの山で生き延びることが条件だった。
試験が始まり、炭治郎の前に鬼が現れた。しかし、炭治郎は鱗滝から教わった『水の呼吸(水を模した剣技を使用する。呼吸には『火』や『風』など、様々な種類がある)』を使って容易に鬼を倒した。
鬼を倒しながら順調に生き延びる炭治郎だったが、異形の鬼の姿を目にする。鬼は喰った人間の数に応じて強くなる。その鬼は多くの人間を喰っているようだった。炭治郎がつけている『厄徐の面』を見た異形の鬼は「また来たな。俺のかわいい狐が。」と言って笑った。
異形の鬼は、鱗滝によって捕らえられた鬼だった。鱗滝に強い恨みを抱く異形の鬼は、鱗滝の弟子を狙って喰った。異形の鬼は、獅子色の髪の男と、花柄の着物の女が印象的だったと話した。それは錆兎と真菰の特徴だった。錆兎と真菰はすでに死んでいたのだった。それを聞いた炭治郎は激昂し、異形の鬼へ立ち向かう。そして異形の鬼の首を切った。異形の鬼は死ぬ寸前、自身が鬼になる前のことを思い出す。異形の鬼は自身の兄を喰い殺していた。そして「どうして…どうして俺…兄ちゃんを噛み殺しちゃったんだ…」と悔いていた。そしてそのまま理性のタガが外れた鬼になった。炭治郎は消えゆく鬼から悲しい匂いがすることに気づき、鬼の手を握った。異形の鬼は最後に涙を流して消えていった。こうして炭治郎は7日間を生き延びた。
最終選抜には多くの人間が挑んでいたが、残ったのは可憐な少女、金髪の青年、顔に傷がある人相が悪い青年、そして炭治郎の4人だけだった。
最終選抜で疲労困憊の炭治郎が鱗滝の家についた時には日が暮れていた。そこで炭治郎が見たのは、ずっと眠りっぱなしだった禰豆子が歩く姿だった。炭治郎は禰豆子にすがりついて泣いた。帰ってきた炭治郎の姿を見つけた鱗滝は「よく…生きて戻った」と言って炭治郎を抱きしめた。

後日、鱗滝の家に鋼鐵塚という刀鍛冶がやってくる。鋼鐵塚は炭治郎に『日輪刀』を届けに来たのだった。日輪刀は太陽をよく浴びた鉄で作られた刀で、唯一鬼を倒せる武器だった。日輪刀は『色代わりの刀』という別名があり、持ち主によって色を変える特性があった。炭二郎が日輪刀を握ると、刀身は黒く染まった。それを見た鱗滝と鋼鐵塚は微妙な顔をした。炭治郎がその理由を聞くと、黒い刀身は珍しく、詳細がわからない故に出世できない刀だと言われていると鱗滝は話した。
そこへ鬼滅隊員へ伝令を伝える鎹鴉(かすがいがらす)がやって来て、炭治郎がへ任務を申し渡す。炭治郎は箱に禰豆子を入れて背負い、鬼を滅する旅に出るのだった。

浅草で人混みの中、仇敵・鬼舞辻無惨の匂いを察知する炭治郎

任務先である浅草へと向かった炭治郎は、そこですべての鬼の原点である”最初の鬼”『鬼舞辻無惨』と相対する。人間に化け家族も持つ鬼舞辻は、通行人を鬼にし暴走させると、人混みに紛れて炭治郎の前から逃げてしまう。
その後、同じ鬼でありながら鬼舞辻を殺そうと考えている『珠世』と『愈史郎』に出会う。
禰豆子を元に戻すため鬼舞辻に近しい鬼の血液を採取してきてほしいと頼まれ、珠世らと協力関係を結ぶ。

新たな任務に向かう道中で、炭治郎の同期である『我妻善逸』と再会する。善逸を強引に引き連れ任務先である鬼が巣食うという屋敷へと訪れた炭治郎たちであったが、そこでは"稀血"の少年を巡って鬼同士が殺し合っている混戦状態となっていた。
そこへ同じく鬼殺隊の『嘴平伊之助』も乱入し、戦いは混迷を極める。
そんな中、善逸・伊之助がともに鬼を倒し、炭治郎もまた元・十二鬼月である響凱を倒すことに成功したのであった。

その後、炭治郎たち三人は、那多蜘蛛山での戦いへ応援を向かうよう命じられるも、先遣隊は蜘蛛の能力を使う鬼の一家に苦戦を強いられ、まさに全滅寸前であった。
鬼の強襲により隊が分断されてしまう中、炭治郎は十二鬼月である『累』と相対する。累の圧倒的な強さに追い詰められてしまうも、血鬼術が開花した禰豆子と共に"ヒノカミ神楽"で反撃する。
一方で善逸・伊之助もそれぞれ命の危機に遭ってしまうが、鬼殺隊の"柱"である富岡、そして『胡蝶しのぶ』に救出される。
こうして那多蜘蛛山の戦いは終結したが、禰豆子の処遇を巡り、炭治郎は"柱合裁判"にかけられてしまう。
"柱"たちの厳しい追及を受ける炭治郎と禰豆子。だが、禰豆子が血への欲望を耐えきったことで、鬼殺隊の当主『産屋敷耀哉』の元、禰豆子の存在は公式に認められたのだった。

那多蜘蛛山の戦いによって重傷を負った炭治郎・善逸・伊之助は、胡蝶しのぶの"蝶屋敷"で治療を受けることになった。
屋敷には、素質が認められ"継子"に選ばれたという炭治郎の同期・『栗花落カナヲ』がいた。
治癒は順調に進むも、”機能回復訓練”ではカナヲとの実力差を見せつけられ落ち込む炭治郎たち。そんな中、炭治郎は胡蝶の過去を聞く。胡蝶は姉であるカナヲを鬼によって殺されていた。カナヲは「鬼と仲良くしたい」という考えを持った鬼殺隊士だった。胡蝶はそんな姉の意思を継ごうとしていたが、鬼への憎しみを捨てられず迷いを抱いていた。そして、例え鬼であろうと、その境遇を理解しようとする炭治郎を見て、自身の代わりに炭治郎が頑張ってくれているように思えたと話した。
炭治郎は、”全集中・常中”という呼吸がある事を知る。それは全集中の呼吸を四六時中続けるというもので、それにより身体機能が格段に上げることができる。炭治郎たちは”全集中・常中”の会得を目指すことになる。

上弦の陸と戦う炭治郎

"ヒノカミ神楽"の事を炎柱の煉獄杏寿郎であれば知っているのではないか、と胡蝶から聞いた炭治郎は、善逸・伊之助を連れて煉獄が乗り込んでいる無間列車に乗り込んだ。だが、煉獄とは会えたもののヒノカミ神楽の情報を得ることはできなかった。加えて、列車は鬼絡みの事件の渦中にあった。
十二鬼月は『上弦』『下弦』で位がある。上弦が下弦より強く、さらにその中でも壱〜陸で階級分けされていた。炭治郎たちが倒した累は下弦の伍であった。下弦の鬼が倒されたことに無惨は怒り、下弦の鬼を殺して解体した。その中で、下弦の壱である『魘夢』は無惨に殺される事を「至福」だと話した。それを気に入った無惨は魘夢に血を与え、もっと人間を喰うように、また炭治郎を殺すように命じた。炭治郎たちが乗り込んだ無間列車には魘夢が潜んでいた。
眠り鬼・魘夢の術中に落ちた炭治郎たちは夢の中に閉じ込められてしまうが、なんとか覚醒に成功する。
乗客を守りながら、列車と一体化した魘夢を倒したのも束の間、"上弦の参"『猗窩座』が姿を表す。そして猗窩座との戦いの末、煉獄は命を落としてしまうのだった。

煉獄の死から4ヶ月が経った頃、炭治郎たちは蝶屋敷を拠点にし、鍛錬を積みながら任務をこなす日々を送っていた。
そんなある日、音柱『宇髄天元』が現れ、任務に必要という理由で屋敷の娘たちを連れて行こうとする。これに反発した炭治郎たちは、代わりに宇髄に同行することになる。
宇髄の言う任務とは、"吉原遊郭"への潜入捜査だった。炭治郎たちは女装した上で各店への潜入を命じられる。
そんな中、善逸と伊之助が鬼と接触。炭治郎もまた上弦の陸『堕姫』と相対する。
堕姫との実力差、そして自分と水の呼吸との相性の悪さを自覚する炭治郎。さらに頼みの綱であるヒノカミ神楽は体力の消耗が激しく身体が限界に達し、苦戦を強いられる。
宇髄たちの助太刀もあり、なんとか堕姫の頸を落としたが、堕姫は死ぬどころかその体内から兄鬼である『妓夫太郎』が姿を現す。

妓夫太郎と堕姫の連携攻撃に打ちのめされる炭治郎たちだったが、決死の思いでこれを打ち破る。
上弦の鬼を倒したのは鬼殺隊の歴史の中でも初めての出来事だった。歓喜する産屋敷、そして怒りに震える鬼舞辻。両者の対立は一層激しさを増していく。

太陽を克服した禰豆子

鬼との激闘の度に刀を折ってくる炭治郎に、刀鍛冶『鋼鐵塚蛍』はついに堪忍袋の緒が切れ、刀を作らないと宣言する。困った炭治郎は鋼鐵塚に直談判すべく、秘匿とされている"刀鍛冶の里"を訪れる。
そこには恋柱『甘露寺蜜璃』、霞柱『時透無一郎』の二人の柱と、炭治郎の同期であり"風の柱"の弟である『不死川玄弥』に遭遇する。
平穏だった刀鍛冶の里だったが、鬼舞辻に命じられた上弦の伍『玉壺』、上弦の肆『半天狗』の強襲により、戦場と化してしまう。

刀鍛冶の里での死闘の末、禰豆子は遂に太陽を克服する。それを知った鬼舞辻は標的を"青い彼岸花"から禰豆子へと変える(鬼舞辻は青い彼岸花を使った薬によって鬼になっており、上弦にその花を探させていた)。禰豆子を食らうことで自らも太陽を克服するのだという。

柱たちによる話し合い・柱合会議が始まる。かつての戦国時代、鬼舞辻をあと一歩のところまで追い詰めた鬼殺隊の剣士たちには、鬼の文様に似た"痣"が現れていた。そう語るのは、産屋敷耀哉の妻である『産屋敷あまね』。
里での戦いにて"痣の者"となり、玉壺を打ち倒した時透によれば、痣の出現する条件は"39度を超える体温"そして200を超える心拍数なのだという。
これを聞いた岩柱『悲鳴峡行冥』は、全ての柱を動員した合同強化訓練"柱稽古"を提案する。
隊員たちは能力の強化、そして柱たちは痣の出現を目指し、過酷な訓練を開始するのであった。

『鬼滅の刃』の登場人物・キャラクター

主要人物

竈門炭治郎(かまど たんじろう / 声:花江夏樹)

本作の主人公。物語開始時の年齢は13歳。日輪刀の色は黒。
家族思いの心優しい少年で、亡き父の代わりに町に炭を売り家族を養っていた。両耳には日輪が描かれた花札風の耳飾りをつけている。
鬼に家族を惨殺され、禰豆子を鬼に変えられてしまう。禰豆子を人間に戻すことと家族の仇討ちの為鬼殺隊に入隊する。
髪と瞳は赤みがかっており、火仕事をする家に生まれる”赫灼の子”といい縁起がいいらしい。
真面目すぎる性格だが、たまにそれが過ぎてズレた発言をすることがある。頑固・石頭という二つの意味で頭が固い。
嗅覚が非常に優れており、割れた皿にかすかに残った猫の匂いを判別したり、人間と鬼との匂いを嗅ぎ分けたりする。それと同時に気配を読む力としても機能しており、訓練後は”隙の糸”を感知できるようになった。
隊服の上に市松模様の羽織を着用し、禰豆子を収納した木製の箱を背負いながら行動する(箱は鱗滝が作成したもの)。
心優しい青年で、例え鬼であろうともその境遇を理解して憐れんでいる。

使う呼吸は『水の呼吸』と『ヒノカミ神楽』。
当初は水の呼吸を使用していたが、自身に合っておらずヒノカミ神楽を使用するようになる。ヒノカミ神楽は水の呼吸に比べて破壊力、素早さが優っているが、体力の消耗が激しいというデメリットもある。上弦の陸と戦った時には、二つの呼吸を組み合わせて使用していた。

竈門禰豆子(かまど ねずこ / 声:鬼頭明里)

炭治郎の妹。物語開始時の年齢は12歳。弟や妹の面倒を見る心優しい少女だったが、ある日鬼に襲われてしまう。その際、傷口から鬼の血が入り込んでしまい鬼に変貌してしまう。
鬼としての習性から炭治郎に襲いかかるが、炭治郎の呼びかけに反応し涙を流すなど自我の片鱗を見せた。
鬼の能力のひとつとして、ある程度身体を自在に拡縮できる。鬼は陽の光にあたると消えてしまう為、普段は箱に入る大きさまで身体を縮めて炭治郎に背負ってもらっている。
鬼となったことで身体能力も向上し、戦闘時はしばしば炭治郎に協力する。また累との戦闘時、深層意識にて死した母親に出会ったことがきっかけになり、血が燃えて爆ぜる血鬼術”爆血”が開花する。
鱗滝から”人間が自分の家族に見え、鬼を敵と認識する”暗示をかけられている。

我妻善逸(あがつま ぜんいつ / 声:下野紘)

炭治郎と同時期に入隊した少年。16歳。非常に臆病でネガティブな性格で、利己的な面が強い。
金髪に太い眉毛が特徴的。隊服の上に三角柄の羽織を着用している。
剣士のしての実力はあるものの、自身へのコンプレックスから情緒不安定気味である。
聴覚が非常に優れており、常人では聞き取れない音にも反応できる。また、その能力で他人の感情を読み取ることも可能。
プレッシャーに弱く、緊張や恐怖が極限まで高まると気絶するように眠ってしまう。だが、それにより半覚醒状態となり本来の強さを発揮する。
初対面の女性に突然求婚するほどの女好きで、鬼である禰豆子にも惚れている。その女好きは、上の身分である宇随に嫁が三人いると聞いた途端、宇随本人に暴言を吐くほどである。
利己的な性格ではあるものの、決して責任感や使命感がないわけではなく、己の弱さに対する嘆きは誰かの役に立ちたいという願いの裏返しでもある。

嘴平伊之助(はしびら いのすけ / 声:松岡禎丞)

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