火の鳥の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『火の鳥』はあの『鉄腕アトム』を生み出した漫画界の巨匠、手塚治虫による『火の鳥(不死鳥)』を題材とした長編漫画である。日本の漫画文化を代表する作品の一つ。仏教の「六道輪廻」の考え方を軸に「死と再生」を主なテーマとした壮大なストーリーとなっている。
全12編ともなる独立したストーリーの舞台が過去と未来を行き来する独特な構成や、宗教思想と漫画の融合が当時画期的であり、現在でも数々の作品に影響を与え続けている。
この記事では、生命の本質や人間の業を説くような火の鳥の名セリフの数々を紹介する。

我王

都で権力争いに巻き込まれた我王が、山に入り最初に見た雄大な景色に感動しているシーンである。我王は鳳凰編の中で何度か涙を流しているが、全て怒りや悲しさ、悔しさの涙であった。
以前にも美しい景色に囲まれた場面はあったが、悟る前には我王が興味を持つような描写が全くない。数々の試練の中で育った心の豊かさが分かる名言である。

復活編

「おねがいだぼくを人間かロボットか どっちかにはっきりさせてくれっ!」

レオナと、レオナが恋をしたチヒロ61298号

舞台は遠い未来。エア・カーに乗っている途中事故に遭い即死したレオナは、ニールセン博士の力で、失った体の部分を機械で埋めて生き返ったのだった。しかし実験段階の手術ということもあり、重度の後遺症としてレオナの脳は人間を無機物に、ロボットを人間と認識してしまう。
レオナは人間社会に戻ることもできず、ロボットとして扱われるわけでもない。あげくロボットに恋をしたレオナは、博士に「いっそ死なせるか、ロボットにしてくれ」と懇願する。ここでも手塚は死からの復活(=不死)をネガティブなものとして扱っている。
昨今ロボット技術の向上に伴い、人間とロボットの境界について論じられることが増えているが、驚くべきことに手塚は50年前にこのテーマを取りあげていたのである。

「問題は 永遠の生命を手に入れて……なぜ生きるのかということですよ」

死んだ際に一部の記憶を失ったレオナは、自分の死因を調べていくうち「自分は事故死ではなく、殺されたのではないか」と疑い始める。さらに調べをすすめていくと、レオナは死ぬ前に火の鳥の血を手に入れており、それを狙った親族たちによって殺害されていたことが分かった。そしてレオナは、親族たちが血を浸したハンカチが埋められている場所にやって来たところを待ち伏せし、目の前でハンカチを燃やす。これはそのときの名言だ。
復讐をするでもなく悟った様子のレオナは、目的もなく意志に反して復活させられる苦しみを知っている。しかし諭された側の親族たちは、レオナが立ち去った後も血が失われたことに落胆していた。結局のところ、不死の苦しみは当の本人にしか分からないのかもしれない。

「ワタシハニンゲンデス」

ロボットのチヒロと恋に落ちたレオナは結ばれたいと望むが、チヒロはある会社の作業用ロボットであり、機密情報を多く保持していることもあって会社に譲渡を拒否されてしまう。駆け落ちを試みるレオナだが、再びエア・カーで事故を起こしてしまい、死にかけているところを、臓器密売を扱うギャングの女ボスに拾われる。
女ボスはレオナに一目ぼれし、自分の体が歳のため長く持たないことを悟っていたこともあり無理心中を図ってレオナと結ばれようとする。再び死ぬことになったレオナは死ぬ間際に女ボスがレオナの体を使って復活しようとしていることを知り、手術をする科学者に「身体は女ボスにやってもいいが、心はチヒロで結ばれたい」と願う。願いを聞き届けた科学者はレオナとチヒロを合体した。その後二人の融合体であるロボットはギャングを去り、「ロビタ」と名付けられて「人間のような温かみのあるロボット」として複製され、世界中に普及することになる。
この台詞は複製されたロビタが、ある日「自分はかつて人間だった」という感覚を取り戻したときに言ったものである。レオナは人間の体であり、一部脳も残っていたが、ロビタの体は完全に機械であり、人間として残ったものは記憶のみである。しかし人間として扱われないことへの苦しみがあり、ロボットとは違い自分の意思で人を殺すこともできる。人間としての線引きをどこに置くべきかという倫理観にも関わる名言だ。

望郷編

「われわれはこどもを産むまではとにかく生きのびます そしてこどもを産んだらすぐ死ぬんです だってそのために生まれたんですから…………」

ロミ(女性)とコム(少年)とノルヴァ(雌雄同体の宇宙人)

17才の頃地球を飛び出し、エデン17という惑星の女王になったロミは、月日が経つにつれ望郷の念にかられるようになっていく。そうしたロミの思いを知った少年コム(地球人と宇宙人ムーピーの混血)は何とかしてロミを彼女の故郷に連れて行きたいと思う。宇宙船の形の大きな岩を念動力で動かせるようになったコムは、ロミを誘って地球に向かうことになる。そして二人は、旅の中で雌雄同体の宇宙人ノルヴァと出会う。
この名言はノルヴァの発言である。ノルヴァはスロン人という種族で、スロン人全員の生きる目的は「子孫をつくること」、ただそれだけである。この発言は一見すると切ない台詞にも聞こえるが、当のノルヴァは自らの人生について全くもって悲観した様子はない。生きる目的がはっきりしている者は迷いがない分幸福なのだろう。

乱世編

「おまえたちもあの夕日のように生きることじゃ 人の世に移ろい時の流れのあやに動じては……この大自然のすばらしさを…味わうことはできぬ……」

乱世編の序盤、鳳凰編の主人公・我王が老衰直後に残した名言。牛若丸と弁太(のちの源義経と弁慶)に向けられている。我王は悟りを開いたあと、人生を通して権力の虚しさを訴え続けていた。
この名言は夕日のように人に流されず、権力を欲することなく生きることが大事だという教訓であったが、平氏への復讐に燃える源義経には届かなかった。

生命編

「クローン植物もクローン動物も食べ物になる 人間の役に立っている だがクローン人間はただ殺すためにつくるんですか!!その程度のことにしか使い道がないのか!!まだなにかほかに役に立たないのか!!」

舞台は変わって遠い未来。テレビ番組はより一層過激さを増し、テレビ局スタッフは視聴率を取るために益々手段を選ばなくなっていた。生命編の主人公である番組プロデューサー・青居はクローン人間殺戮ゲームの製作を上司に進言するが、実際にクローン人間を調達する際に誤って自分自身のクローン人間を大量に作ってしまう。そして誰も本物とクローンの違いが分からないために自身も含めてゲームの的となってしまうのだった。
この青居の名言からは、殺されるために生み出されるクローンの哀しさを、自分が的となったことで初めて理解したことが伺える。

「とうさんは人間よ それでいいじゃない!!」

HANMA7
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