進撃の巨人(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。

本作は重厚なストーリーと沢山の謎が魅力の作品であるが、要所要所に非常にシュールな笑い所がある。
シリアスなムードでギャグを入れてくるため、笑い所なのかどうか戸惑う人も多い。
アニメでは第3話の訓練兵の時の芋を食べるサシャが最初の笑い所であった。
ライナーのクリスタが自分を好きという勘違いや、「結婚しよ」という台詞もまた印象に残るギャグシーン。
しかしそれらもシリアスな極限状態で唐突に出てくるため、やはり笑っていいのかどうか迷う人もいる。

エレンが外の世界に憧れる理由

エレンが壁の外に憧れを持つようになったのは、幼少期のアルミンの話からである。
アルミンの両親は壁の外に行こうとして死に、その影響かアルミンの家には外の世界についての本があった。
その本をアルミンは祖父から見せてもらい、その本をエレンに見せる。
エレンは、外には「炎の水」「氷の大地」「砂の雪原」が広がっていて、海の水は塩水であることなどをアルミンから聞く。
初めは信じられないエレンであるが、アルミンの夢を語る姿を見て、自分も外の世界に言って見たいと思うようになった。
エレンはトロスト区奪還戦で巨人化した際に自我を失い、精神世界の中に閉じこもろうとしてしまうが、外からアルミンに何故外の世界に憧れたのかと問われる。
それは自分が生きているからだと答え、自我を取り戻した。

ミカサがエレンに執着する理由

ミカサは両親を盗賊に殺されてしまう。
ミカサ自身も捕らわれ命が危なかったが、たまたま父と一緒にアッカーマン家に来たエレンに助けられる。
盗賊は2人で倒したものの、ミカサは家族を失い一人になってしまう。
「寒い」というミカサにエレンは自分のマフラーを巻いてあげた。
そしてミカサはイェーガー家に引き取られ、エレンと一緒に住む事になった。
エレンはマフラーでミカサの体を暖めたが、ミカサからするとエレンは全てを失ってしまった自分の心を暖めてくれた恩人なのである。
以降、ミカサはエレンのくれたマフラーが宝物になり、常に見につけている。
二期最終話では調査兵団が絶体絶命のピンチになり、巨人化出来ない状態のエレンと負傷して動けないミカサも巨人達に囲まれてしまう。
ミカサは何かを悟ったのか、落ち着いてエレンに微笑みかけ「マフラーを巻いてくれてありがとう」と言った。
この言葉を聞いたエレンは、何度だって巻いてやると答え、生身で巨人に立ち向かうのであった。
その後、エレンにもうボロボロだから支給品を貰って来ようかと言われても、ミカサはこのマフラーが良いのだと断った。
エレンを思う気持ちが人一倍強いミカサはエレンに対する執着も人一倍深く、エレンをボコボコにしたリヴァイに敵意を持ったり、エレンが攻撃を躊躇ったアニを「あの女」と呼ぶなどする。
同じ幼馴染のアルミンに対しては、特に敵意を感じないようである。
また、ミカサが兵団に志願したのはエレンが行くから、憲兵団に入る資格がありながら調査兵団に入った理由はエレンがいるからで、ミカサはエレンは自分が居ないと早死にすると思っている。
訓練兵時代にエレンが立体機動装置を上手く乗りこなせず、四苦八苦して合格した際も、エレンが自分と一緒にいたいから頑張ったのだと一人誤解していた。

104期訓練兵の決断

エレンの同期の104期生たちは、成績ランキング上位の殆どが調査兵団に入った。
中でもジャンは憲兵団に入って楽したいと口にしていたが、親友のマルコを戦いで失い、マルコに失望されたくないと震えながらも戦う決意をする。
その言葉を聞いたサシャとコニーもまた調査兵団に志願する。
クリスタは自分の願望のために調査兵団に、ユミルはクリスタを守るために調査兵団に志願した。
104期のレギュラーキャラで予定通り憲兵団に入ったのはアニだけであった。
調査兵団に入った104期のキャラクター達はその後女型の巨人討伐や、ライナー・ベルトルトとの戦いでも活躍していく。

人類最強のリヴァイ兵長

本作の人気ナンバーワンキャラにして、人類最強と謳われるのがリヴァイ兵長。
身長は160センチと小柄で、小柄な印象のあるアルミンよりも3センチ小さく、ミカサからはチビと言われる。
威圧的な言動と、ちょっと汚い言葉使いで周りを緊張させる。
潔癖症でもあり、滞在する事になった屋敷に入ったらまず大掃除から始め、エレンたち部下に厳しく掃除の仕方を指導する。
巨人の血が刃や手に付くと「汚ぇな」と言ってハンカチで拭くが、血まみれになった仲間の手は躊躇わずに握る人情の持ち主でもある。
戦闘能力は人類最強と言われるだけあり、一瞬で巨人を何体も倒してしまい、むしろ巨人のほうを哀れに感じるほど。
エレンを口に入れて移動する女型の巨人に対しても一瞬で行動不能に追い込み、顎の筋肉を切ってエレンを救出した。
しかしこの時にミカサを庇って負傷してしまい、その後のエレン奪還戦には不参加。
強くてかっこよくて信頼されている、ちょっと悪っぽいけど人情のあるキャラであり、男女両方からの人気が集まるのも納得。

クリスタ(ヒストリア)とユミル

ユミルは幼い頃、「ユミル」を信仰する団体に拾われ、「ユミル」として祭られる。
しかしユミルたちは人々から迫害を受け、ユミルと名乗っていたために捕まり、巨人にさせられ広野をさまよう事になった。
広野をさまよいながら長い眠りにつき、目覚めた時にたまたま近くにいたライナー達を襲い「マルセル」を捕食し、人間の姿に戻る。
その後、超大型巨人が開けた穴から壁の中へ行き、そこである少女が「クリスタ」という偽りの名前で兵士に志願した話を聞く。
クリスタはある一族の血を引く妾の子であり、妾であった事で母と居場所を失い、死ぬために兵士に志願したのである。
そんなクリスタに自分を重ねたユミルは、クリスタに出会うため自分も兵士に志願する。
そして訓練兵の施設で、ご飯を抜きにされたサシャにこっそりとパンを与えるクリスタに、ユミルは声をかけた。
クリスタはあえて「良い事」をしようとしており、ユミルはそれを指摘する。
2人はそれから一緒に居ることが増え、ズバズバ物を言うユミルと、そんなユミルを咎めるクリスタというコンビへなっていく。
ユミルとクリスタは同じ班になり、雪山の訓練で動けなくなった班員のダズをクリスタは見捨てずに運ぼうとするが、ユミルは見捨てた方が良いという。
どうしても見捨てたくないというクリスタに、ユミルはこれから自分はあることをしてダズを運ぶから、クリスタは自分で拠点へ行く様にいう。
この時ユミルはクリスタに見えないように巨人化し、ダズを運んだのであった。
ウトガルド城の戦いでは、ユミルはクリスタに本名で胸を張って生きるように約束させ、自ら巨人化して戦い、クリスタは驚きながらもユミルを応援した。
2人はこのことにより、より深く固い絆が生まれたが、ユミルはライナー達に連れ去られてしまう。
ユミルは最初、自分達と一緒にくればクリスタだけは助けるという条件をライナーが出したためライナーたちと行動を共にしていた。
しかしその後助けに来たクリスタと会話し、これからは人のためではなく自分のために生きようといわれ、自らの意思で2人についていくことにした。
ユミルとずっと一緒に居られると思っていたクリスタは、しばしユミルが自分の元を離れてしまった事にショックを受けていた。

『進撃の巨人』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

物語のモデル

作者の諌山先生自ら「マブラヴ オルタネイティヴ」に強い影響を受けていると告白。
「マブラヴ オルタネイティヴ」とは、18禁の恋愛シュミレーションゲーム「マブラヴ」のメディアミックス作品。
タイムスリップした主人公が地球外生物と戦うというもので、進撃にもタイムスリップやループを思わせるような表現がある。
また、進撃の第一話の始まりのシーンであるエレンが目を覚ますと泣いているところから始まる表現も、マブラヴと一致する。
他にも様々な類似点があり、諌山先生は正直にパクったと言っており、このエピソードはファンの間では有名。

舞台のモデル

進撃の街のモデルはドイツの「ネルトリンゲン」とされている。
ネルトリンゲンには進撃のように大きな壁が街を囲んでおり、町並みも何処と無く似ている。
「世界ふしぎ発見!」では進撃の巨人とコラボし、藤原啓治(ハンネス)朴璐美(ハンジ)井上麻里奈(アルミン)麻生智久(ニック)土田大(グリシャ)三宅健太(ミケ)などの声優が吹き替えで参加した。
ロゴも進撃を意識したものとなり、ツイッターなどで話題になった。

諫山創について

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クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミル(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユミルとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の兵士。主人公エレン・イェーガーと同じ104期訓練兵団の卒業生で、そばかすと鋭い目つきが特徴の少女。打算的な性格で、世間ずれした攻撃的な言動が多い。同期のクリスタ・レンズに強い執着心を抱いており、本来ならユミルが成績上位10位以内に入るべきところをクリスタに譲ったという経緯があった。その正体は60年以上もの間壁外を彷徨っていた巨人の1人であり、偶然「顎の巨人」を継承したことで人間に戻った巨人化能力者である。

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