エイリアン(映画)のネタバレ解説まとめ

『エイリアン』とは、1979年に公開された『ブレードランナー』や『ハンニバル』などで知られるリドリー・スコット監督の、SFホラー映画の元祖ともいえる作品だ。監督の出世作でもあるが、主人公のリプリーを演じたシガニー・ウィーバーの名を、世界中に広めた映画でもある。
宇宙船に入り込んだ姿を見せないエイリアンが、次々と乗組員を襲っていくホラーSF映画で、エイリアンという名称を定着させたことでも知られる。
その後もシリーズ化されるなど、映画界に衝撃を与えた作品だ。

リプリー役のシガニー・ウィーバー

リプリー役のシガニー・ウィーバーは当時28歳。まだ無名で舞台女優を目指していた。本来の設定はキャスト全員男性だったそうだが、男性ばかりだった制作チームに女性が加わり、脚本を練り直していくうちに主人公は女性になったそうだ。
シガニー・ウィーバーは舞台をやりたかったので、SF映画にはあまり興味がなく、面接の日にビルを間違えて遅刻したという。

リドリー・スコット監督は、H・R・ギーガーの画集を見てエイリアンのデザインを依頼

H・R・ギーガー

H・R・ギーガーは、モノクロのグロいデザインで人気を博したスイス出身のデザイナー。エイリアンの姿のデザインのほか、宇宙船の船内なども手掛けている。
この『エイリアン』でアカデミー賞の視覚効果賞を受賞した。

アッシュがリプリーを殺害しようとして口に押し込んだ雑誌は『平凡パンチ』

リプリーに突き飛ばされたアッシュは、リプリーの口に丸めた雑誌を押し込み窒息させようとしたが、それは日本の雑誌『平凡パンチ』で、表紙は当時人気のアイドル、木之内みどり。現在は竹中直人の妻である。
ノストロモ号の所有者であるウェイラン・ユタニ社が、日系企業だったからだ。

サントラに収録された曲のほとんどが映画で使われておらず、作曲したジェリー・ゴールドスミスは激怒した

ジェリー・ゴールドスミス

『エイリアン』のサントラはジェリー・ゴールドスミスが手掛け、映画の公開前に発売された。ジェリー・ゴールドスミスは『オーメン』『ランボー』『氷の微笑』などの音楽も手掛けた映画界の巨匠である。
だが公開された映画では、ゴールドスミスの曲はほとんど使われておらず、ゴールドスミスの過去の作品「フロイド/隠された欲望」から使われたものが多かった。
サントラを制作する前にリドリー・スコット監督とはほとんど打ち合わせをしていなかったため、監督の求める無機質でおとなしい曲とは正反対の、豪華でパワフルな楽曲になってしまったからだ。
出来上がった映画を見たジェリー・ゴールドスミスは激怒したという。

『エイリアン』の主題歌・挿入歌

主題歌:ジェリー・ゴールドスミス『メインテーマ』

『エイリアン』のメインテーマ

挿入歌:デビー・レイノルズ『You Are My Lucky Star』(リプリーがラストの方で口ずさむ歌)

脱出艇に乗るがエイリアンを見つけたリプリーが、自分を落ち着かせるために口ずさんだ曲

クレジット画面:ハワード・ハンソン『交響曲第2番 ロマンティック』

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