エイリアン(映画)のネタバレ解説まとめ

『エイリアン』とは、1979年に公開された『ブレードランナー』や『ハンニバル』などで知られるリドリー・スコット監督の、SFホラー映画の元祖ともいえる作品だ。監督の出世作でもあるが、主人公のリプリーを演じたシガニー・ウィーバーの名を、世界中に広めた映画でもある。
宇宙船に入り込んだ姿を見せないエイリアンが、次々と乗組員を襲っていくホラーSF映画で、エイリアンという名称を定着させたことでも知られる。
その後もシリーズ化されるなど、映画界に衝撃を与えた作品だ。

リプリーは母艦から脱出艇「ナルキッソス」で脱出し、母艦を自爆装置によりエイリアンもろとも爆発させようと考えていた。
リプリーは脱出艇のエンジンをかけに行き、パーカーとランバートは脱出するための酸素冷却材を集めに向かう。
するとダクトからエイリアンが現れ、ランバートとパーカーを襲った。
無線でふたりの悲鳴を聞いたリプリーが駆け付けると、そこにはふたりの無残な遺体があった。
恐怖の中リプリーは母艦の自爆装置を起動させ、10分後に爆発する設定をした。
猫のジョーンズが入ったゲージを持ち、リプリーは脱出艇に乗ろうとしたが、その通路上にエイリアンが待ち潜んでいるのが見えた。
リプリーは火炎放射器を取りに母艦の下層まで行くが、その帰りにエイリアンによって繭にされていたダラスとブレットを目撃する。
ダラスはかろうじて息があり、リプリーにもう逃げられない自分を殺してくれと頼む。

母艦の爆発

脱出艇「ナルキッソス」に乗り込んだリプリー

リプリーは意を決しダラスを火炎放射器で焼き、脱出艇「ナルキッソス」へと急いだ。
脱出艇にジョーンズを連れたリプリーが乗り込み、脱出艇を発射させる。
発射してまもなくノストロモ号は爆発し、その姿を消した。
安堵したリプリーだったが、シャトルの中にエイリアンがいるのを発見。
リプリーは宇宙服を着て椅子に体を固定させ、エアロックを開けてエイリアンを排出しようとする。
だがエイリアンは入口にしがみつく。リプリーがエイリアンにボウガンを刺し、ジェット噴射してようやくエイリアンは宇宙の彼方へ消えていった。

『エイリアン』の登場人物・キャラクター

アーサー・ダラス(演:トム・スケリット)

日本語吹替(VHS・DVD版):富山敬

ノストロモ号の船長。
謎の信号が発せられた惑星に探索に向かうため、コールドスリープから目覚めさせられ、会社の命令に従い惑星に向かうことにする。
ケインに寄生し逃げ出したエイリアンが船内のダクトにいることを知り、自らダクトに入るがそこでエイリアンに連れ去られる。
所持していた武器の火炎放射器はその場に残されていた。

エレン・リプリー(演:シガニー・ウィーバー)

日本語吹替(VHS・DVD版):幸田直子

通信士である二等航海士。船長のダラスと一等航海士のケインがいなくなってからは、ノストロモ号の指揮を執ることになる。
常に船内の安全を優先するため、会社の命令に忠実なダラスやアッシュとたびたび口論になる。
ノストロモ号の乗組員としては唯一の生存者である。

ジョーン・ランバート(演:ヴェロニカ・カートライト)

日本語吹替(VHS・DVD版):榊原良子

二等航海士で操舵手。ダラスがいなくなったあとパニックになり、脱出艇で逃げようと騒ぎ出す。
パーカーとともにエイリアンに遭遇した時は、動くことができずそのままエイリアンに襲われ命を落とす。

デニス・パーカー(演:ヤフェット・コットー)

日本語吹替(VHS・DVD版):郷里大輔

黒人の機関長。機関士の給料やボーナスが少ないことに不満を持っていて、みんなに突っかかっていた。
ノストロモ号の修理や火炎放射器を作るなど器用な人物。ランバートがエイリアンに襲われそうになったとき、火炎放射器を使おうとしたが、ランバートにも火がかかる距離だったため、自らエイリアンに飛び掛かるが、あえなく死亡してしまう。

サミュエル・ブレット(演:ハリー・ディーン・スタントン)

日本語吹替(VHS・DVD版):穂積隆信

パーカーの部下である機関士。常にパーカーの言うことだけ従っている。
エイリアンを探しているときに見つけた猫のジョーンズを追いかけるが、そのときにエイリアンの脱皮した抜け殻を見つけ、大きく成長したエイリアンに殺される。

ギルバート・ケイン(演:ジョン・ハート)

日本語吹替(VHS・DVD版):納谷六朗

一等航海士で副長。
惑星で船外操作をしていたとき、謎の宇宙船の中でエイリアンに寄生された最初の犠牲者。遺体は宇宙に放出された。

アッシュ(演:イアン・ホルム)

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

エイリアン2(映画)のネタバレ解説まとめ

『エイリアン2』とは『ターミネーター』で監督として評価された、ジェームズ・キャメロンが監督と脚本を手掛けた1986年の映画だ。 前作から57年後という設定でエイリアンの数も莫大に増え、数々の未来兵器を使ったジェームズ・キャメロンならではの壮大なアクション映画。 前作でたったひとりノストロモ号の脱出艇で生還した、シガニー・ウィーバー演じるリプリー。そのリプリーが戦うのは、エイリアンの母親的な存在のエイリアン・クイーン。 作業用ロボットに乗ったリプリーとクイーンの対決は、大きな見どころだ。

Read Article

ブラック・レイン(Black Rain)のネタバレ解説まとめ

『ブラック・レイン』とは、1989年公開のアメリカ映画。リドリー・スコット監督によるポリス・アクション・ムービー。マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、松田優作といった豪華な日米キャストの共演や、大阪での長期にわたるロケーション撮影が話題となった。ニューヨークで逮捕した男を日本に護送した2人の米国の刑事が、日本の警察と文化やスタイルの違いから対立しながらもお互い協力してヤクザと戦う物語を、大阪の街を舞台に描く。

Read Article

ホビット 決戦のゆくえ(映画)のネタバレ解説まとめ

『ホビット 決戦のゆくえ』とは、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の60年前が舞台となる『ホビット』3部作の最終章で、2014年に公開された映画。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ホビット族のビルボが仲間と共にドワーフ王国の再興を目指す冒険物語で、壮大な世界観や臨場感溢れる映像、圧倒的スケールの戦闘シーンが観る者を魅了する。町を襲う竜や闇の勢力との壮絶な死闘に加え、ビルボとドワーフら旅の仲間の絆、エルフの女性とドワーフの若者の切ない恋の行方も魅力の作品。

Read Article

オデッセイ(映画)のネタバレ解説まとめ

『オデッセイ』は、2015年にリドリー・スコットが監督を務めたアメリカ映画。原作は2011年に出版されたアンデイ・ウィアーのヒット小説『火星の人』。 過酷な状況に置かれながらも人間性を失わず、生存の危機に立ち向かう宇宙飛行士。そして、彼を助けようと奮闘する人々を描いた。NASAが全面的に協力し、惑星科学部門の責任者、ジェームズ・グリーンが科学技術面のアドバイザーとして雇用されている。

Read Article

グリーンマイル(The Green Mile)のネタバレ解説まとめ

『グリーンマイル』とはホラー小説家スティーヴン・キングのファンタジー小説が原作で、1999年にアメリカで公開されたフランク・ダラボン監督の映画。トム・ハンクスなどの豪華キャストで製作された感動傑作で、2000年度のアカデミー賞で4部門にノミネートされている。物語は1935年のある刑務所の死刑囚棟が舞台で、主人公は看守主任のポール。そこに死刑囚として送られてきた不思議な力を持つ大男の黒人ジョンと、他の看守や死刑囚、ネズミのMr.ジングルスたちとの交流を描いたファンタジーヒューマンドラマである。

Read Article

アバター(Avatar)のネタバレ解説まとめ

『観るのではない。そこにいるのだ。』というキャッチコピーで3D上映され話題となった2009年公開のアメリカ・イギリス合作のSFファンタジー映画。監督は、「タイタニック」「ターミネーター」などを手がけた、ジェームズ・キャメロン。世界興行収入は歴代1位を記録した。自然豊かな惑星「パンドラ」を舞台に繰り広げられる人間と先住民族ナヴィの戦いを描いた作品。

Read Article

ブレードランナー(映画)のネタバレ解説まとめ

『ブレードランナー』とは、フィリップ・K・ディック作のSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の映画化作品。1982年公開。 レプリカントと呼ばれる、人間と区別がつきにくい人造人間6名が火星から地球へと逃亡してくるのをきっかけに、主人公リック・デッカードがレプリカント狩りのため復職につく。すべてのレプリカントを狩れるのか。人間と機械の違いとは何か。SF映画「禁断の惑星」や「メトロポリス」に次ぐSF映画の金字塔。

Read Article

ホビット 思いがけない冒険(映画)のネタバレ解説まとめ

『ホビット 思いがけない冒険』は、『ロード・オブ・ザ・リング』の60年前の前日譚となる『ホビット』三部作の1作目で、2012年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ニュージーランドの壮大な風景に加え、最新技術を活用した今までにない映像美、臨場感溢れるアクションシーンの連続で、観客を興奮の渦に巻き込む。ホビット族のビルボが困難を乗り越えながら仲間との友情を築いていく冒険物語で、『ロード・オブ・ザ・リング』につながるシーンも多く、シリーズの理解も深まる見逃せない作品。

Read Article

目次 - Contents