ホビット 決戦のゆくえ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホビット 決戦のゆくえ』とは、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の60年前が舞台となる『ホビット』3部作の最終章で、2014年に公開された映画。原作はJ・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』。ホビット族のビルボが仲間と共にドワーフ王国の再興を目指す冒険物語で、壮大な世界観や臨場感溢れる映像、圧倒的スケールの戦闘シーンが観る者を魅了する。町を襲う竜や闇の勢力との壮絶な死闘に加え、ビルボとドワーフら旅の仲間の絆、エルフの女性とドワーフの若者の切ない恋の行方も魅力の作品。

『ホビット 決戦のゆくえ』の概要

『ホビット 決戦のゆくえ』は、2014年に公開されたアメリカ・ニュージーランド合作のファンタジー映画。本作は、J・R・R・トールキンが1937年に発表した小説『ホビットの冒険』を原作として実写化した『ホビット』3部作の最終章となる。『ホビット』3部作は、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』の前日譚で、60年前の中つ国が舞台となっており、本作をもって、完璧に『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』につながる。3部作は世界で初めて導入された最新の3D技術である「HFR 3D」で撮影された。従来の映画では毎秒24フレームの撮影を、その倍の48フレームで撮影することにより、アクションシーンなど動きが激しい場面が、より滑らかで鮮明な映像となっている。3部作の総製作費が約800億円という映画史に残る壮大なシリーズの完結編となる本作は、主要キャラクターの見せ場も盛り沢山。竜のスマウグが火を吐きながら町を襲うシーンや最後の全軍の戦闘シーンも圧巻の大迫力。ホビット族のビルボと旅の仲間の絆や、ドワーフ族の王トーリンと闇の勢力の指揮官アゾグとの壮絶な死闘も見逃せない。原作にはないエルフ族の女性近衛隊長タウリエルとドワーフ族のキーリの切ない恋の行方も決着がつく。また、人気キャラクターのエルフ族の王子レゴラスの身体能力と戦闘スキルは『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』と『ホビット』三部作の中でも群を抜いており、観ている者が思わず声を出してしまうほど驚異的である。
映画監督は『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』のピーター・ジャクソンが続投し、主人公ビルボ・バギンズを『ブラック・パンサー』やBBCドラマ『SHERLOCK』のマーティン・フリーマンが演じている。出演は他に、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のリチャード・アーミティッジ(トーリン役)、『アントマン』のエヴァンジェリン・リリー(タウリエル役)、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』から引き続き、イアン・マッケラン(ガンダルフ役)、ケイト・ブランシェット(ガラドリエル役)、オーランド・ブルーム(レゴラス役)など。
第41回サターン賞で最優秀ファンタジー映画、助演男優賞を受賞した。後にブルーレイ化された『エクステンデッド・エディション』では、約20分間の未公開シーンが追加されている。本記事ではこの未公開シーンの内容も一部含んでいる。
また、J・R・R・トールキンが書いた『ホビットの冒険』や『指輪物語』などの物語は、後の映画やアニメ、小説やゲームなど多くのファンタジー作品に多大な影響を与えたと言われている。肉体的にも精神的にも極めて強靭で、疲れを知らず、病気にもならず、老いることも寿命もない美しいエルフや、背は低いが非常に頑強で、長髪と長い髭を持つ粗野なドワーフ、子供のような外見で平和と食事を愛し、すばしこく動き、精神的な耐久力が高いホビットなど、今では当たり前となった想像上の種族のキャラクターやイメージを確立した。権利上の問題で「ホビット」という種族名が使えなくても、同種族に影響されたと思われる素朴で子供のような人が登場する作品はファンタジー分野のみならずSF分野にも多く存在する。

人間やエルフ族、ドワーフ族、ホビット族などが住む中つ国(なかつくに)。ホビット族の青年ビルボは、魔法使いのガンダルフ、ドワーフ族の王であるトーリン・オーケンシールド率いる13人のドワーフと共に出発した旅の目的である、はなれ山にあるドワーフ王国の奪還に成功した。はなれ山は、かつて、第三紀で最大最強最悪であり、火を吐く火竜のスマウグに奪われていたのだ。戻ってきたドワーフたちに王国や王国にある財宝を奪い返され、怒り狂ったスマウグは湖の町エスガロスを襲い、火を吐き、町を焼き払う。しかし、町の船頭バルドが唯一竜を倒すことが出来る黒い矢を命中させ、スマウグを倒した。はなれ山奪還の暁には町民に財宝を分け与えると約束したトーリンだが、「竜の病」という黄金に固執する病となり、財宝を分けようとしなかった。一方、旅の途中で冥王サウロンの復活を確認するために一行と別行動をとったガンダルフは、闇の森の南西部にあるドル・グルドゥアの砦で姿を現したサウロンと懸命に戦うも捕まってしまう。茶の魔法使いラダガストから報告を受けたエルフの国ロスローリエンの奥方であるガラドリエル、裂け谷の領主であるエルロンド、白の魔法使いサルマンの3人によって救出されたガンダルフは、ドル・グルドゥアからオーク軍が進軍したことを知らせるため、はなれ山へと向かった。
はなれ山では財宝の分け前を求めるバルド率いるエスガロスの町民たちと、「ラスガレンの白い宝石」を取り戻そうとする闇の森のエルフの王スランドゥイルが協力し、ドワーフたちと戦をする準備をしていた。竜のいた部屋からドワーフの王家の証であるアーケンストーンを探し出し手に入れたビルボだが、「竜の病」になってしまったトーリンには渡さず、戦をせずにすむようにスランドゥイルに交渉の材料としてアーケンストーンを渡してしまった。それを知ったトーリンは怒り狂い、ビルボを罵り城門から投げ落とそうとするが、ビルボは辛くも逃れる。そこにトーリンの従兄弟である、くろがね山のダインが軍勢を率いてトーリンの援軍として駆けつけ、エルフ軍と戦いを開始した。しかし冥王サウロンの配下として闇の勢力の主力を成す種族であるオークの首領アゾグ率いるオークの大軍が現れたため、ドワーフ軍、エルフ軍は戦いを止め、町民たちの人間軍と共にオークの大軍と戦うが徐々に劣勢になっていく。そんな状況でも王国の中に閉じこもって財宝に固執していたトーリンだが、仲間のドワーフたちの言葉で目が覚め、王国を出て仲間と共にオークの大軍に突撃していった。圧倒的な戦力差がある中、トーリンは敵の頭であるアゾクを倒すしか勝利はないと考え、仲間と共にアゾグの元へ向かった。そこでトーリンはアゾグの息子ボルグに甥であるフィーリを殺されてしまう。駆け付けた闇の森の王子レゴラスと近衛隊長のタウリエルも共に戦うがフィーリの弟キーリも殺されてしまった。レゴラスがボルグを倒し、トーリンはアゾグと相討ちする。トーリンは瀕死の状態のなか、駆け付けたビルボに城門でのことを謝罪し息絶えた。茶の魔法使いラダガストが率いて来た大鷲や「皮を変える者」と呼ばれ大熊の姿になったビヨルンらが、アゾグ、ボルグら指揮官のいなくなったオーク軍と戦い、ドワーフ、エルフ、人間の軍勢は勝利した。はなれ山では新しい王としてダインが即位し、ビルボはドワーフの旅の仲間たちに見送られ、ガンダルフと共に故郷のホビット庄への帰路に就いた。

『ホビット 決戦のゆくえ』のあらすじ・ストーリー

火竜スマウグに襲われ、火の海となったエスガロスの町

出典: getwallpapers.com

町を襲うスマウグ

人間やドワーフ、エルフやホビットが暮らす中つ国と呼ばれる世界。ホビット庄に暮らすホビットのビルボ・バギンズはひょんなことから灰色の魔法使いのガンダルフの推薦によって半ば強制的に13人のドワーフと共にドワーフ達の故郷・はなれ山とドワーフの秘宝・アーケンストーンの奪還の旅に、「忍びの者」として同行させられることとなる。

なんとかはなれ山を奪還した旅の仲間達だったが、はなれ山のエレボールを住処としていた邪竜スマウグは山を離れ、港町エスガロスを襲撃する。スマウグによって燃やされ、破壊されたエスガロスの街だったが、街の弓の名手バルドが放った黒い矢によってスマウグは討伐され、竜との戦いは終わった。
しかし街は破壊され多くの難民が出ており、被害は甚大なものだった。バルドはスマウグを討ち取った功績から街の統領に推され、行方不明となった統領に成り代わってエスガロスの指導者となり、街の再建にあたる。

ガンダルフの救出

一方ドル・グルドゥアで「エルフに与えられた三つの指輪」を求める死人占い師こと闇の冥王サウロンに捕らえられた魔法使いガンダルフは、光のエルフ・ガラドリエルの救援によって窮地を逃れる。しかし、九人の指輪の幽鬼・ナズグルの襲撃を受けて再び窮地に陥る。そこにエルフのエルロンドと白の魔法使いサルマン、茶の魔法使いラダガストが現れ、ナズグルを追い払い、ガンダルフを救う。ガラドリエルは持てる力のすべてを振り絞りサウロンを追い払った。エルロンドはサウロンを追討するべきだと言うが、サルマンはガラドリエルの回復が先だとこれを拒否し、サウロンについては自分に任せるように言う。

トーリンの変貌

エルフの家宝の宝石「ラスガレンの宝石」を見るトーリン

はなれ山にいるトーリンは仲間のドワーフたちに旅の目的だったアーケンストーンを探すよう命じるが、なかなか発見することができず苛立ちを募らせていた。それだけでなくトーリンは仲間のうちの誰かがアーケンストーンを隠しているのではないかと猜疑心を募らせていた。トーリンの変わり様に恐怖を覚えたビルボはスマウグの財宝からかすめ取ったアーケンストーンをトーリンに渡せずにいた。

エスガロスのバルドは生き残った人々とともに街の再建のためにスマウグの財宝を分けてもらおうとエレボールにやって来るが、トーリンは城門を閉め切って守りを固めこれを拒否する。トーリンはスマウグの財宝に目がくらんでしまっており、町民が財宝を奪いに来たと考えたのだった。バルドが仕方なく崩壊したエスガロスに戻ると、闇の森のエルフの王であるスランドゥイル率いるエルフの軍勢がやってくる。彼らは邪竜スマウグの死を聞きつけ、エレボールにあるエルフの至宝「ラスガレンの白い宝石」をエルフの元に取り戻すためにやってきたのだった。

バルドはエルフ達と結託し、戦闘になりかねないという脅しの意を持ってトーリンから財宝を分けてもらおうと考え、再びエレボールに赴く。しかしトーリンはこれを武力による脅しと考え、仲間たちの反対を押し切り財宝を守るために戦いも辞さないと言い出す。バルドは交渉が決裂したことをスランドゥイルに伝えると、夜明けとともにエレボールに攻撃を仕掛けると決め、バルドたち町民も仕方なく戦いの準備を始める。

そんな中ドル・グルドゥアから窮地を脱したガンダルフが現れ、スランドゥイルにオークの軍勢がエレボールを狙って進軍していることを告げる。冥王サウロンはアングマールの地を奪還する足がかりとして、僕である穢れの王・アゾグにエレボール陥落を指示を出していたのだった。ガンダルフはドワーフとの戦争をやめ、オークとの対決の準備をすべきだと主張する。しかしスランドゥイルは聞く耳を持たず、オークの進軍を嘘だと決めつける。

そこにはなれ山をこっそりと抜け出してきたビルボが現れ、スランドゥイルにアーケンストーンを渡し、「これを交渉の材料にすればトーリンが交渉に応じるだろう」と教えた。ビルボはなんとしてでも戦争を避けようと考えたのだった。

スランドゥイル達は再びエレボールに赴き、アーケンストーンを材料に交渉を行うが、トーリンはアーケンストーンを偽物と決めつける。ビルボが「自分が渡した。石は本物だ」と告白すると、トーリンは激怒し、ビルボを「盗っ人」と罵り、城外に投げ捨てるよう仲間に命令する。しかし、旅の仲間であるビルボに危害を加えたいドワーフは存在せず、命令が行使されることはなかった。

ガンダルフはトーリンに「山の下の王としての資格はまだないようだ」と怒鳴りつける。トーリンはビルボを縛りつけるように命令し、スランドゥイルに対し依然と戦う姿勢を崩さない。しかし仲間のドワーフたちは勝ち目はないと考え、トーリンに従うものは居なかった。
そのとき、トーリンの従兄弟であるくろがね山の鉄の足・ダインがドワーフの軍勢を率いて、トーリンの援軍として現れる。これを見たトーリンはエルフと人間の連合軍と戦うことを決断する。

エルフ、ドワーフ、人間軍対闇の勢力

ドワーフ軍とエルフ・人間の連合軍が戦いを始めると、突如巨大なミミズのような怪物が現れる。この怪物は地中から現れ、怪物があけた地面の穴からオークたちが飛び出す。オークたちは怪物が掘った穴を使って、地中から進軍していたのだった。
戦いはドワーフ対連合軍からドワーフ・エルフ・人間の連合軍対オークたち闇の軍勢へと変化し、戦争は激化する。なんとか奮戦するものの圧倒的な兵力の差から連合軍は劣勢に追い込まれる。
ビルボは予め緩められていた縄を解いてガンダルフと合流し戦闘に加わる。

旅の仲間のドワーフ・ドワーリンは戦争が激化してもエレボールに立てこもり続けるトーリンを叱責するも、トーリンは聞く耳を持たずドワーリンを追い返す。しかし、やがて自分の姿がかつて黄金に目がくらんでしまった祖父と同じであることに気づき、正気を取り戻す。

復活したトーリンは仲間のドワーフたちとともに戦闘に加わる。山の下の王が戻ったことでドワーフたちの士気は向上し、わずかに形成を立て直すことに成功する。しかし、依然として劣勢であることに変わりは無かった。勝利するためにはオーク軍の首領である穢れの王アゾグを討ち取るしかないと考えたトーリンは、仲間とともに丘の上に陣取るアゾグの元へと向かう。

一方はなれ山の下の街デイルで戦うガンダルフとビルボの元にエルフのスランドゥイルの息子・レゴラスと闇の森のエルフ・タウリエルが現れ、ボルグ率いるグンダバドのオーク軍が迫っていることを伝える。闇の軍勢はアゾグが戦っている間に、ボルグたち軍勢を使ってはなれ山を陥落させようとしていたのだった。
このことに気づいたガンダルフはスランドゥイルにトーリンにこれを伝える伝令を頼むが、スランドゥイルはエルフの犠牲者が出ることを恐れて拒否する。するとビルボが伝令役を名乗り出る。ガンダルフは危険だと引き留めるが、ビルボは霧ふり山脈の地底湖でゴラムから盗んだ「姿の消える指輪」を持っていたので伝令役を引き受け、トーリンたちが向かったアゾグのいる丘を目指す。

丘の上にたどり着いたビルボだったが、そこに現れたアゾグによって旅の仲間のドワーフ・フィーリが殺されてしまう。トーリンはアゾグを倒すため、アゾグを追う。はなれ山を陥落させるべく別働隊として攻めてきたボルグを、ドワーフのキーリとタウリエルが迎え撃つ。しかし必死の戦闘むなしくキーリはボルグの凶刃に倒れてしまう。窮地に陥ったタウリエルの前にレゴラスが現れ、ボルグはレゴラスによって討ち取られる。

一方トーリンは氷雪の丘の凍った川の上でアゾグとの一騎打ちに臨んでいた。戦いのさなか、大鷲に乗った茶の魔法使いラダガストが援軍として駆けつけ、オークたちを蹴散らしていく。戦況がわずかに攻勢に転じるなか、トーリンは地の利を使って、アゾグを凍った湖の下に落とすことに成功する。勝利したかに見えたがアゾグは死んでおらず、氷雪の下からトーリンの足を剣で突き刺し、再び戦いは続く。
トーリンは相打ち覚悟でアゾグに飛びかかり、剣で突き刺されながらアゾグの胸を突き刺す。こうして相打ちでアゾグはトーリンによって討ち取られた。

瀕死の重傷を負い倒れるトーリンの元にビルボが駆けつける。トーリンはビルボを罵ったことを謝罪し、ビルボを真の友と呼ぶ。こうしてトーリンはビルボに平和への願いを告げて息を引き取った。

戦いの果てに

トーリンの死後、戦いが終わり、並んで佇むビルボ(画像左)とガンダルフ(画像右)

アゾグが討ち取られたことで戦いは連合軍の勝利に終わり、人々は喜ぶ。だが旅の仲間のトーリン、次期山の下の王候補であったフィーリ、キーリは戦いで命を落とした。エレボールの王にはトーリンの従兄弟のダインが就いた。

タウリエルはエルフとドワーフ同士で種族を超えて惹かれ合っていたキーリが戦死したことで酷く悲しみ、傷つく。スランドゥイルはタウリエルに「悲しみが深いのは真実の愛だったからだ」と教える。
レゴラスは森には帰らず、父であるスランドゥイルに教えられた「ドゥーネダインの若者、アラソルンの息子のストライダー」に会うため旅立つ。
トーリンはアーケンストーンと共に葬られ、アーケンストーンは永遠に山の下の王・トーリンのものとなった。こうして旅の仲間は悲しみと喜びを胸に別れるのだった。

ホビット庄に戻ったビルボは、自分の家が競売にかけられ、家財が売りに出されているのを目撃し、慌てる。ビルボは1年1か月もの間行方不明で、死んだことになっていた。ビルボはとあるホビットに本人であることの証明を求められ、ビルボは契約したトーリンとの雇用契約書を見せる。「トーリンとは誰だ?」と聞かれるとビルボは「僕の友達だった」と答える。

冒険から60年の月日が流れ、ビルボは111歳の誕生日を迎えた。ビルボは高齢ながら60年前と変わらない姿を維持しており、相変わらず「姿を消す魔法の指輪」に魅了されていた。家の戸をたたく音が聞こえるとビルボは「客は一切お断りだ」と返す。だがガンダルフの「古い古い友人でもか?」という声にビルボは喜んで玄関にむかう。ビルボの机の上にあるはなれ山の地図には「山の下の王、ここに在りき」と書かれていた。

『ホビット 決戦のゆくえ』の登場人物・キャラクター

冒険の仲間

ビルボ・バギンズ(演:マーティン・フリーマン(青年期)、イアン・ホルム(老年期))

出典: www.newzealand.com

はなれ山にいるビルボ(青年期)

出典: arda.saloon.jp

ガンダルフが来たことを喜ぶビルボ(老年期)

中つ国のホビット庄に住むホビット族。父はバンゴ・バギンズ。母はベラドンナ・トゥック。バギンズ家は裕福で格式があり、袋小路屋敷と呼ばれる家を引き継いだ。原作によれば生年月日は第三紀2890年9月22日で、魔法使いのガンダルフに誘われ、ドワーフの故郷である、はなれ山(エレボール)を取り戻す冒険の旅に出たのは2941年、51歳の時となる。おいしい食べ物を食べ、平和な日々を愛する彼は、ガンダルフの誘いを断った。しかし、彼を幼少の頃から知っているガンダルフは、彼がエルフを追いかけたり、ホビット庄の外に遊びに出かけていたことから、冒険好きなトゥック家の血筋を引き継いでいることを見抜いていた。そのため忍びの技と少なからぬ勇気を持つ者として、冒険の仲間に選ばれた。
冒険の仲間はガンダルフ、ドワーフの王であるトーリン・オーケンシールドと12人のドワーフ。トーリンからは足手まといだと言われていたが、機転が利き、勇敢に仲間を助ける姿を見て、仲間として認められる。はなれ山でのオーク軍との戦いでも勇敢に戦い、旅を通じてガンダルフやドワーフたちとの絆を深いものとした。旅の途中、ゴブリンの国の地底で、はめると姿が見えなくなる魔法の指輪を偶然拾い、その後何度も活用している。また、トロルの洞窟で見つけたエルフの短剣を大蜘蛛と戦った時に「つらぬき丸」と命名した。トーリンからは友情の証として、ミスリルという貴重な白銀で作られた胴着を贈られた。魔法の指輪を持っていることは誰にも言わず、持ち帰った。

ガンダルフ(演:イアン・マッケラン)

ドワーフ王国に立てこもるトーリンを説得するガンダルフ

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アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。マーベル・コミック『アベンジャーズ』の実写映画化作品としては4作目で、完結編となる。マーベル・コミックの実写映画で、世界観を共有するクロスオーバー作品として2008年公開の第1作『アイアンマン』から続いてきたMCUシリーズとしては22作目、本シリーズのフィナーレとなっている。サノスとの戦いに敗北し宇宙を漂流していたトニー・スタークは、キャプテン・マーベルの協力によって地球へと帰還する。

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キング・コング(King Kong)のネタバレ解説・考察まとめ

キング・コング(King Kong)のネタバレ解説・考察まとめ

映画史に残る1933年制作の怪獣映画の古典「キング・コング」を「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督がSFXを駆使してリメイクしたのが、この2005年版「キング・コング」。映画撮影のため南海に浮かぶ海図には乗らない神秘の島・髑髏(どくろ)島に到着した撮影隊がキング・コングを初め様々な怪獣や恐竜たちと遭遇する、ラブロマンスとホラー要素もある痛快アクション・アドベンチャー。

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キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。

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キャロル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

キャロル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『キャロル』(原題:Carol)とは、パトリシア・ハイスミスの半自伝的小説に基づいた、1950年代を舞台に2人の女性の恋愛模様を美しくリアルに描いた恋愛映画。監督は、トッド・ヘインズで、主演をケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラの2人が務め、2015年公開となった。ルーニー・マーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞したほか数々の映画賞にノミネートされた。ニューヨークを舞台に離婚調停中の人妻キャロルと、彼女に心を奪われた女性テレーズとのせつない恋愛が描かれている。

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ワイルド・スピード EURO MISSION(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ワイルド・スピード EURO MISSION(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワイルド・スピード EURO MISSION』とはアメリカ合衆国で制作されたカーアクション映画である。『ワイルド・スピード』シリーズの第6作目。ブラジルの犯罪王から大金を手に入れたドミニク・トレットを含む仲間たちは自由気ままな暮らしをしていた。しかし、死んだはずのドミニク・トレットの元恋人であるレティ・オルティスが生きていることを知り、彼女が所属している国際的犯罪組織との闘いにドミニク・トレットとその仲間たちが突入していく。家族を守る為のドミニク・トレットの優しさと正義感が伝わる映画である。

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ダ・ヴィンチ・コード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ダ・ヴィンチ・コード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ダ・ヴィンチ・コード』とはダン・ブラウンの小説を原作に、2006年に公開されたアメリカの映画。監督はロン・ハワードで、脚本は原作者のブラウンとアキヴァ・ゴールズマンである。2006年の映画興行収入は2番目に高いが、批評家からは酷評も目立つ話題作。大学教授のロバート・ラングドンは、友人でルーブル美術館館長のソニエールが死体で見つかったことから警察に呼び出される。ロバートが追っ手を避けながらソニエールの孫娘と一緒に、ダ・ヴィンチの絵画に秘められたキリストの謎に近付いていくミステリーサスペンス映画。

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歴代シャーロック・ホームズ役者には個性的なイケメンがずらり!

歴代シャーロック・ホームズ役者には個性的なイケメンがずらり!

シャーロック・ホームズ!彼がいなかったら、テレビドラマでの刑事物やバディ(相棒)物というジャンルはおそらく生まれていなかったと思います。彼を演じた役者の数もかなりのボリュームで、まだ映画に音がない(サイレント映画)時代から既にホームズ映画はありました。そんなホームズを演じた様々な俳優達を時系列で紹介します。

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【ハリー・ポッター好きにおすすめ!】魔法・冒険がテーマのファンタジー映画10選【ロード・オブ・ザ・リング/ナルニア国物語】

【ハリー・ポッター好きにおすすめ!】魔法・冒険がテーマのファンタジー映画10選【ロード・オブ・ザ・リング/ナルニア国物語】

この記事では魔法や冒険をテーマにしたファンタジー映画をまとめた。子ども向けのものから少しダークなものまで幅広く紹介している。『ハリー・ポッターシリーズ』が好きならばどの映画もハマること間違いなしだ。気になった作品があればぜひチェックしてみてほしい。

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