攻殻機動隊ARISE(Ghost in the Shell: Arise)のネタバレ解説まとめ

攻殻機動隊ARISE(Ghost in the Shell: Arise)とは、Production I.Gが制作を務める、士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」を原作としたアニメ作品である。本作は主人公の草薙素子が公安9課を結成する前の物語に焦点が当てられており、バトーやトグサら9課の仲間たちがどのような形で素子と出会い、彼女と行動するようになったかが描かれているのが特徴となっている。

CV:津田健次郎

ファイア・スターターのブローカーと、武器密売のエージェントという二足の草鞋を履いて暗躍する謎の男。本名が「ガルベス・ガルシア」ということ以外、その詳細は不明となっている。
次世代兵器開発の国外推進に失敗したホヅミの粛清を海外カルテルから依頼され、日本を訪れてきた。また、ファイア・スターターを信仰の領域にまで奉じており、ロシアの詩人にして劇作家・ブリューソフの小説「炎の天使」の一節を口ずさむことがある。

その正体はファイア・スターターに感染した人間たちの中に生み出された擬似記憶の集合体であり、体は現実世界で活動するための容れ物に過ぎない。自らを形作る多くの擬似記憶からファイア・スターターのクローンを生み出すことができ、その大量のクローンによる大規模なハッキングをメインとした電子戦を得意とする。

『攻殻機動隊ARISE』の世界観・用語

義体化(ぎたいか)

本作も含めた「攻殻機動隊」シリーズのキーワードのひとつで、手足の各部分を人工的な機械部品に組み替える「サイボーグ化」の造語。生身の人間でも望めば全身を義体化して、腕力と脚力の強化、痛覚の遮断など驚異的な能力を獲得できる。しかし高額なコスト負担や心身の不一致感からくる精神的苦痛など克服するべき問題点が多く、一部の義体化であっても場合によるが他の臓器も義体化する必要が出てくる。

電脳化(でんのうか)

本作も含めた「攻殻機動隊」シリーズのキーワードのひとつで、 100万分の1ミリという分子レベルの機械「マイクロマシン」を人間の脳に注入して、ネットワークに接続できる状態にする行為。この行為を行うことで記憶力やコミュニケーション能力が増強されるようになり、さらに外部装置への記憶の保管や接続、記憶をもとにした疑似体験が可能になるなど、人間の知性がネットワークへと移行、そして依存するようになった。

ゴースト

本作も含めた「攻殻機動隊」シリーズのキーワードで、人間と機械を隔てる存在、すなわち「魂」を指す造語。後の作品である「Stand Alone Complex」では、電脳化によって脳内活動が全て電気信号に置き換わり、人間と機械、現実とネットワークの境界が極めて曖昧になる事象が起きている。電脳化によってネットワークへ直接脳を接続している場合、ハッカーからの不正アクセスを受けてゴーストを乗っ取られて操られる「ゴーストハック」と呼ばれるケースも存在する。

防壁(ぼうへき)

本作も含めた「攻殻機動隊」シリーズのキーワードで、ゴーストハックをはじめとする脳へのハッキングを防ぐファイアウォールを指す造語。不正アクセスをしてきた相手に反撃して脳を焼き切る「攻性防壁」、脳の代わりにハッキングさせる囮を作る「身代わり防壁」、自身の脳の中に築き上げたネットワークの迷路によって侵入してきた相手を迷わせる「防壁迷路」など、さまざまな種類が存在する。

擬似記憶(ぎじきおく)

本作も含めた「攻殻機動隊」シリーズのキーワードで、人為的に書き換えられた偽りの記憶を指す。そして、一度書き換えられた記憶は十中八九元に戻すことはできない。

陸軍501機関(りくぐんごーまるいちきかん)

公安9課以前に草薙がかつて所属していた部隊で、その正式名称は「陸軍開発実験団医学実験隊 義体研究部 特殊義体研究課501分室」。
戦闘サイボーグに肉体として提供する特殊義体の開発を目的として設立された特殊機関で、その特殊義体を持った草薙たちは機関の実験機扱いとなっており、その実態を知る人物は少ない。

ドクトル・パケルの緊急医療システム

全身を義肢や人工臓器などの人工部品に変え、「義体」となったサイボーグの生命維持装置を、救急医療の現場にて瀕死の人間のために使用する救急救命行為。かつて、素子の母が化学兵器テロで死亡した際、まだ胎児であった素子に対してこの行為が行われ、素子は命を繋ぎ止めることができた。

カルディス人

本作に登場する架空の国家・クザン共和国の少数民族。独立を目論んで武力闘争を続けたが、その独立の承認を国際社会から得られることはなく、現在も独立を求めてテロ活動を続けている。

国営水企業(こくえいみずきぎょう)

サイード博士が代表を務めるクザン共和国の国営企業。クザンへの水の輸入を行っており、日本国内にもダムを所有していて、そのダムの水を工業用水として輸出していた。第三部では倒産が避けられないほどの課税を受け、その後の第四部では軍事メーカー・ハリマダラ社との提携を余儀なくされた。

ドミネーション

ネットワークを通して広いエリアの電子機器を強制的に支配下に置く行為。その実行には多大な計算資源が必要で、作中では交通網制御AI、立て籠もり場所となった大使館の電力網や通信設備、テロ発生場所周辺の店舗のセキュリティへの強制介入などを行っている。

二次元コード

現実に存在するネットワークの情報表示用のコードで、作中では特にこれについての明確な発言などはされないが、隠語として車両のナンバーなどで使われている描写がある。

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