攻殻機動隊(THE GHOST IN THE SHELL)のネタバレ解説まとめ

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『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』は士郎正宗によるSF漫画。1巻は草薙素子こと少佐が公安9課で事件を追う中人形使いと出会い融合するまで、1.5巻『攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER』は少佐が去った後の公安9課の活躍、2巻『攻殻機動隊2 MAN MACHINE INTERFACE』は荒巻素子がテロ事件を追う内に草薙素子と邂逅するまでを描いている。

概要とあらすじ

1989年『ヤングマガジン 海賊版』にて初掲載された士郎正宗のSFサイバーパンク作品。単行本は1991年に刊行。映画、TVアニメ、ゲーム、スピンオフ漫画、ハリウッドで実写映画化など、作品発表から20年以上経つ今も様々なメディアミックス展開が成され、日本だけでなく世界に影響を与え続けている。

AD2029年。アジアの一角に横たわる奇妙な企業集合体国・日本。
テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ目的で、公安9課、通称“攻殻機動隊”が設立された。攻殻機動隊のリーダー・草薙素子は様々な事件を追う中で、電脳犯罪史上最もユニークと評される、正体不明のハッカー“人形使い”と邂逅することになる。

主要登場人物

草薙素子

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本作の主人公。元軍属であったことから少佐と呼ばれている、公安9課の実働面でのリーダー(なお二話の終盤で荒巻部長にスカウトされるまでは、内務大臣をボスとする組織の一員だった)。
脳と脊髄の一部以外を全身義体化している。
世界屈指の義体使いであり、そのハッキング能力、統率力、実行力から、荒巻部長からは“エスパーよりも貴重な才能”と言われている。

アニメ作品のハードボイルドな雰囲気と違い、コミカルでかつ女性らしい一面も覗かせる。バイセクシャルと思しき描写がある。

荒巻部長

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公安9課“攻殻機動隊”の責任者(肩書が部長なのは、公安部部長である為)。少佐を出し抜くなど相当のやり手である。
課員からはサルなどと呼ばれているが、部下思いの上司であり信頼されている。

バトー

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義眼の大男で、元レンジャー隊員。荒事だけでなく、見かけに反して電脳戦も得意とする。
アニメシリーズでは少佐に対して特別な想いを抱いている節があったが、本作では少佐とは憎まれ口を叩き合う良き仲間、といった関係。

トグサ

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本庁から引き抜かれた元刑事の9課員。妻子持ちで、銃はマテバを愛用している。
まだ未熟である為少佐からは、いつかゴーストがささやくようになるかしら?と心配されている。(ゴーストのささやきとは、ここでは犯罪を嗅ぎ分ける本能という意味合いで使われている。)

用語解説

電脳

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脳にMM(マイクロマシン)などを埋め込み、人間の脳とコンピュータネットワークを直接接続したバイオネットワーク技術。脳そのものを機械に変えてしまうことも電脳化と呼び、制御ソフトを導入するタイプの高性能な義足・義手などはこの電脳化を施す必要がある模様。
外付けの媒体を使わずに、脳で直接無線通信、有線通信、情報の視覚化など現在のパソコンのようなことができるようになる。

義体化

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本作におけるサイボーグ技術。義体化することで、少々身体を失ってもすぐ補完することができる上、長距離のハイジャンプなど生身の人間では成し得ない力を発揮できる。公安9課内では、トグサと荒巻部長以外の構成員は全員何らかの形で義体化を行っている。
本編中では人型だけでなく、箱にアームが付いたような単純な構造の義体も登場する。

ゴースト

人間の肉体から生体組織を限りなく取り除く、あるいは機械で代行していった際に、自分が自分自身であるために最低限必要な物。全身義体化しているサイボーグが出てくる作中においては、主に人間が本来的に持つ自我や意識、霊性を指している。

人間の物として区別をしなければ森羅万象にゴーストは存在するとされるが、それらと区別するなら生命体、特に人間の根源的な魂がゴーストであるとも言える。

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