ゴジラVSキングギドラ(映画)のネタバレ解説まとめ

キャッチコピーは「お前だけには絶対負けない!」、「世紀末、最大の戦いが始まった。」、「12・14決戦!」。
「ゴジラvsキングギドラ」は、1991年12月14日に公開されたゴジラシリーズ第18作目で、東宝創立60周年記念作品。
ゴジラのライバルである人気怪獣キングギドラが再登場し、ゴジラとの戦いを描いた怪獣映画。

寺沢健一郎(演:豊原功補)

ノンフィクションライターで、1944年にラゴス島で見た恐竜に興味を持つ。
それを題材にした「ゴジラ誕生」という本を出版しようとした事から、今回の事件に深く関わるようになる。
後に味方になったエミーと協力して、ウィルソン達の陰謀を阻止する。

三枝未希(演:小高恵美)

前作にも登場した超能力者で、国立超科学研究センターのゴジラチームのメンバー。
第22作目の「ゴジラvsデストロイア」(1995年)まで登場し、平成ゴジラシリーズ(「ゴジラ」(1984年版)からvsデストロイアまで)の顔と言える人物。
今回は超能力を使用する事は少ないが、エミーや寺沢達と共に1944年のラゴス島へ行き、ゴジラザウルスと遭遇する。

森村千晶(演:原田貴和子)

雑誌「ムー」の編集記者で、寺沢の恋人。
ゴジラやキングギドラの事件に直接関わらないが、ラストシーンでエミーが小型のタイムマシンKIDSに乗って23世紀に帰る時、寺沢と共にそれを見送る。

新堂靖明(演:土屋嘉男)

新堂グループの会長で、日本を経済大国として復興させた男。
第2次世界大戦中ラゴス島を舞台にアメリカ軍と戦っていた時に、姿を現したゴジラザウルスに運良く助けられた。
未来人とキングギドラへの対抗手段としてゴジラを復活させようとしたり、かつて自分を救ったゴジラザウルス=ゴジラを「救世主」と半ば神聖視していた。
だがやがて自分の認識錯誤を悟り、新宿の本社ビルに1人残って48年ぶりにゴジラと再会する。

ウィルソン(演:チャック・ウィルソン)

23世紀から来た、未来人の1人。
日本の将来を救う為にと偽ってゴジラを歴史から抹殺した後、自分達が操っているキングギドラで破壊活動し、23世紀で世界一の大国となる日本の国力を消耗させようと企んだ。
エミーの裏切りによって作戦は失敗しギドラもゴジラに倒されるが、それを笑い飛ばし「キングギドラはもういらない。代わりにゴジラが我々の目的を達してくれる」と言い放つ。
最期はMOTHERごとゴジラの目の前に転送され、放射火炎で吹き飛ばされて死亡する。

グレンチコ(演:リチャード・バーガー)

23世紀から来た未来人の1人で、ウィルソンの相棒的存在。
同じくキングギドラを操って破壊活動をするが、ゴジラの復活を知った時、「愚かな時代。救いようもない原始人どもだ」と評した。
ウィルソンと同様、最期はMOTHERごとゴジラの目の前に転送され、放射火炎で吹き飛ばされて死亡した。

M11(演:ロバート・スコット・フィールド)

23世紀から来たアンドロイドで、英語と少々片言の日本語で会話する。
機械の操作や戦闘力など人間を大きく超えた能力を発揮し、炎で表面が焼かれても活動可能。
最初はウィルソンの手先として暗躍するが、途中でエミーによってプログラムディスクを交換されたので、彼女の心強い仲間となる。
エミー達と協力してウィルソン達の企みを阻止した後、メカキングギドラのコックピットに組み込まれて、再び彼女をサポートする。

裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

SF映画オマージュ

東宝特撮で初のタイムトラベルおよびタイムパラドックスを題材にした作品でもあり、その影響なのかM11が人間そっくりのロボットなのは「ターミネーター」(1984年)のオマージュ、エミーがメカキングギドラを操縦してゴジラと戦うのは「エイリアン2」(1986年)のオマージュ、1944年のラゴス島で「スピルバーグ少佐」なる人物が登場するのはスティーヴン・スピルバーグ監督のオマージュ、というようにハリウッドのSF映画のオマージュが多数見られる。

重すぎるメカキングギドラ

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