ゴジラの生まれた理由と原爆問題について

1954年に映画『ゴジラ』が初めて上映されてから現在まで、ゴジラは幅広い年代に親しまれている。
個体は複数居てその誕生の理由ははどのシリーズにおいても環境破壊が原因となっている。
それぞれの個体の特徴と、ゴジラ誕生の原因の変遷をシリーズごとに解説。
なぜ人間を襲うのかという疑問と、初代ゴジラ誕生の原因に込められた監督の思いを解説する。

ゴジラとは

日本の東宝株式会社が1954年に公開した特撮怪獣映画『ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品および、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称である。
便宜上、1954年のゴジラを「1頭目」と数え、映画第2作目『ゴジラの逆襲』~15作目『メカゴジラの逆襲』に登場した2頭目のゴジラは「2代目」と呼称される。
また、16作目の『84ゴジラ』及びその続編の『ゴジラvsビオランテ』に登場する個体は「3代目」、3代目が生まれ変わった『ゴジラvsキングギドラ』~『ゴジラvsデストロイア』までの個体を「新3代目」もしくは「4代目」と呼称されている。
さらに、『シン・ゴジラ』に登場する個体も全くの別個体となっている。

初代ゴジラは古代生物だった?

1954年に登場した1頭目のゴジラ。
七人の侍などに出演している「志村喬」が演じる山根博士はゴジラのことを「太古のジュラ紀から白亜紀にかけて極めてまれに生息していた、海棲爬虫類から陸棲獣類に進化しようとする過程にあった中間型の生物」と表される古代生物であったと言っている。
初代の個体の特徴として、全身をケロイド状の無数の畝が走るゴツゴツとした皮膚で覆われた、やや寸胴体系の身体に4本指の四肢を持っている。
爬虫類に見えなくはないものの、大きな目やピンと立った耳などがどこか人間にも近い顔つきの頭部を有している。

2代目ゴジラは人類の味方だった

1955年に登場した2匹目のゴジラ。
1頭目とどのような関係にあったかは不明である。
当初は初代と同様に人類の敵として描写されていたが、「宇宙怪獣キングギドラ」の来襲を機に人類と共闘するようになるなど、共に地球を狙う侵略者に立ち向かうようになっていった。
『ゴジラの来襲』では初代同様に手足の指が両方とも4本だったが『キングコング対ゴジラ』~『メカゴジラの逆襲』まではなぜか足の指が3本に減少している。
また、作品が進むごとに容姿も大きく変わっていっているのも特徴である。

3代目ゴジラは今も眠り続けている

2代目ゴジラが存在しない時系列のゴジラ。
平成シリーズと称されるゴジラの個体で、長らくゴジラ作品を作っていなかった東宝が復活を望むファンの声を受けて制作したシリーズのゴジラである。
2代目ゴジラと違い、再び人類の敵として人間に立ちはだかる。
人類に敗れて以降、30年にわたって地底で眠りにつくが、復活。そのまま日本を躊躇するも、伊豆大島三原山の火口に沈められた。
しかし5年後、噴火によって復活を遂げ、再び人類と戦うも日本海にて休眠状態になる。後に語られたところでは、23世紀になっても眠り続けているらしい。
84年登場時には2代目ゴジラと似たような姿だったが、次作『VSビオランテ』では体つきが引き締まったものになり、初代より1.5倍以上の巨躯になっている。
顔も小さめで猛獣的な形状に変化、足の指も初代と同じ4本に戻っている。

4代目ゴジラは様々な解釈がある

左が4代目ゴジラ

3代目ゴジラを未来人の技術を用いてテレポートさせた結果、時間干渉によって別の姿となった個体を4代目ゴジラ、または新3代目とも呼ばれている。
従来の2倍=100mの巨躯にまで成長、サイズ以外の外見は3代目ゴジラとほぼ同じ形態であり、以降シリーズのゴジラはこのゴジラである。
なお、4代目に関しては3代目と同一個体だという意見が有力視されているが、それ以外にも2代目もしくは初代と同一の個体、あるいはまったくの別個体であるとの解釈もあり、公式でもはっきりとは明言されていない。

シン・ゴジラは劇中で何度も姿を変えている

2016年に放映された『シン・ゴジラ』は1954年版ゴジラを含むほかシリーズ作品の設定を一切受け継いでいない、独立した作品である。
登場した時点で両生類と魚類の中間のような第2形態で、陸に上がる前の海中に潜んでいるときが魚類のような第1形態とされている。
その後短期間で肉食恐竜に近い第3形態~第4形態へと成長した。
作中の最後では第5形態になる前に活動停止してしまったが、尻尾がヒト型が何体も出ている状態に変わっている点から、ヒト型が第5形態であるのではないかと考えられている。
やや細身の上半身に比べて肥大化した脚部を持ち、両腕は小ぶり。全体的に焼けただれた筋線維がむき出しになったかのような見た目で、各所から赤い光が漏出している。
さらに顔つきが今までの個体とは比べ物にならないほど恐ろしいものになっていて、焦点の定まっていない目つきに大きく裂けた口が特徴である。

ゴジラ誕生の変遷

ゴジラの元となる生物は作品によって、種族自体が違うことがある。
だが、大抵のゴジラはいずれも水爆実験などによって大量の放射能を浴びたことが原因として誕生している。
上記で紹介したゴジラは2代目のみ誕生の原因が語られていないため、2代目以外の誕生の原因とその最後について解説する。

初代ゴジラはビキニ岩礁沖での水爆実験によって誕生した

オキシジェン・デストロイヤーによってゴジラが倒されるシーン

初代ゴジラは、古代生物がビキニ岩礁の核実験によって安住の土地を追われて出現したと説明されている。
自分の生息環境を破壊されたことで人間に恨みを持っているかのように東京湾から品川へと上陸、東京の各所を次々と破壊する。
しかし最後は東京湾で潜伏中に架空の兵器「オキシジェン・デストロイヤー」によって溶解され、消滅した。

3代目ゴジラはラゴス島で生まれる

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