ゴジラVSキングギドラ(映画)のネタバレ解説まとめ

キャッチコピーは「お前だけには絶対負けない!」、「世紀末、最大の戦いが始まった。」、「12・14決戦!」。
「ゴジラvsキングギドラ」は、1991年12月14日に公開されたゴジラシリーズ第18作目で、東宝創立60周年記念作品。
ゴジラのライバルである人気怪獣キングギドラが再登場し、ゴジラとの戦いを描いた怪獣映画。

メカキングギドラのスーツは完成した時点で、人が入る前でも200キロもあった。
実際に吊っていたワイヤーが重みで切れて、撮影前に都庁舎のセットを壊してしまうアクシデントが起こった事もあり、中に人が入るのは危険と判断された。
その為役者が演じる事なく、撮影が行われた。

名言・名セリフ

「我々を救ってくれた者を残して、この島を去ることになるのはまことに忍びないが許してほしい」

「自分達にはどうしてやることもできない。傷を直すことも、ここから運び足すことも…。一刻も早く傷の癒えることを祈っとる!」

「我がラゴス島守備隊一同、この恩は生涯忘れない…!忘れない…。」

これらは、まだ第2次大戦中ラゴス島を舞台にアメリカ軍と戦争していた新堂が、アメリカ軍の攻撃で傷を負い倒れているゴジラザウルスに言ったセリフである。
運良くゴジラザウルスに助けられて生還した新堂は、新堂グループの会長となり、日本の経済を引っ張る事になる。

「ヤツはもう一度…われわれのために戦ってくれる。」

現代の日本を破壊しようとする未来人とキングギドラを倒す為に、ゴジラが立ち向かう所を新宿のマンションにあるスクリーンで見た新堂が言ったセリフ。
ゴジラがかつて自分を救ってくれたゴジラザウルスが変身した姿であることを知っており、当時を懐かしんでいる様子だった。

「まぁ良いじゃないか。好きにさせてくれ。どうせわしの人生は、ラゴス島で終わっていたんだ」

未来人やキングギドラを倒したゴジラではあったが、ゴジラの暴走は止まる事なく破壊活動を続けていた。
仲間の1人が電話でゴジラが新堂がいる新宿のマンションに近付いている事を警告したが、新堂はその事を承知しつつもあえて逃げようとせず、ゴジラが来るのを静かに待っていた時に言ったセリフ。

「恐竜に救われ、生き延びた、わしが築いたこの国の繁栄を…同じ恐竜がゴジラになって、壊しに来たかと思うと… 皮肉なものだ…はっはっははは…」

ゴジラが自分がいるマンションのすぐ近くまで来ている事を知った新堂が言ったセリフ。
その後ゴジラがいる所に向かってゆっくり歩き、互いを思い出しながらも悲痛や苦悶の表情を浮かべるゴジラに対して、静かに頷きながら熱線を浴びて散っていった。

名シーン・名場面

ゴジラとギドラはお互いライバル同士で、そんな両者の1対1の戦いは本作しか見られない事もあって、2匹が対峙した時は絵になる。
ギドラが口から出す引力光線でゴジラを攻撃したり、ギドラが3本の長い首でゴジラの首を絞めつけたり、ゴジラ自身もギドラの尻尾を掴んで何度も地面に叩き付けたり、スパイラル熱線(見た目は通常の放射火炎と変わらない)でギドラの首を切断するなど、印象に残る戦いをしている。

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