ゴジラVSメカゴジラ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラVSメカゴジラ』とは、1993年に公開された日本の怪獣パニック映画である。監督は大河原孝夫、主演を高嶋政宏が務めた。
1992年、ゴジラの被害に対応するため、対ゴジラ兵器メカゴジラが作られていた。そんな中、アドノア島では巨大卵が発見される。卵からはベビーゴジラが誕生し、ゴジラは同族であるベビーゴジラを探しに上陸する。その習性を利用してゴジラをおびき寄せ、メカゴジラと戦わせるのであった。
見所は、ベビーゴジラと人間との交流である。

『ゴジラVSメカゴジラ』の概要

『ゴジラVSメカゴジラ』とは、1993年公開の日本の怪獣パニック映画である。ゴジラシリーズの第20作品目で、翌1994年が第1作目である『ゴジラ』が公開されて40年目にあたる。その為、「ゴジラ生誕40周年記念作品」と銘打たれた。観客動員数は380万人、配給収入は18億7000万円である。キャッチコピーは「この戦いで、すべてが終わる」「世紀末覇王誕生 誰もがこの戦いを待っていた」である。観客動員数は380万人、配給収入は18億7000万円である。

1992年、ゴジラ被害が後を絶たない為、国連はG対策センターおよび対ゴジラ部隊Gフォースを筑波に設置していた。そこでは世界中の英知を集め、対ゴジラの戦闘マシーンの開発に着手しているのだった。ロボット技師の青木一馬(あおきかずま/演:高嶋政宏)はお蔵入りとなってしまった、対G戦闘マシン第1号機ガルーダの開発スタッフであった。青木はガルーダへの思い入れが強く、度々メンテナンスを行っていた。その後、Gフォースへ出向になった青木は、メカゴジラのメンテナンス要員に任命される。
一方、ベーリング海のアドノア島では翼竜の化石が発見された。国立生命科学研究所の古生物学者である大前裕史(おおまえひろし/演:川津祐介)や研究員の五条梓(ごじょうあずさ/演:佐野量子)らは、アドノア島に出向していた。そこには孵化していない卵があり、調査隊は卵をヘリコプターに持ち込み分析する。そこに巨大な翼竜、ラドンが現れると海からはゴジラが姿を現しラドンとゴジラの戦いが始まる。その隙に調査員たちはヘリコプターで逃げ、危機を脱する。ラドンとゴジラは激しい戦いを繰り広げたが、ゴジラの攻撃に敗れるラドンであった。
翼竜マニアの青木は、卵の話を聞きつけて国立生命科学研究所を訪ねるが、卵を観察していた五条に追い返されてしまう。その際、青木は研究所から植物を持ち帰ってしまい、同僚の超能力者である三枝未希(さえぐさみき/演:小高恵美)が植物から奇妙な波動を感じとった。精神開発センターで調査した結果、植物から音楽のようなテレパシー波が発信されていることがわかる。更にそのメロディを再現したものを国立生命科学研究所で再生されると、卵が孵化するのだった。卵からはゴジラザウルスの幼獣である、ベビーゴジラが誕生したのだった。その後五条はベビーゴジラの世話をし、心を通わせていく。しかし同族であるゴジラが、ベビーゴジラを探しに四日市に上陸する。そしてゴジラを倒すべくメカゴジラが出動し、激しい戦いを繰り返した。メカゴジラの猛攻により、ゴジラをあと一歩で倒せるまで追い詰める。しかしメカゴジラの機関室トラブルによって、形勢逆転してしまうのだった。ゴジラはそのまま、ベビーゴジラのいる国立生命科学研究所を襲うが、うまく逃れゴジラは諦めて去っていく。
後日ゴジラがベビーゴジラを探していることを知ったGフォースは、五条たちの反対を押し切ってベビーゴジラを囮にする作戦に出た。時を同じくして復活したラドンが、ベビーゴジラを狙っていた。そこに青木の乗ったガルーダや、修復が終わったメカゴジラが現れラドンは撃退された。しかしベビーゴジラの保護に現れたゴジラと、再び戦う事になるのであった。

見所は、ベビーゴジラと人間との触れ合いである。また、ゴジラはあくまで同族であるベビーゴジラを守る為、現れた所である。そしてゴジラの思いを受け取ったベビーゴジラの行動も、見所の一つである。

『ゴジラVSメカゴジラ』のあらすじ・ストーリー

ベビーゴジラ誕生

1992年日本政府は、ゴジラの数々の被害に対応すべく、国連はG対策センター及び対ゴジラ部隊であるGフォースを筑波に設置した。そして世界中の英知を集め、対ゴジラ戦闘マシーンの開発に着手していた。対ゴジラのマシーンとして作られた1号機であるガルーダは、戦闘能力に問題があり、お蔵入りであった。しかしガルーダの開発に携わった国連G対策センターのロボット技師、青木一馬は諦めきれずガルーダのメンテナンスを続けていた。一方でG対策センターは、海底からメカキングギドラを引き揚げ解明分析し、究極の対ゴジラ兵器メカゴジラを完成させていたのである。そして青木はGフォースのメンテナンス要員として、Gフォースへと移動させられる。
一方でベーリング海のアドノア島では、翼竜の化石が見つかっていた。国立生命科学研究所の古生物学者である大前裕史や、研究員の五条梓たちは調査にアドノア島に訪れていたのである。そこには翼竜の卵があり、孵化していないものもあった。そして卵には謎の植物がくっついていたのである。卵をヘリコプターに乗せ、詳しく分析していると、ラドンが飛んできて調査員たちのいるテントを襲うのだった。すると海の中が光り、ゴジラが姿を現すのだった。ゴジラとラドンの激しい戦いが始まった間に、五条たちはヘリコプターに乗り込みその場を離れていく。ゴジラとラドンの戦いは、激しさを増し、ラドン優勢に思われたがゴジラの反撃にラドンは敗れてしまうのだった。
プテラノドンの大ファンである青木は、ニュースで卵のことを知り、居ても立ってもおられず国立生命科学研究所を訪ねるが、そこで卵を観察していた五条に追い返されてしまう。その際青木はこっそりと卵に付着していた植物を持ち帰るのだった。そんな中、大前は卵の色の変化に注目する。卵の色は心理を表しており、赤くなるのは不安や怯えを表しているとういのだ。五条がいないと卵は赤くなり、いると安心して元の色になると続けた。
Gフォースでは青木が食事をとっていると、同僚で超能力者の三枝未希が青木の持っている植物に何かを感じていた。三枝は青木を連れ、精神開発センターに行き超能力をもつ子供たちに植物を見せる。その後青木や三枝は、子供たちが感じた音楽のようなテレパシーをコンピューターで再現し、大前の所へ持って行った。大前にそのメロディを聞かせると、別室にいた卵が光り始めて中からゴジラザウルスが産まれる。同時に三枝がテレパシーによって、「ゴジラが来る」とゴジラの出現を予知した後、四日市にゴジラが出現したのである。

ゴジラ対メカゴジラ

ゴジラが四日市に現れ、Gフォースは出動するがそこに青木の姿はなかった。Gフォースはゴジラの元に向かうと、激しい攻撃をゴジラに食らわせるのであった。ゴジラもメカゴジラに攻撃するも、人工ダイヤモンドでできたメカゴジラには通用しない。メカゴジラの猛攻に遂に倒れて泡を吹くゴジラであったが、突如機関室にトラブルが起き機能停止状態になってしまう。最早立っているのが精いっぱいのメカゴジラを、ゴジラは押し倒してその場を後にするのであった。そしてゴジラはベビーゴジラのいる京都へ向かうのであった。京都がパニック状態になる中、ゴジラは青木たちのいる国立生命科学研究所を襲うが、地下にある細胞保存室に隠されたベビーゴジラを感知することはできず、諦めて大阪湾へ去っていく。
翌日、青木はメカゴジラの出動時不在であったことを理由に、駐車場係へと飛ばされてしまう。しかし青木は、駐車場係であることを利用しメカゴジラの開発者に接触する。青木はガルーダを改良すれば、メカゴジラと共にゴジラを倒せることを伝えた。
一方ベビーゴジラは、G対策センターに移動され世話係として五条も同行していた。そこに青木や三枝、超能力者の子供たちがやってくる。三枝は、以前再現したメロディをコーラスにしたという。子供たちにそのメロディを歌わせると、ベビーゴジラは暴れだした。そしてゴジラに倒されたはずのラドンは、メロディに反応し目を覚ますと飛び立っていくのであった。その頃Gフォースでは、ゴジラがベビーゴジラを求めて探していることに注目する。そしてベビーゴジラを囮に使って、ゴジラを倒す作戦を考え出したのであった。

ベビーゴジラとの別れ

ベビーゴジラは、ゴジラをおびき寄せるための囮として大型のコンテナに乗せられ、移動することになる。ベビーゴジラの世話をしていた五条は、必死で反対するが受け入れられないとわかると、ベビーゴジラと一緒にコンテナに乗り込むことを決意した。ヘリコプターによってベビーゴジラと五条を乗せたコンテナが運ばれていくが、その途中ラドンが飛んできてコンテナを奪い飛行する。ラドンはコンテナごと幕張に上陸し、コンテナを壊して中からベビーゴジラを出そうとしていた。そこにメカゴジラや青木の乗るガルーダがやってきて、ラドンを撃退することに成功した。しかし海の中からゴジラが現れ、再びメカゴジラと戦う事になる。メカゴジラは、ラドンとの戦いによって機能に問題を抱えていた。遂にはオーバーヒートしてしまい、ゴジラの猛攻になすすべを失くしてしまうメカゴジラであった。同じくしてラドンとの戦いで墜落したガルーダだったが、青木が壊れた部分を修理し、再び飛び立つ。その後ガルーダは、メカゴジラと合体しスーパーメカゴジラとなり、ゴジラに攻撃をするのだった。激しい攻撃によってゴジラは、もがき苦しみ倒れた。青木はガルーダから降り、五条やベビーゴジラの元に急ぐのであった。一方ベビーゴジラは、コンテナの中から外に出ようと暴れて雄たけびを上げていた。すると倒されたはずのラドンが再び目を覚まし、ベビーゴジラの元に向かったがメカゴジラに攻撃され落下する。ゴジラは死にゆくラドンの生命エネルギーを吸収し、復活したゴジラはメカゴジラを再起不能になるまで攻撃した。幸いメカゴジラに乗っていたGフォースの隊員たちは無事脱出することができた。
コンテナの外に出られたベビーゴジラと五条だったが、ゴジラがベビーゴジラに向かってきていた。危険を感じた大前はベビーゴジラを置いて、五条にヘリコプターに乗るように促す。五条はベビーゴジラに「仲間の所へ行きなさい」といい、ベビーゴジラとの別れを決意した。ベビーゴジラはヘリコプターに乗ろうとする五条の服の裾を噛み、五条を止めようとする。五条は泣きながらベビーゴジラを抱きしめ「ありがとう、ベビー」と言いヘリコプターに乗るのだった。そこにゴジラがやってきて、ベビーを諭すように優しく鳴き声を出す。ベビーゴジラは怯えて逃げてしまうが、三枝がベビーゴジラに帰る場所がわかるようにテレパシーで、卵についていた植物から再現した音楽を送る。するとベビーゴジラはゴジラにゆっくりと近づき、2匹は会話をするように鳴き声を上げた。そして2匹は海の中へと姿を消すのだった。青木は2匹を見送りながら「人類の時代が終わっていつか彼らの時代が来るんだろうか」と五条に言う。五条は「それが例えあと6千5百年後だとしても、彼らはきっと待ち続けるんだわ」と答えるのだった。

『ゴジラVSメカゴジラ』の登場人物・キャラクター

G対策センター隊員たち

青木 一馬(あおき かずま/演:高嶋政宏)

Gフォースから駐車場係に飛ばされる青木

国連G対策センターのロボット技師で28歳。
お蔵入りになった対G戦闘マシーンガルーダの開発スタッフで、ガルーダへの思い入れが強くいまだにメンテナンスをしている。
その後Gフォースに移動となり、メカゴジラのメンテナンス要員に任命される。その後、無断欠勤で駐車場係に左遷された。
お調子者で頼りない面もあるが、技師としての腕は確かでありメカゴジラとガルーダを合体させるアイディアを出すなどの活躍を見せる。

三枝 未希(さえぐさ みき/演:小高恵美)

ベビーゴジラを目の当たりにした三枝

国連G対策センター所属の超能力者で21歳。
超能力で大前たちの持ち帰った卵が、ゴジラザウルスのものだと見抜いた。
ベビーゴジラと出会ったことで、ゴジラへの考え方に変化をみせたが、ゴジラを倒す計画に加担させられる。
テレパシーを使って、ベビーゴジラがゴジラと住処にかえる手伝いをした人物でもある。

佐々木 拓也(ささき たくや/演:原田大二郎)

再起不能になったメカゴジラから脱出する佐々木

Gフォース隊長でメカゴジラの指揮官、38歳である。
厳しい鬼隊長ではあるが、仕事熱心で信頼できるリーダーである。

曽根崎 淳(そねざき じゅん/演:宮川一朗太)

メカゴジラに乗っている曽根崎

Gフォース所属のメカゴジラのシューターの25歳である。
生真面目であり、青木に対して厳しく指導した。

キャサリン・バーガー(演:シェリー・スゥエニー)

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