凶悪(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『凶悪』とは、ノンフィクションベストセラー小説『凶悪 -ある死刑囚の告発-』を元に、2013年に映画化された社会派サスペンス映画である。雑誌記者の藤井(ふじい)は、上司から須藤(すどう)という死刑囚に会うように言われる。須藤は数々の犯罪に手を染めてきていた。そして、須藤と共謀して多くの犯罪を犯し、最後には須藤をだました木村(きむら)という男の話を聞く。藤井は話を聞くうち、家庭を顧みず取材にのめりこんでいく。この映画は、私たちの身の回りのどこにでも存在しうる犯罪をリアルに描く作品となっている。

『凶悪』の概要

『凶悪』とは、ノンフィクションベストセラー小説『凶悪 -ある死刑囚の告発-』を原作として2013年に公開された、日本の社会派サスペンス映画である。原作は1999年に茨城で実際に起きた「上申書殺人事件」をもとに、死刑囚が告発した事件の真相を『新潮45』が記事にし、首謀者逮捕に至るまでを描いた犯罪ドキュメンタリー。2009年に文庫化されてからは10万部をこえるベストセラーとなり、フジテレビ系の大人気バラエティ番組でも紹介された。映画は全国78スクリーンで公開され、公開からわずか11日間で興行収入が1億円を突破した。さらに翌年には興行収入が2億円を超え、ロングラン上映されることとなった。第37回アカデミー賞の優秀作品賞や優秀監督賞、第56回ブルーリボン賞の助演男優賞(ピエール瀧)など、数々の賞を受賞している。
『明潮24』の雑誌記者の藤井は、上司から死刑囚の須藤の話を聞いてくるように言われる。須藤は覚せい剤や殺人等、数々の犯罪に手を染めていた。その須藤から「シャバにどうしても許せない男がいる」と、木村という不動産ブローカーの話を聞く。木村と須藤は共謀して三つの犯罪を犯したが、最終的に須藤は木村に裏切られたという。取材を続けるにつれて、信憑性が高まる須藤の告発。藤井は次第に取材にのめりこみ、自らの家庭をないがしろにしてしまうようになる。この映画では「善とは何か、悪とは何か」「一般人と犯罪者の線引きはどこなのか」といった、簡単には割り切れない人間の性質が描かれている。この作品に描かれている犯罪や複雑な人間模様は、私たちのまわりのどこででも起こりうることなのだ。

『凶悪』のあらすじ・ストーリー

7年前の出来事

7年前のある日の夜、1台の車の中で1人の男が拘束されていた。その男を脅しているのは暴力団の幹部須藤順次(すどうじゅんじ)。車を運転していたのは、その舎弟の五十嵐邦之(いがらしくにゆき)だった。橋の上に車を止めると、男の懇願を無視して男を橋から落としてしまうのだった。

あるアパートの一室で、若い女性の順子(じゅんこ)が五十嵐にレイプされていた。泣いている女の近くには、順子の交際相手である日野(ひの)という男が拘束されている。須藤は用意した覚せい剤を順子にうつと、すぐに順子は意識が朦朧とし反応が無くなる。そして五十嵐は部屋に灯油を撒くと部屋を離れた。

夜の車の中で須藤は自分に覚せい剤をうっていた。そこに五十嵐が帰ってくるが、須藤はよくわからないことを言って五十嵐を射殺してしまう。そして発砲を聞いた警察官に追われ、須藤はついに捕まることとなった。

取材の始まり

『明潮24』という雑誌の編集部では、編集者の藤井修一(ふじいしゅういち)と編集長の芝川理恵(しばかわりえ)が話していた。芝川は昔のツテで貰った手紙を藤井に渡す。その手紙には「未決死刑囚 須藤純次」の名前があった。

藤井は須藤の話を聞きに刑務所の面接部屋を訪れる。面会部屋に入ってきた須藤は藤井に挨拶する。藤井は須藤が死刑判決を受け最高裁に上告中であることを確認すると、須藤はどうしても許せない人がいると言うのだ。その人は須藤が「先生」と呼んでいた人間で、このことを記事にしてもらい「先生」を追い詰めるため手紙を書いたのだ。

藤井が自宅に帰ってくると、母である藤井和子(ふじいかずこ)が出かける準備をしていた。何も用事は無いため「今日はもうどこにも行かないよ。遅いから寝よう」と藤井はなだめる。藤井の妻洋子(ようこ)は認知症を理由に老人ホームへ入れようと提案するが、藤井はもう少し考えたいといって話が進まなかった。

『明潮24』の編集部では、藤井が須藤から聞いた話をまとめたレポートを芝川に見せていた。須藤が言う『先生』は木村孝雄(きむらたかお)。茨城で活動する不動産ブローカーだった。芝川は不動産ブローカーがヤクザと組んでの人殺しは記事のネタにならないと判断し、須藤の依頼を断るよう言う。藤井は再び須藤の元を訪れ記事にできないことを言うと、須藤は泣きながら記事にしてくれるよう頭を下げてくる。

余罪2件目 島神剛志について

『明潮24』の編集部では藤井がたくさんの資料を見比べていた。同僚から文句を言われるが、それを意に介さず調べ続ける。

須藤の3件ある余罪のうち2件目の事件、島神剛志(しまがみつよし)の取材を開始した。須藤は名前を曖昧に覚えており、生き埋めにした場所もはっきりしない。藤井は歩いてしらみつぶしに調査していくと、奥に鉄塔がある駐車場を見つける。

近くの男性に駐車場のことを聞くと、「とっくの昔に売り払われたよ。ヤクザものが出入りしたあと、眼鏡をかけた初老の男性が来て、うちの土地の相場とか相談に乗ってくれたよ。親切だったね。先生って呼ばれてたけど」と言う。

刑務所の面会部屋で藤井が須藤に駐車場のことを聞いた。須藤はピンと来ていなかったが、鉄塔のことを聞くと思い出して間違いないと言った。藤井は「なるべく詳細な地図を送るので、(島神を生き埋めにした場所を)なんとか思い出してみてください。私は土地の謄本を調べてみます」と須藤に告げた。土地に関する登記簿謄本を調べに来た藤井は、木村孝雄の名前があるのを確認する。これで須藤の話に信憑性が出てきたのだった。

藤井が自宅で朝食を取っていると須藤から郵便物が届く。中身は地図の返送で、そこには1つ印が付けられていた。藤井は早速その場所に行くと、倒れた「管理地 木村商事」の看板があるだけの何もない空き地だった。その土地の前に住む男性に話を聞くと、宅地造成などの話を聞いたが工事の気配は無いと言う。ただ一時期だけ1台の小さいショベルカーが作業していたが、10日ほどで居なくなったと言う。

再び刑務所の面会室に藤井が訪れる。藤井は須藤が示した場所に木村所有の土地があること、しかしそこに島神が埋められているかはわからないことを須藤に伝えた。そして恐らく木村は島神さんの遺体を掘り起こし別の場所に埋め、証拠隠滅を図っていると思うとも言った。それを聞いた須藤は、余罪1件目で死体を一緒に燃やした森田幸司(もりたこうじ)という土建屋の社長を藤井に伝える。

藤田は森田土建を訪ねたが誰もいなかった。敷地の奥にある焼却炉を見ていると、森田の妻が背後から現れる。藤田の妻に案内され藤田の元へ案内されるが、森田は6年前に資材の下敷になり寝たきりになっていた。様々なことを聞き出そうと聞いても、森田からの返答は無かった。

余罪3件目 牛場悟について

『明潮24』の編集部では藤井が芝川に詰め寄られるが、藤井はこの案件を続ける。刑務所の面会部屋で、再び藤井が須藤に記事にできないことを伝えに来ていた。それを聞いた須藤は激高するのだった。

藤井はとある女性の部屋に来ていた。女性は須藤の内縁の妻、遠野静江(とおのしずえ)である。娘の星姫(きらり)が帰ってくるが、会釈だけして部屋に籠ってしまう。藤井は改めて静江に余罪3件目の被害者、牛場悟(うしばさとる)について聞いた。

藤井は「牛場電気設備」という牛場悟の会社兼店舗にきていた。店舗の前で荷下ろししている男性に藤井は名刺を渡し、死んだ牛場について聞きたいと言う。すると男性は固まってしまった。

この男性は牛場の娘婿の牛場利明(うしばとしあき)だった。利明に続いて店舗に入ると、中には牛場の妻百合枝(ゆりえ)がいた。藤井が「悟さんは本当に自殺だったんでしょうか」と聞くと、店の奥から牛場の娘の恵美子(えみこ)が「警察がそう言ってますから」と答える。

これ以上牛場家の人間が何かを話すとは思えなかったのか、藤井は店を出てある雑木林にきた。この雑木林は須藤の手紙にあった牛場の遺体を捨てた場所で、藤井はそこを見に来ていたのである。その後、「木村商事」とドアに書かれた一軒の廃店舗にやってきた藤井は、窓から中をのぞいてみるのだった。

木村と須藤

須藤が言う余罪1件目の事件の回想が始まる。木村は自分の店の中で男の首を絞めていた。首を絞められているのは余罪1件目の被害者の男で、すぐに動かなくなった。木村は慌てて須藤に電話をかけ、人を殺したことを話した。須藤はすぐやってきて遺体を森田土建の焼却炉まで運ぶ。

その後のクリスマスの夜、木村、須藤、静江、五十嵐、星姫、木村の娘の幸恵(ゆきえ)、日野(ひの、木村が面倒を見ていた舎弟)でパーティーを開いた。木村は死体処理のお礼と言って100万を須藤に手渡した。そして木村から日野を紹介され、五十嵐とともに面倒を見てくれと頼まれる。

ある日、木村と須藤は島神の所有している雑木林に来ていた。島神は世間的には失踪していることになっているが、木村は行方を知っている。木村と手を組んでいる福森(ふくもり)という男と、独りの老人もやってくる。木村は森田に電話し島神という男を燃やしたいことを告げた。しかし森田は拒否したため、島神は木村の所有する使っていない土地に埋めることになった。先ほど来た老人を木村は殴って気絶させる。この老人が島神だったのだ。そのまま須藤たちは島神を運び、木村の土地に生き埋めにした。

須藤の内縁の妻、藤江がママとして働くスナックに須藤と五十嵐、日野、以前刑務所で知り合った佐々木賢一(ささきけんいち)が来ていた。須藤と佐々木は所属する組は違えど、刑務所の中で意気投合し出所祝いをしていた。佐々木は出所しても組の出迎えは無く、経済難を理由に金を要求していたという。

牛場悟の末路

余罪3件目の牛場悟の店で木村と牛場家は寿司を食べていた。牛場はいびきをかいて寝ているとき、木村は牛場の娘婿の利明に借金について話していた。利明と百合枝によるとかなり困窮していることが分かる。

後日木村商事には牛場家が訪れていた。木村は「ここで働いて借金を返していきましょう」と言うと、牛場は心底感謝している様子である。そこに五十嵐が来て仕事を教えると言って牛場を退席させる。その後須藤と木村は牛場の家族に今月の保険の掛け金を渡しながら、殺害することを確認する。利明は「お願いします」と返すのだった。

その夜、牛場は須藤たちにどんどん酒を飲まされていた。いつまで経っても倒れない牛場にイラつき仲間内で喧嘩が起こる。須藤は日野に佐々木・牛場と一緒に残るよう言い、自身と五十嵐は佐々木の頭の元へ向かう。

佐々木の頭を見つけた須藤は胸倉を掴み恫喝する。何の話か理解していない佐々木の頭は反論した内容から、佐々木が出所祝いを貰っていないというのは嘘であることが発覚する。

須藤と五十嵐はすぐに佐々木の元へ戻るが、既に姿を消した後だったので追いかけ拉致した。その後、車に佐々木を載せて橋へと連れていく。この物語の冒頭で橋の欄干から落とされた男は佐々木だった。五十嵐は「純次さん、あと電気屋もやんないと」と須藤に話す。

木村・須藤・日野・牛場は居酒屋に来ていた。牛場は泣きそうになりながら家に帰りたいと懇願するが、利明や百合枝からも電話で見放されてしまう。居酒屋から帰ると、いつものように五十嵐が牛場の口に酒を流し込む。

覚せい剤やスタンガン等を使うことで、ついに牛場は倒れ込み動かなくなった。木村達は牛場の死を自殺に見せかけるため、牛場電気設備の車と遺体を空地まで運んだ。

自殺に見せかける工作をしている横で、日野が須藤に佐々木の頭の件がどうなったか聞いた。すると須藤は「おい日野、お前けんちゃん(佐々木)が金受け取ってたの知ってただろ。けんちゃん殺しちゃっただろ。お前も同罪だからな。俺は裏切られるのが一番許せねぇんだよ」と告げる。動揺した日野は慌てて逃げていくのだった。

7年前の真実

和室の布団で静江と、その娘の星姫が寝ている。その横の部屋では須藤がテレビを見ながら線香をたいていた。テレビではマンションの一室が火事になり、日野が意識不明の重体、交際相手の順子が死亡したことが報じられていた。物語冒頭にあった須藤と五十嵐の犯行である。日野と順子の身体には暴行の跡があったため、殺人の容疑で須藤と五十嵐が全国指名手配されていることも報道された。

その後お互いの車で落ち合った須藤と木村。木村は逃走資金を須藤に渡していた。この時、木村は五十嵐からも逃走資金を求められたということを須藤に話した。須藤は信じられないという表情になる。

そして物語の冒頭で、昔の仲間と連絡を取っていた五十嵐が車へ戻ってくる。木村の話を信じた須藤は「先生と何話した、てめぇだけ逃げるつもりだったか。逃走資金を頼まれたって先生言ってたぞ。お前だけは信じてたんだぞ!なんでだよ、五十嵐ぃい」と言い、五十嵐を射殺するのだった。

藤井の取材

藤井が久しぶりに『明潮24』の編集部に顔を出した。藤井は執念の取材で、木村の行方をつかみ、顔写真を撮ることにも成功していた。そして刑務所の面会部屋で藤井は須藤と面会し、今までのレポートを見せた。

藤井は木村の自宅を訪れインターフォンを鳴らす。家の中から娘の幸恵が出てくるが相手にしてもらえない。食いつく藤井に背後から警察がやってきて藤井を静止した。しかし、藤井は必死のあまり警察を突き飛ばしてしまい、公務執行妨害で逮捕されてしまう。

藤井は編集長の芝川とともに、2人の刑事に須藤の証言を元にしたレポートを見せた。刑事は「とにかく、貴重な情報をありがとうございます。情報が錯綜すると困るので、記事にしていただくのは待っていただきたい」と藤井らに釘をさして去ろうとする。藤井は食い下がるが適当にあしらわれてしまう。

それを見た芝川は記事にすることを決意し、とある月の『明潮24』で「誰も知らない3つの殺人 首謀者は塀の外にいる!凶悪殺人犯の衝撃告白」という特集が組まれた。大きな反響を呼び、その影響で木村及び殺害を依頼した牛場の家族3人も逮捕された。

藤井は福森の元にも取材に訪れた。藤井の取材に対して福森は終始否定を続けていたが、木村と老人ホームを頻繁に回っていたことを問い詰められる。そこにちょうど警察が福森に事情を尋ねに来た。福森は動揺し道路に飛び出し、トラックにはねられてしまう。

裁判

裁判所では木村の「牛場悟 保険金殺人事件 第三回公判」が開かれていた。傍聴席には藤井と芝川の姿がある。証人として須藤が入廷すると、その姿を木村が睨む。落ち着いた様子で弁護人からの質問に答える須藤を見ている藤井。しかし藤井は須藤にいいように踊らされていたことに気づく。藤井は須藤の情状証人であるにも関わらず、「須藤さん、あなたが殺した人たちのためにも、あなたは生きてちゃいけない。この世で喜びなんて感じるな、生きてる実感なんて感じるな!」と声をあげた。

しかし須藤は「藤井さん、神様は俺に言いましたよ。生きて罪を償いなさいって」と言ってのけた。藤井はしばらく考え込んでいたが、芝川に「まんまと須藤に踊らされていたとしても、あなたの記事が警察を動かした。ジャーナリストとして正しい選択だったと思うわ」と慰められるのだった。

藤井は木村へ面会に行く。木村は淡々と「自分は無期懲役だ。死刑じゃない。それが現実だ」と言う。それに対し藤井は「私は取材を続けますよ。この事件はまだ何も終わっていない。そうでしょ」と言う。

そう言った藤井に対し木村は、二人の間の透明板に顔を近づけ「一つ教えてやる。私を殺したいと一番強く願っているのは、おそらく須藤でもない」と言う。そして木村は透明板を強くつつき、藤井を指さしてから退席するのだった。

『凶悪』の登場人物・キャラクター

藤井家

藤井 修一(ふじい しゅういち / 演:山田 孝之)

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『六番目の小夜子』とは恩田陸の小説と、それを原作としたNHKで放送されたTVドラマ、および舞台作品である。恩田陸のデビュー作であり、新潮社の第3回日本ファンタジーノベル大賞にて最終選考まで残った作品だ。とある高校(ドラマでは中学校)に伝わる「サヨコ」という言い伝えを軸に、少年少女たちの瑞々しい青春とファンタジーホラーの一面も持つ。2000年にNHK教育『ドラマ愛の詩』でドラマ化された。また2022年1月、乃木坂46の鈴木絢音の主演で舞台化もされている。

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百万円と苦虫女(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

百万円と苦虫女(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『百万円と苦虫女』とは、ひょんなことから前科持ちとなってしまい、実家にも居づらくなったフリーター・鈴子が、百万円を貯めては場所を転々し、様々な経験や人との出会いを通して成長していく様子を描いた青春ロードムービーである。2008年7月19日に日本で公開され、興行収入は3億円、観客動員数は19.7万人を記録した。『百万円と苦虫女』の功績が認められ、監督のタナダユキは第49回日本映画監督協会新人賞を、主演の蒼井優は2009年に芸術選奨新人賞を受賞した。

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50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『50回目のファースト・キス(映画)』とは、本国アメリカのみならず世界中で大ヒットとなったロマンチック・ラブコメディである。記憶障害という難病をテーマに切なく涙かせるシーンもありながら、集結したコメディ俳優たちがハワイを舞台にナンセンスながらクセのあるギャグで始終笑わせてくれる。 二人が揃ってメディアに登場すると今だに大きな話題となるアダム・サンドラー×ドリュー・バリモアの最強コンビの抜群の信頼関係が、最高の映画製作に影響を与えヒット作へと導いている、今もなお根強いファンが多い傑作である。

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勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)』とは、テレビ東京系で放送されたコメディドラマである。シュールでコミカルなストーリーで、個性的なキャラクターが話題を呼んだ。毎話登場する豪華ゲストも話題である。ある村の青年ヨシヒコがひょんなことから勇者として薬草を探す旅に行くことになり、その旅の途中で仲間を増やしていく物語である。ゲーム『ドラゴンクエスト』をもじった作品でもあり効果音やアイテム等も登場しファンを沸かせた。その人気から後に続編も公開された。

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勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと導かれし七人』とは、2016年10月8日から12月24日までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された、山田孝之主演の福田雄一監督作品である。勇者ヨシヒコ一行は、この世界を闇に葬ろうとしている魔王は7つの弱点があり、その魔王の弱点を突く7人を探し出し魔王を倒すべく長い旅を始める。RPGゲーム『ドラゴンクエスト』をモチーフにした冒険活劇で3シリーズの3作品目である。ヨシヒコ演じる山田孝之の他、豪華俳優陣のシュールな演技でファンの多い大人気作品である。

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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』とは、2012年10月12日から12月21日までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された山田孝之主演の福田雄一監督作品である。勇者ヨシヒコに魔王が倒されて100年後、何者かによって魔王の封印が解かれ、再び魔物がはびこる時代となった。民はかつて魔王を倒した勇者ヨシヒコに助けを求め、復活を遂げかつて旅を共にした仲間と共に再び魔王を倒すべく旅に出た。ヨシヒコ演じる山田孝之の他、豪華俳優陣のシュールな演技でファンの多い大人気作品である。

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め組の大吾 救国のオレンジ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

め組の大吾 救国のオレンジ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『め組の大吾 救国のオレンジ』とは、“オレンジ”こと特別救助隊員の奮闘と成長を描く曽田正人、冨山玖呂両名による漫画作品。1999年に完結した曽田正人の少年漫画『め組の大吾』の続編であり、世界観と一部登場人物を共有している。2023年にアニメ化された。 斧田駿は、特別救助隊員として活躍することを夢見る新人消防隊員。常に自分の先を行く十朱大吾、高校時代から片思いしていた中村雪らと共に特別救助隊員となるための訓練に参加する中、斧田は十朱が10年前の大規模なホテル火災の生き残りであることを知る。

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dele(ディーリー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

dele(ディーリー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『dele』とは、小説家・本多孝好による小説とテレビドラマのメディアミックス作品。小説版は『小説野性時代』に連作短編『dele』が連載され、テレビドラマ版はテレビ朝日で放送された。依頼人の死後、パソコンやスマホに残された不都合なデジタル記録を抹消する会社dele.LIFEを経営する坂上圭司と、それを手伝う真柴祐太郎が、依頼人にまつわる謎や事件を解決するというストーリー。ギャラクシー賞2018年9月度月間賞や第56回テレビ部門優秀賞などを受賞した。

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死刑にいたる病(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

死刑にいたる病(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『死刑にいたる病』とは、櫛木理宇による小説、およびそれを原作として白石和彌監督によって実写化されたサイコミステリー映画である。鬱屈した日々を過ごす岡田健史(水上恒司)演じる大学生・筧井雅也の元に、阿部サダヲ演じる24人もの少年少女を殺害し世間を震撼させた連続殺人犯・榛村大和からある日突然1通の手紙が届くことから物語がスタートする。PG-12指定。

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実際に起きた殺人事件をもとにした邦画まとめ!『凶悪』などキャストの怪演が凄いと話題の作品も…

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ここでは実際に起きた殺人事件をもとに制作された日本の映画をまとめた。リリー・フランキーやピエール瀧の怪演が光る『凶悪』、1993年の埼玉愛犬家連続殺人事件をもとにした『冷たい熱帯魚』、東電OL殺人事件をもとにした『恋の罪』などを紹介している。

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犯罪者・元受刑者たちのヤバすぎる手記をまとめてみた!酒鬼薔薇聖斗の『絶歌』を超える衝撃作も紹介

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犯罪者・元受刑者たちのヤバすぎる手記をまとめました。「酒鬼薔薇聖斗」こと元少年Aの手記『絶歌』をはじめ、 市橋達也の『逮捕されるまで 空白の2年7ヵ月の記録』や、後藤良次の『凶悪 ある死刑囚の告発』など後に映画化もされたものなどを掲載。事件の内容や手記を読んだ人の感想などを紹介していきます。

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