バクマン。(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。
2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。
高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。
多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。

『バクマン。』の概要

『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。
2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。
高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。
多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。

『バクマン。』のあらすじ・ストーリー

結婚してください

主人公となる作画担当の真城最高(左)と原作担当の高木秋人(右)。

中学生の真城最高(ましろ もりたか)はごく平凡な学生だったが、あるとき同じクラスの秀才・高木秋人(たかぎ あきと)から「一緒に漫画家になろう」と誘われる。最高はもともと漫画家になる夢を持っていたが、漫画家だった大好きな叔父を亡くしたことをきっかけに夢を諦めていた。
しかし秋人に騙される形で、最高が片思いしていた美少女・小豆美保(あずき みほ)の前で「漫画家になる」という宣言をさせられてしまう。美保は声優になる夢を持っており、「いつか最高くんの漫画がアニメになったら出演したい」と言う。それを聞いた最高は勢いで「その夢が叶ったら結婚してください」と申し込んでしまう。
美保は最高の気持ちを喜んだが、「夢が叶うまでは会わない」という条件を出す。最高は美保との結婚を目指して漫画家になることを決意する。

漫画家・亜城木夢叶(あしろぎ むと)

最高が作画、秋人が原作を担当する形でコンビを組んだふたりは、プロの漫画家を目指して研鑽を積み始めた。そんな中、15歳の新人・新妻エイジが手塚賞の準入選に選ばれ、同世代の天才の出現に衝撃を受ける。このときからエイジは最高と秋人にとって最大のライバルとなっていく。
ふたりで完成させた処女作を編集部に持ち込むと、悪くない反応をもらう。このときふたりの原稿を見た服部哲(はっとり あきら)は最高と秋人と長く付き合う良きパートナーとなる。
服部のアドバイスをもらいながら何度か新人賞に応募するが、思うような成果を出せない。服部は無理に少年漫画らしい王道作品を描こうとするより、ふたりの持ち味を生かせる「邪道」を売りにすることを勧めた。自分たちの強みを自覚した最高と秋人は読み切り作品『この世は金と知恵』を雑誌に掲載することができた。
高校に入学したふたりはペンネームを「亜城木夢叶(あしろぎ むと)」に決め、学生生活と漫画家を両立させることになった。作品が雑誌に載ったことで明確にエイジと順位の差がつき、最高と秋人は打倒エイジを目指して励み始める。

険しい道のり

最高と秋人は時に助け合い、時にぶつかりあいながらも漫画を描いていく。努力の甲斐あって『疑探偵TRAP』で初めての連載が決まるが、同時にエイジの作品『CROW』の連載も始まることになる。
エイジに勝つために尽力する最高だったが、『疑探偵TRAP』のアンケート結果は徐々に振るわなくなっていく。さらに、最高が過労で倒れて入院してしまう。
最高は無事に回復したが、『疑探偵TRAP』は打ち切りに終わってしまった。

ギャグ漫画好きの担当

出版社の配置換えで、亜城木夢叶の担当が服部から港浦吾郎(みうら ごろう)に変わる。港浦は熱心な編集者だったが、ギャグ漫画が好きで、亜城木夢叶にもギャグ漫画を描くように強く勧める。
最高と秋人は「自分たちにギャグは向いていない」と訴えるが、港浦の気持ちは変わらない。紆余曲折を経て亜城木夢叶は子ども向けのギャグ漫画『ひらめきタントくん』を連載することになるが、ストーリー担当の秋人の強みを生かせず、大苦戦を強いられる。読者アンケートの結果も振るわず、このままでは先がないと判断した最高は秋人と共に編集長に直談判して『ひらめきタントくん』の連載を終わらせた。

『PCP』

最高と秋人は服部の協力も得て、自分たちの方向性を確認する。秋人のストーリーの強みはあくまでシリアスだが、その中に「シリアスな笑い」を入れることができればエイジを超える漫画になる。
秋人は試行錯誤の末に子どもを主人公にした「完全犯罪漫画」を考案する。誰にもばれない、しかし誰も傷つけない「完全犯罪」をテーマにした漫画『PCP』は亜城木夢叶の完成形だった。
『PCP』は連載会議を無事に通過し、再び服部を担当に亜城木夢叶の連載が始まった。アンケートの結果は上々で、ドラマCDやノベライズなどのメディアミックスが決まるなど順調だった。
一方、エイジは代表作『CROW』を完結させる。そして世界一の漫画家を目指して猛然と新作を描き始めた。最高と秋人も負けじと、『PCP』の連載と並行して新作読み切り『REVERSI』を完成させる。
亜城木夢叶と新妻エイジの新作読み切りが同時掲載された週のアンケートの結果は、『REVERSI』が読み切り作品の得票数の記録更新、そして1位を獲得した。亜城木夢叶は『PCP』と『REVERSI』の2本同時連載を始めることになる。

夢を現実に

とうとう『REVERSI』のアニメ化が決定し、長年の夢が実現した最高と秋人は感無量だ。一方、亜豆は『REVERSI』のヒロインの役を勝ち取るために準備を始める。しかし亜豆の後輩の声優が最高と亜豆の関係をネット上で暴露して、騒動になってしまう。
『REVERSI』のアニメ監督は、ヒロインを演じる声優のオーディションを開催する。ベテランから売れっ子まで様々な声優が参加する中で、亜豆は見事にヒロイン役を勝ち取った。漫画の『REVERSI』は、アニメの放送開始前に最高と秋人が望む最善の形で完結を迎える。単行本の発行部数でもエイジの新作を抜き去り、亜城木夢叶は名実ともに一番人気の漫画家となった。
『REVERSI』のアニメが放送される日、最高は亜豆の家を訪ねる。そして中学生の時の約束通り、プロポーズするのだった。

主な登場人物・キャラクター

真城最高(ましろ もりたか/CV:阿部敦)

1994年2月18日生まれのB型。
本作の主人公で、漫画の絵を担当。あだ名は「サイコー」。

漫画を描くのが大好きで、叔父の川口たろうと同じプロの漫画家になることを夢見ていた。
しかし、叔父が死んだあとは夢を捨てていた。
秋人と出会い、同じクラスの亜豆美保に結婚を申し込んだことをきっかけに、再び漫画への情熱を燃やすようになった。

恋愛に関しては、携帯小説などの恋愛描写にはドライな反応を示す反面、自身はシュージンが引く程のロマンチストである。

高木秋人(たかぎ あきと/CV:日野聡)

1994年1月25日生まれ、B型。
本作のもう1人の主人公、漫画の原作を担当。あだ名はシュージン。
サイコーとは中学時代からの付き合いである。

常に学年トップの秀才だったが、漫画家に憧れており、いち早く最高の実力を見抜いた。
そのうえで、最高を「2人で漫画家を目指そう」と誘う。

感情よりも、理屈や理論を優先することがある。

亜豆美保(あずき みほ/CV:早見沙織)

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