ポリス・ストーリー/香港国際警察(ジャッキー・チェン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ポリス・ストーリー/香港国際警察』とは、ジャッキー・チェンが監督・脚本・主演・武術指導を兼ねたアクション映画。
香港警察のチェン刑事は他の刑事達と共に、麻薬密売を行うチュウ率いる犯罪組織の取引現場へ潜入する、張り込みが一味にバレて銃撃戦へと展開。チェンの活躍でチュウ達を逮捕するが、更なる波乱が待ち受けていた。
現在でも、なおジャッキー・チェンのベスト作品としても人気が高い。

『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の概要

『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(原題:警察故事、英題:Police Story)とは、ジャッキー・チェンが、監督・脚本・主演・武術指導を兼ねた1985年公開のアクション映画であり、興行的にも香港では2600万HKドルを越え、日本では19億円と大ヒットとなった。
香港警察のチェン刑事は、麻薬密売を行うチュウ率いる犯罪組織の一斉検挙の為、他の刑事達と共に麻薬取引が行わるある村へ潜入する。しかし張り込みが組織一味にバレて銃撃戦へと展開。その後チェンの活躍によりチュウ達を逮捕するが、更なる波乱展開が待ち受けていた。
本作品は、「第5回香港電影金像奨」で最優秀作品賞と最優秀アクション指導賞を受賞。その後も1980年代、1990年年代、2000年代、2010年代と役柄や内容は異なるも、長きに渡りシリーズ化された。
数多くのジャッキー・チェン主演作の中で、『プロジェクトA』(1983年)と並ぶベスト作品として取り上げられている。

『ポリス・ストーリー/香港国際警察』のあらすじ・ストーリー

決死の潜入捜査

香港警察の刑事達が会議室に集められ、チュウ・タオ率いる犯罪組織について説明された。
チュウ・タオはナイトクラブや不動産や貿易商を経営する裏で、麻薬取引を行っている。その彼の周りには、数人の「幹部社員」という名の殺し屋達、タオの甥であるダニー・クー、クーの組織の参謀であるジョンが取り巻いていた。また最近になって秘書サリナの存在が明らかとなり、彼女がどれくらい組織について知っているかは不明だという事も説明された。刑事達に与えられた任務は、麻薬の取引現場を取り押さえて組織一味を逮捕する事である。
チェン刑事達は、組織の麻薬取引現場が行われるという村へ潜入するも、組織の手下に警察の存在がバレてしまい、その場で警察と組織との激しい銃撃戦が開始される。また逃走したチュウ達の車は、村人達の住む家を次々と壊して行く。そして車を乗り捨てて、チュウ達は走行中のバスに乗り込み逃走。そこへチェンが彼等を追跡し、チュウ達を逮捕する。チュウは鞄の中の大金をチェンに見せ、買収し逮捕を間逃れようとするも失敗、御用となる。
チュウ達は逮捕されたとはいえ、単独で勝手な行動を起こしたチェンは署長から𠮟責を受ける。一方で上層部がチェンの活躍を誉めた。そして記者会見が行われ、多くのマスコミの前でチェンは今回の事件について悠々自適に語った。その後も、チェンは「警察官の顔」としてメディアで度々取り上げられる様になった。

ぎこちない護衛と作戦

その後、署長とチョウ警部は組織の秘書であるサリナを起訴しないで検察側の証人にしようと考える。ただそれにより組織側は不利となり、組織はサリナを消す可能性も出て来る。その事も踏まえて、チェンにサリナの護衛任務を命じる。一方、チュウは弁護士チョンと話し合った後、ダニーらにサリナを監視する様に命じる。サリナは護衛を嫌がるも、チェンは彼女を自宅へ送る。サリナがクローゼットを開けた瞬間、中から仮面を被った男がナイフを持って襲い掛かって来る。サリナが男に怯えるなか、チェンが駆けつけ助けようとするが、チェンと仮面の男共に動きがぎこちない。
実は仮面の男はチェンの同僚キムであり、サリナがチュウ(組織側)に不信感を抱かせる為に二人で芝居を行っていた。サリナが鈍器でキムの頭を殴り、キムはその場で倒れ失神。サリナは気絶している男の仮面を取るが知らない男だと告げた。チェンは自分達に非協力的なサリナに対し、命を落としてまで護衛はしたくないと(いう嘘を)言い、任務を放棄し帰るフリを行う。一人では身を守れないと判断したサリナは、チェンに協力すると約束する。
チェンがサリナを車に乗せて自宅へ向かう途中で、今度は本物のチュウの手下達に襲撃される。チェンは一人で数人の手下達と立ち向かうも、苦戦する。そこへサリナが銃を発砲した事で、手下達は逃げて行く。

一難去ってまた一難

サリナを連れて自宅に帰ったチェンを待っていたのは、彼のサプライズ誕生パーティーを準備していた恋人のメイや友人達だった。しかしサリナの姿を見たメイは、チェンが浮気をしていると勘違いし怒った挙げ句、チェンの顔にケーキをぶつけて出て行く。その後、再びメイが部屋に戻って来るも、ケーキの汚れを取る為にチェンはシャワーを浴びていて彼女の存在には気付いておらず、シャワーを浴びながらサリナにメイへの悪口を言ってしまう。そして浴室から出て来たチェンがメイの存在に気付いた時には既に遅く、メイは再び怒りチェンにケーキをぶつけその場を後にする。チェンが顔を拭いて急いで後を追いかけ、スクーターで帰ろうとしていたメイを引き止めようとするが、彼女はスクーターのエンジンをかけ、帰ろうとする。しかしチェンに鞄を引っ張られ、メイはスクーターから転倒する。メイはスクーターを起こし再び乗り込むが、今度は乗る前にエンジンをかけてしまい、スクーターに引っ張られる様な状態でその場を後にした。チェンが外に出ている間に、サリナは部屋にあった写真を見て、先程自宅にて自分に襲って来た男が写っており、その男が警察官でチェンの仲間だと知る。するとチェンに不信感を抱いたサリナは、チェンを誘惑する振りをしつつ、録音したテープの内容を消した挙げ句、部屋から逃亡。
翌日、裁判では証人となるサリナがいなくなり、チュウに対する重要な証言が取れず、チュウが麻薬取引を行った小屋から逃亡した事を立証できなかった。またチェンは、サリナの証言を録音したというテープを取り出し、法廷にて流し始める。しかし、その内容はサリナにより消されており、昨晩の色っぽいサリナの声とチェンとのやり取りが流れた。法廷内は失笑に包まれ、結局チュウは釈放される。

新たなる企み

チュウは釈放されたが、判決が下されるまでの間は自分のパスポートや銀行預金が取り上げられた状態なうえ、取引に使っていた麻薬も別の組織のもとへ流れてしまっていた。更に、チェンが未だにサリナを探し続けている事も聞く。弁護士や手下達は、もし(事件の証人となる)サリナが見つかれば、組織側が不利となると告げる。サリナを気に入っていたチュウは、彼女を殺害する事を躊躇した一方、組織と内通していた刑事ブンにチェンの殺害を命じる。

ハメられた罠

チェンは情報屋から、サリナがチュウの別荘に監禁されている事を聞く。チェンが別荘に向かうと縄で縛られているサリナを見つけ助け出そうとする。しかし、その場でチュウの手下が現れ、チェンは危害を加えられる。情報屋はチュウの手下に脅されていて、仕方なくチェンに罠を仕掛ける為の情報を伝えていた。チェンは手下達に抵抗するも、目の前に現れたブンに銃を突きつけられ動揺する。しかしその直後、ダニーが(指紋をつけない様に)取り上げたチェンの銃でブンをその場で射殺する。ダニーはチェンも殺害しようとするが、チェンはスキを見てサリナと建物の屋上まで逃亡する。そしてチェンは、サリナを建物下のプールへ飛び込ませ、遠くまで逃げる様に指示する。チェンは一人、ダニーや手下達に捕らえられ、ダニーの手によりその場で気を失う。
チェンが気が付くと、原っぱにいて手元には自分の銃があった。チェンはメイに連絡を取ると、自分が殺人犯として新聞に掲載されている事を伝えられる。そして警察署に戻ると、ブンの殺害容疑が自分に掛けられ、状況証拠が揃っている状態で捜査が行われていた。チェンは署長やチョー警部達に自分の潔白を証明しようとするが、署長はチェンを第1級殺人罪で逮捕しようとする。するとチェンは逆上し、署長を人質に取って、警察署から車で逃走。人気の無い道で車を止めたチェンは、こうするしかなかったと署長に謝罪、署長もチェンの行為を赦した。そしてサリナのもとへ向かうチェンに対し、署長は気を付けて行く様にと声を掛け見送った。

組織との死闘

サリナは、あるショッピングビル内でチュウに関する資料が入った鞄を盗み出すが、チュウやダニー、手下達に見つかり捕まろうとしていた。そこへチェンが駆けつけ、ダニーや手下達と激しい格闘戦を繰り広げる。その後メイが通報した警官隊も駆けつけるが、同行したメイに対し、チュウやジョン達が彼女を蹴とばす等の暴力行為を行う。それを見たチェンが怒り上階からポールを伝って下まで落ち、チュウを捕まえ割れたガラスの破片を取り、彼に突きつけようとする。その時サリナが、チュウが奪った鞄の中に彼の今までの悪事に関する資料が入っている事を告げた。
そこへ、チュウの担当弁護士であるチョンが現れ、暴力刑事等と言いチェンを批判する。その言動に怒ったチェンは拳を向けようとするが、遠くで見ていた署長やチョー警部らに止められる。しかし、横から歩み寄って侮辱してきたジョンの言葉にチェンは激怒し、彼の顔に鉄拳をお見舞いし眼鏡も叩き割る。そして隣にいたチョンの腹部や顔、更にチュウの腹部にも数発鉄拳を食らわせた。チョー警部が、チェンの行為について報告書はどう書くかと尋ねると、署長は何も見ていないと答え、その場を後にした。まだ怒りが収まらないチェンは、チュウをショッピングカートの上に飛ばし、彼を蹴り飛ばした。チュウは近くのガラスケースの上に落ち、傷だらけになった。そんなチュウに、まだ殴りかかろうとするチェンを、フランキーら同僚刑事達がもう止めろと必死に押さえていた。

『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の登場人物・キャラクター

香港警察

チェン・カクー(演:ジャッキー・チェン)

出典: www.movieplus.jp

CV:石丸博也
香港警察の熱血漢な刑事。チュウ・タオが率いる犯罪組織の麻薬取引が行われる村へ同僚達と潜入するも、組織に警察の存在がバレて、銃撃戦へと発展する。飛び交う銃弾に怯える同僚刑事を落ち着かせる一面も見せる。その一方で、逃亡したチュウ達を追いかけ、彼等が途中で乗り込んだバスにしがみつくが、バスの中にいた手下達に蹴り飛ばされ落下。それでもバスが来る方面まで先回りし、バスの前で銃を構える。そして銃を上に発砲し威嚇しバスを止める。車内に入り、チュウを逮捕する。チームワークを乱し単独行動を取った為に署長から叱責される。しかし自身の功績が認められ、「警察の顔」としてマスコミにも取り上げられる。
署長とチョウ警部の提案により、組織の秘書であるサリナの護衛を命じられる。サリナが護衛を嫌がるなか、彼女の自宅へ送る。その直後、サリナを襲って来た仮面の男と格闘する。これは、サリナがチュウや組織に対する不信感を抱かせる為の作戦で、殺し屋を演じた同僚刑事キムと共に芝居を行っていた。キムとの格闘後、危険を犯してまで非協力的なサリナを護衛はしたくないと告げ帰ろうとするが、自らの危険を感じたサリナが協力すると約束する。サリナを車に乗せ自宅へ向かいながら、サリナからチュウの犯行について聞き取りつつそれをテープレコーダーで録音する。帰宅途中、今度は本物のチュウの手下達に襲撃される。単身で数人の手下達に対抗するも苦戦する。サリナが銃を発砲した、手下達が逃げて行った事で難を逃れる。
サリナを連れて帰宅すると、恋人のメイや友人達が自分のサプライズ誕生パーティーを準備して待っていた。しかしサリナを見て浮気をしていると勘違いしたメイにより、ケーキをぶつけられ、彼女は出て行く。汚れを落とす為にシャワーを浴びている間に、部屋の写真を見て先程襲って来た仮面の男が警察官だと知ったサリナに不信感を抱かれる。そして、サリナが誘惑を(するフリを)している間に、録音したテープの内容を消去し部屋から逃亡する。翌日、寝坊して裁判にやって来る。証人となるサリナがおらず、チュウの重要な証言が取れないとはいえ、彼女の証言を録音したというテープを取り出し、法廷にて流し始める。しかしサリナにより消去されており、色っぽいサリナの声やチェンとのやり取りが流れた。法廷内は失笑に包まれてしまい、チュウは釈放された。
チュウが釈放された後も(事件の証人となる)サリナを探し続け、情報屋からサリナがチュウの別荘に監禁されている事を聞く。そしてチュウの別荘へ向かい、束縛されているサリナを救出しようとする。しかしそこへチュウの手下が現れ、彼等に抵抗するも、同僚刑事のブンにより銃を突き付けられる。その直後、ダニーが自分の銃を指紋をつけない様に取り上げて、ブンを射殺。ダニーは自分への殺害を試みるが、スキを見てサリナを連れて建物の屋上まで逃亡。サリナを建物下のプールに飛び込ませ、遠くまで逃げる様に指示するが、自分は一人、ダニーや手下達に捕まり、ダニーらの手により気を失う。
気付くと見知らぬ原っぱにおり、手元に自分の銃があった。情報屋のもとに行き問い詰めると、彼はチュウの手下に脅され仕方なく罠を仕掛ける為の情報を流したとの事。その後メイに連絡を取ると、自分が殺人犯として新聞に掲載されている事を知る。急いで警察署に戻ると、ブン殺害容疑が掛けられたうえ、状況証拠も揃った状態で捜査が行われていた。署長やチョー警部のもとへ行き、自分の潔白を証明しようとする。しかし署長は、自分を第1級殺人罪として逮捕しようとし、その行動に逆上し署長を人質に取り、警察署から車で逃走する。人気の無い道で車を止め、こうするしかなかったと署長に謝罪した。そしてサリナのもとへ向かう際、気を付けて行く様にと署長に見送られる。
あるショッピングビル内でチュウに関する資料を盗み出したサリナが、チュウやダニー、手下達に見つかり捕まろうとしていたところへ駆けつけ、ダニーや手下達と激しい格闘戦を繰り広げる。
そこへメイと彼女が通報した警官隊も駆けつけるも、チュウやジョン達がメイを蹴とばす暴力行為を行う。それを見て怒り、上階からポールを伝い下まで落ち、チュウを捕まえガラスを突きつけようとする。そこへサリナもその場で鞄の中にチュウの今までの悪事に関する資料が入っている事を告げる。そこへチュウの弁護士チョンが自分を暴力刑事等と言い批判し、それに怒り拳を向けようとするが、遠くで見ていた署長やチョー警部らに止められる。しかし、横から歩み寄り侮辱するジョンの言動に激怒し、彼の顔に鉄拳を食らわせ眼鏡も叩き割る。隣にいたチョンの腹部、顔、チュウの腹部に数発鉄拳を叩きつける。そして、チュウをショッピングカート上まで飛ばし、彼をカートごと蹴り飛ばす。チュウがガラスケースの上に落ち傷だらけになるも、怒りは収まらず、フランキーら同僚刑事達がもう止めろと必死に止められていた。
チェン役を演じたジャッキー・チェンは、『スネーキーモンキー 蛇拳』(1978年)で一躍スターダムに乗り、『プロジェクトA 』(1983年)や『ポリス・ストーリー/香港国際警察 警察故事』(1985年)等のヒット作を次々と発表した。長きにわたりアクションスターとしての道を歩む一方で、自身の主演作の主題歌やアルバムの発表を行う等、歌手としても定評がある。

フランキー刑事(演:ケン・トン)

CV:鈴木勝美、坂詰貴之
香港警察の刑事で、チェンの同僚。気が小さい。
チェンら一同と共にチュウ・タオ率いる犯罪組織の麻薬取引を取り押えようと、現場である村へ向かう。しかし組織に警察の存在が分かってしまい、警察と犯罪組織との銃撃戦が展開する。飛び交う銃弾に怯え、定まらない狙いに向けて発砲しつつその場で失禁する。その場にいたチェンに肩を抱かれ、心を落ち着かせる様に𠮟責されていた。
物語クライマックスにて、メイの通報により警官隊と共にショッピングモールへ駆けつける。チェンが組織のボスであるチュウを怒りに任せて殴り蹴り飛ばし、彼を傷だらけにさせるも、怒りが収まらずまだ殴りかかろうとするチェンに対し、他の同僚刑事達と共にがもう止めろと必死に止めにかかっていた。
フランキー刑事役を演じたケン・トンは、香港の大手テレビ局・TVBの養成所を経て、多くのテレビドラマへ出演。同じくTVBに所属していたアンディ・ラウやトニー・レオンら数人の俳優と共に「五虎将」の異名で人気を集める。ドラマのみならず、映画『ドラゴンファミリー 復讐・血の掟』(1988年)や『蒼き獣たち』(1991年)等に出演。

キム刑事(演:マース)

KE
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