ポリス・ストーリー2/九龍の眼(ジャッキー・チェン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』とは、1988年に公開された、ジャッキー・チェン主演のポリスアクション作品である。犯罪組織のボスであるチュウ一味を逮捕したチェン刑事だが、彼等逮捕する際に器物破壊等の行為で多大な損害を出してしまう。これにより制服警官への降格、交通係への勤務を命じられる。地道に働くチェンだったが、その背後で爆弾事件が発生する。人気シリーズ第2弾であり、派手な格闘、爆破シーンが話題となった。

『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』の概要

『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』(原題:警察故事續集、英語題:Police Story 2)は1988年に公開された、ジャッキー・チェン主演のポリスアクション作品である。
1985年に公開し大ヒットした『ポリス・ストーリー/香港国際警察)』の続編である。前回『ポリス・ストーリー~』の活躍にて組織を追い込む程の奮闘を行ったチェンだったが、彼への苦情も多かった。結局、交通係勤務への降格となった。外で地道に働いているチェンの前に一台の車が止まり、窓から組織のボスであるチュウが顔を出す。大病の末期である彼は、特別に刑務所から釈放されていた。再びチュウ一同の影が忍び寄ると思いきや、背後には爆弾テロの行動が迫っていた。
本作品は派手な格闘技戦や爆破シーンが展開する等、前作を凌ぐ程のエンターテインメント性が強い作品となった。
本作品は、ジャッキー・チェン映画としては史上最高の5000万香港ドル(約8億円)と6000人の出演者が投入され制作された。興行収入は香港では3400万香港ドル(約5億円)以上、日本では7億円もの大ヒットとなった。

『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』のあらすじ・ストーリー

交通係への降格へ

犯罪組織のボスであるチュウ・タオを逮捕したチェンだったが、デパートのシャンデリア等を破壊する行為で多額の損害を出してしまった。チェンは制服勤務を命じられ、交通係勤務への降格となった。これに不満だったチェンに対し恋人メイは、チェンが危険な職務でなくなったと喜ぶ。地道に交通整理をしているチェンの前に一台の車が止まり、窓から組織のボスであるチュウが顔を出す。彼は末期の大病宣告を受けており、特別に刑務所から釈放されていた。チュウと同乗していた彼の側近ジョンは、チェンを挑発しつつ、その場を去っていく。
その後、ジョンが数人で、メイや彼女の叔母へ執拗な嫌がらせを行った。チェンはレストランで食事をしていたジョンら数人のもとへ向かい、嫌がらせはやめろと訴えるが、彼等は聞く耳を持たなかった。チェンは激怒し格闘を繰り広げ、しまいにはジョンの眼鏡をたたき割る始末だった。これに対し、警察官が市民に暴力を振るうとは何事だと、署長から𠮟責を受ける。外の世界で蔓延るチュウやジョン達を退治する事ができない理不尽さを感じたチェンは、警察を辞めると告げ、付けていた警察バッジを外してしまう。

次なる事件の幕開け

警察を辞めると告げた後、チェンは3ヶ月休暇を取りメイと共にバリ島へ旅行しようと考える。メイと二人でショッピングモール内の旅行代理店へ出向くが、その帰りにチェンは後輩警官と遭遇する。そして彼から、ショッピングモールへ爆破予告があった事を告げられる。ショッピングモールの上部は、単なるイタズラだろうと聞く耳を持たなかった。しかし、もし爆発が本当にあれば多くの被害者が出ると考えたチェンは、強引に警報器を鳴らして客をデパートから外へ出す。
騒ぎを聞きつけた署長やチョウ達ら警察がやって来て、チェンは彼等に状況を説明した。消防車もやって来るなか、これといった事は起きず、周囲は本当にイタズラだったのではと思い始める。気が緩んだのも束の間、突然、デパート内で爆発が発生する。更に、ショッピングモールのフォン社長へ、犯人らしき者から連絡が来る。それは次なる犯行予告であり、爆破を止めて欲しければ一千万香港ドルを払えと要求された。デパートの社長は、この件を警察へ任せる事にした。

波乱の中での任務遂行

署長やチョウは、今回の爆破事件の担当をチェンに任せようと考える。一方のチェンは空港にて、メイと一緒にバリ島へ旅行に向かう為に飛行機から出発するところだった。飛行機の席に座っていたチェンは客室乗務員に呼ばれ、パスポートに不備があると告げられ、そのまま飛行機から出て管理室へと連れて行かれる。チェンが向かった先には、署長とチョウがいた。チョウや署長の頼みを断り切れず、チェンは仕方なく捜査へ参加する事となった。チェンはメイに事情を話そうとするが、彼女が乗っていた飛行機は既に離陸していた。自分のみならず、メイのパスポートを持っていると焦るチェンに対し、チョウは現地に連絡を入れておくと告げた。
チェンはチョウと共にショッピングモール社長フォンの会社のもとへ向かう。チェンは一人、会議室へ向かい盗聴器を仕掛けようとするが、社長達が入って来る。焦ったチェンは部屋のテーブルの裏に隠れて、大勢がいるなかで盗聴器を取り付ける。チェンはテーブルの裏から出て、周りの衆とどさくさに紛れ込んだ後、部屋を退室する。
雨が降りしきるなかでチェンが警察署へ戻ると、ずぶ濡れになったメイが待っており、彼女はカンカンだった。チェンにパスポートを持っていかれた故に、メイはバリ島へ入国できず、10時間も拘束されたと怒りをぶちまける。チェンはメイの事を現地の管理局に連絡しなかったのかとチョウに聞くと、忘れていたと答えた。

強さや守る事の意味

チェンは、メイと話し合う機会を持つ為、夜の公園で待ち合わせる。そこへジョンも現れ、二人に向けて拳銃を構える。しかしその銃は水鉄砲であり、飛び出た水をチェンは避けるが、彼の背後にいたメイに命中する。笑いながらその場を去るジョンだったが、向かった先には多くの部下達がいた。公園や路地で格闘戦が繰り広げられ、部下達が乗った車で路地の隅まで追い込まれる。しかしチェンはどうにか車をかわし、逆に部下達やジョンを追い詰めていく。ビビったジョンは逃げようとするが、目の前の柱にぶつけまたも眼鏡を割る。ジョンは、ボスであるチュウの指示で仕方なくやったと罪を告白した。手下達を連れてジョンがいなくなったのを見計らい、チェンはメイのところに戻る。しかし、メイはチェンの行動は危険だったと話す。そして、自分に欲しいのは強さではなく優しさが欲しいのだと訴えた。公園での乱闘騒ぎが新聞でも大きく取り上げられ、またも署長にこっぴどく叱られたチェンであった。

爆破事件の捜査介入

チェンは、特殊技能を持った数人の若者達で構成された特捜班と組み、爆弾犯人の行方を調べる事となった。フォン社長のもとへ犯人らしき者から連絡があり、チェン達はそのやり取りを仕掛けた盗聴器で聴きながら、逆探知をして犯人のいる場所を特定する。特定した場所近辺の警官にも連絡すると、近くの公衆電話に不審な男がいるという連絡が入る。その警官が男に声を掛けるが、彼から暴行を受け、拳銃も奪われる。男はそのまま逃走した。警官は自分の不覚だったと、チェン達に謝罪する。しかし、犯人の顔を覚えていた為に、チームの一員としてチェン達と行動を共にする事となった。
今度はチェンのもとへ、情報屋のバクから連絡が入り、爆薬密売屋ファイへ会う事を指示される。チェンは変装しファイのもとへ向かい、強盗で使用する爆薬が欲しいと告げる。そこへ二人の刑事がやって来て、チェンを取り調べる。チェンの事を怪しんでいたファイが、事前に通報していたのだ。チェンは刑事達に抵抗し、どうにかその場から逃れる。チェンはファイの自宅へ先回りし、自分を通報した事を詰め寄る。ファイは用心する為に通報したのだと答えて、爆薬は必ず売るとも告げる。コンテナ下から爆薬を取り出した瞬間にチェンは自らの正体を明かし、ファイを連行する。署内では売人が中々口を割らなかったものの、チームメンバー女性三人が力を合わせて売人をぼこぼこにし、強引に口を割らせ情報を引き出す。

証明されてきた犯人像

ファイは爆薬の買い手について話し、その買い手の一人が、爆破事件の犯行グループの一人ホンである事が分かる。チェン達はホンの尾行を始め、彼等はとある工業地帯へと消えて行く。暫くすると、ホンら犯行グループ数名はアジトと思われるビルから出て来て、再び車で出掛けて行く。特捜班は犯行グループの車のナンバーを控え尾行を試みるが、犯行グループにバレて失敗する。
一方で、チェンとキムの二人は犯行グループのアジトへ潜入する。中へ入ると、一人の瘦せ型の眼鏡をかけた男ライと遭遇する。ライは耳が不自由で、口がきけず「アパアパ」と口にしていた。チェンはどうにかジェスチャーで、他の者がここに住んでいるか等と伝えるが、ライにはまるっきり伝わっていない様子である。困っていた二人に対し、ライはラジコンカーを取り出し操作し始める。チェンとキムはラジコンカーが走る方へ向くが、突然それが爆発する。唖然としている彼等のスキを突いて、ライはキレのある足技で攻撃しチェンとキムを追い詰める。彼等が倒れているスキに、ライは逃走する。
再び犯行グループからフォン社長へ連絡があり、2000万ドルを用意し、会社名義で二日後の朝刊で広告を出す様に指示される。更に、逆探知できない様になっていた。犯行グループのメンバーであるキン達は、爆薬売人ファイを自分達の車へ引きずり込み、爆弾を指定する場所へ置く様に指示する。その頃、警察署にいたチェンのもとへメイがやって来て、彼に手紙を渡して帰って行く。メイの行動も犯行グループが後をつけていた。

犯行グループの度重なる悪行

フォン社長の秘書宛てに花束が届き、彼女が何もしないでいた瞬間、その花束が爆発する。その頃、犯行グループの指示で爆弾を持たされていたファイが警察署の入口へ向かった矢先で、キンの遠隔操作により爆発した。犯行グループにより警察署までも被害に遭い、さすがに落胆するチェン達だった。
悪い事は更に続き、伯母と買い物をしていたメイが突然、犯行グループに誘拐されてしまう。伯母は直ぐにチェンに連絡する。伯母は、犯人の顔に見覚えがなく、チェンを恨んでいる者の犯行ではないかと話す。チェンは、メイを誘拐した犯人がチュウ一味ではないかと思い込み、チュウの自宅へ向かう。しかし、そこにいたのは大病ですっかり弱り、ベッドに横たわるチュウの姿だった。チェンに恨みがあっても、さすがに自身がその状態ではチェンも手が出せなかった。そこへ犯行グループから連絡が入り、チェンは指定の場所へ向かうが、背後から襲われ拘束される。

犯行に従うチェン刑事

犯行グループのアジトにてチェンは椅子に縛られ、そばにはメイも縛られていた。犯行グループの一人がチェンの持ち物を探り出し、中からメイが書いた手紙を見つけ読み上げる。それはメイからのチェンへの別れの手紙であり、犯人から手紙の内容を聞かされたメイとチェンは、思わずその場で涙する。犯行グループは、フォン社長からの金の受け取りが進んでいなかった為、この役をチェンに任せる事を考える。チェンは、犯行グループが自分のみならず、メイにまで拷問を仕掛ける行動が耐えられなかった。チェンは犯行グループからの命令を仕方なく引き受ける事となった。チェンは時限爆弾が仕掛けてある服を着用したうえで、金を受け取りに行く事を指示された。フォン社長の会社にチェンが向かった際、他の香港警察の同僚達も待機していた。チェンの血相変えた様子に異変を感じていると、会議室にあった金が入った鞄を持ち出そうとした。 そこへやって来た署長がチェンに銃を向けるが、チェンは体に仕掛けられた爆弾を周囲に見せ、金を犯人達に渡さないと爆発すると告げた。署長やチョウは、チェンをそのまま行かせる事にするも、チェンはその場を去る前に秘書の机にあった剪定ばさみを持って行く。

犯行グループとの対決

チェンは一人、車に乗り込み出発した。チェンは車をトンネルの中まで走らせ、犯行グループとの通信を遮断させる。そして、走ってきた他の車やドライバー達に、爆弾があるから非難する様に促し、爆弾の解除を試みる。警察署から持ち出した剪定ばさみを使用し、どうにか爆弾の解除に成功する。チェンはアジトに向かったキンを倒し、彼を連れて他のメンバーがいる別のアジトへ向かう。犯行グループメンバーが油断しているスキに、チェンは拘束されているメイを発見し救出する。チェンは犯行グループに自首する事を訴えるが、一切聞く耳を持たなかった。するとチェンが彼等に向けて威嚇射撃をし、近くにあった花火に引火した。これを機に、チェンや犯行グループとの戦いが始まる。
犯行グループ数人を倒していき、残るはライのみとなった。しかし、キレ味鋭い足技で攻撃を仕掛けて来るライにより、チェンは為す術がなかった。ライの猛攻に攻められていたチェンだったが、近くの火炎弾を投げつけた事で立場は逆転する。ライの口癖「アパアパ」を真似しつつ、容赦なく火炎弾を次々投げるチェンだった。やがてライの体が燃えて、彼が命乞いをするのを見たチェンが近くの消火器で火を消す。しかしライはチェンの行為とは裏腹に、彼に襲いかかる。チェンは、ライを下の大量のタルの下へ投げ落とした。犯人達を倒して一息する間もなく、アジトでは爆発物や花火による爆発が一気に発生する。チェンは急いで、建物からの脱出を試みる。激しい爆発が起こるなかでチェンは無事に脱出し、先に脱出していたメイと抱き合った。

『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』の登場人物・キャラクター

主人公

チェン・カクー(演:ジャッキー・チェン)

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