ラッシュアワー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ラッシュアワー』とは、1998年にアメリカで公開されたアクションコメディー映画である。本作は公開第1週で興行収入3,300万ドルの収益を上げ、北米興収1位となった。大変好評であったため、『ラッシュアワー2』『ラッシュアワー 3』も公開される。いずれもブレット・ラトナーが監督を務めている。香港警察のリーと、ロス市警のカーターが誘拐された領事の娘を救うために協力する話である。

『ラッシュアワー』の概要

『ラッシュアワー』とは、1998年にアメリカで公開されたアクションコメディー映画である。本作は1998年公開第1週で興行収入3,300万ドルの収益を上げ、北米興収1位となった。最終的にはアメリカでは1億4,000万ドル、世界では2億4,400万ドルの収益を上げた作品である。大変好評であったため、『ラッシュアワー2』『ラッシュアワー 3』も公開される。いずれもブレット・ラトナーが監督を務めている。映画評論家のロジャー・イーバートはスタントマンを用いずにアクションシーンに挑んだジャッキー・チェンの演技を称賛し、同時に相棒役であるクリス・タッカーのコミカルな演技と合致しており良い作品だと評価している。
主演のジャッキー・チェンは「あまりアクションシーンが多くない」とインタビューで語っていたが、『ラッシュアワー』の大ヒットからハリウッドスターの地位を導き始め、ついに東洋人代表のハリウッドスターとなった。
領事であるハンは香港警察のリー捜査官と、マフィアであるジュン・タオ追っていた。密輸船に潜入したリーは、武器や美術工芸品を押収することに成功する。ジュン・タオはハンに逆恨みをし、ハンの娘であるスー・ヤンをアメリカで誘拐する。ハンはリーは捜査に参加させようとするが、FBIは捜査させぬように裏で手を回す。ロス市警のカーターは勝手に単独行動を行い、停職処分間近であった。そのためFBIは、カーターをリーの護衛につけ、捜査させないようにと指示する。カーターは事件解決するために、リーを連れて勝手に捜査を開始する。真面目な警察官のリーと、お騒がせ警察官のカーターが事件解決のために協力し、スー・ヤンを救い出す話である。

『ラッシュアワー』のあらすじ・ストーリー

リーとハン領事の絆

香港警察のリー捜査官は、とある密輸船に潜入していた。香港マフィアが盗んだ美術工芸品を乗せて、出港しようとしていたのだ。マフィアであるサンを発見したリーは、「動くな、撃つぞ」と言い銃を向ける。しかしサンは仲間をリーの方に押し倒し、その隙に別の小型フェリーに乗り移って逃げてしまった。

領事のハンは、アメリカ・ロサンゼルス中国総領事になる為、警視長であるグリフィンや関係者を呼んでパーティを行っていた。

ハンはマフィアのボスであるジュン・タオが貴重な美術工芸品を盗んでいた為、リーに捜査を任せていた。リーはハンのもとへ行き、「ジュン・タオの密輸船から、貴重な美術工芸品を取り戻しました」と耳打ちをした。

ハンの家族は近々アメリカに行くことになっていた。ハンの娘であるスー・ヤンはリーから武道を教えてもらっていた。その為2人は親しい仲だった。アメリカに行くことを直前に聞かされたスー・ヤンは、香港に残るリーと離れることを悲しむ。リーは「君ならすぐに友達が出来る」と言い、餞別の品としてネックレスを渡した。

カーターのおとり捜査

ロス市警のジェームズ・カーターは、所属する警察官の中で一番の問題児である。今回も勝手におとり捜査を行っており、裏取引者のクライブと会っていた。

カーターが「ブツはどこだ?」と聞くと、トランクを開け爆弾のC4を見せる。取引をしようとしたところ、不審に思った警察官がクライブとカーターに銃を向ける。クライブがカーターを人質にするも、隙をついたカーターに殴られ気絶してしまう。目が覚めたクライブは警察官2人に発砲し、C4を乗せたまま車で逃げた。カーターはクライブの車に向かって銃を撃ち、被弾した車が爆発した。クライブは車から脱出し逃走を図ったが、その後逮捕された。

スー・ヤンの誘拐事件

ハンの家族はアメリカへと渡った。

スー・ヤンは初登校日、護衛2人に車で学校へ送ってもらっていた。香港マフィアのサンは警察官のフリをして彼女の乗っている車を止め、護衛2人を銃で撃った。スー・ヤンはサンに攻撃して逃げるも、バイクで追いかけてきた他のマフィアに捕まり誘拐されてしまう。

FBIの捜査官ラスとその部下のホイットニーが、「スー・ヤンが誘拐された」とハンに話す。ハンは信頼のおけるリーを捜査に参加させる為、「香港の刑事を1人加えてほしい。もうこっちに向かっているから丁重に扱ってくれ」とラスに話す。ラスはホイットニーに、「アメリカで中国人のリーが捜査中に撃たれて死んでしまったら、国際問題になりかねない」と、捜査させないように裏で手を回した。

カーターはC4事件のことを書いてある新聞を片手に、「敵は10人、こっちは1人だ。順番に1人ずつ片付けようとしていた時に、アホな警官2人が入ってきた。俺がいなかったら死んでたんだ」と大げさに周りに話していた。それを聞いていた爆弾部隊の技術者を目指すタニア・ジョンソンは、カーターに「単独行動を勝手にしないで」と説教し、更に「あなたは停職処分よ」と言う。

その頃、ラスはロス市警のディール警部に「リーの護衛につける者はいないか?」と電話をしていた。ディールはカーターがちょうどいいと思い、彼に頼むことにする。ディールは「誘拐された少女を助けてほしい。FBIは君を指名した」と言うと、カーターは喜んで任務を引き受けた。

領事官に到着したカーターは、ラスから「特別任務」と言われ別の場所へ連れて行かれる。ラスは「リーの護衛となり、彼を捜査に入れないよう阻止しろ」と伝えた。カーターは「子守なんて聞いてない」と怒るが、ラスは「事件が解決するまで我々の前に現れるな」と言った。

カーターとの出会い

アメリカに到着したリーは飛行機から降りる。そこでカーターが待っており、「英語分かるだろうな?」と話しかけてきた。リーが言葉を発さなかった為英語が話せないと思ったカーターは、「私はカーターです。私がなんて言っているかわかりますか!?」と大きな声で話す。リーは無言のままカーターの車に乗った。

カーターはこの任務に納得がいっていなかった。そこで事件を解決する為、勝手に情報収集をすることにした。
カーターはチャイニーズシアターに向かい、リーに観光してもらうことにした。その間カーターは、地図を売っている男に誘拐の件で何か知っているか聞くことにする。しかし話を聞いている間にリーは姿を消してしまった。

バスに乗って領事館へ向かうリーを追いかけて、カーターもバスに乗り込む。リーは隙をみてバスから飛び出しタクシーで逃げるが、カーターがバイクを奪って追いかけてくる。タクシーに追いついたカーターは、リーをタクシーから出して「どこに行く?」と銃を向ける。リーはカーターから銃を奪い、カーターに銃を向ける。タクシードライバーが見かねて2人に銃を向けると、リーは「私は警官で銃の奪い方を教えていた」と話し始めた。

カーターの車に戻ることにした2人。カーターが「何故英語が喋れると言わなかった!?」と怒ると、リーは「喋れないのではなく、喋らなかった」と言った。

情報を仕入れるためにカーターは店に入ろうとするがリーも入ろうとする為、「中に入るなら俺の指示に従え」と約束させる。店に入ったカーターは「よう!ニーガー」と言い、奥の部屋に向かう。カーターは部屋に入るなり、犯罪組織のトップであるルーク達に「中国人の子供の誘拐を知っているか」と銃で脅す。そして「お前は外に出ておけ」とリーを外に出した。

カーターは大笑いをする。実はルークはカーターのいとこなのだ。カーターは「リーを脅かすためにやった、冗談だよ」と言い、「銃や爆薬を買いあさっているやつを知っているか?」とルークに聞く。ルークは「知らない」と答えるが、カーターが脅すと「最近香港から来た男が、銃や爆薬を買いあさっていると聞いたが、名前は知らない」と白状した。

店を出た2人は食事をする為、食料品店に停車する。カーターはリーが逃げ出さないよう手に手錠を掛け、ハンドルに繋げた。しかしカーターが食料を購入して車に戻ると、ハンドルごとリーの姿が消えていた。

ハンとの再会

リーはハンドルをつけたままハンのいる領事官に向かっていた。領事館の門番に「誘拐事件の件で来た」と要件を伝えたところ、銃を向けられた。リーは銃を奪い見張りを気絶させて窓から中に侵入する。そして無事ハンと会うことができた。

カーターはリーを追い、遅れて領事館にたどり着いた。リーはカーターも捜査に参加させる為、彼をハンに紹介する。

カーターは上司に報告の電話をしようと受話器を取ると、ちょうどサンから身代金要求の電話があり、そのまま要件を聞くことになった。サンは「50ドル紙幣で2,000万ドル、20ドル紙幣で2,000万ドル、10ドル紙幣で1,000万ドル準備しろ。受け渡し方は30分前に連絡する」と言い、電話を切った。

逆探知に成功した為、リーとカーターはFBIと共に犯人が潜伏しているであろうビルに向かう。ビル付近に到着したリーは、指示を出しているラスに「5,000万ドルも要求して来た人間が、こんなビルにいるわけがない。危険だ」と説得するも無視される。するとビルの中の電話が鳴り、その直後爆発が起きた。

犯人が近くにいると推測したリーが周りを見渡すと、サンを発見する。サンはハシゴを登って逃げ、ハシゴを上げて登れないようにする。リーはなんとか登りサンを追いかけるが、もう少しのところで逃してしまった。しかしサンが何か落としており、それを調べることにした。

サンが落としたものはC4を爆発させるリモコンだった。

クライブが情報を持っていると思ったカーターは、クライブに面会をしようとする。警備に「クライブと面会させてくれ」と言うと断られた。しかしカーターは「マリファナを買った時に見逃しただろ?」と説得し、5分だけ面会できることになった。

カーターはクライブに「これはなんだ?」とリモコンを見せて尋ねるが、「知らない」と言い奥の部屋に戻ろうとする。するとリーがクライブの前に立ち「この女の子が誘拐された」とスー・ヤンの写真を見せ、「まだ11歳だ、死ぬには早すぎる。この子を救いたい」と言う。クライブは軽くため息を吐き「ジュン・タオという男に売ったが、会ったことはない」と話す。そして彼がフーチャオ飯店にいるとの情報を入手した。

作戦の失敗

リーとカーターはフーチャオ飯店に向かう。

リーが店に入ろうとすると、カーターが「すぐに乗り込んでも銃で撃たれる」と言い、2人は一旦車で様子を見る事になった。店内にサンが入っていったのを見たカーターは、「俺はサンに顔がバレていないから先に入る」と言い、一人で中に入っていった。カーターは従業員に「ジュン・タオに会いたい」と話しかけるが、「そのような人はいません」と言われた。

従業員が2階にいるジュン・タオ達に状況を伝えたところ、カーターを殺す為2階に案内することになった。

リーはお客のフリをしてお店に潜入した。防犯カメラでそれを見たジュン・タオは、リーも始末しようと考える。指示を受けた従業員が飲み物に薬を入れ、リーの元に持ってきた。リーはその従業員がスー・ヤンに渡したはずのネックレスをしていた為、違和感を感じて飲むのをやめた。

ジュン・タオ達はスー・ヤンを連れ、別の場所に移動する。彼らが部屋を出ると、カーターは2階に案内された。カーターが扉を開けるとサン達が防犯カメラを見ていた。モニターにはジュン・タオ達が車に乗り込んでいるところが映し出されていた。

サンはカーターに銃を向ける。カーターを殺すよう手下に指示を出し、ジュン・タオの元へ移動する。

リーはこっそり2階にこっそり上がり、従業員の服を奪って手下になりすましていた。物音がする部屋の扉を開けると、カーターが敵と対峙していた。リーも加わり手下を倒したが、スー・ヤンを救い出すこともサン達を取り押さえることも出来なかった。他の手下が現れた為、リー達は従業員のネックレスを奪い外に逃げた。

現場に現れたラスにより、リーとカーターは領事館に連行された。そしてリーは香港に帰国、カーターは事件の捜査から外すことになった。

リーはハンにスー・ヤンを救えなかったことを謝罪し、「事件の裏にはジュン・タオがいる」と伝えた。その後サンから電話があり「身代金7,000万ドル用意をしろ。金は中国博物館の会場にある中央制御室に置くように」と指示される。

スー・ヤンの救出

グリフィンがハンに会う為領事館にやって来た。実はグリフィンはジュン・タオであった。(以降ジュン・タオ)

捜査を諦めきれないカーターはジョンソンに電話し、「今までのことは謝る、誘拐された少女を救いたいから、ハンの予定を探り出して欲しい」と言う。その後カーターはリーが乗った飛行機に乗り込み、CAに「エンジンに問題があるので出発を遅らせるように」と伝える。リーの隣に座ったカーターは、「まだ仕事が終わってないのに帰るのか?」と話す。リーは説得に応じ、2人は捜査を再開することにした。

ハンはラスに「リーと共にジュン・タオの組織を追っており、武器や美術工芸品を押収した為恨まれている」と話す。
ジュン・タオは「スー・ヤンを救うためにも金を払うしかない」とハンに言う。

リー、カーター、ジョンソンは中国博物館に到着した。そこではハンが客の前で挨拶をしていた。カーターはハンの側にいるジュン・タオを見て、「フーチャオ飯店であの男を見た」と言う。カーターは客の前に出て、「会場に爆弾が仕掛けられています。今すぐ会場の外に逃げてください」と関係者以外を避難させる。

リーはジュン・タオであろう男に「ジュン・タオ」と叫ぶと、彼は振り返った。そして「このリモコンを操作すれば外の車にいる娘は爆発する。動けばあの娘は死ぬ」と脅してきた。
その隙にカーターはスー・ヤンがいる車に向かう。見張りを気絶させスー・ヤンを救出するも、彼女はC4が埋め込まれたベストを着せられていた。そのベストは脱いだら爆発するというのだ。

カーターは、スー・ヤンを車に乗せたまま入口に突っ込む。2人は車から降りるとジュン・タオに「そのリモコンを押せよ」と言い、爆弾を起動させないように駆け引きを始める。スー・ヤンも「そうよ、押しなさいよ」と煽る。ジュン・タオは「あとは任せる」とリモコンを手下に渡し、現金を持ち出して逃げようとする。

ジョンソンがベストを脱いでも爆発しない状態にした。しかしリモコンを押せば爆発してしまうので、リーがそのベストを持ちながら手下達と戦う。
ジュン・タオが会場のハシゴを登って逃げたのを目撃したリーは、爆弾ベストを着てジュン・タオを追う。

サンが現金を持って逃げようとしたところ、カーターが現れる。カーターは「同時に銃を捨てよう」と言った。2人は同時に銃を捨て、もう一つの銃を取り出し同時に撃つ。カーターは上手く避け、サンは弾に当たり死亡した。

ジュン・タオはヘリに乗る為、ハシゴを登り屋上に逃げていた。ジュン・タオに追いついたリーは攻撃をする。欄干から足が滑り落ちそうになるリーとジュン・タオ。ジュン・タオはリーのベストを掴み下に落ちないようにするが、ベストがちぎれ爆弾と共に落下して死亡した。

それを見ていたカーターは、リーに「救急車を呼ぶから1時間待て」と言った。リーが「無理だ」と言うとカーターは「冗談だよ」と笑い、長いのれんをリーの下に準備する。リーはのれんを使って下まで滑り落ち、支えていたカーターにぶつかるが無事だった。

ハンはリーにお礼を言うと、リーは「友情の勝利です」と言う。そして奪われたネックレスをスー・ヤンに渡し、「これは君のだ」と言った。

事件解決後、カーターは休暇を楽しむために空港に来ていた。そこへラスとホイットニーが現れ、「FBIに来ないか?」とカーターを誘う。散々バカにされたカーターはラス達に罵声を浴びせ、「俺はロス市警だ」と言って断った。そしてカーターはリーと共に香港観光に向かったのだった。

『ラッシュアワー 』の登場人物・キャラクター

主人公

リー(演:ジャッキー・チェン)

吹替:石丸博也
本作の主人公である。香港警察の警部であり、武術の達人である。ハン領事の娘であるスー・ヤンにも武術を教えている。無口で真面目な性格である。マフィアのボスであるジュン・タオから誘拐されたスー・ヤンを救うために、命がけで捜査をする。スー・ヤンを助けるためには手段を択ばず、領事館にいる見張りも気絶させ、領事館の中に侵入するほどだ。リーはカーターとの初対面の時、カーターがおしゃべりであり、余計なことを言うので最初はあまり好きではなかった。しかし、一緒にスー・ヤンを助けるために行動するたびに徐々に距離は近くなり、関係が良好となる。休暇中には、カーターと共に香港観光に行くほどの仲になった。

ジェームズ・カーター(演:クリス・タッカー)

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