ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』とは、映画三部作の興行収入が全世界で3,000億円を超える大人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作の完結編で、2003年に公開された。原作はJ・R・R・トールキンの小説『指輪物語』で架空の種族や架空の地が舞台である。すべての指輪を統べる強大な力を持つ「一つの指輪」を葬る旅に出たフロドは目的地の滅びの山があるモルドールの目の前まで来ていた。アラゴルン達は人間の国ゴンドールに加勢し、サウロン軍に勝利、とうとう最終決戦を迎える。

ゴラムの裏切りと大蜘蛛の毒針に刺されるフロド

毒針で刺したフロドを糸でぐるぐる巻きにする大蜘蛛シェロブ

一方、キリス・ウンゴルの峠の崖を登り続けたフロドは、ゴラムの案内により薄気味悪いトンネルの中に入る。しかし、姿を隠して呼び声に応えないゴラムに裏切られたことをフロドは知るのだった。トンネルを進み、蜘蛛の糸に吊られた動物たちを見て、危険を感じたフロドは逃げるが、蜘蛛の糸に絡んで動きが取れなくなる。その時、エルフの女王ガラドリエルから贈られた「エアレンディルの光」を思い出し、それを照らすと、そこには大蜘蛛のシェロブがいた。暗闇に住むシェロブは「エアレンディルの光」から発せられるまばゆい光を嫌うため、フロドはそれを振りかざしながら前へ進んだ。シェロブから逃げるフロドにゴラムが襲い掛かり、指輪を奪おうとする。ゴラムを殺そうとするフロドだが「愛しいしとがやらせた。」というゴラムの言葉を聞き、同情心が湧いて、首を絞めていた指を離す。自分とゴラムのためにも指輪を葬らなければいけないというフロドの言葉を聞き、指輪を破壊されたくないゴラムは、フロドに飛び掛かりもみあううちに、崖から落ちていった。
サムを疑って追い返したことを後悔し、疲労と衰弱から倒れたフロドだったが、ガラドリエルの幻が現れ「使命を果たすのです。」という声を聞いて立ち上がる。
その頃、サムは崖から足を滑らせ落ちたところに、レンバスが捨てられているのを見て、ゴラムの仕業と確信し、フロドを追いかけていた。
フロドはもう少しでモルドールへ入れるというところで、隠れていたシェロブの毒針に刺され、糸でぐるぐる巻きにされてしまった。そこにサムが現れ、シェロブにやられそうになりながらも、フロドの落とした「エアレンディルの光」と剣でシェロブをなんとか追い払う。しかし、サムはフロドが死んでしまったと思い、フロドの代わりに自分が指輪を葬ろうと、指輪を持った。そこへモルドールからやってきたオークが、糸で巻かれたフロドを見つけ、シェロブの毒針で意識を失っていると仲間のオークに話す。仮死状態となっているフロドをモルドールの塔へ運ぶというオークを見て、サムは、フロドが死んだと思った自分を責め、追いかけるのだった。

デネソールとセオデンは死に、エオウィンがナズグルの首領を倒す

出典: twitter.com

薪の上にファラミアを置き、自ら共に焼け死のうとするデネソール

ゴンドールでは、サウロン軍が長い梯子を立てかけ、城に上ったり、城門を突き破って、城の中に攻めこみ、兵士だけでなく大人も子供も皆殺された。デネソールは執政の血筋も絶え、ゴンドールはこれで終わりだと絶望し、死んだと思い込んでいるファラミアと共に焼かれて死のうとしていた。その時、中庭の枯れていた「王の木」には、誰にも気づかれず白い花が1房咲いていた。
ピピンはデネソールに、ファラミアはまだ生きていると言うが、聞く耳を持たないため、ピピンはガンダルフを連れて戻る。デネソールのところに戻る途中で、ナズグルの首領であるアングマールの魔王が空を飛ぶ獣に乗って、ガンダルフとピピンの前に現れる。ガンダルフの白杖を折り、「人間の世界は終わりだ。」と告げ、とどめを刺そうとするが、ちょうどその時、ローハンの角笛が聞こえ、アングマールの魔王はそちらに向かった。ガンダルフとピピンはデネソールのところに行き、ファラミアを間一髪助けるが、デネソールは火に焼かれ、死んでいった。

出典: arda.saloon.jp

アングマールの魔王を前にして兜を脱ぎ「私は男ではない」と言い放つエオウィン

ペレンノール野に到着したローハン軍を大声で鼓舞するセオデン。勢力では大きく劣るローハン軍だが、死を覚悟してサウロン軍に向かい勇敢に戦う。そこへオリファント(長い牙を6本持つ巨大な象)に乗った南方人の軍団がやってきて、一気にローハン軍を長い牙や足で蹴散らす。セオデンがローハン軍をまとめ直そうと指揮を執っていると、アングマールの魔王が空を飛ぶ獣に乗って現れ、セオデンを倒す。セオデンに内緒で戦場に来て戦っていたエオウィンはそれを見て、セオデンを助けるため、魔王に立ち向かう。アングマールの魔王の乗った獣の首を切り落としたエオウィンだが、魔王に盾を破壊され、「人間の男にわしは殺せぬ。」と言われる。魔王はエオウィンを男だと思っており、自分を殺すことはできないと思っていたのだ。魔王がエオウィンを殺そうとした時、背後からメリーが剣で魔王の足を刺した。思わず跪いた魔王に対し、兜を脱いだエオウィンは「私は男ではない。」と言い放ち、魔王の顔を剣で刺した。人間の男には殺すことができない魔王を、女であるエオウィンは殺すことができたのだ。アラゴルン率いる死者の軍団も海賊船に乗って、ペレンノールの港に到着して、戦いに加わり、レゴラス達の活躍もあり、ゴンドールとローハンはこの決戦に勝利することができた。セオデンの体は砕かれたが「今なら、恥じることなく栄光ある父祖の仲間に入れる。」と言い残し、エオウィンに見守られながら息絶えた。アラゴルンは誓約通り死者の軍団を解き放ち、死者たちは永遠の眠りについた。ガンダルフと共に戦場に来たピピンは、倒れていたメリーを見つけて、介抱する。アングマールの魔王を刺したことにより、邪悪な力の影響を受けて衰弱したエオウィンは、療養所で、同じく療養していたファラミアと出会い、徐々に愛を育んでいった。

一方、モルドールの塔に連れていかれた仮死状態のフロドは塔の上で目覚める。そこへ追いかけてきたサムが到着し、フロドを助け出す。指輪を取られたというフロドに、実は自分が持っていることを告げるサム。フロドに指輪を返し、再度滅びの山を目指す。

ゴンドールとローハンと人間の連合軍が最後の決戦に挑み、フロドとサムは指輪を破壊することに成功する

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ミナス・ティリスを出発するゴンドールとローハンの連合軍

サウロン軍に勝利したアラゴルンたち人間の連合軍は、ミナス・ティリスで話し合いをしていた。アラゴルンは、フロドが指輪を葬ることを信じ、サウロンの目をフロドから逸らし、フロドとサムがゴルゴロス平原を渡る時間を稼ぐ作戦を提案する。サウロンの本拠地であるモルドールの黒門で戦い、軍勢をおびき出しサウロンの目を引き寄せるというのだ。サウロンは罠に気づくと言ったガンダルフに対し、アラゴルンは、イシルドゥアの世継ぎである自分を餌にした。パランティアを覗き、サウロンに話しかけ、王の剣「アンドゥイル」を見せ、人間の国ゴンドールの王、イシルドゥアの世継ぎがここにいると告げたのだ。

アラゴルン達がゴンドールとローハンのすべての兵を連れ、黒門に進軍し、モルドールのオークたちもそれを受けて黒門に向かう。フロドとサムは、その隙に滅びの山へと続くゴルゴロス平原を渡るが、フロドは指輪の重荷で衰弱し、歩くこともできなくなる。それまで故郷に帰る希望を捨てなかったサムも、もはや帰る希望は持てずにいた。

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フロドは滅びの山の火口で指輪を投げ捨てようとするが、指輪の魔力に屈し自分のものにしようとする

黒門前に到着したアラゴルンの前に、黒門の中からサウロンの口が現れた。サウロンの口は、サウロンの居城バラド=ドゥアの副官で、サウロンの意思を伝える役割を担っている。サウロンの口は、アラゴルンたちに、仮死状態のフロドから奪ったミスリルの胴着を見せ、フロドが死んだかのように思わせ、戦う意欲を失くそうとする。しかし、フロドの死を信じず、怒ったアラゴルンにサウロンの口は切り捨てられる。「フロドのために。」と言うアラゴルンに仲間たちが続き、人間の連合軍とサウロン軍の最後の決戦が始まった。サウロンの目は黒門に引き付けられその隙に、フロドとサムはまた歩き続ける。王としての自覚を持ったアラゴルンは連合軍を大声で鼓舞し、圧倒的な勢力差の中、望みを捨てず戦い続ける。空を飛ぶ獣に乗ったナズグルが現れるが、ガンダルフが呼んだ大鷲がナズグルに向かっていく。
ゴルゴロス平原を抜け、滅びの山を登るフロドとサムだが、フロドはもう動けなくなっていた。「指輪の重荷は背負えないけれど、あなたなら背負える。」と言って、フロドを背負い滅びの山を登っていくサムの前に、ゴラムが現れる。フロドを殺して指輪を奪おうとするゴラムをサムが必死に止め、殴り合う間に、フロドは火口の入り口へ向かう。滅びの山の火口に必死の思いでたどり着き、指輪を投げ入れようとするが、そこで、フロドはとうとう指輪の魔力に屈し、指輪を自分のものにしようとする。サムの説得もむなしく、フロドは「指輪は僕のものだ。」と言い、指輪をはめて姿を消してしまった。指輪をはめたことで、サウロンやナズグルが指輪の存在に気づき、滅びの山へ向かう。そこへゴラムが来て、見えないフロドに飛び掛かり、指輪をはめたフロドの指を食いちぎって奪う。幸せそうな表情で喜ぶゴラムとフロドが指輪を奪い合い、そのはずみでゴラムは火口の中へと落ちていった。フロドはなんとか崖の縁につかまり、サムに助けられる。ゴラムが持っていた指輪も火口の火の中で破壊された。

アラゴルンは、ゴンドールの王に即位した戴冠式に密かに来ていたアルウェンと再会する

その後、アラゴルンはゴンドールの王に即位し、戴冠式が執り行われた。ガンダルフやレゴラス、ギムリ、エオメル、ファラミアとエオウィンも出席。裂け谷のエルフの領主エルロンドの横には、アラゴルンの愛するアルウェンも来ていた。アラゴルンとアルウェンが共に進んだ先には、ホビットの4人組、フロド、サム、メリー、ピピンの4人がいた。4人に向かい、頭を下げるアラゴルンと出席者たち。アラゴルンが王位につき、中つ国の第4紀が始まり、旅の仲間は解散した。

故郷のホビット庄に戻るが、フロドは旅に出てから4年後にエルフと共に西方の神々の国に旅立つ

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灰色港で船と共に待つエルロンド、ケレボルン、ガラドリエルの方に向かうビルボを支えるホビットたちとガンダルフ

故郷のホビット庄を旅立って13か月が経ち、フロド達は懐かしいホビット庄に戻る。サムは幼馴染のロージーと結婚し、子供にも恵まれ幸せに暮らしていた。フロドは旅に出た日から4年経っても、アングマールの魔王に刺された傷が癒えず、昔と同じ暮らしに戻れないでいた。フロドは養父のビルボが書いた物語『行きて帰りし物語:ホビットの冒険』に、今回の旅を書き加えて『指輪物語』とタイトルを付けた。養父ビルボが、エルフが中つ国を去る最後の船に乗って、ガンダルフと共に中つ国を去ることになり、ホビットの4人組は灰色港に見送りに行く。そこでは、エルロンドとエルフの国ロスローリエンの王であるケレボルン、その奥方であるガラドリエルが待っていた。サウロンは滅び、「これからは人間の時代だ。」とガラドリエルは話す。サウロンの手から中つ国を守る使命を終えたガンダルフも中つ国を去るのだ。ガンダルフとの名残を惜しむサム、メリー、ピピンだが、実はフロドも中つ国を去ることをその場で知り悲しむ。フロドは彼らとの別れを惜しみながら、サムに『指輪物語』の本を渡し、この続きを書くのはサムだと告げる。船に乗り込んだフロドは残った3人に優しく微笑み、西方の神々の国に旅立ち、サムは愛する家族の待つ家に戻ったのだった。

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の登場人物・キャラクター

旅の仲間

フロド・バギンズ(演:イライジャ・ウッド)

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灰色港から西方の神々の国に旅立つ船に乗り込み、陸地にいるサム、メリー、ピピンに微笑むフロド

中つ国のホビット庄に住むホビット族の青年。映画では年齢は不明だが、原作によれば生年月日は第三紀2968年9月22日で、50歳の時にホビット庄を旅立った。12歳の時に両親を事故で失い、一度は母方のブランディバック家に引き取られる。フロドの母はビルボの姪であり、子供がいなかったビルボは、フロドが21歳の時に養子とした。フロドは、ビルボの111歳の誕生日に彼から指輪を譲り受けた。その指輪は冥王サウロンが自分の魂を込めて作った「一つの指輪」で、この指輪を手にするものが世界を支配すると言われていた。強靭な精神や意思を持つものでなければ「一つの指輪」を手にしたとき闇の世界に落ちてしまう。サウロンに勝って中つ国に平和をもたらすにはサウロンの「一つの指輪」を破壊するしかない。フロドはガンダルフに助言を受け、破壊のための旅に出る。途中でサウロンの手下であるナズグルに襲われモルグルの短剣で刺されて瀕死の重体となるが、裂け谷のエルフの領主エルロンドの娘、アルウェンに助けられる。エルロンド主催の指輪の処遇を決める会議で皆が争うのを見かねて、自らが指輪保持者となると立候補した。私欲のないフロドが保持者となり、魔法使いのガンダルフ、人間のアラゴルン、ボロミア、エルフ族のレゴラス、ドワーフ族のギムリ、そしてフロドについてきていたサム、メリー、ピピンが同行することとなった。9人の仲間は指輪を破壊することができるモルドールの滅びの山の火口を目指すが、人を惑わす指輪の強力な力やオークの襲撃がきっかけでサムと二人で旅することとなった。後を付けてきていたゴラムを道案内とし、モルドールへと向かうが、何度も指輪の魔力に屈しそうになるところをサムに助けられる。唯一「一つの指輪」を破壊できるサウロンの国モルドールの滅びの山の火口にたどり着くが、指輪の魔力に屈してしまう。

サム(演:ショーン・アスティン)

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