鬼滅の刃の日輪刀まとめ

『鬼滅の刃』とは、吾峠呼世晴による漫画作品、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。
炭焼きの家の少年・竈門炭治郎は鬼に家族を殺され、生き残った妹は鬼となっていた。炭治郎は鬼を滅する「鬼殺隊」へ入隊し、妹を人間に戻すため、鬼の始祖「鬼舞辻無惨」を倒すための戦いに身を投じる。
鬼と戦う剣士たちは、特殊な刀「日輪刀」を用いて戦うが、この日輪刀には持ち主の才能によって違う色に変わるなどの特徴がある。本記事では、その日輪刀についてまとめていく。

『鬼滅の刃』の概要

『鬼滅の刃(きめつのやいば)』とは、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)による漫画作品である。2016年11号から2020年24号まで週刊少年ジャンプにて連載され、2019年には『Fate』シリーズでも有名なアニメーション制作会社・ufotableによりアニメ化された。大正時代の日本が舞台。ある日鬼によって家族を惨殺され、妹の禰豆子を鬼に変えられてしまった主人公・炭治郎が鬼狩りを専門とする部隊・鬼殺隊に入隊し、その仲間とともに人々を守りながら家族の仇討ち、そして鬼にされてしまった禰豆子を人間に戻す方法を探していく物語である。

ジャンルは和風ダークファンタジーで、世界観や設定から流血表現や部位欠損など残酷な描写がしばしばあるため、2020年公開の劇場版ではPG-12指定とされた。シリアスな展開とコミカル・ギャグチックな展開の両側面がテンポよく描かれている。作者の持ち味である独特な和風の絵柄や雰囲気はジャンプ作品としては異彩を放っており、多くのファンから支持されている。

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日輪刀の概要

日輪刀(にちりんとう)とは、鬼の最大の弱点である日光の力が蓄えられた鋼で造られた刀である。太陽に一番近く、一年中日が差し、雨が降らず曇ることもない山・陽光山(ようこうざん)で採掘される猩々緋砂鉄(しょうじょうひさてつ)、猩々緋鉱石(しょうじょうひこうせき)を原料にしてつくられている。通常の刀で頸(くび)を斬っても再生してしまうような不死身の体を持つ鬼も、日光の力が蓄えられた日輪刀で頸を斬り落とすことで完全に殺すことができる。鬼殺隊の隊士たちは皆この日輪刀を武器にして鬼と戦う。

別名「色変わりの刀」。刀を持った者の生まれ持った才能などによって刀身の色が変わるためにこう呼ばれる。この色の違いによって、適性のある呼吸の流派もわかる。また、我妻善逸のように独特な刃文の日輪刀を持つ者や、優秀な刀鍛冶によってつくられた特殊な形状の日輪刀を用いる者もいる。刀の鍔(つば)の部分も隊士ごとに形が異なっており、その隊士が用いる呼吸の流派を象徴するような形のものもある。また鬼殺隊の一番上の階級である「柱」にのみ、刀身に「悪鬼滅殺」の文字を入れることが許されている。

刀身の色ごとの適性があるとされる呼吸

全集中の呼吸のうち、基本の5つの流派には「適性のある刀身の色」が存在する。炎と水の呼吸の使い手はどの時代でも柱に入っているため、柱になれる可能性を秘めている呼吸であると言える。一方、炭治郎の黒い刀身はどの呼吸に適性があるのかが分からないためか、「出世できない」とされている。

(呼吸:刀身の色)
炎の呼吸:赤色
水の呼吸:青色
雷の呼吸:黄色
岩の呼吸:灰色
風の呼吸:緑色

※霞の呼吸は風の呼吸からの派生であるが、適している色は白色である。

黒刀(こくとう)

炭治郎が記憶の遺伝で見た、継国縁壱の刀身について話すすやこ(炭治郎の祖先)

日輪刀は持ち主の才能などによって刀身の色が変わるが、竈門炭治郎の日輪刀は漆黒に変わった。刀身が黒に変わったという事例は少なく、情報が少ない。それゆえに「出世できない色」であると言われている。炎柱の煉獄杏寿郎も「黒刀の剣士が柱になったのを見たことがない」と言い、どの系統の呼吸が合っているのかも分からないという。

しかし、後に炭治郎が「記憶の遺伝」で先祖である竈門炭吉の記憶を見た際、「始まりの呼吸の剣士」「日の呼吸の剣士」と呼ばれる最強の剣士・継国縁壱もまた漆黒の刀身の持ち主であったことが判明する。炭治郎と縁壱は「漆黒の刀身」「赫刀(かくとう)を発現させる」「額に痣がある」「日の呼吸(ヒノカミ神楽)を用いて戦う」と共通点が多いが、血縁関係などはない。

赫刀(かくとう)

「赫刀(かくとう)」とは、刀身が赤色に変化した日輪刀のこと。煉獄杏寿郎の日輪刀のように元から刀身が赤い色のものではなく、戦闘中などに特定の条件を満たすことで顕現するものを指す。この赫刀での攻撃は鬼に傷口が焼け付くような痛みを与えるうえに通常よりも傷の治りが遅くなり、頸以外を斬ってもダメージを与えることができる。

これを作中にて最初に顕現させたのは炭治郎であるが、過去には継国縁壱、後に多くの柱の剣士も顕現させている。顕現させる条件は様々あるが、縁壱と鬼舞辻無惨との最終決戦における炭治郎に関してはどんな条件のもとで赫刀を顕現させたのかは不明で、無惨は炭治郎の赫刀に対して「死の淵で扉を開いた」と分析している。

赫刀の顕現条件1:禰豆子の血鬼術「爆血」による顕現

作中で初めに赫刀を顕現させたのは炭治郎であるが、これは妹である鬼の禰豆子の血鬼術「爆血(ばっけつ)」によって顕現したもの。

上弦の肆・半天狗との戦いの中で、禰豆子は炭治郎の日輪刀を握って血を流し、自身の血を爆発させて鬼の体や血鬼術を焼く能力・爆血を発動する。それによって発生した炎に包まれた炭治郎の日輪刀は刀身が赤い「爆血刀(ばっけつとう)」となり、攻撃力が大きく増した。

この方法で赫刀を顕現させたのは炭治郎のみであるが、後述する「万力の握力」と「刀をぶつけ合う」の方法も「刀の温度をあげること」に繋がり、赫刀を顕現させたと思われる。

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