コードギアス 復活のルルーシュ（劇場アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

CV：大原さやか

ルルーシュたちを庇護したアッシュフォード家の令嬢である。ルルーシュたちが通っていたアッシュフォード学園の理事長の孫娘でもある。
アッシュフォード学園では、ルルーシュたちの1つ先輩にあたり、生徒会長を務めていた。
ルルーシュとナナリーが皇族であることやその事情を知る数少ない人物だ。

イベント好きで、生徒会長と言う立場を利用して学校単位で様々なイベントを開催していた。明るい性格で、面倒見がよく姉御肌な一面を持つ。
アッシュフォード学園卒業後は、アナウンサーとしてお天気キャスターからバラエティ、報道など幅広く活躍している。

『復活のルルーシュ』ではアナウンサーとしてジルクスタンで取材している。その後取材許可が下りずに帰国したため、運よくジルクスタンでの戦闘には巻き込まれずに済んだ。

ジルクスタン王国

シャムナ

CV：戸田恵子

戦士の国ジルクスタン王国の王女で、神事を担当している。
不自由な体でナイトメアフレームを操作し戦う弟・シャリオを心から愛している。

死ぬと自分の意識だけが6時間前に戻るというギアスを持っている。その6時間の情報を「予言」という形で周囲に伝えることで、ジルクスタンを無敗の戦士の国にしてきた。ジルクスタンは、軍事力として兵士たちを資源として輸出し生き残ってきた。しかしゼロレクイエムにより世界が平和になった為、これまで戦うことで活性化させてきたジルクスタンの経済は傾き困窮する。
戦争でしか経済を支えられない祖国と戦い続ける弟のために、シャムナは自身のギアスの6時間という制限を無くし、世界や祖国を根本から作りなおしたいと考えるようになる。その目的のために「Cの世界」への接続が必要となり、「Cの世界」への接続媒体としてシャルルの血を受け継ぐナナリーの肉体が必要だった。

ナナリーを救出しようするルルーシュによりギアスの発動条件を見破られ、ルルーシュに眠るようギアスで命じられてしまう。眠り始めて10時間後に、王宮ごと爆破され死亡した。

シャリオ

CV：村瀬歩

ジルクスタン王国を治める国王で、軍事を統括している。
年齢は不明だが国王としては非常に若く、まだ10代のような容姿をしている。
足が不自由なため車椅子で生活し、目にも障害がありゴーグルを着用している。ナイトメアフレームの操縦能力は非常に高く、ブリタニア内で高い戦闘能力を持っているスザクとも互角に戦った。不自由な身体をしているため、自由に動くことが出来るナイトメアフレームの操縦を好んで行っている。戦いにおける強さを求めており、高い戦闘能力を持つスザクに執着し、ゼロとして囚われたスザクに対し強さの秘密を知るために自ら赴き拷問している。

姉シャムナのことを信頼し、大切に思っている。戦術的には姉の予言に頼っていた面がある。
ナナリーを救出しようとするルルーシュ側と戦闘になった際に、戦いの中で死亡した。

ボルボナ・フォーグナー

CV：大塚明夫

ジルクスタン王国の将軍として、国を治めるシャリオとシャムナの姉弟をに忠誠を誓い、補佐してきた。
120年前にジルクスタンに渡ってきた傭兵の子孫にあたり、過去にブリタニア帝国を退けたこともある大将軍である。
指揮官としてだけでなく、ナイトメアフレームの操縦能力も高い。息子が今回の戦いで戦死した後、仇討ちを望んでいたがシャムナに止められている。

戦いの中で、自らの死を覚悟した作戦を進めようとする。しかし敵であるコーネリアから、シャリオとシャムナが失われた今「兵は知っておるのだ。ボルボナ・フォーグナーこそがジルクスタン最後の城壁だと！」と諭され、降伏する。戦闘終了後はジルクスタンの代表となり、「黒の騎士団」との会談を行っている。

シェスタール・フォーグナー

CV：島﨑信長

ボルボナ・フォーグナーの息子で、ジルクスタンの王女シャムナの親衛隊隊長を務めている。
「英雄の血統」であるとしてフォーグナー家を誇り思っており、プライドが高い。自身の家柄を誇りに思っている分、山賊上がりのビトゥルとは険悪な関係だった。
ジルクスタンの表の顔でもあり、ミレイのテレビ取材にも応対している。

嘆きの大監獄でのルルーシュ達との戦いで、戦術をルルーシュに見抜かれてしまい、軍もろとも爆破され死亡した。
死亡してから6時間以上経過してからシャムナにシェスタールの死が伝わったため、シャムナのギアスでシェスタールの死を回避することは出来なかった。

ベルク・バトゥム・ビトゥル

CV：高木渉

ジルクスタンにある「嘆きの大監獄」で獄長を務めている。
山賊上がりで粗暴な言動が目立つが、頭の回転は速く危機察知能力も高い。

「嘆きの大監獄」でのルルーシュ達との戦いでは生き残り、シェスタールの死亡をシャリオやシャムナに報告している。その後ルルーシュ側がナナリー救出のために挑んできた際に、カレンと交線した。カレンと互角以上に戦っていたが、カレンが捨て身で得意の接近戦に持ち込み勝利、敗れたビトゥルは戦死した。

スウェイル・クジャパット

CV：津田健次郎

ジルクスタンの暗殺部隊を指揮する男性で、「目を合わせた相手の個体認識を入れ替える」というギアスを持っている。
敵の個体認識を操ることで、敵が味方同士で殺しあうように仕向けることが可能である。

戦闘中カレンにギアスをかけ、咲世子と戦わせようと仕向けている。C.C.がその場に介入したことで不利と判断し、撤退した。
その後ナナリー救出作戦実行中のロイド達を襲い、咲世子にギアスをかけるが、咲世子は視覚情報に惑わされなかったために失敗に終わる。

『コードギアス 復活のルルーシュ』の用語

ギアス

ギアスとは『コードギアス』シリーズに登場する「王の力」と呼ばれる特殊能力である。
個々の能力者が持つ素質・願望が特殊能力として発現する。そのため、能力の内容は人によって異なる。ギアスを発動させる際には、ギアス所持者の目に赤い鳥のような紋様が浮かび上がる。
C.C.など他人に「ギアス」の力を発現させることができる「コード」を持つ者により、ギアスは発現する。コード所持者は不老不死となり、ギアスも効かなくなる。コード所持者の体には、ギアス発動時と同じ赤い鳥のような紋様がある。