千と千尋の神隠し(Spirited Away)のネタバレ解説まとめ

2001年の夏に劇場公開されたジブリの長編アニメーション映画。この映画は千尋と言う10歳の少女が神々の世界に迷い込んでしまう物語である。興行収入は300億円を超える業績を生み出し、2003年にはアカデミー賞を受賞した。まさに大作中の大作である。その名作ぶりは2016年のイギリスBBCの投票で、「21世紀の偉大な映画ベスト100」の4位に選ばれたほど。

湯婆婆の息子で、彼女から唯一溺愛されている存在で、丸々太った巨大な赤ちゃん。
湯婆婆から甘やかされたせいで、凶暴な性格になっている。
銭婆にネズミに変えられてしまうが、はじめて千尋と外の世界を見ることができたため、千尋を気に入った。

用語

油屋

湯婆婆が経営している湯屋で、八百万の神々が疲れを癒しに来るところ。
従業員の多くはカエルやナメクジの化身である。
油屋の構造は多層であり、最上層には湯婆婆の住まいがある。
中層は従業員たちが働く場所で、下層は従業員の部屋とボイラー室がある。

海原電鉄

油屋の世界の住人が多く利用している電鉄で、架線は存在しておらず、ディ―ゼルカーで運行している。
利用者の多くがカオナシのように黒い影をしており、顔は見れない。
路線はよく雨で氾濫する湿原に敷かれている。

名シーン・名場面集

「そう簡単にはいかないよ。世の中には決まりっていうもんがあるんだ!」

出典: userdisk.webry.biglobe.ne.jp

湯婆婆が映画のラストで、坊やハクと油屋に戻ってきた千尋に言ったシーン。
そのあと、たくさんの豚から両親を見つけ出すように言う。
かなりきつい性格の湯婆婆だが、「世の中は決まりがあって、簡単に自分の思い通りにはいかない」ということを知っている。
このシーンは現実の厳しさを教えてくれる名場面である。

「ハク様と呼べ!」のシーン

出典: pbs.twimg.com

湯婆婆と契約を結び油屋で働くことになった千尋。
そんな中、エレベーターでハクと一緒に乗る時に、「あの、ハク」と親しくいう。
それに対してハクは「無駄口をきくな! ハク様と呼べ!」と冷たく言い返した。
これは湯婆婆に気づかれないための気遣いである。
優しいイメージが定着しているハクであるが、仕事にはかなり厳しい。
このシーンは彼の厳しい一面が見られる名場面である。

湯婆婆の経営者ぶりが見られるシーン

出典: naritan.jp

強欲な魔女である湯婆婆であるが、経営者としては優れている。
物語の中盤で、ヘドロにまみれていた河の神(オクサレ様)を清めて、砂金の利益を生み出した千尋を褒め、従業員らに千尋を見習うようにしなめた。
このシーンは湯婆婆のいい一面が見られる名シーンである。
他にもカオナシなどの客への対応を行うシーンも見られた。

ハクの名前が分かるシーン

千尋は銭婆の家から油屋に帰る途中、自分がコハク川という小川で溺れかけたのを思い出した。
そのコハク川の主こそ、紛れもないハクだったのである。
ハクは湯婆婆に名前を奪われていたため、名前を思い出せなかったが千尋が思い出したおかげで自分の名前を取り戻すことができた。
ハクの本当の名前は「ニギハヤミコハクヌシ」である。
ハクの名前を知った千尋は「すごい!神様みたい!」と涙を流した。
このシーンはハクの正体と本当の名前が分かると同時に、劇中屈指の感動シーンでもある。

レビュー

言葉にならないことを伝えてくれるジブリの作品。
はっきりとするものは理解できないが、でもなにかを訴えかけてくる作品です。
別にそこまで観たいと思わないのに、テレビで流れているのが目に入るといつの間にか魅入ってしまいます。

出典: www.anikore.jp

もっと上位にあるのかと思った作品。大人の常識は子供の非常識で豚になる父母。千尋の純粋さで,話が展開していき「成長する物語として良い」と思います。八百万の神々は,火・水・土・金などの陰陽道と一致してして,よくよく見ると興味深い。「かおなし」ですら手名づけてしまう千尋の強さも心に残ります。モデルになった建物がそうですが,全体を含め,昭和を含めてそれ以前の懐かしさを覚えます。

出典: sakuhindb.com

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