ルパン三世 カリオストロの城(Lupin III: The Castle of Cagliostro)のネタバレ解説まとめ

Karihyou1 201704180946074fa

『ルパン三世 カリオストロの城』とは、モンキー・パンチ原作の漫画「ルパン三世」の劇場用アニメーション映画化第2作。1979年12月東宝系公開。 宮崎駿が初めて劇場用作品の監督を手掛け、映画史上に残る不滅のアニメーションとして世界的に親しまれている名作。ゴート札なる偽札を製造し、世界経済の裏側で暗躍していると伝えられるカリオストロ公国で、カリオストロ伯爵の妻にさせられようとしている公女クラリスを救うため、そして国の秘密を暴くため、ルパン三世とその仲間たちの活躍を描く。

『ルパン三世 カリオストロの城』の概要

444

『ルパン三世 カリオストロの城』とは、怪盗ルパンの孫であるルパン三世が活躍する、TVの人気アニメーション番組『ルパン三世』(モンキー・パンチの同名漫画が原作)を、長編アニメーション映画として東京ムービー新社(現:トムス・エンタテイメント)が製作した劇場版第2作。東宝配給により1979年12月15日から公開された。公開時のキャッチコピーは、「前作をしのげないのなら 2作目を作る意味がない」「巨大な城が動き始める!影の軍団が襲ってくる!」「さらにスピーディーに! さらにスリリングに! さらにスッとボケて!」「生きては還れぬ謎の古城でついにめぐり逢った最強の敵!」。
監督は本作で初めて劇場用作品を手がける宮崎駿。脚本は宮崎駿と山崎晴哉の共同執筆で、作画監督は大塚康生が担当。音楽はTV版の第2シリーズを手掛ける大野雄二が担当している。また、声優もTV版の第2シリーズと同じく、「ルパン三世」役の山田康雄を筆頭に、小林清志、増山江威子、井上真樹夫、納谷悟朗がそれぞれ主要メンバーを担当。ヒロインとなる「クラリス」役には声優デビューして間もない島本須美が抜擢された。

劇場用第1作として公開された『ルパンVS複製人間』(1978年)は、配給収入10億円の成功を収めていたが、本作は興行成績に関しては前作に及ばなかった。だが、関係者間での評価は公開当時から高く、商業アニメ作品が受賞することが少なかった大藤信郎賞(毎日映画コンクール)を受賞している。また、後のテレビ放送や上映会などが繰り返されたこともあって人気が高まっていき、当時出版された絵コンテ集はアニメ制作現場での教科書として使用されるなど、宮崎の演出やレイアウト手法はその後のアニメ業界に影響を与えることとなった。
2014年には、原版の映像に映り込んだ汚れやゴミの除去、音声のノイズの除去、5.1chサラウンドへの再調整等のリマスタリングに3年を費やした、「デジタルリマスター版」を東宝映像事業部の配給で劇場公開。さらに、2017年にはデジタルリマスター版をベースにした「MX4D版(映画のシーンに合わせた感覚を体感できる上映システム)」を、トムス・エンタテインメントの配給により劇場公開した。

『ルパン三世 カリオストロの城』のあらすじ・ストーリー

008

ルパンと次元は、モナコの国営カジノの大金庫から大金を盗み出した。

怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持つ大泥棒・ルパン三世と相棒の次元大介は、モナコの国営カジノの大金庫から大金を盗み出し、愛車のフィアット・500で逃走する。大成功と大喜びの2人だったが、ルパンは盗んだ紙幣が全て幻の偽札「ゴート札」であることに気付いた。「次元、次の仕事は決まったぜ」と頭を切り替えたルパンは、ゴート札が作られているというカリオストロ公国に向かうことを決め、次元と共に偽の札束を撒き散らしながら愛車を走らせるのだった。

カリオストロ公国に入国したルパンと次元が、パンクした愛車のタイヤを交換していると、ウェディング姿の少女が運転する車が猛スピードで通り過ぎ、その後を黒メガネを掛けた数人の男たちの乗る車が追うように通り過ぎた。2人は少女を助けようと、愛車に搭載された高速走行用スーパーチャージャーを作動して追跡を開始。激しいカーチェイスの末、次元が銃で男たちの車のタイヤを撃ち抜き、追手を阻止するが、少女はカーチェイスの途中で気絶してしまい、そのまま車を走らせていた。ルパンは少女の車に飛び移って助け出そうとするが、車に乗ったまま崖から落下する。頭を打って気絶したルパンの横で目を覚ました少女は、船で追ってくる別の追手を目にする。少女は自身がつけていた手袋の中に指輪を入れ、ルパンの元へ残して走り去った。やがて気が付いたルパンは、少女が連れ去られるのを目にする。そして少女の置いて行った手袋の中に指輪を発見する。ルパンはその指輪に刻まれている紋章に見覚えがあった。

009

ルパンと次元は、カリオストロ伯爵が差し向けた暗殺集団に突然襲われた。

ルパンは思い立ったように愛車を飛ばし、次元と共にある古城に到着する。城門には指輪と同じ紋章が彫られていた。庭師の老人に話を聞くと、この城にはカリオストロ公国の大公夫妻が住んでいたが、7年前の大火事で亡くなり、その後は新たな摂政(国の実権を握る者)が住んでいるという。ルパンは10年ほど前、ゴート札の出所とされているこの城に忍び込んだことがあることを次元に打ち明けた。その時、ルパンは幼い少女に命を救われていた。その少女こそが、先ほどの女の子だったと話す。
そんな折、摂政であるカリオストロ伯爵がオートジャイロに乗って城に到着した。伯爵は執事のジョドーから、城から逃亡した公国の姫・クラリスを捕らえたが、2人の外国人(ルパンと次元)が逃亡を手助けしたとの報告を受ける。伯爵はジョドーに2人を捕らえるよう指示する。そして、クラリスの部屋に行ったカリオストロ伯爵はクラリスの手から指輪が消えていることに気付いた。

その夜、街のレストランで食事をしていたルパンと次元は、店員からの情報で、近い内にクラリスとカリオストロ伯爵の結婚式が行われることを知る。その後、宿に戻った2人は、突然謎の集団に襲われた。それはカリオストロ伯爵が差し向けた暗殺集団だった。なんとかその場を凌いだ2人は、仲間の石川五ェ門を公国へ呼び寄せる。偽札造りの実態を探るため、そしてクラリスを救うため、行動を開始するルパン一味。その一方で、同じく仲間である峰不二子は、クラリスの世話係を装ってすでに城へ入り込んでいた。

010

クラリスの世話係を装って城へ入り込んでいた峰不二子に、クラリスの居場所を聞き出すルパン。

その頃、カリオストロ伯爵の元に、ルパンを追う国際警察の銭形警部が現れ、カリオストロ伯爵の警護を申し出ていた。ルパンは水門から入り込み、銭形警部になりすまして城内への潜入に成功。その途中で銭形本人に気付かれるが、ルパンを追う際に落とし穴から地下に落ちてしまう。ルパンは不二子の前に姿を現すと、クラリスが北の塔にいることを聞き出した。
屋根を伝わって北の塔に向かったルパンは、1人で監禁されているクラリスと再会する。「必ず姫を城から連れ出す」と指輪を返し、クラリスの心を掴むルパンだったが、運悪く伯爵に見つかってしまい、その場から地下牢獄へ通じる穴に落とされてしまう。伯爵はクラリスに、自分の狙いが先祖の財宝であり、伯爵の持つ金の指輪と、クラリスの銀の指輪が財宝を見つけるカギになることを告げる。そこへルパンの声が響く。ルパンがクラリスに渡した指輪は実は通信機で、伯爵の狙いを知ったルパンは、「クラリスの指輪を預かっている」と通信機を通じて伯爵に伝えるのだった。

ルパンは出口のない地下牢獄を散策し、先に落とされていた銭形警部と遭遇する。そこへ指輪を奪いに暗殺者たちの襲撃を受けるが、2人は一時休戦し協力して敵を倒す。何とか地下牢獄を脱出すると、そこに広がっていたのはカリオストロ公国の裏の顔、偽札のゴート札の製造工場だった。ルパンと銭形警部は、工場に火をつけて城内を混乱させ、その隙にオートジャイロを奪うとクラリスのいる塔に上空から向かう。不二子の協力により、クラリスを部屋から屋根に引き上げることに成功したものの、ルパンは伯爵の手下ジョドーのマシンガンで胸を撃ち抜かれ重傷を負ってしまう。銭形警部と不二子の活躍でルパンは辛うじて脱出するものの、クラリスは伯爵に捕らえられ、銀の指輪も伯爵に渡ってしまうのだった。

011

公女クラリスとカリオストロ伯爵の結婚式が盛大に行われようとしていた。

インターポール(国際警察)に戻り、持ち帰った偽札の証拠を見せて長官に出動を要請する銭形警部だったが、伯爵を支持する政治家たちにうやむやにされたあげく、騒ぎを起こした責任で警護の任務を解かれてしまう。一方、次元と五ェ門によって庭師の老人宅に運び込まれたルパンは、数日後に昏睡状態から目覚めた。そこへ不二子からの情報で、明朝にクラリスとカリオストロ伯爵の結婚式が行われることが判った。

翌日、クラリスとカリオストロ伯爵の結婚式が盛大に行われようとしていた。式のためにバチカンからやって来た大司教になりすましたルパンは、結婚式の途中で奇襲を仕掛け、次元と五ェ門を乱入させると、その混乱に乗じて伯爵からクラリスと2つの指輪を奪って逃亡する。その一方では、ルパンを逮捕する口実で城に突入した銭形警部が、地下の偽札工場に直行し、TV局のレポーターに扮した不二子と共にその様子を撮影する。その映像は全世界に中継された。

時計台の前にクラリスと一緒に逃げてきたルパンは、時計台の針の上に向かい合った2匹の山羊の彫刻があることに気が付いた。二つの指輪にはそれぞれ山羊のデザインが彫られている。そして2つの指輪を合わせるとつなぎ目に文字が彫ってある。クラリスによればそれは「光と影を結び 時告ぐる…高き山羊の 陽に向かいし 眼に我を納めよ」という昔から家に伝わる言葉だという。謎が解けたと喜ぶルパンだったが、必死に追って来る伯爵たちの攻撃を受け、ルパンとクラリスは時計塔の中に逃げ込んだ。ルパンは複雑に歯車が絡み合う時計塔の内部で伯爵と揉み合っているうちに、またしても伯爵にクラリスを奪われてしまう。時計の巨大な針の先に立つ伯爵とクラリスを前に、ルパンは「時計塔の山羊の目に指輪をはめ込む」という指輪の秘密を伯爵に教え、指輪と引き換えにクラリスを無傷で引き渡すよう要求する。伯爵は要求を呑むふりをして不意打ちでルパンを窮地に陥れ、止めようとしたクラリスを足蹴にして湖へと叩き落とす。ルパンは後を追って宙に身を投げ、クラリスを抱きしめながら共に湖へと落ちて行った。

005

時計塔の激しく動く時計の針に挟まれ、押し潰されるカリオストロ伯爵。

時計塔の針の上に残った伯爵は、ルパンの言葉通り、彫刻の山羊の目に指輪を納めた。だが、途端に時計が急速に動き始め、伯爵は激しく動く時計の針に挟まれて押し潰され最期を遂げるのだった。そして時計塔が崩れ始め、水門が決壊すると、湖の水が一気に城に流れ込んだ。

やがて、無事に湖岸へと辿り着いていたルパンとクラリスは湖の底から現れた遺跡の姿を目の当たりにする。財宝とは先祖が隠した古代ローマのポリス(都市国家)であり、時計塔の仕掛けは湛えられている水を排出して沈んだ遺跡を表出させるための装置、そして指輪はその起動装置だったのである。ようやくインターポールも動き出し、カリオストロ公国についに捜査のメスが入ることになった。

一件落着でカリオストロを去ることになるルパンに、クラリスは一緒に連れて行って欲しいと懇願する。ルパンは葛藤しながらもクラリスに「人生はこれから始まるんだ」と留まるように諭し、別れを告げて去って行く。そこへ、ルパンを追いかけてやって来た銭形警部が、「一足遅かったか!ルパンめ、まんまと盗みおって」と地団太を踏む。「あの方は何も盗らなかったわ」というクラリスに、銭形警部は、「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。…あなたの心です」と言うと、彼女は表情を輝かせて「はい」と答えた。
そして、ルパン一味と銭形たちの車は、またもや追いつ追われつしながら地平線に消えていくのだった。

『ルパン三世 カリオストロの城』の主な登場人物・キャラクター

ルパン三世(CV:山田康雄)

01

本作の主人公。
怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持つ神出鬼没の大泥棒。高い知能と技術を持ち、狙った獲物は必ず奪う。
クールに気取ってはいるが、お調子者で女性に弱い所やおっちょこちょいな面もある。また、無益な殺しや、真面目に暮らす人物の生活を壊すような盗みはしないという大泥棒としてのポリシーを持っている。
本作では、カジノから奪った大金が伝説の偽札・ゴート札であることを見抜き、その震源地と噂されるカリオストロ公国に入国。そこでかつて恩を受けた公女クラリスと再会。彼女が公国の伯爵から結婚を迫られている事実を知り、彼女を伯爵から救うべく仲間と共に奮闘する。

次元大介(CV: 小林清志)

02

ルパンの仲間で良き相棒。
凄腕の早撃ち拳銃使いであり、銃火器全般に精通している。
泥棒稼業についてはルパンと同じポリシーを持っているが、三枚目のルパンとは正反対にクールな性格。時折、仲間を茶化したり、関わった者の面倒を見るなどの一面もある。
ルパンと共にカリオストロ公国に入国。何者かに追われる少女をルパンとともに助けるが、その少女がクラリスという公女であることを知る。
ルパンとともに、水門からカリオストロの城に忍び込もうとするが、水の流れに飲み込まれそうになり、ルパンを残して退却。
終盤では、結婚式から脱出するルパンとクラリスの追っ手を食い止めるため、マグナムの効かない装甲を纏った伯爵の暗殺集団に対戦車ライフルで応戦する。

石川五ェ門(CV:井上真樹夫)

03

ルパンの仲間で、いにしえの大泥棒石川五右衛門を先祖に持つ剣士。(当代は13代目)
仕込み刀を武器にあらゆるものを斬り裂く。また、空手も示刀流の免許皆伝で、忍者の訓練も受けているため超人的な戦闘能力を持つ。
冷静で実直な性格ではあるが、プライドが高く短気な部分もある。女性は苦手だが清楚な女性に弱い一面もある。
ルパンと次元が伯爵から狙われたため、急遽ルパン達に呼ばれてカリオストロ公国に合流する。
次元と共に、ルパンとクラリスを援護し、愛刀の斬鉄剣で伯爵の暗殺部隊の装甲を斬りまくる。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

ルパン三世(Lupin the Third)のネタバレ解説まとめ

『ルパン三世』はモンキー・パンチのピカレスク漫画を原作としたアニメ、映画。もはや日本人のスタンダードになっている作品である。様々なお宝を追い求めて世界中を駆け抜けるルパン、次元、五エ門と、時に協力者となり時に裏切りを見せる不二子、さらに彼らを追及する銭形警部の5人の冒険は多くの人々を惹きつけ続けている。

Read Article

ルパン三世 ルパンVS複製人間(Lupin III: The Mystery of Mamo)のネタバレ解説まとめ

『ルパン三世 ルパンVS複製人間』とは、モンキー・パンチの漫画が原作の人気TVアニメ『ルパン三世』の劇場用映画化第1作。1978年12月東宝系公開。劇場公開時のタイトルは『ルパン三世』。観客層は大人をターゲットに想定し、1年間の製作期間と5億円の製作費を投じて製作された。エジプトのピラミッドから、人間に永遠の生命を与えるという“賢者の石”を盗み出したルパン三世。複製人間(クローン)を操る天才科学者マモーとルパン一味との”賢者の石”をめぐる激しい争奪戦を描く。

Read Article

千と千尋の神隠し(Spirited Away)のネタバレ解説まとめ

2001年の夏に劇場公開されたジブリの長編アニメーション映画。この映画は千尋と言う10歳の少女が神々の世界に迷い込んでしまう物語である。興行収入は300億円を超える業績を生み出し、2003年にはアカデミー賞を受賞した。まさに大作中の大作である。その名作ぶりは2016年のイギリスBBCの投票で、「21世紀の偉大な映画ベスト100」の4位に選ばれたほど。

Read Article

おもひでぽろぽろ(Only Yesterday)のネタバレ解説まとめ

1991年公開のスタジオジブリ作品。監督・脚本は高畑勲。制作プロデューサーとして宮崎駿も参加している。ひとり旅に出た27歳の私が“小学5年生のワタシ”と一緒に、それまでの歩みを振り返るストーリー。 声優として今井美樹や柳葉敏郎が参加していることも上映当時には話題となった。 キャッチコピーは「私はワタシと旅に出る」。

Read Article

未来少年コナン(Future Boy Conan)のネタバレ解説まとめ

『未来少年コナン』とは、宮崎駿監督が初監督をした作品で、小説家アレグザンダー・ケイの「残された人々」を原作にしています。NHKによって1978年4月から10月まで放送された作品。この作品は核兵器を上回る超磁力兵器によって文明が崩壊して20年が経った後の世界で、野生児コナンとその仲間たちによる冒険アクションアニメです。

Read Article

天空の城ラピュタ(LAPUTA: Castle in the Sky)のネタバレ解説まとめ

1986年公開、スタジオジブリ作品。宮崎駿氏が監督、脚本、原作を手掛けた長編アニメです。飛行石という不思議な石を持つシータと、彼女を助けた少年パズー。空に浮かぶとされる島ラピュタ発見を夢見て、飛行機を作っていたパズーはシータと共にラピュタ探しを提案します。そこに空中海賊、政府軍などが飛行石、そしてラピュタを狙い介入。ただの冒険活劇でないところが、数十年経っても衰えない人気を誇っています。

Read Article

魔女の宅急便(Kiki's Delivery Service)のネタバレ解説まとめ

『魔女の宅急便』は、1989年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画。キャッチコピーは「おちこんだりもしたけれど、私は元気です」。13歳の魔女キキは満月の夜に自分の住む街を出て、海の向こうの街コリコにたどり着く。そこで「魔女の宅急便」を開業し、挫折を味わい、成長していく。角野栄子の『魔女の宅急便』が原作で、映画では原作よりファンタジー性が抑えられているのが特徴。

Read Article

耳をすませば(耳すま、Whisper of the Heart)のネタバレ解説まとめ

「耳をすませば」は、1995年に公開されたジブリ映画。原作者は柊あおいである。この映画は、ジブリ作品を作画で支えていた近藤善文の最初で最後の監督作品で脚本・絵コンテは宮崎駿が担当している。ストーリーは、主人公「月島雫」を中心に恋や夢、悩みなどを描いている。誰もが一度は経験したことがある甘酸っぱい青春ストーリーで未だに人気の高い作品だ。

Read Article

もののけ姫(Princess Mononoke)のネタバレ解説まとめ

もののけ姫とは、宮崎駿、スタジオジブリ原作の長編アニメーション映画作品である。 1997年7月12日全国公開され、1998年の春先までロングラン上映を実施した映画館もあったことで、 興行収入193億円を記録し、20世紀日本映画歴代興行収入第1位となった。 アシタカという人間ともののけに育てられたサンが出会い、人間と自然の対立を描いた壮大な作品になっている。

Read Article

となりのトトロ(My Neighbor Totoro)のネタバレ解説まとめ

1988年公開。昭和30年代、緑豊かな農村に引っ越してきた草壁さつき、メイの姉妹は奇妙な生き物トトロと出会います。ネコバスも含め、子供の時にしか会えない彼らとの交流、そして少しの成長を描いたもの。爽やかな自然の描写と、それに相反する多くの暗い都市伝説を持つ作品でもあります。宮崎駿の原作、脚本、監督アニメ映画。

Read Article

紅の豚(Porco Rosso)のネタバレ解説まとめ

『紅の豚』は、スタジオジブリ制作・宮﨑駿監督による日本の長編アニメーション作品。 舞台は世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。自分自身に魔法をかけて豚の姿になったイタリア人・マルコが偽名「ポルコ・ロッソ」を使い、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に、賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。

Read Article

風の谷のナウシカ(Nausicaä of the Valley of the Wind)のネタバレ解説まとめ

1984年トップクラフト制作の日本アニメーション映画で、宮崎駿監督の長編アニメーション映画第2作である。原作は「アニメージュ」に連載していた宮崎の同名漫画『風の谷のナウシカ』。遥か遠い未来、近代文明が崩壊し「腐海(ふかい)」と呼ばれる菌類の森に世界は覆われていた。その辺境にある「風の谷」で生き抜く少女の生き様を描く。

Read Article

風立ちぬ(The Wind Rises)のネタバレ解説まとめ

『風立ちぬ』とは、2013年にスタジオジブリが公開したアニメーション映画で、監督は宮崎駿。キャッチコピーは「生きねば。」。主人公の堀越二郎は、幼い頃から飛行機が大好きで飛行機乗りになりたかった。しかし近眼という決定的な欠陥から飛行機乗りの道を諦め、設計者を志すこととなる。そして大学生のころ関東大震災にあい、その時に出会った結核の少女、里見菜穂子と恋に落ちる。大正から昭和へと流れゆく時代に、生と死の間で苦悩する青年を描いた感動作となっている。

Read Article

ハウルの動く城(Howl's Moving Castle)のネタバレ解説まとめ

「ハウルの動く城」とは宮崎駿監督、スタジオジブリ製作の日本の長編アニメーション映画作品である。2004年11月20日に全国公開され、興行収入は196億円。スタジオジブリ製作アニメでは「もののけ姫」を抜き、「千と千尋の神隠し」に次ぐ第2位の記録を樹立した。 物語は魔法と機械が混在する架空の世界が舞台。呪いで老婆にされた少女ソフィーと魔法使いハウルの戦火の恋を描く。

Read Article

崖の上のポニョ(Ponyo)のネタバレ解説まとめ

「崖の上のポニョ」とは、宮崎駿監督によるスタジオジブリ製作の長編アニメーション映画作品。2008年に公開された。藤岡藤巻と大橋のぞみが歌うエンディング主題歌「崖の上のポニョ」は、オリコン週間3位になり話題になった。崖の上の一軒家に住んでいた5歳児の少年「宗介」は、海で魚の女の子「ポニョ」に出会う。ポニョは宗介に恋をし、人間になろうとするのであった。

Read Article

コクリコ坂から(From Up on Poppy Hill)のネタバレ解説まとめ

『コクリコ坂から』とは、2011年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画。監督は宮崎吾朗で、キャッチコピーは『上を向いて歩こう。』。 港南学園高校2年生のメルこと松崎海は、毎朝庭で旗を揚げていた。それは戦争に行ったきり、帰ってこない父親へ向けた信号旗だった。ある日、学校新聞「週刊カルチェラタン」で、自分が旗を揚げる少女として取り上げられていることに気が付く。それは同じ高校の3年生、風間俊が書いた記事だった。メルはこの記事をきっかけに俊を気にするようになり、だんだんと彼に惹かれていく。

Read Article

ナウシカが招いた死の未来【漫画版 風の谷のナウシカ(ネタバレあり)】

初めてのジブリ作品で、代表作の一つである『風の谷のナウシカ』。ナウシカには映画版と漫画版があり、映画版の内容は漫画版全7卷の中で第1巻のストーリーです。 漫画版では、王蟲や腐海の蟲はなぜ生まれたのか、巨神兵は何のために生まれたのか、ナウシカたちは何者なのか、など映画では描かれなかった衝撃の事実が明らかになります。それを知ったナウシカはある行動に出ます。それは逃れられない滅びの道です。 この記事では、漫画版で描かれた、衝撃の結末・ナウシカの決断を解説します。

Read Article

もののけ姫のシシ神の謎についてネタバレ解説・考察まとめ

スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画「もののけ姫」。人間と森に住まう神々「もののけ」との対立を描く。劇中の神々の頂点としてシシ神という存在が登場する。シシ神は多くの謎を覗かせつつも最後までその存在がどういうものかを劇中で語りつくされることなく、物語は終了する。人にとって、また神々にとってどういう存在なのかについて掘り下げていく。

Read Article

アダルト・前衛的な表現を追求した『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の魅力

日本人なら誰でも知ってるルパン三世シリーズ。 今回はその中でも男女問わず人気のある峰不二子にスポットをあてたアニメシリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』について紹介する。 今までのルパンシリーズになかったアダルトかつ前衛的な演出に中毒になること間違いなし。

Read Article

目次 - Contents