ゴールデンカムイ(Golden Kamuy)のネタバレ解説まとめ

2014年より「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画。作者は野田サトル。2016年には「マンガ大賞」を受賞している。舞台は明治末期の北海道。主人公杉元佐一は幼馴染・梅子の治療費を得るため大金を求め、一攫千金を目指してゴールドラッシュに湧いた北海道で砂金を集める生活を送っていた。そんな杉元にあるアイヌ人が隠した埋蔵金の話が舞い込み、手がかりである入れ墨と一攫千金を巡るサバイバルバトルが開幕する。

概要

2014年に発売された「週刊ヤングジャンプ」38号より連載されている野田サトルによるサバイバルバトル漫画。アイヌ語研究者の中川裕がアイヌ語監修を務めている。資料、取材、監修に基づいたアイヌの風習や文化の細やかな描写、グルメマンガのような食事風景が見どころである。2016年にはマンガ大賞を受賞した。

あらすじ・ストーリー

明治末期の北海道。日露戦争を生き延び「不死身の杉元」の異名を持つ元軍人・杉元佐一は幼馴染・梅子の治療費を得るため大金を求めていた。一攫千金を目指しゴールドラッシュに湧いた北海道へ一人足を踏み入れた杉元は砂金さらいをしていた。そんなある日一人の呑兵衛からアイヌが隠した莫大な埋蔵金の噂話を耳にする。それはアイヌ人たちが極秘裏に集め隠していた大量の黄金が輸送中に強奪・運搬役のアイヌ人7名は惨殺され、最終的に黄金はどこかに埋蔵されたという話だった。その在処について強襲犯は断固として口を割らず、唯一手がかりとなるのは埋蔵金の在処を示す暗号図の入れ墨を持つ、網走監獄を脱獄し逃亡した囚人たちだった。作り話だと初めは信じていなかった杉元だったが、噂をもたらした吞兵衛の背中にその入れ墨を見つけ実在するものであると確証を得る。強襲犯に父親を殺害されたアイヌの少女・アシリパとともに暗号図を探す旅に出た杉元だったが、暗号図を狙う大日本帝国陸軍・第七師団や五稜郭で死亡したはずの土方歳三が登場し、一癖も二癖もある強者たちと黄金を巡り激突していく。

登場人物・キャラクター

杉元佐一(すぎもとさいち)

主人公。元・大日本帝国陸軍第一師団一等卒白襷隊隊員。日露戦争を生き延び、満期で除隊した。
致命的な傷を受けても翌日には治り、格闘術、銃剣術に秀で鬼神のごとく戦場を駆け戦果を挙げたことなどから「不死身の杉元」としてその名が知られている。
親友・寅次の妻であり、幼馴染でかつての想い人であった梅子の治療費を得るため、ゴールドラッシュに沸く北海道に一人赴き、砂金を集めていた。
飲兵衛からアイヌの埋蔵金の噂話を聞き、手がかりである脱獄囚の刺青と埋蔵金を巡る争いへ加わることとなる。
慣れない土地で羆に襲われていたところをアシリパに救われ行動を共にするようになる。
普段は気さくで情に厚い性格だが、アシリパに危機が及ぶ時には激昂し殲滅を行う。
名前の由来は作者の曽祖父から。

アシリパ

アイヌ人の少女。羆に襲われていた杉元を救う。金塊の隠し場所を囚人に刺青として彫った「のっぺら坊」に父親を殺される。父の仇討ちも含めて杉元の埋蔵金探しに協力することになった。
アイヌ特有の豊富なサバイバル知識と狩猟技術を持ち、その都度、行動を共にする杉元たちに教えている。
味噌を「オソマ(大便)」と勘違いし嫌悪していたが、美味しさを知って以降は好んで食す。
名である「アシリパ」はアイヌ語で「新年」、「未来」を意味する。幼名は「エカシオトンプイ(意・祖父の尻の穴)」、和名「小蝶辺明日子(こちょうべあすこ)」。
なおアシリパの「リ」はアイヌ語の小書き「リ」で表記される。

白石由竹(しらいしよしたけ)

脱獄囚。「脱獄王」と呼ばれる脱走の天才。小細工と関節を脱臼させることを得意とする。
入れ墨を持つ脱獄囚であるが、第七師団に杉元が監禁された際に金塊の分け前を貰うことを条件に杉元を救い、行動を共にするようになる。
作中におけるネタキャラ。
実在する脱獄囚「白鳥由栄」がモデル。

キロランケ

ロシア系のアイヌ人。アシリパの父の友人。元・大日本帝国陸軍第七師団工兵部隊隊員。爆薬などの扱いに長けている。
アシリパに「のっぺら坊」の正体がアシリパの父親であることを教え、網走監獄を目指す杉元たちと行動を共にするようになる。

土方一行

土方歳三(ひじかたとしぞう)

元・新撰組副局長。入れ墨を持つ脱獄囚の一人。
史実では箱館戦争で戦死したとされているが、作中では生き延びて月形樺戸集治監に幽閉されていた。後に網走監獄に収監された。
北海道の独立を目指し、手始めに第七師団の殲滅を目論む。高齢だが刀の腕は健在。

永倉新八(ながくらしんぱち)

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