ゴールデンカムイの入れ墨の脱獄囚まとめ

『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによるサバイバルバトル漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。
日露戦争から生きて戻った杉元佐一は、幼馴染である梅子の病を治すために金が必要だった。そんな時、杉元はある男が隠したアイヌの金塊の存在を知る。その金塊の在処は、網走監獄の脱獄囚の身体に入れ墨として彫られていた。杉元は、アイヌの少女・アシㇼパと共に金塊を探し求める。

『ゴールデンカムイ』の概要

『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルによるサバイバルバトル漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。
2014年に連載が始まって、たちまち人気作品となる。コミックスの売り上げは累計1000万部を超えている。

日露戦争が終結し、軍役を終えた杉元佐一は、幼馴染の梅子が抱える病を治す為に金を必要としていた。そこで杉元は北海道で砂金採りを開始するが、すでに砂金は取り尽くされていた。その時、杉元は一人の酔っ払いと出会う。その酔っ払いは、ある男がアイヌ秘蔵の金塊を奪ってどこかに隠し、その在処を網走監獄の脱獄囚の身体に入れ墨として記した、という話をした。杉元はその話を酔っ払いの戯言として聞いていた。その翌日、酔いが覚めた男は杉元を殺しにかかる。実はその男は入れ墨を入れた網走監獄の脱獄囚であり、誤って金塊の話を杉元にしてしまっていた。それにより、杉元はアイヌの金塊の話が真実であることを悟る。
杉元はアイヌの少女・アシㇼパと出会い、金塊を探し求める。

入れ墨の脱獄囚とは

入れ墨の脱獄囚とは、アイヌの金塊を盗んだ『のっぺら坊』により、金塊の在処を示す入れ墨を掘られた網走監獄の脱獄囚たちである。
網走監獄にいるのっぺら坊は、外にいる仲間に金塊の場所を知らせるために、囚人たちに金塊の在処を示す入れ墨を彫り、囚人たちを脱獄させた。
脱獄囚は全部で24人いるとされている。囚人たちは「脱獄に成功した者には金塊の半分をやる」と持ちかけられて、入れ墨を入れて脱獄したが、実は入れ墨は暗号になっており、全てを組み合わせなければならない。つまり、脱獄囚たちは殺されて刺青人皮になることが前提となっていた。

脱獄囚たちの中には、杉元たちと行動を共にしたり、徒党を組んで金塊を狙ったり、そもそも金塊に興味を持っていなかったり、様々な者がいる。網走監獄に収監されていただけあり、その殆どが凶悪犯罪者である。それぞれが強烈な個性を持っており、『ゴールデンカムイ』の魅力の一つとなっている。

白石由竹(しらいし よしたけ)

プロフィール

キャッチフレーズ:愛され脱獄王
モデルは「昭和の脱獄王」の名で知られた白鳥由栄。

好物は酒、飴、白米で、嫌いな物は鹿の脳ミソ。長いもみあげの坊主頭が特徴。杉元たちと行動を共にしている。
体の関節を自在に脱臼させ、通常では通れないようなところも通ることができる。また、脱獄に必要な道具を自作する器用さも併せ持っている。これらの能力を駆使して脱走を繰り返し、『脱獄王』の異名を得た。コミュニケーション能力も高く、諜報活動も長けている。しかし、自身の浅はかな下心で簡単に捕まるなど、思慮に欠ける一面がある。
ある点においては突出した能力を持っているが、肝心なところで役に立たず、アシㇼパたちからは無能扱いされることが多く、一行の間では完璧なお笑い要員になっている。動物に嫌われる体質なのか、作中に登場する動物に高い確率で噛まれる。
包茎であり、尿が二股に割れたり、性交の際に痛みを伴う。

来歴

幼少の頃から素行が悪く、幼年監獄へ入れられた。しかし、その時から何度も脱走を繰り返していた。成年になって樺戸集治監へ収監されることになるが、その時は既に看守たちから警戒対象となっていた。その時、同じ独房に入っていた偽札犯・熊岸長庵の描いた絵の女性・シスター宮沢に恋心を抱く。シスター宮沢が全国の監獄の教会で奉仕活動をしていると聞いた白石は、彼女を探し求めて全国各地の監獄に入っては脱獄を繰り返す。この行為のせいで服役期間が大幅に延長となり、多くの期間を監獄で過ごすことになった(この時に『脱獄王』と呼ばれるようになった)。そして最後には脱獄不能とされる網走監獄に収監された。

その後、アイヌの金塊を強奪したとされる『のっぺら坊』から入れ墨を入れられ、網走監獄から脱獄した。そして金塊を得るために入れ墨の脱獄囚を探していた杉元に捕まる。その時、吹雪の中で川の中に落ちてしまい、杉元と一緒に凍え死にしそうになる。白石は火を起こすために隠し持っていた『実包』を杉元に渡すことと引き換えに解放された。
その後、杉元が師団兵舎に捕らえられている時にアシㇼパと再会する。その時、金塊の分け前を貰うことを条件に、杉元を助け出した。それ以降、杉元たちと行動を共にすることになる。しかし、その後、土方に協力している牛山と遭遇し、土方陣営に協力する事を強制させられることになる。
当初、杉元は白石のことを信頼していなかったが、徐々に態度が変わっていき、網走監獄を襲撃した時には、アシㇼパの事を白石に任せた。
網走監獄襲撃後にはアシㇼパたちと樺太に渡る。その時、尾形から杉元が死亡したと聞かされるが、アシㇼパに杉元が死んでいる気がしないと伝えた。

土方歳三(ひじかた としぞう)

プロフィール

キャッチフレーズ:新撰組鬼の副長

架空の人物が多い本作の中で珍しく、実在した人物である。元新撰組の副長であり、『鬼の副長』という異名を持つ。好物は細かく刻んだ漬物を乗せたお茶漬け。自身の愛刀である和泉守兼定と、ウィンチェスターM1892を武器にしている。
長い銀髪の髪に、髭が特徴。70歳を超えているが、未だに鋭い眼光を放っている。それ故、人魚の肉を喰って不老不死になったいう噂が流れている。場合によっては、その気配を消してそこらの老人に化けて行動することもある。
史実では明治2年(1869年)の箱館戦争にて戦死となっているが、本作では生き延びている。アイヌの金塊を狙い、一大勢力を築く。

来歴

箱館戦争に参加していたが、戦況が悪化した箱館から密かに脱出していた。その後、長い間、政治犯の模範囚として月形樺戸集治監で幽閉されていた。そして網走監獄へと移送させられた。
そこでのっぺら坊と出会う。のっぺら坊とは何らかの目的が一致しており、共に周到な計画を練った。囚人たちの入れ墨は、実は全てを繋ぎ合わせなければ金塊の場所がわからなくなっている。つまり、全ての囚人が殺されて皮を剥がされる事が前提となっている。囚人たちはその事実を知らないが、のっぺら坊と共に計画を練った土方はその事を知っている。そしてのっぺら坊から、隠された金塊が囚人が知らされた千倍の量にもなる2万貫(75トン、およそ8000億円)である事を聞かされている。
金塊の噂を聞いた屯田兵が、強引に入れ墨の囚人たちを移送させようとした時に、軍刀を奪って殺害した。そして囚人たちはと共に脱獄を果たした。その後、『腐敗の牛山』という異名を持つ柔道家・『牛山辰馬』や、新撰組隊士であった『永倉新八』などを仲間に迎え、第七師団撃砕を目論みながら、杉元たちを追っている。

土方の目的は、ロシアの日本侵略を阻止するべく、アイヌの金塊を使って北海道を独立国にし、移民を集めて北の守りを厚くする事である。

牛山辰馬(うしやま たつうま)

プロフィール

キャッチフレーズ:不敗の柔道王
モデルは『不敗の牛島』の名で知られた牛島辰熊。

好物はモモ、ビール。額に不自然な突起があるが、これは柔道の練習でできたタコである。このタコは固く五寸釘も通さない。耳も練習によって柔道耳になっている。いつも黒い背広を着用している。
凄腕の柔道家であり、10年に渡って敗北することがなかった。それ故に『腐敗の牛山』という異名を持っている。現役時代は毎日10時間を超える鍛錬を積んでいた。それ故、屈強な肉体を持っており、死者が出るほどに厳しい網走監獄の労働を刑務作業を物ともせず、柔道の稽古に及ばないと言っていた。
凄まじい性欲の持ち主で、定期的に性交をしなければ、我を忘れて男女構わずに襲ってしまう。普段は分別をわきまえており、女性を襲うことはない。

来歴

師事していた柔道の師匠の妻と姦通してしまい、それがきっかけで道場関係者から制裁を受ける。しかし、牛山はそれらを返り討ちにする。それにより、師匠が死亡し、複数人が重傷を負った。その事件がきっかけで網走監獄に入ることになった。
入れ墨を入れて網走監獄から脱走後に土方からスカウトされ、分け前をもらうことを条件に土方に力を貸す。周辺を探っていた白石を捕らえて土方に合わせた事により、白石は土方に協力させられる事になった。その後、素性を知らないまま杉元たちと遭遇する。その時、杉元と組み合ってその強さを感じ取り、杉元のことを気に入って一堂を会食に誘った。その時、アシㇼパに「男を選ぶときには一度抱かせて、その男のチンポが紳士かどうか確かめろ」と教えた為に、アシㇼパから『チンポ先生』と呼ばれる事になった。
樺戸集治監近くのコタンでは、アイヌに成りすましていた脱獄囚を圧倒し、現れた熊でさえ投げ飛ばした。それにより、アイヌのおばちゃんたちから熱視線を受け、牛山も乗り気であったが、杉元によって止められた。

二瓶鉄造(にへい てつぞう)

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