尾形百之助(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する銃さばきの上手い軍人。大日本帝国陸軍の第七師団に所属していたが、途中軍隊の上司である鶴見中尉を裏切った。その後は脱走兵として土方歳三とアイヌの金塊を探すため一緒に行動し、金塊の鍵を握るのっぺらぼうに会うため網走監獄に潜入した。そこでのっぺらぼうと一緒にいた杉元の頭を撃ち抜いて逃げた。それから新たな金塊の情報を探るべく誰にもすがらずに自分で旅を続けている。

尾形百之助のプロフィール・人物像

氏名:尾形百之助(おがたひゃくのすけ)
身長:不明
体重:不明
誕生日:1月22日
年齢:不明
出身:茨城県(生まれは東京府)
好きなもの:あんこう鍋
嫌いなもの:しいたけ

CV:津田健次郎

性格:人の命を奪うことをためらわず、邪魔だと思うものは簡単に銃を使って殺してしまう。腹違いの弟である花沢勇作と戦争で人を殺すことについて話していると、弟の考え方や父親に大事にされて育ったことに羨ましさと苛立ちを感じたのか、銃で殺害してしまった。他にも大人になってから父親に会いに行き、いつも父を待っていた愛人だった尾形の母の死と父への思いを伝えた後、腹部に刀を突き刺して殺害をした。このように何も抵抗なく殺害してしまうが、そんな尾形でもまれに殺すことに情を憶えて銃を外すこともある。

金塊争奪戦の動き:最初の動きは、小樽の雪山で杉元とアシリパが刺青囚人を捕まえたところを尾形が見つけ、遠くから囚人の頭を撃ち抜いた。それから囚人の取り合いになるも、尾形は杉元達から囚人を奪うことが出来ずに、杉元と交錯している間に崖から落ちていまい命を落としそうになった。
その後は杉元や土方の集団に手を貸しながら、刺青人皮について情報を得ていた。そして金塊や刺青の情報源になっているのっぺらぼうに会いに網走監獄に行くも、のっぺらぼうが一緒にいた杉元に何か話そうとする際に射殺してしまう。おそらく杉元に金塊についての情報が流れそうだと危険を察して、撃ち抜いたように想像できる。
のっぺらぼうを殺害した後は、金塊の情報を探すべくのっぺらぼうのゆかりのあるロシアに向かっていった。
尾形は何か大きな野心を持っているわけでも、仲間を手伝うために尽力しているわけでもなく、命懸けの金塊争奪戦に参加している理由は不明瞭なままとなっている。作中の人物からは「軍部を裏切ろうとしている鶴見中尉と第七師団を見限り、彼らの動きを中央に密告しようとしている。その手土産として金塊の在処も突き止めようとしている」と推測されているも、実際に尾形が軍部と連絡を取り合っている様子は無い。
アイヌの旗印となるべく育てられたアシリパと、かつて日露戦争で部隊の旗手を務め最後は自らの手で殺めた弟の勇作を比較しているような描写がたびたびあり、彼女を通して「この世に“誰も殺さない”人間などいない」という自分の思想を確かめようとしている節も見られる。

尾形百之助の装備・能力

三十年式歩兵銃/三八式歩兵銃

三十年式歩兵銃。

三八式歩兵銃。

三十年式歩兵銃は日本陸軍が明治30年に正式採用した歩兵銃であり、日露戦争で使用された。三八式歩兵銃とほとんど同じ形をしていて、三十年式歩兵銃で三八式の銃弾を使うことが出来る。そのため、作中で銃の違いを見分けるのが難しい。
ロシア兵の小銃より弾が小さく射程距離と命中率は上で、殺傷力が弱いので不殺銃と言われている。相手に当てやすく致命傷を与えられないが、尾形の腕なら300メートル以内なら確実に相手の頭を撃ち抜けるので相性が良い銃だと話す。森で撃つ際は木にナイフを真横に刺して銃を安定させて撃っているが、ナイフを刺せない場合は座り込み、肩を使って銃を安定させている。

ベルダンM1870

三十年式と三八式と比べて、銃の先の作りが違う。

アメリカの銃器専門家によって1868年に設計され、1870〜1891年までロシア軍が使用していた。
159話で尾形が間違ってウイルタ民族の飼っているトナカイを狩猟のために撃ってしまったために、民族からその補償のために山トナカイを狩りを手伝うことになった。その時尾形の銃が弾切れになったので、近くにいた民族が持っていたベルダンM1870を借りて撃つことになる。単発の古い銃なのだが、尾形が使えば目の前にいた山トナカイの群れを単発でも、あっという間に全て仕留めることができた。

拳銃

尾形が珍しく短銃を持っている。

78話で剥製家の江渡貝宅に侵入した際に、中に潜んでいた月島軍曹と争った時に使った拳銃で、接近戦で使用していた。だがこれ以外に使用しているシーンはなく、歩兵銃以外に使用しているとても貴重な戦闘である。

刺青人皮

捕まえた死刑囚から刺青人皮を書き写そうとするアシリパ(左)。

刺青人皮とは、ある男がアイヌが隠し持っていた金塊を盗んで北海道のどこかに隠した場所を、牢獄された網走監獄の死刑囚の背中に刺青として掘ったものである。囚人達の刺青を1つに合わせると、金塊の隠し場所を示す暗号が完成するとされている。この刺青の噂を聞いた役人や屯田兵達は、自分たちで暗号を解こうと死刑囚達を移送する。これは極秘に彼らを殺して刺青を奪うことが目的だったが、逆に囚人達は移送中に護衛の兵隊を皆殺しにし、全員がどこかに消えてしまった。刺青が彫られた囚人の体には線が書いてあり、その線に沿って皮を剥ぐようになっている。刺青人皮を集めて大金を求める連中が他にも現れ、第日本帝国陸軍の第七師団では偽物の人皮を作って、混乱を引き起こそうとしていた。狙う者それぞれに目的のために一生懸命金塊を探そうとするも、刺青を掘った人物の“のっぺらぼう”が収監されていた網走監獄で頭を撃ち抜かれて死亡してしまった。狙う者達はのっぺらぼうに縁のある場所を訪れて、刺青人皮の情報を集めるために悪戦苦闘している。

尾形百之助の来歴・活躍

北海道

杉元達が捕まえていた刺青囚人を奪うために争う

初めて杉元と会うシーン。

第七師団に所属している尾形は小樽の山奥で、戦死した幼馴染の遺言を叶えるためにアイヌの金塊を集めている杉元と金塊のありかを知る父を探すアイヌのアシリパが、金塊が隠されている場所を記した刺青が彫られている刺青囚人を捕まえて刺青を模写しているところを見つけ、遠くから囚人の頭を撃ち抜いた。杉元達は危険を察知して生木をくべて煙を出し、囚人を置いて逃げていると尾形は囚人のもとへ行き、周りを物色していた。周りを銃で突っついて確認していると、アシリパの仕掛けた獲物用の罠に銃が引っかかり、隠れていた杉元が襲いかかってきた。尾形は杉元が携帯している剣を奪い、交戦するも杉元の力が上で地面に押さえつけられてしまったが、諦めずに押さえ付けられたまま指で杉元の目を突いて逃げた。だが逃げていた尾形は、杉元が投げた銃が後頭部に当たり、その衝撃から崖から転落して真冬の川に落ちてしまった。その後第七師団の仲間に下流で発見され、命を取り留めることができた。

ひっそりと小樽にあるアイヌの村に足を運ぶ

尾形は雪山の川で倒れて助けられた後、病院に運ばれていた。だがそこから抜け出して、同じ部隊の二階堂を引き連れて小樽にあるアイヌの村に向かった。向かった理由は、旅の途中でアイヌの村の人間に出会い、村に怪我をした兵士がいることを知ったため潜入した。アシリパのおばあちゃんがいる家で潜んでいると、外から戻ってきた第七師団に所属していて地元秋田ではマタギ(狩猟を専業とする者)をしている谷垣と鉢合わせになり緊張感が走る。尾形は谷垣に第七師団として雪山を行動していた玉井伍長らと杉元の存在を確認したが、特に情報は得られなかった。この後尾形と二階堂はアイヌの家を後にして村の近くの高台に行き、遠くから谷垣達のいる家に向かって銃弾を撃った。尾形や玉井伍長たちは、軍部を裏切り独自行動を取る第七師団を見限り、彼らの情報を手土産に中央の軍部へと寝返ろうとしていた。玉井伍長たちは行方を絶っており、その直前まで谷垣と行動を共にしていた。これを「谷垣は自分や玉井伍長たちの背信行為について知ってしまい、これを巡って殺し合いになったのではないか」と考えたため、尾形は改めて口封じしようと谷垣を狙ったのだった。尾形の銃弾は谷垣をかすめ、それから谷垣が家にいる人間を巻き込まなように裏から山に逃げたため、尾形達は跡を追った。すると途中一緒にいた二階堂が熊に襲われてしまったので、尾形は銃で対抗していると谷垣が銃声の方向に向かって銃弾を撃った。見事に尾形の胸が打ち抜かれて倒れると、そこには尾形達を尾行していた第七師団の兵士が谷垣と鉢合わせになった。谷垣達が状況について話をしていると、仕留めたはずの尾形が尾行していた兵士の頭を撃ち抜いて山奥に逃げてしまった。谷垣を探すために使用していた双眼鏡がたまたま盾となり、尾形は一命を取り留めていたのであった。

土方歳三と手を組もうと交渉する

kinido0308w7
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@kinido0308w7

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鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

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鯉登音之進とは野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、大日本帝国陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する陸軍少尉である。鶴見篤四郎中尉を崇拝しており、彼からも「お気に入り」とされている。銃器が多く登場する本作において、薩摩に伝わる日本剣術・自顕流を実践で通用するレベルにまで鍛え上げた一流の使い手。海軍少将の鯉登平二を父に持ち、裕福な家庭で育ったいわゆる「ボンボン」。様々な場面で月島基軍曹の補佐を必要としたが、最終的には一人前の将校へと立派に成長した。

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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。

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江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。

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二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(どい しんぞう)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物である。埋蔵されたアイヌの金塊の暗号となっている刺青が体に彫られた24人の囚人の1人である。幕末に土佐藩の勤皇派におり、幕府の要人など何人も殺害した殺し屋であった。その後北海道・根室に流れ着きアイヌの女性と結婚するも、土井に恨みを持つ者が妻を拐った。妻を取り戻すために、妻を拐った人物を殺め、釧路の海岸で捉えられ囚人となった。妻が病で先が短いことを知り網走監獄を脱獄した。最期を看取った後は根室の漁場で働いている。

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キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシとは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、土方歳三に道案内に雇われたアイヌの男性。コタン(アイヌの村)の周辺を蝗害に襲われて食糧難になったため、出稼ぎに出ていたところを土方たちに出会った。網走監獄で看守部長をしていた門倉利運(かどくら としゆき)と仲が良く、ふたりで行動することが多い。取り立てて強いわけではないが、五稜郭での最後の戦いではアイヌの土地の権利書を守るため勇敢に戦った。

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