半沢直樹(テレビ)のネタバレ解説まとめ

『半沢直樹(Hanzawa Naoki)』とは俳優・堺雅人主演、池井戸潤の原作小説を元にしたドラマである。2013年にシーズン1、2020年に続編としてシーズン2が放送された。メガバンクで中間管理職の立場にいる銀行員・半沢直樹が組織のなかで生まれる不正を真っ向から暴いていく姿を描く。主人公・半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」の台詞は、ドラマの大ヒットとともに2013年流行語大賞に選ばれた。幅広い年代の視聴者に支持され、平成の歴代1位の視聴率を記録した国民的人気ドラマである。

『半沢直樹』の概要

『半沢直樹』とは池井戸潤による小説『半沢直樹シリーズ』を原作としたTVドラマ作品。監督は福澤克雄。シーズン1は2013年7月7日から9月22日まで、続くシーズン2は2020年7月19日から9月27日までTBSにて放送された。また、シーズン2に先駆けてスピンオフドラマ『エピソードゼロ〜狙われた半沢直樹のパスワード〜』が2020年1月3日に放送された。視聴者層はビジネスに関心を持ったサラリーマンをはじめ主婦や学生、シニア層まで幅広く取り込み、半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」は2013年の流行語大賞を受賞する程、世間で盛んに多用された。視聴率はシーズン1の最終回で42.2%を記録し、平成の歴代ドラマ第1位となった。続くシーズン2でも毎回高視聴率を記録し続け、世間に絶大な影響力を与えた日曜21時枠のドラマである。シーズン1では『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』、シーズン2では『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』を原作として脚本が制作されているが、一部につきドラマオリジナルの設定がある。

舞台は大手都市銀行の「東京中央銀行」。バブル末期に入行後20年を経て中間管理職という立場にいる銀行員・半沢直樹が、組織内外における人間の醜い手口や不正を真っ向から暴き倒していく姿を一貫して描いている。シーズン1は半沢が大阪西支店の融資課長として「西大阪スチール」への5億円の債権回収、東京本部の営業第2部次長として「伊勢島ホテル」再建を担当するなかでの物語である。シーズン2は半沢が東京セントラル証券の営業企画部長として「電脳雑技集団」による「スパイラル」の買収計画、そして再び営業第2部次長として「帝国航空」再建を担当するなかの物語である。

『半沢直樹』のあらすじ・ストーリー

シーズン1

大阪西支店編(第1話~第5話)

西大阪スチールへの不信感を抱く半沢に、強引に指示する浅野支店長

バブル経済末期に半沢直樹が入行した産業中央銀行はバブル崩壊後、約2兆900億という多額の不良債権を抱えていた。そこで生き残りを懸け、東京第一銀行との合併を実行した。その結果、世界3位のメガバンク「東京中央銀行」が誕生した。半沢は現在、大阪西支店の融資課長として業務の中心を担う世代となっていた。ある日、支店長の浅野から突然指示があり、新規の融資先・西大阪スチールに対して5億円の融資契約を無担保で取り付けることとなった。違和感を抱く半沢だったが、支店長の強引な指示により契約を進めることとなり、満額が本部より認可された。この融資により大阪西支店は営業目標を達成し、最優良店舗賞を初めて獲得することとなった。その後、半沢は同期の近藤と渡真利と一緒に酒を飲みながら話を交わしていた。同期の出向情報を耳にしながら渡真利は、自分たちも行内で失敗をして銀行から出されないように気を付けようと半沢に告げた。だが2か月後、そんな半沢にも危機が訪れる。収支を偽装し、虚偽の決算報告をする「粉飾決算」が発覚し、銀行が西大阪スチールに5憶の融資を騙し取られる事態に発展したのだ。その後、あっけなく西大阪スチールは倒産し、浅野支店長は全責任を半沢に負わせようとして自分の出世のために本部の大和田常務にまで根回しをしていた。半沢は西大阪スチールの倒産により連鎖倒産した竹下金属工業の社長が自殺を図っているところを止めた弾みで一旦気を失い、自分の父親の自殺を回想した。小さなネジ工場を経営していた半沢の父親は、産業中央銀行に融資を断られたことでまだ子供だった半沢の目の前で自ら命を絶っていた。そして半沢は父親を殺した銀行にあえて入り、憎しみとともに強い意志を抱えていたのだ。半沢が目覚めてから西大阪スチールの件を聞いた竹下は半沢を追い払うが、半沢は西大阪スチールの社長・東田に自分たち以上の痛みを味わわせてやると竹下に伝え、「やられたらやり返す。倍返しだ」と自身の流儀を口にした。その後、予告もなく国税局査察部・黒崎が銀行に押しかけてきた。国税局の調査の対象が西大阪スチールであることがわかった半沢はほどなくして東田の隠れている居所を突き止めたが、東田はその場で言い逃れして再び見失うのだった。翌日、本店に呼ばれて聞き取り調査に出席した半沢は、全ての責任を負わせようとする上司たちに対し、自分だけの責任ではないと反発し損失した5憶を必ず取り戻すことを宣言した。

バンカーとして生き残る唯一の道として、奪われた5憶の回収に動きだした半沢は、資料から西大阪スチールの倒産が以前より着々と準備されていた「計画倒産」であると疑っていた。東田は会社を守るのではなく、わざと会社を潰すことで金を得ようとしていたのだ。半沢は連鎖倒産を受けた竹下金属の社長へ協力を頼み、共に東田の奪った金を回収することを約束した。そんな中、東田が個人で持っていた東京中央銀行の口座から5000万円の振込を行っていたことが判明する。東田は以前に海外のどこかに物件を購入していた。だが国税庁もこの情報をおさえており、半沢は統括官の黒崎にこの件を取られる前に5000万円の行方を必死に追う。東田と裏でつながっていた連鎖倒産した会社・淡路鋼材の社長である板橋から東田の別荘がハワイにあるという事実を聞き出した半沢だが、現地に向かったときには既に逃げられていた。黒崎とその場で顔を合わせた半沢は、ちょうどそのとき渡真利からの電話でハワイの物件を国税庁に持っていかれたことがわかり、この借りは倍にして返すと黒崎に宣言するのだった。

東田の別荘を黒崎に横取りされ失敗に終わった半沢を次に待ち受けていたのは、「裁量臨店」と呼ばれる融資判断が正しく行われているかを探るための本部審査であった。突然の裁量臨店に半沢は、自身に全責任を押し付けるための支店長の画策だと推測していた。半沢は、東田が隠れ家として使っていたマンションの所有者・小村武彦に話を聞こうとするが、銀行に不信感を抱く小村は東田について一向に口を開かない。そして始まった裁量臨店だが調査対象はどれも問題を抱えた赤字企業の融資ばかりで、明らかに支店長の浅野が情報を流していると思われるものであった。厳しい状況下で資料を故意に抜き取っていた人事部次長・小木曽の不正を明らかにした半沢は無事、この裁量臨店を乗り切った。そして小村は自分の娘に会わせてくれたお礼として半沢へ東田の居場所を伝えた。だがその居場所を見張っていた竹下から届いた1枚の写真、そこに映っていたのは東田の隣で笑う支店長・浅野の姿だった。

花がアルバイトをして贈った鞄から次なるヒントを見つけ出す半沢

東田と浅野が裏で繋がっているという衝撃の事実を知った半沢は、二人の経歴を調べて彼らが中学時代の同級生だった過去を見つけ出した。半沢はバンカーとしてやってはならないことをした浅野に10倍返しをすることを決意し、浅野が何らかの見返りを東田から受けていないかの証拠を探し始める。半沢が家に帰ると突然、妻の花が事務仕事のアルバイトをすると言いだした。以前していたフラワーデザイナーの仕事ではないのになぜ働くのかと花に聞くが、花ははっきりと答えずにいた。そして半沢は部下の協力により、東田の愛人・未樹から浅野に5000万を送金した証拠が記載された通帳を見つけ出した。東田と浅野を結びつける決定的な証拠に辿り着くために半沢は、未樹の元に行き東田の隠し口座について聞き出すが、ネイルサロン出店の夢を罵られたと感じた未樹は怒り、半沢には何一つ教えず去っていった。だが、花が自分に鞄をプレゼントするためにアルバイトをしていたことを知り、半沢はそこにヒントを得た。改めて未樹に会った半沢は、開業のための資金を東田ではなく堂々と銀行から融資を受けるように提案し、未樹の信頼を得たように思えた。だがその後、未樹が国税局に寝返ったという知らせを聞くのだった。

半沢の出向が決定する前日、銀行で上を目指す理由について父を追い込んだ銀行に復讐するためかと聞く花に、半沢はそれだけではないと答えた。半沢は「あの小さな明かりの一つ一つの中に人がいる。俺はそういう人たちの力になれる銀行員になりたい」と本当の理由を告げた。未樹から情報を得た国税局の統括官・黒崎は、東田の隠れ場所に入り強制捜査を始めた。だが一方で未樹は黒崎を騙し、東田の隠し口座の情報を半沢に渡していた。半沢はわざと国税局に捜査させることで未樹に隠し口座の在処を探らせていたのだ。見つかった隠し口座の情報を確認すると12億もの裏金があることが判明し、浅野が5000万の報酬を受け取っていた証拠も見つかった。だが同時に、半沢の東南アジアにある零細企業への出向も決定してしまった。半沢は証拠を元に東田に5億全額を差し押さえたことを告げ、東田は酷く取り乱して惨めな姿を見せるのだった。そして支店長・浅野の前で半沢は刑事告発をすることを告げるが、ちょうどそのとき浅野の妻が差し入れを持ってきて半沢に対し「どうか夫をお願いします」と懇願し出ていくのだった。浅野を決して許せない半沢だったが、営業第2部の次長へ異動させることを条件に今回の件を見逃すことにし、浅野に土下座をさせた。大和田常務は半沢を営業第2部へ異動することを決定させ、東南アジアへの出向を浅野に命じた。竹下は半沢に対し、回収した金で必ず会社を立て直すと感謝し、やがて半沢は東京の本店へと向かった。そこで偶然すれ違った大和田常務を半沢は睨んだ。この男こそが昔、半沢の父親を殺した相手だった。

伊勢島ホテル再建編(第6話~第10話)

半沢が本部の中枢かつエリート揃いの精鋭集団・営業第2部に栄転してから既に1年が経とうとしていた。半沢は次長として飛ぶ鳥を落とす勢いで実績を積み、行内に存在感を示すようになっていた。全てが順風満帆に進んでいるように思える一方で、半沢は大和田への憎悪を募らせていた。ある日、部長の内藤から老舗である伊勢島ホテルの経営再建を頭取の命令により半沢に任すことを告げられる。それに伴い、まもなく行われる「金融庁検査」においても先頭に立っての対応を任された。東京中央銀行は伊勢島ホテルに200億の融資をしたばかりであったが、運用失敗により120億の損失が出ることが明らかになっていた。金融庁検査において問題のある融資先である伊勢島ホテルを実質破綻先として分類されれば、準備金として東京中央銀行は伊勢島ホテルへ莫大な引当金を積むことを金融庁より要求され、経営の根幹を揺るがす事態になりかねない。金融庁検査までのわずか2週間で伊勢島ホテルの経営再建と損失120億の補填を使命として課せられた半沢は調査を始めたが、伊勢島ホテルの羽根専務に話を聞くも資産運用の失敗について全く責任を感じない様子で金融庁検査にも非協力的であった。一方、タミヤ電機に出向した半沢の同期・近藤は東京中央銀行に融資を依頼していたが京橋支店の古里は全くそれに応じず嫌味を言う始末で、タミヤ電機の職場内でも近藤の居場所はなかった。半沢はいくつかの不自然な疑問を抱えながら伊勢島ホテルの元経理・戸越の元を訪れた。戸越は資産運用失敗について東京中央銀行に内部告発していたが、そのことを古里がもみ消していた。戸越の協力により半沢は古里を呼び出し、証拠の書類は今夜中に貝瀬支店長の自宅に運ばれることを聞き出した。一緒にいた近藤も引き連れ半沢は、なんとか京橋支店の金庫から120憶損失の証拠書類を持ち出すことに成功した。さらに半沢は古里にタミヤ電気の融資も行うように指示した。そして半沢は伊勢島ホテルの湯浅社長に頼み、戸越は伊勢島ホテルへと復帰した。戸越は半沢に、歴代の京橋支店長と伊勢島ホテルの関係は黒い闇であり、現支店長・貝瀬はその闇の入り口にすぎず大和田がその中心にいるということを告げて去った。大和田に呼ばれた半沢は、京橋支店の歴代支店長である大和田と岸川を前に今回の件を報告し、もし隠蔽をした人物があなたなら土下座してもらうと大和田に宣戦布告をした。そして迎えた金融庁検査初日、そこに現れたのはあの黒崎だった。

湯浅社長に彼の父親である会長を更迭するように説得する半沢

金融庁調査を率いる黒崎は、次の聞き取り調査までに120憶の損失の確実な補填案が出せなければ伊勢島ホテルを実質破綻先として分類し、1520憶860万円の引当金を積んでもらうと告げた。半沢は直接、貝瀬支店長に誰の指示で融資を実行したのかを聞くが貝瀬は一切答えず、これ以上はこの件に触れないほうが良いと突き返される。そこで伊勢島ホテルの会長が美術品や美術館向け不動産を所有していることを知った半沢は、湯浅社長にそれらの売却を説得してほしいと依頼した。金融庁検査を前にして、半沢の自宅にある疎開資料について内部告発があったと告げる黒崎は、半沢の自宅を捜索させるが妻の花が既に実家に送っていたためなんとか資料を発見されるのを免れた。一方、タミヤ電機の粉飾決算に気づいた近藤は、社長に経営のやり方を改善するように説得していた。湯浅社長から会長を説得できなかったと聞いていた半沢は、湯浅社長に会長を更迭することを提案し、なんとか美術品の差し押さえを実行させた。第2回の金融庁検査にて、損失120憶の補填について黒崎に報告した半沢であったが、ちょうどそのとき伊勢島ホテルが再建のための最新予約システムの開発を任せていたナルセン・エンジニアリングが特許侵害で告訴されたというニュースが入ってきた。半沢は急いで伊勢島ホテルに向かうがそこにいたのは大和田だった。大和田は一族経営を撤廃して湯浅社長を退任させ、自身が裏でつながっている羽根専務を社長にすることを提案する。さらに半沢にはこれをもって担当から外れるように指示するのだった。半沢は誰よりも再建に尽力する湯浅社長こそ伊勢島ホテルに必要な人だと、他の方法を探すための猶予をくれと屈辱感を感じつつも大和田に土下座するのだった。

半沢が会長の更迭と資産売却を実行させたことにより120億の損失の穴埋めができたかと思われたが、ナルセンの破綻情報によりこれまでに費やしてきた110億の投資が全て損失となり、伊勢島ホテルには再建不可能として分類される危機が再び迫る。最も憎い大和田に土下座をしてまで今回の担当を続けさせてほしいを嘆願した半沢だったが、上層部では半沢を担当から外す方向で話が進められ、半沢の上司・内藤部長は大和田に必死に反対意見を述べた。そこで大和田は、次回の金融庁検査の前に模擬検査を行い、それによって半沢の処分を決めようと提案した。半沢は、大和田と羽根専務が手を組んでいる目的はトップを失脚させ、自分がトップの座を奪うことにあると推測していた。中野渡頭取と湯浅社長から指名されている半沢は、大和田にとって最も厄介な存在なのだ。そして半沢は、大和田の息のかかった後任候補の融資部・福山と模擬検査で一騎打ちすることとなった。一方、タミヤ電機で不正を調べていた近藤は東京中央銀行から借りていた3000万がラフィットという会社に転貸資金として横流しされている事実を突き止めるが、社長の田宮と経理課長の野田は一切口を割らない。それどころか近藤はさらなる出向の内示を受けるのだった。そして模擬金融庁検査が始まり、福山は再建計画において先行きの見通しが甘いことを指摘し、羽根専務が次期社長に相応しいと手持ちのタブレットを動かしながら主張した。だがそれに対し半沢は、数字やデータのみで分析し、羽根専務と湯浅社長に一回も会わずに立てた再建計画には説得力がなく血が全く通っていないと福山を論破した。さらに半沢は、羽根専務の出した損失を隠蔽し200億の不正融資を実行した人物が銀行のなかにいると宣言し、その人物の狙いをこれから明らかにしていくと告げた。半沢は、行内の誰よりも伊勢島ホテルの再建を本気で考え、担当に相応しいのは我々であると大和田に言い放ち模擬検査を終えるのだった。そんななかラフィットの社長・棚橋を追跡していた近藤から半沢へ一本の連絡が入る。棚橋が入った自宅の表札は、なんと「大和田」という名前だったのだ。

5年前、京橋支店からタミヤ電機に融資された3000万はアパレル会社のラフィットに横流しされ、その会社の社長・棚橋は大和田の妻ということが判明した。つまりは「迂回融資」が行われていたのだ。大和田を追い込む徹底的な証拠を突き止めるべく半沢は近藤に、田宮社長の証言を取るように依頼をした。また渡真利は、ナルセンを訴えたアメリカ最大手のホテルチェーン・フォスターに対しあることを交渉すると決めた。そのあることとは半沢が考えた最後の策、伊勢島ホテルがフォスターの資本を受け入れ傘下に入ることだった。これは100年以上続く歴史のある伊勢島ホテルにとってあまりに大きな決断であり、湯浅社長は考えさせてほしいと半沢に返答した。最後の金融庁による聞き取り調査を控えた前夜、半沢は渡真利と近藤に「たとえどんな結果になっても、俺はお前たちと同期で良かった」と伝えた。湯浅社長からの返事がないまま最終の聞き取り調査が始まり、黒崎にどのように立て直しするのかを問い詰められ俯く半沢だったが、そのときやっと湯浅社長から合併合意のメールが入り、半沢は伊勢島ホテルがフォスターの傘下に入ることを告げた。すると黒崎は、半沢が本社の地下に隠していると思われる疎開資料の回収に動くが、見つかった段ボールの中身はフェイクであり、黒崎は「この借りは死ぬまで忘れないわよ」と言い残し、去っていくのだった。一方、近藤は田宮社長から証言を取り、銀行に提出するための報告書を作成したがその夜、近藤が呼び出された会食の席に現れたのは大和田だった。大和田は近藤に、作成した報告書を破棄すれば銀行に戻してあげようと告げた。近藤は同期である半沢のこと、苦労をかけてきた家族のことを思い返し、泣きながら大和田に頭を下げたのだった。

頭取の前で大和田の罪を暴いて追い詰める半沢

近藤の作成した報告書を待つ半沢と渡真利だったがその夜、二人の前に近藤が現れることはなかった。半沢は、大和田による不正について書いた報告書を中野渡頭取に提出し、頭取は3日後に行われる取締役会にて審議することを半沢に約束した。大学の部活時代から近藤と剣道仲間だった半沢は、いつもの剣道場に近藤を呼びだし、深夜まで打ち合った。半沢はこれまでタミヤ電機のために必死で働いてきた近藤に対して裏切られた気はしない、銀行員として当然の選択をしたのだと近藤に話し、近藤はそれを聞いて号泣しながら謝った。決め手となる証言を失ったが半沢は諦めず、再び証拠を掴むため動き出した。同時に、金融庁の黒崎が半沢の態度に問題があったと報告したことで取締役会が決定し、半沢は再び出向させられるように仕向けられていた。大雨の日、半沢は歩いていると通りすがった車に水をぶっかけられた。その車から出てきた大和田に、半沢は25年前に父が銀行を信じて土地を担保に入れたが大和田に見捨てられ自殺したことを告げた。だが大和田はぼんやりとしか覚えていないと答えるのみであった。半沢は、先日の聞き取り調査で疎開資料の隠し場所をリークしていた人物が福山と知り、福山を脅した結果、岸川の指示だという事実を知る。常に大和田の隣にいる岸川は影で大和田を裏切っていたのだ。岸川と黒崎の何らかのつながりを疑う半沢だったが調べても何もわからず先に進めない状態だった。だが、半沢の妻・花が銀行員の妻が集う婦人会で岸川夫人から聞いた内容により、岸川の娘と黒崎が結婚することを知った。半沢は、岸川の元へ向かうと、黒崎との関係を隠しながら金融庁検査を行っていたことをばらすと岸川を脅した。ついに迎えた取締役会当日、会議室に入った半沢はこれまで大和田が犯した不正を全て述べた。それに対し大和田は当然のように証拠が無いものだとシラを切り、妻の会社・ラフィットに関する釈明をした。だが半沢はラフィットが赤字経営のなか複数の金融機関や街金から金を借りて巨額の借金を抱えている証拠をその場で突き付けた。半沢は、銀行はいつの間にか自分たちのことしか考えない集団になっている、銀行を必要としている人や企業を裏切り続けるなら私たちは存在していない同然ではないかと、会議室内で糾弾した。それにより、ついに岸川は半沢の報告書に書かれていることが事実だと認め、真実を証言した。こうして半沢は泣きながら糾弾し、大和田に土下座をさせた。この一件は終わりを告げたが後日、中野渡頭取が大和田に言い渡した処分は常務から取締役への降格という異例の軽さだった。頭取は行内融和のために旧産業中央銀行のトップである大和田を取り込み、大和田はこれにより頭取に対し一生逆らえない状態となった。そして行内での昇進が期待された半沢が頭取に命じられたのは、東京セントラル証券への出向だった。

エピソードゼロ〜狙われた半沢直樹のパスワード〜

左上:高坂圭/右上:浜村瞳
左下から:瀬名、加納、城崎、若本、黒木

半沢直樹の出向先「東京セントラル証券」では、これまでシステムが古く、現場からは反応が遅いなどの声が多くあった。そこで今回、新しいトレーディングシステムを入れ替えるコンペを行うこととなった。新入社員・浜村は情報システム部で研修中の身だが、この大規模なプロジェクトを聞きながらもっと楽な部署にいたかったと内心で思っていた。一方、検索エンジンサービスの運用で急成長を遂げているIT企業「スパイラル」に所属する新人プログラマー・高坂は重要な仕事を任されないまま日々を過ごしていた。ある日、突然システムダウンが発生した際、加納専務からの指名により高坂は凄まじいスピードで復旧させ、周囲の社員たちを驚かせた。後日スパイラルは東京セントラル証券のコンペに応募することを決め、高坂のずば抜けた能力に注目していた加納専務は、彼をプロジェクトリーダーに任命した。だが普段からリーダーを務めている若本は、新人の高坂のことを良く思っていないままだった。こうしてコンペ説明会で初めて高坂と浜村は互いに挨拶を交わした。今回のコンペにおいて、海外大手証券のトレーディングシステムを開発した実績を持つ企業「ワールドビッグデータ」が最も有利であったが、このプロジェクトに関わっていた営業企画部の半沢の意見をきっかけに、スパイラルと共同開発することとなった。高坂たちスパイラルのチームが東京セントラル証券に打ち合わせに来た際、ちょうど何者かによって社員IDとパスワードを狙う不正アクセスが行われていることを高坂は気付き、実際に狙われていたのは半沢のパスワードであることがわかった。スパイラルのプロジェクトチームでは、高坂は他のメンバーに重要な部分の開発を任せず、一人で開発にあたっていた。そんななか、浜村は自身の考案した新システムにて使用するねずみのキャラクターを報告しに、高坂の元へ向かった。だが同時に高坂を訪ねてきたのは、学生時代のプログラミング仲間・黒木だった。高坂は黒木のせいでフィッシング詐欺の片棒を担がされた過去があった。やがてこのことは何者かのリークにより周囲にも伝わってしまったが、浜村の言葉により高坂は再び前を向き、ようやくチームの若本たちに頼るようになりプロジェクトは順調に進んでいった。だが、新システムにウィルスが仕込まれていることを察知した高坂はそれを一旦食い止めるが、犯人はわからないままとなる。ある日、浜村は会社のルール違反である株の不正取引を行っているとのことで自宅謹慎となってしまった。高坂はある推測をしながら若本に協力を依頼し、新システム移行当日を迎えた。半沢のパスワードにてシステム移行直後、ハッキングが行われ巨額の不正送金がされる事態に陥り、浜村のPCからハッキングされていることが発覚した。高坂は、事前に罠を張っていたため不正送金を未然に防ぎ、浜村の上司・城崎が真犯人であると見破った。城崎は闇サイトで知り合ったワールドビッグデータの来栖、さらに黒木と共謀して300億円をだまし取る計画を行っていた。犯人たちは警察に逮捕され今回の一件は解決したが、今回の新システムの導入は延期となった。やがて研修期間を終えた浜村は半沢のいる営業企画部に配属となり、高坂はスパイラルに残ったまま仕事をするのだった。

シーズン2

東京セントラル証券編(第1話~第4話)

出向先・東京セントラル証券で働く半沢

これまで東京中央銀行のバンカーとして不正を暴くことに全うした半沢直樹だが、中野渡頭取からは子会社の東京セントラル証券への出向を命じられてしまう。出向先では営業企画部長として働くこととなった半沢だが、扱う商品は銀行時代とは比べものにならないほど小さく、親会社の銀行から押し付けられるのは不良案件ばかりであった。また、入社時より働くプロパー社員と銀行からの出向組の溝は深いものであった。そんななか舞い込んできたのが大手IT企業「電脳雑技集団」が急成長を遂げているIT企業「スパイラル」を買収したいという、東京セントラル証券にとっては、いまだかつてない大型買収案件であった。銀行を見返そうと色めき立つ社内であったが、半沢はなぜ巨額買収の案件を銀行の子会社である東京セントラル証券に依頼するのかについて疑問を抱く。一方、大和田の部下であり愛弟子とも呼ばれている東京中央銀行の証券営業部長・伊佐山は、半沢と大和田の例の一件より半沢を憎み、潰しにかかる計画を目論んでいた。また大和田は、かつて敵対していた中野渡頭取に取り入り、再び自らの地位を築いていた。大型案件の依頼を受けた数週間後、半沢たちは理由を告げられることもなく突然、電脳雑技集団にアドバイザー契約をなかったことにしてほしいと断られてしまう。だが半沢は今回のチームメンバーから外されていた、電脳雑技集団の元担当・森山とともに契約のための新たな提案書を作り直すのだった。こうして改めて半沢たちは電脳雑技集団に出向くが、そこで判明したことは契約を横取りしたのが親会社である東京中央銀行であったという事実だった。つまり、東京セントラルの持つ情報が洩れていたのだ。翌日開かれた役員会議で買収案件を目にし驚愕する大和田。大和田の愛弟子であった伊佐山は、上司を裏切り三笠副頭取に乗り換えていた。半沢は、腰の重い銀行がこれほど早く1500億の融資を決定するとは何か裏があるのではないかとからくりを疑っていた。株価の動きは無かったもののその後の電脳雑技集団による記者会見で、社長の平山はスパイラルの株30%を取得したと発表した。株式市場が開いてない時間に株式を売買する「時間外取引」によって大量の株を買収していたのである。電脳は法的規制数のぎりぎりまでスパイラル株を時間外に一気に買い占めるという奇襲攻撃を行っていた。一気に株を獲得するには一気に株を売る人間がいる。三笠と伊佐山は、瀬名と共にスパイラルを立ち上げ瀬名の元を去った加納と清田に対して株売却に際し巨額の上乗せを提案し彼らを説得していたのだった。そんななか半沢は次なる出向先について動き出している情報を聞く。中学時代の同級生だった森山と瀬名は久しぶりの再会をするが、瀬名は森山が東京中央銀行の子会社で働いていると聞き血相を変える。これを受け、何をしても無駄だと不平不満を半沢にこぼす森山だが、半沢の一声により、やる気を取り戻した。半沢の仕組んだ策略により、買収の情報は銀行からの出向者である諸田と三木による仕業だという真実を突き止める。彼らは情報と引き換えに銀行に戻してもらうように伊佐山と組んでいた。だが、証拠となるメールをサーバーから削除されてしまい、伊佐山は勝ち誇った表情を浮かべながら半沢と敵対の姿勢を貫いた。半沢は伊佐山にこう宣告した。「私はこのまま終わらせるつもりはありません。この借りは、必ず返します」

改めて半沢は、部下の森山とともに電脳雑伎集団に掛け合うが、社長の平山と副社長の美幸からは相手にされない始末だった。森山は買収相手であるスパイラル社長・瀬名のことを気にかけて話をしにいくが、銀行の子会社なんか信用できないと取り合ってもらえない。だが、半沢の助言のもとに作成した買収防衛策についての書類を瀬名に送ったことで、それを読んだ瀬名は森山に謝り相談を持ち掛けた。瀬名は大洋証券の広重に促され、新株発行の手段を取ろうとしていた。さらにホワイトナイト=救世主となる新株の買収先は、瀬名が憧れるIT企業フォックスの社長・郷田だった。だが彼らの面談に同席した半沢は、新株買収のための資金が不足していること、そしてフォックスのメインバンクが東京中央銀行であることを知り疑念を抱いた。その動きをどこからか聞いた伊佐山は、半沢を銀行に呼び、スパイラルがどんな買収防衛策を立てているのか聞き出そうとした。その帰り、半沢は行内で因縁の相手・大和田と偶然再会した。大和田は組織に与しない半沢に対して忠告をしてその場を去った。フォックスの件で疑念を抱いた半沢は、銀行に戻って以来雑務を押しつけられている三木を呼び出した。三木は自身の過去の誤ちを謝った上で東京中央銀行の買収計画書についての情報を半沢に伝えた。郷田が伊佐山に情報を流している可能性が高いとにらんだ半沢は、渡真利や三木の協力によって、買収計画書を内容を明らかにさせ、瀬名がフォックスとの契約を行うことを直前で食い止めた。半沢は瀬名に買収計画書を見せ、フォックスが東京中央銀行から1000億の融資を受けスパイラルの新株を買い取ることによって、電脳雑伎集団がフォックスごと買収するというからくりを告げた。また、電脳の社長と広重が一緒にいる画像を突きつけ、広重に伊佐山の指示で行ったことであるという事実を白状させた。半沢は東京セントラル証券の社長・岡とともに伊佐山から呼び出されるが、正式にスパイラルとアドバイザー契約を結んだことを主張した。そして半沢は、中野渡頭取へこの件について報告し、全身全霊で銀行と戦うことを宣言するのだった。

統括検査官・黒崎と再会する半沢

半沢は正式にスパイラルの社長・瀬名とアドバイザー契約を結んだ後、フォックスとの逆買収を提案して計画を進め始めた。だが、その最中で東京セントラル証券取引等監視委員会が立ち入り検査としてやってきた。そこに現れたのは半沢の因縁の相手である統括検査官の黒崎だった。半沢は買収についての資料を急いで削除し、クラウド内の隠し部屋にデータを移動させた。だが、その隠し部屋が黒崎に発見されたため、この隠し部屋の作成者であるスパイラルの社員・高坂にデータを削除するように連絡した。黒崎がファイルを開ける寸前で高坂の手によりデータ削除が成功したものの、黒崎は諦めることなく社長室のシュレッダーにかけられた書類を復元しようとした。その一方で瀬名と森山は郷田の元に向かっていた。既に電脳から切り捨てられていた郷田は瀬名に助けを求め、逆買収について納得していなかった郷田に対して瀬名と森山の二人は説得させようとした。黒崎が買収計画書を復元させ、半沢はフォックスについての情報漏洩を咎められるが、ちょうどその時に森山が郷田を連れてきて自らが買収について友好的に情報を提供したことを証言すると、黒崎はあっさりと去っていくのだった。郷田は会見を開き、スパイラルによる買収を許諾した上、協力者としてIT界の大物であるマイクロデバイス社のCEOが3億ドルの出資をすることを公表した。結果としてスパイラル株は急上昇し、電脳と銀行が企んでいた株の買い占め計画は不可能となった。だが、銀行が追加として500億の融資を稟議にかけているという情報を渡真利から聞き、また伊佐山からは三笠副頭取が対立する派閥の大和田に頭を下げて追加融資が決定したと告げられる。この件において大和田は伊佐山と結託し、三笠副頭取を貶めようとしている背景があった。半沢は、そもそも電脳が親会社の銀行ではなく東京セントラル証券に依頼してきた理由と黒崎の本当の目的は何かを考えていた。黒崎が荒らした後の書類を社内で調査をした結果、黒崎はスパイラルではなく電脳について調査を行っていたことが判明した。そこで電脳の財務担当・玉置が鍵を握っていることがわかった半沢は、玉置と話をするため約束を取り付けるのだが待ち合わせ場所に現れたのはなんと電脳の社長・平山と副社長の美幸だった。

彼らは、玉置が辞表を出したことを告げた。その後、玉置を探した半沢は、玉置の父親の特許を電脳が持っていることによって社長たちに逆らえない事実を知り、その特許をどうにかして取り戻すことはできないかを考え始めた。同時に、半沢は三木と同じく東京セントラル証券から銀行に戻っていた諸田に、電脳について不審点があることを記したメモを伊佐山に渡すように頼んだ。だが、伊佐山の動きは変わることなく計画は続行され、違和感を感じる半沢であった。一方、伊佐山と手を組んでいた大和田は、三笠副頭取に恩を売ったことでまもなく昇進しようとしていた。だが、帝国航空の再建メンバーに加わっていなかった大和田は、そこで初めて伊佐山に裏切られていたことを知った。伊佐山は大和田と手を組むふりをして実は三笠側についていたのだ。そんな大和田を前にして半沢は、電脳への追加融資を止めるために協力するように告げる。自分にとって特別に憎い存在の半沢に対し「死んでも嫌だね」と突き返す大和田だったが、半沢には三笠と伊佐山の復讐として自分を利用しないかと説得させられた。役員会当日、三笠と伊佐山は500億の追加融資について話をするものの大和田は今回の買収案件にはリスクがあるとし、証言者として会議室に半沢を招き入れた。半沢は電脳に粉飾の疑いがあることを話し、事前に玉置から受け取った裏帳簿を見せ、50億近い赤字を抱えていることを証言した。すると三笠は、全ての責任を伊佐山になすりつけ半沢に対して謝罪するように無理やり伊佐山に命令した。そんな三笠の姿を前に半沢は、森山から送られてきた電脳の音声ファイルを会議室内で再生した。また、事前に諸田に渡していたメモが三笠に取り上げられていたことが明らかとなった。電脳の社長たちは、粉飾は三笠の提案であることを白状し、中野渡頭取に「ご苦労だった」と労われた半沢は会議室を後にするのだった。東京セントラル証券に戻った半沢は、諸田・伊佐山・三笠が電脳に出向になったこと、そして自身が銀行に戻ることとなった知らせを社長の岡から聞かされた。半沢が東京セントラル証券で邁進したことにより、社員たちは半沢に感銘を受けて皆が以前よりも高い意識を持ち仕事に向き合うようになった。半沢の側についていた森山は、瀬名にスパイラルに来ないかと誘いを受けていたが、今後も証券の世界で生きていきたいとここに残ることを瀬名に伝えるのだった。

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