レイトン教授と魔神の笛（ゲーム）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

調査を続けるレイトンたちだったが、ルークが魔神が現れる前に必ず起こる現象があると話した。それは水路の水かさが変わる事だった。ルークにはトッピーというネズミの協力者がいて情報を共有してくれていた。今夜また魔神が現れるとルークは述べ、レイトンは今夜魔神に罠を仕掛けると話す。レイトンたちは市場に戻り、くろカラスに魔神と戦う仲間になってくれないかと頼む。夜になりとうとう魔神が現れ、レイトンは魔神の正体をしっかりと確認した。しかし、ジェイクスが現れレイトンたちを魔神を操っている犯人として逮捕してしまった。レイトンたちを捕まえたジェイクスは謎の男にレイトンを捕まえたと話すが男はレイトンが容易な鍵で捕まえられるはずがないと笑う。レイトンたちは男の言う通り、鍵を容易に外し外に出た。魔神のナゾの最後の証拠を集めに魔神の現れた現場に向かった。そこでレイトンは笛の音の正体のナゾを解明した。笛の音を町全体に響かせていたのは町のあちこちにあるパイプだった。このパイプはアランバード邸につながっているようだ。

第9章 魔神の正体

レイトンたちはアランバード邸に向かうことに。そこで魔神のナゾが全て解明すると話すレイトン。アランバード邸に向かうと、ユラとトニーが待っていた。ユラはレイトンがナゾを解明したことを知り、ついに魔神の正体を話した。アランバード邸にある湖からユラの持つ笛の音を聞いて出てきたのは大きな古代竜、ラグーシだった。しかし、ラグーシは魔神ではなく、魔神から町を守っていた。魔神の笛はラグーシを暴走させるのではなく、落ち着かせるものだった。

そのとき、ジェイクスが現れラグーシを捕獲してしまった。さらに、ジェイクスに魔神を操っていた犯人としてユラも捕まってしまった。レイトンたちはユラを必ず助けると約束して魔神の正体を明らかにするために廃工場に向かう。廃工場では、機械をつくらされている人たちがいた。霧をつくる機械や足が生えた機械などおかしな機械ばかりだった。廃工場の中に進むと魔神の正体が姿を現した。

第10章 暴かれる伝説

魔神の正体が分かったレイトンたちはユラを助けに町に戻ろうとしていたが、ユラは魔神の事件の犯人として処刑されるとくろカラスが伝えに来た。レイトンたちは誤解をとくためにユラのもとに向かう。レイトンはユラとラグーシが魔神ではないと町で演説する。魔神の正体は廃工場で作られていたマシーンだった。ルークがマシーンを操縦し、町まで動かしてきた。このマシーンは伝説の黄金宮を探し出すためのものだった。採掘機は町の中で宝を掘り起こすためにあちこちを破壊していた。ラグーシはこの採掘機から町を守るために戦っており、両者が戦う姿が魔神の暴れ狂う姿に見えていた。そしてこの採掘機を操っていた犯人はクラークの執事ドーランドであり、ジェイクスも彼の協力者だった。アランバード氏の死は偶然だったが、遺書を書いたのはジェイクスだった。ドーランドはクラークを脅してあらゆることに協力させていた。ドーランドはルークの推理を利用し、予言者として町の住人に魔神が訪れる場所のウワサを流していた。レイトンがドーランドに問い詰めるとドーランドは突然笑い出し、本当の姿を現した。本物のドーランドはルークの母親と共に幽閉されており、偽物のドーランドは謎の男デスコールの変装だった。デスコールはこの町にはもう用はないと言い、機械を操縦して町の破壊を始める。ラグーシは機械に立ち向かう。ルークやレミもラグーシに続いて機械の破壊を試みる。くろカラス団の子供たちの力をかりて機械の破壊を行うレイトンたち。完全に破壊することはできなかったが、ラグーシが突然水門に突撃を始める。くろカラス団もそれを手伝いダムの水を町に流し、機械を故障させることに成功した。デスコールはレイトンに伝言を残し去っていった。

第11章 最後の贈り物

町を救ったレイトンたち。すると突然、ラグーシが鳴きだしダムの水をためている水門をさらに破壊しようとする。ルークが言うにはラグーシは「時間がない」と訴えていた。ラグーシは水門を破壊し、水門から流れ出た水が町に流れ出した。するとダムの底から紋章が現れた。紋章のナゾを解くと地下につながる通路が出現した。その先に進むとそこには楽園が広がっていた。これが黄金宮の正体だった。この場所の空気は極めて澄んでいてユラの病気を治すために最適な場所だった。ラグーシはユラの病気を治すために彼女をこの楽園まで導いていた。しかし、デスコールとの戦いや水門を壊すために何度も体をぶつけていたこともあり、命は弱り果てていた。ラグーシは最後にユラやトニーに挨拶をして楽園の湖に沈んでいった。ラグーシはこの楽園で生まれ、水底でさまよってたどり着いたのがアランバード邸の湖だったのだ。ユラは町の住人と仲良くしたいと話す。町の住人は実はもともとユラの病気を心配していたとルークはユラに告げる。それを聞いたユラは病気を治して町で生きていくと決心する。さらに、黄金宮の発見はユラの病気を治すためにも病気が完治するまでは公にはしないというレイトン。ルークはレイトンに自分もレイトンと共にロンドンに行くと自分の思いを伝える。レイトンの弟子になるというルーク。ルークはユラと別れ、ミストハレリの町を離れてロンドンに向かうのだった。

『レイトン教授と魔神の笛』のゲームシステム

基本的な流れ

『レイトン教授と魔神の笛』は、レイトンとルークと共にナゾを解きながらストーリーを進めていくアドベンチャーゲームとなっている。ゲームの進行はプレイヤー自身が決めることができる。町を探索して隠れたナゾを解き、解いたナゾの数や集めたピカラット（ナゾを解いて貯めたポイント）の合計でクリア後のおまけの数が変わる。

ミニゲーム

『レイトン教授と魔神の笛』には4つのミニゲームがある。それぞれのミニゲームをクリアすると「レイトンからの挑戦状」を開放できる。

ミニチュアトレイン

全10コースをクリアするとレイトンからの挑戦状「新たなる道を開拓した者の部屋」を開放できる。コースごとにスタートとゴールが設定されている。ゴールまで列車の道をつくるゲーム。条件は設置してある全ての駅を通ること。

ミラクルフィッシュ

全10の水槽全てをクリアするとレイトンからの挑戦状「水中の奇跡を見届けし者の部屋」を開放できる。水槽にいる2匹の魚たちに言葉をエサとして食べさせ目標とする言葉に変換するゲーム。魚には赤と青の2種類がいてそれぞれある法則によって言葉を変換する。

にんぎょうげき

3つの演目を完成させるとレイトンからの挑戦状「小さな役者たちを導くものの部屋」を開放できる。人形劇のストーリーを演技から適切な言葉をあてはめて進め、演目の物語を完成させるゲーム。

ロンドンライフ

『レイトン教授と魔神の笛』クリア後に出現するRPGモード。プレイヤーはタイニーロンドンの住人として仕事を請けたり依頼をこなしたりしながら生活する。依頼をクリアすると「もちもの」や「ハッピー（プレイヤーの幸運度）」や「リッチ（通貨）」が貰える。「できごと（依頼）」は赤黄緑の3種類ある。「赤」はメインストーリーに関する出来事、「黄」はメインストーリーには関係なく1回だけ発生する出来事、「緑」はメインストーリーには関係なく何度も発生する出来事。

ナゾ

今作のナゾは前作からさらにレベルアップした170個。町の住人から出されるナゾを解いて「魔神」のヒントをもらうことができる。

『レイトン教授と魔神の笛』の登場人物・キャラクター