うずまきナルト(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

うずまきナルトとは、岸本斉史の『NARUTO』の主人公であり、木ノ葉の里の忍だ。
かつて里を襲った怪物・九尾を体内に封印されているため、里の住人からは忌み嫌われていた。しかし里長である火影になって皆を見返すという目標のもと努力を重ね、徐々に信頼を勝ち取っていく。仲間思いで、自分の信念を曲げない性格。里を抜けたライバルで親友のうちはサスケを連れ戻すため奮闘する。物語終盤ではサスケと協力して最後の強敵を倒し、英雄となった。続編である『BORUTO』では七代目火影に就任し里の平和のために力を尽くす。

病院の屋上で戦うナルトとサスケ

イタチとの戦闘で意識不明に陥っていたサスケだったが、里に帰還した綱手の医療忍術により意識を取り戻した。サスケはイタチとの遭遇で自身の弱さを痛感するとともに、我愛羅戦をはじめとするナルトの急速な成長に強い焦燥を感じていた。入院しているサスケのもとに見舞いに来たナルト。その姿を見たサスケは、病院の屋上で決闘することを申し出る。

ライバルであるサスケから実力を認められた嬉しさもあり、ナルトは決闘に応じる。制止しようとするサクラをよそに戦いが始まった。影分身主体で攻めるナルトに対し、サスケは高度な忍術・体術を駆使して応じる。ヒートアップした2人は、ついにそれぞれの必殺技である螺旋丸と千鳥を発動した。亀裂を深める2人を止めようとサクラが飛び込み、あわや大惨事というところにカカシが現れ2人を投げ飛ばした。かつてのチームワークは見る影もないのであった。

里を抜けたサスケを追い、終末の谷で敗北

カカシに説かれ、仲間の大切さを思い出したサスケだったが、やはり復讐に生きることが自分の宿命だと思いいたり、ついに里を抜け大蛇丸のもとへ向かった。

サスケを連れ戻すべくナルトは仲間とともに出発した。途中大蛇丸の配下達との戦闘で仲間が一人またひとりと隊から離脱するも、ナルトはとうとうサスケに追いついた。そこは終末の谷。かつて初代火影・千手柱間(せんじゅはしらま)とうちはマダラという木ノ葉創世期の忍が戦った場所だ。

サスケを連れ戻そうとしているナルトと対照的に、サスケはナルトを殺そうと考えていた。一族を抹殺した兄・イタチは写輪眼の上位種である万華鏡写輪眼が開眼する条件をサスケに言い残した。最も親しい友を殺す。これがその条件だ。サスケはナルトを倒すことでそれを成し遂げようとしていたのだ。ナルトは九尾の力を、サスケは大蛇丸の呪印をそれぞれ解放し、全力で放たれた螺旋丸と千鳥。勝ったのはサスケだった。仰向けで気を失っているナルトの顔を見つめたサスケは、とどめを刺さず闇に消えていった。

自来也と長い修行の旅に出る

サスケを連れ戻せなかったナルトはさらに強くなることを決意した。その様子を見た自来也は、ナルトにサスケを諦めるよう説得を試みる。昔親友であった大蛇丸の里抜けを止められなかったというナルトと似た経験が自来也にはあった。その虚しさをナルトに味わわせたくなかったのだ。それを聞いたナルトだったが、諦めないことが自分の忍道だと言う。親友一人救えない人間が火影になれるはずがない。サスケを連れ戻すことには、ナルトの夢がかかっていたのだ。ナルトの決意を見て観念した自来也は、ナルトに本格的に修行をつけることを決める。

修行から帰還・仲間との再会(第二部)

2年半の修行を終え、ナルトは木ノ葉に帰還した。成長した仲間たちがナルトを迎える。その中にはサクラやカカシもいた。3人は新生第七班として再び任務を共にすることになった。

我愛羅奪還作戦

2年半の間に仲間が中忍や上忍になり、下忍のままのナルトは取り残されたと焦りを感じる。中でも我愛羅は砂隠れの里長・風影になっていた。人柱力として自分と似た境遇にある同年代の我愛羅に先を越され、ナルトはだれよりも悔しく、またうれしくもあった。

そんな中、砂隠れの里が襲撃された。実行犯は暁のデイダラだ。暁は近年行動を活発化させており、尾獣を積極的に狩っていた。一尾を宿す我愛羅もその標的とされたのだ。デイダラは粘土で自在な形の爆弾を作り戦う忍だ。粘土の鳥で飛行しながら里に爆弾を落とすデイダラに、我愛羅は一人立ち向かった。我愛羅は膨大な砂を自在に操り、攻守隙が無い戦闘を展開した。しかし、デイダラによる里への攻撃も防ぎながらの戦いを強いられた我愛羅は、とうとうデイダラの爆撃を受け重傷を負い、そのまま連れ去られてしまうのだった。我愛羅が拉致されたことを知ったナルトは、カカシとサクラを伴い我愛羅奪還に向かった。

デイダラと戦闘

連日の捜索の後、ナルトとカカシは我愛羅を有するデイダラを発見した。カカシの遠距離攻撃による援護を受けながらナルトはデイダラに攻撃を加えこれを退却させた。ついに我愛羅を発見したナルト達だったが、時すでに遅し。我愛羅は尾獣を抜かれ死亡していた。

チヨバアの禁術により我愛羅復活

我愛羅の死を受け入れられないナルトは悔し涙を流して、我愛羅ばかりが損をすると彼の不遇を訴える。無力感が漂う中、砂隠れの里の長老的な存在・チヨバアが我愛羅の亡骸に両手をあてがった。チヨバアは傀儡(くぐつ)と呼ばれる人形に、命を吹き込む禁術を開発した忍で、我愛羅に自分の命を吹き込んで復活させようというのだ。それは自分の命と引き換えにする禁術だ。チヨバアは隠居した身で、里の未来については無関心だったが、デイダラとともに自身の孫であるサソリが行動していると知り、責任を取るためナルト達とともに捜索の助けをしていた。チヨバアは、本気で我愛羅の身を案じるナルトと接するうちに、ナルトや我愛羅に未来を託したいという思いを強めていたのだ。やがて我愛羅は、自身を案じて集まったナルトや砂の同胞たちが見守る中で目を覚ました。ただ一人、チヨバアだけは我愛羅の傍らで静かに息を引き取っていた。ナルトは利己的な考えを持っていた砂の長老をも感化し、木ノ葉と砂の絆を深めたのだった。

第七班にサイが加入する

第七班に、サイという新入りが加入することになった。木ノ葉きってのタカ派とされるダンゾウの部下でもあるサイは、九尾を持つナルトを監視するという裏の目的のもとナルトの班に入ったのだ。感情を持たないサイは、他人の感情も分からないためナルトやサクラと衝突する。しかし2人の温かさに触れることで徐々に感情を取り戻していく。

大蛇丸との戦闘

我愛羅奪還任務の際、ナルト達は暁のサソリを倒した。サソリは死ぬ間際、大蛇丸の部下の中に自分のスパイがいると話す。そして十日後にそのスパイと落ち合うことになっていると漏らした。十日後密会の場所にナルト達が行くと、大蛇丸と、サソリのスパイだったが大蛇丸に寝返っていたカブトの両人と遭遇した。サスケは自分の物だとする大蛇丸の言葉に激昂したナルトは、我を忘れて九尾化し大蛇丸に襲い掛かった。九尾の膨大な力で攻撃を加えるも、蛇のように脱皮を繰り返す大蛇丸には決定打が与えられない。そんな中任務に同行していたサクラは、自我を失い暴走するナルトを止めようと駆け寄るも、九尾化したナルトの攻撃を受け傷を負ってしまう。対する大蛇丸も、体に負担が蓄積されたため退却した。

カカシに代わりナルト達を率いていた上忍・ヤマトが、やっとのことでナルトを抑え込んだ。我に返ったナルトは九尾状態の記憶がなく、負傷したサクラを心配する。大蛇丸にやられたのだとサクラは噓をついた。ナルトを傷つけないためだ。見かねたヤマトはナルトを連れ出し、サクラを傷つけたのは九尾化したナルトであることを告げた。衝撃を受けるナルトに対し、九尾の力に頼っては自分や仲間を傷つける結果を招くとヤマトは警告した。サスケを助け出したいなら、サクラを守りたいなら、九尾ではなく自分の力で成し遂げるべきだとヤマトは続けた。ナルトはヤマトの言葉で、焦っていた自分を見つめ直すことができたのだった。

サスケと再会

大蛇丸のアジトを探し出したナルト達は、そこにサスケもいると考え乗り込む。アジト内探索の後、ついにナルトとサクラの前にサスケが現れる。里を抜けて以来、約3年ぶりの再会だ。兄・イタチへの復讐を成し遂げるために、ナルト達とのつながりを断ち切ったとサスケは言う。それを聞いたナルトは、終末の谷で自分を殺さなかったことを指摘し、言葉と裏腹につながりを捨てきれていないと投げかける。それに対し、自分のただの気まぐれでナルトは助かっただけだとしたサスケは、一瞬の速さで間合いを詰め、ナルトは反応できない。火影になるという夢を横に置いて自分を追い回した結果、命を落とすことになるのだとサスケはゆっくりと刀を抜いた。「仲間一人救えねェ奴が火影になんてなれるかよ」とナルトは静かな口調でサスケに言うのだった。

サスケは全身から電流を流す「千鳥流し」でナルトとサイにダメージを与え、さらに千鳥を流した刀を突き刺してヤマトの動きを封じた。その上目を合わせただけでナルトの精神世界に入り込み、その瞳力で九尾の力を抑え込んでしまった。力を振り絞ったヤマトの攻撃で退いたサスケにナルトは、大蛇丸に体を乗っ取られるかもしれないと説得を試みる。しかしサスケは、イタチへの復讐が叶うならそれでいいと言う。サスケはその狙いを知ったうえで、大蛇丸のもとにいたのだ。「お前たちはもういい…」とつぶやいたサスケが、大技を出す気配を見せたところで大蛇丸がそれを止めに入った。ナルト達を生かしておけば、暁とのつぶし合いが期待できるからだ。「情けない理由だな」としたサスケは、大蛇丸とともに姿を消した。急速に成長したサスケを見たナルトは、さらなる鍛錬を誓うのだった。

風遁螺旋手裏剣の修行

成長したサスケに追いつくため、そして九尾を標的とする暁との戦いに備えて、カカシはナルトの修行を行うことにした。それはナルトが持つ風遁のチャクラを螺旋丸に込めた新術を開発するというものだ。螺旋丸はもともと四代目火影が自身のチャクラの性質変化を込めることを予定して開発した術だ。しかし、難易度の高さから断念したという経緯がある。四代目火影がなしえなかった術をナルトに託したのだ。

大勢の影分身で一斉に修行を行うという、ナルトオリジナルの修行方法をカカシが考案した。分身体の経験値がオリジナルに還元されるという影分身の性質を利用した修行で、仮に10人で修行すれば10倍速く修行が進む。スタミナが並外れているナルトにしかできない方法だ。それにより急速に風遁のチャクラを習得したナルトは、苦難の末、風遁螺旋手裏剣(ふうとんらせんしゅりけん)を完成させる。

暁の一員・角都と戦う

木ノ葉の上忍である猿飛アスマが殉職した。アスマはナルトの同期の奈良シカマル、秋道チョウジ、山中いのの担当上忍で、彼らとの任務中の死だった。相手は暁の角都(かくず)と飛段(ひだん)。彼らを倒すためシカマル達は出発し、螺旋手裏剣を完成したナルトも遅れて向かった。カカシとチョウジ、いのが角都と戦う中ナルトは到着した。角都は5つの心臓を持ち、倒すにはそれら全ての心臓をつぶす必要がある。それまでのカカシ達との戦闘で、心臓は残り3つになっていたが、カカシ達は重傷だった。ナルトは影分身を巧みに陽動に使い、風遁螺旋手裏剣を角都に当てた。その術は一撃で角都の残りの心臓全てを破壊し、角都を倒すことに成功した。

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春野サクラ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

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春野サクラ(はるのさくら)とは、『NARUTO』に登場する主要なキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトやうちはサスケとともに第七班に所属した木の葉隠れの里の忍である。本作のヒロインで、ナルトから好かれていたがサクラはナルトのライバルであるサスケのことが好きだった。一途な性格で、サスケが里を抜けてからも想い続け、物語の最後には長年の想いが実を結び、サスケと結婚した。

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ロック・リー(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロック・リー(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。

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九喇嘛(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

九喇嘛(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

九喇嘛(くらま)とは、『NARUTO』のキャラクターで、主人公・うずまきナルトの体内に封印されている「九尾」の本名である。また、九匹存在している尾獣のうちの一匹である。膨大な量のチャクラを有しており、その力は一国の兵器に匹敵すると言われている。かつて人間からひどい扱いを受けていたため、人に対し憎しみの気持ちを持っていた。そのためナルトとも犬猿の仲であったが、対話を通し、次第にナルトに心を許していく。

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テンテン(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

テンテン(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

テンテンとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、マイト・ガイ率いる「ガイ班」所属のお団子頭とチャイナ服が特徴のくノ一。初登場は漫画第36話、アニメ第21話。チームメイトはロック・リーと日向ネジ。主人公・うずまきナルトの1期上にあたる。武器攻撃を得意とし、多種多様な忍具を自在に操る事が出来る。面倒見が良く、ナルト達の良きお姉さん的存在。

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テマリ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

テマリ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

テマリとは、『NARUTO』に登場する砂隠れの里のくノ一であり、三代目風影の娘で、四代目風影の姉である。 巨大な扇子を使って風を操る風遁使いである。 『NARUTO』の主人公であるナルトがいる木ノ葉隠れの里とは敵対していたが、第四次忍界大戦で連合を組み、大戦後はナルトの同級生である奈良シカマルと結婚し、木ノ葉隠れの里で暮らし、一人息子をもうける。

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サイ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

サイ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

サイとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同じ任務を行う第七班のチームメイトである。 第七班のチームメイトの欠員により補充された。 「サイ」という名前はダンゾウという元サイの上司である男からつけられた名前で、本名は不明である。 第七班に来る前は暗部養成機関「根」に所属していた。 動物の絵を実体化して操る忍術「超獣偽画」を使う。

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うみのイルカ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

うみのイルカ(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

うみのイルカとは、『NARUTO』に登場するキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトの恩師であり、家族のいないナルトの父親もしくは兄のような存在でもある。体内に化け物を有するために周りから疎外されていたナルトのことを気にかけ、唯一ナルトを「一人の人間」として認めていた。忍者養成所である忍者アカデミーの教師を務め、優しい性格から生徒に慕われている。

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香燐(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

香燐(NARUTO・BORUTO)とは【徹底解説・考察まとめ】

香燐(かりん)とは、『NARUTO』に登場する鷹(旧称・蛇)の紅一点。細身で赤い長髪と眼鏡をかけていることから、クールな印象を与えるキャラクターだ。 名門・うちは一族唯一の生き残りであるサスケと2人きりになった時だけは、甘える仕草を見せる。 チャクラを感じることが出来る感知タイプで、自分の体を噛んだ者を回復させる能力を持つ。 戦闘においてはその鋭い洞察力から、敵の弱点を見つけ出すことに長けている。 香燐自身は戦闘には参加せず、味方のバックアップに回っている。 一人称は「うち」である。

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