波風ミナト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

波風ミナト(なみかぜ みなと)とは、『NARUTO』の主人公である「うずまきナルト」の父であり、木ノ葉隠れ四代目火影である。
高速戦闘を得意とし、木ノ葉の黄色い閃光と言われた。
戦闘中は周りに対し厳しい一面を見せるが、普段はおっとりとした性格で、爽やかな風貌の二枚目である。
物語が始まる15年前に木ノ葉隠れで九尾が暴走しその暴走を止める際に自らの命と引き換えに九尾を封印する。
ミナトの死後、九尾封印の話は木の葉の英雄として語り継がれている。

波風ミナトのプロフィール・人物像

性別:男
年齢:24歳(死亡時の年齢)
結婚:既婚(妻はクシナ)
誕生日:1月25日
星座:みずがめ座
血液:B型
身長:179.2cm
体重:66.1kg
趣味:読書
好きな食べ物:妻クシナの手料理
嫌いな食べ物:特になし
チャクラの性質:風
得意忍術:瞬身の術、飛雷神の術

波風ミナト(なみかぜ みなと)とは、『NARUTO』の主人公である「うずまきナルト」の父であり、木ノ葉隠れの四代目火影である。
木ノ葉隠れの四代目火影とし、日々の執務を全うするも、物語が始まる15年前に木ノ葉隠れで九尾が暴走。
九尾は尾獣と呼ばれる巨大で人知の範囲を超えた力をもつ魔獣の一種で、一尾から九尾までいる。
九尾とは尾の数であり、人々が呼びやすいように呼んでいる俗称で、正式名称を「九喇嘛(くらま)」という。
ミナトはその暴走を止める際に自らの命と引き換えに九尾を封印する。
ミナトの死後、この事件は木ノ葉の英雄として語り継がれる。

四代目火影とあって、実力は素晴らしい。
三忍の一人とも言われた自来也を師にもち、ナルトの担当上忍であるはたけカカシを弟子にもつ。
チャクラの性質は風。さらに時空間忍術の使い手で、得意忍術は「瞬身の術」と「飛雷神の術」である。
第三次忍界大戦では他国から木ノ葉の黄色い閃光と称され恐れられていた。
また、後のナルトの必殺技となる「螺旋丸」を編み出し、更にその応用編である「風遁螺旋手裏剣」も考案したが、こちらは完成できなかった。(後に息子であるナルトが完成させる)
プライベートでは渦の国出身であるクシナと結婚し男の子を授かる。(後に『NARUTO』の主人公になるナルトだ)

性格は寛容で温厚の為、師である自来也からは「優しい男」と言われていた。
しかし、戦の場面となると一転、味方や己の命を守るためにも周りに対し厳しい一面を出すこともある。
ただ、そんなミナトも家庭ではクシナに頭が上がらず、夫婦喧嘩では一度もクシナに勝ったことはない。クシナの出産時には陣痛で悶える妻を前にうろたえていた。
自分が担当上忍として教え子の指導に当たると、部下からは慕われる存在となった。
まだ任務に入る前の穏やかな時間の時は遅刻してきた部下の嘘を信じるなど割と天然なところもあった。
そんな部下も第三次忍界大戦にて3人中2人が命を落とし、傷ついた一人を、ミナト自身が火影になった際、自分直下の暗部としてそばに置き彼の事を案じていた。それが後にナルトの担当上忍となるはたけカカシである。
カカシもまた、ミナトを慕っていた部下なのだ。

波風ミナトの来歴・活躍

ミナトの過去

写真を撮るミナト班。

ミナトは自身が忍者アカデミーにいたころから優秀な生徒と言われていた。
アカデミーでは後に妻となる、うずまきクシナとクラスメイトであった。クシナは九尾の人柱力となるために、渦の国から連れて来られた。
ある日、クシナは彼女が人柱力であると知った雲隠れの里の忍にさらわれてしまった。その際、クシナは自分のトレードマークである赤い髪を目印に残すために抜いて、道に落としていった。
そのクシナの髪をミナトが発見し、雲隠れの里の忍が、木の葉の里の国境を超える前にと先回りし、クシナ奪還に成功した。
クシナは、自身の赤い髪を少しコンプレックスに感じていたが、ミナトが髪の色を褒めたことによって少し好きになれた。
この事がきっかけで、二人の仲が、ただの同級生から変わっていった。

アカデミーを卒業し、様々な任務をこなしたミナトは、自身が教える立場となっていた。
その時、担当したのがはたけカカシ、うちはオビト、のはらリンであった。
当時は第三次忍界大戦中であり、ミナト班には「神無毘橋」を破壊する任務が与えられた。
当初の情報では簡単に終わると思われていた任務だが、どこからか情報が漏れ、敵である岩隠れの忍に囲まれ戦闘する事となる。
戦闘では、岩隠れの忍にミナトだけ皆の元から離されてしまった。オビトは戦闘中に開眼した写輪眼を用いて交戦するも、がれきからカカシをかばい死亡してしまった。
その際、医療忍術の得意なリンがオビトの願いで、彼の写輪眼をカカシの目に移植した。
その後はミナトが別の任務で出ている間に、霧隠れの里に攫われたリンをカカシの手によって死なせてしまった。度重なる弟子の死に、ミナトは後悔の念に苛まれた。

木の葉の英雄の真実

九尾が暴走する中、ミナトが我が子を抱く。

『NARUTO』の物語が始まる15年前、突如、九尾が暴走したのだ。
九尾の暴走の原因の1つはクシナの出産だ。クシナは九尾の人柱力だった為、出産の際は自身のチャクラが乱れることにより、封印がとけやすくなる。
それを抑える役目が、夫であり四代目火影でもあるミナトなのだ。
ミナトは九尾の封印を抑え、無事にクシナは出産を終え、息子であるナルトに会うことができた。
しかし、父親になった喜びもつかの間、仮面の男の襲撃を受けクシナがさらわれてしまった。この時仮面の男の実力、九尾をコントロールする幻術のかけ方から男を「うちはマダラ」と推測するが、本当の犯人が誰かは分からずじまいだった。
うちはマダラとは木の葉の里、創設時のうちは一族の長である。初代木の葉の里火影である千住柱間とともに木の葉の里を治めるが、隔絶した力を持っていたため次第に周りから恐れられ、木の葉とは袂を分かつことになった。
しかし後に、仮面の男はうちはマダラではなく「うちはオビト」であると分かる。
うちはオビトとは、はたけカカシの同期でありミナトの部下である。第三次忍界対戦で戦死したと言われていたが、同じく死亡したと言われていたうちはマダラに助けられた。

ミナトは仮面の男との戦いで軽傷を負うも、クシナを奪還。ただ、この時クシナの体から九尾は抜かれ封印が解かれてしまった。(人柱力は封印されている尾獣を抜かれると死んでしまう)
クシナと生まれたばかりのナルトを避難させ九尾の封印へ向かう。
先ずは九尾を操っている男の元へ行き手傷を負うも、九尾との繋がりを断つことに成功する。その後九尾の元へ行き、自来也から教わった口寄せの術と自身の得意忍術である時空間忍術で木ノ葉の里の外に九尾を飛ばすことに成功する。
しかし、いくらミナトの戦闘能力をもってしても九尾を完全に倒すことはできなかった。
誰かに九尾を封印をするしか暴走を止めることはできないと考えたミナトはクシナと相談し、生まれたばかりの自身の子供に九尾を封印する事にしたのだ。
その際、九尾の陰の力を自身と心中させるための封印術式にし、赤ん坊であるナルトに九尾を託したのだ。しかし、この封印術式はミナト自身の命と引き換えになる。封印を阻止しようとした九尾の攻撃により腹を貫かれたこともあって、ミナトは命を落としてしまう。

大きくなった息子との再会

ナルト(左)の気持ちを受け止めるミナト(右)。

物語の中盤では、暁と名乗る尾獣を捕まえ、その膨大な力で戦争兵器を作り、それを戦争している国に売りさばく計画を立てていたメンバーの一人でもある、ペインと名乗る男とナルトが激突する。
ペインとは個人名ではなく輪廻眼と呼ばれる特殊な瞳力をもつ6人の忍の総称である。
6人はそれぞれ仏教における6つの世界である六道から餓鬼道、地獄道、人間道、修羅道、畜生道、天道の名前を与えられた6体の死体であり、これらを操っていたのが長門という少年であった。
長門は戦争孤児であった。しかし偶然にもミナトの師である自来也が長門の面倒をみることになり、彼が一人で生きていける為の忍術を教えていたのだ。
ミナトにとっては弟弟子になる。

そのペインとの闘い時に九尾の封印が解けそうになると、チャクラ体としてナルトの精神内にミナトが登場する。ミナトは死ぬ直前に、ナルトの中に自身のチャクラを残していたのだ。突然の四代目火影の登場に動揺するナルトに、ミナトは自分が父親であることを告げた。それを聞いたナルトはミナトの腹を一発殴り、自分を人柱力にしたことへの疑問や人柱力にされたことで辛い思いや淋しい思いを多く抱えたこと、様々な出会いで強くなって周囲に認められるようになったことなどを涙ながらに吐露した。ミナトはナルトに重荷を背負わせてしまったことを申し訳なく思いながらも、ナルトに15年前の九尾の事件の黒幕が暁にいるお面の男であること、ペインはその男に利用されているだけだということなどを伝える。忍の世界は無秩序で憎しみがはびこっている。ナルトは「自来也や四代目にもできなかった憎しみを終わらせることなんてできない」というが、ミナトは「お前を信じている」と言った。ナルトはミナトの言葉に勇気を貰い、消えていくミナトに対して「ありがとう…父ちゃん」と別れを告げた。

穢土転生でよみがえり息子と共闘

ナルトと協力するミナト。

終盤では、砂隠れの里に封印されていた一尾、雲隠れの里に封印されていた二尾、霧隠れの里に封印されていた三尾と六尾、岩隠れの里に封印されていた四尾と五尾、滝隠れの里(後に霧隠れの里に吸収される)に封印されていた七尾を暁に取られた。
このままでは凶悪な兵器が生みだされると危惧した木の葉、砂、雲、霧、岩の5か国が連合軍を組み暁に戦いを挑む。
それにより第四次忍界大戦が始まった。
この大戦中に大蛇丸によって穢土転生という術でミナトは蘇らされている。
大蛇丸とは自来也とともに木の葉の三忍と言われた一人だが、人体実験という禁忌を犯したことにより木の葉の里を抜ける抜け忍となっていた。
抜け忍となってからも人体実験を繰りかえし、死者を蘇らせる穢土転生という術を完成させた。
穢土転生で蘇らされたミナトは自分の意志で動くことができ、生前の術も使えたため、得意の瞬身の術で連合軍に合流した。
戦地では十尾の大技でもある大量のチャクラを圧縮し球体にした尾獣玉により、連合軍が壊滅の危機にあったが、ミナトが時空間忍術で尾獣玉を遠くに飛ばし、連合軍を救った。
自身が生みだした螺旋丸で息子であるナルトの援護する。
戦闘中でも周りの変化にいち早く気が付きナルトだけでなく連合軍にも指示を出し戦いが有利に進むよう助言する。
戦場にて第四次忍界大戦の首謀者がうちはオビトと知り、自分の師としての無力さを感じていた。
そんなオビトに息子であるナルトが激戦の末に膝をつかせた。その好機を見逃さず、カカシがオビトに対し、オビトが唯一の光明だったと言っていたリンの死を謝罪しつつ、とどめを刺そうとしたが、ミナトはそれを止めた。
ミナトはオビトには生きて償ってほしかったのだ。

しかし、ミナトがオビトと話している間に別の戦場ではナルトに封印されていた九尾をうちはマダラが抜いてしまい、ナルトの生命の危機に。
ミナトは自身に封印した陰の部分の九尾をナルトに移し、命を救おうとするも、うちはマダラが生みだしたゼツと言われる植物生命体に邪魔されてしまい失敗に終わる。
そこで初めて、うちはオビトはうちはマダラに言いくるめられていたことが分かる。本当にこの戦を仕向けた人物はうちはマダラだったのだ。ミナトはマダラに立ち向かうカカシの同期、マイト・ガイを飛雷神の術でサポートする。その後はしばらく気を失っていたが、オビトにより蘇生されたナルトをはじめ、カカシやオビトの活躍もあって第四次忍界大戦が終結。ミナトは他の火影たちと協力し、マダラを利用して復活した大筒木カグヤによって始球空間という場所に飛ばされていたナルトたちを連れ戻した。
第四次忍界大戦が終わると、大蛇丸による穢土転生の術も切れてしまう。戦の終わった日がナルトの誕生日だった為、ナルトに誕生日おめでとうと伝え、本当の別れを迎えるのであった。

波風ミナトの能力・術

チャクラの性質が「風」であり、移動がとても速いことから「木の葉の黄色い閃光」と呼ばれ、大戦時にはミナトが戦場に現れると戦況が変わると言われていた。

瞬身の術

詳しく説明されているシーンは無いが瞬時に移動することの総称をさしている。
教え子であるリンが敵の背後に瞬時に回った際、「飛雷神の術」を瞬身の術かと言っていたことから、瞬時に移動することの総称ではないかと言われている。

飛雷神の術

元の開発者は千手扉間であり、扉間の口寄せの術の原理を応用したものである。
千住扉間とは、初代火影である千住柱間の弟である。
予めマーキングをしたところへ瞬時に移動したり、マーキングをした人物との位置交換ができる。
一緒に移動したい人物や物に触れることで同じ場所に瞬間移動することが可能である。
開発者である扉間からは、自分よりこの技の使い手だと認められている。

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