はたけカカシ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

はたけカカシとは岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木ノ葉隠れの里の上忍。
「写輪眼(しゃりんがん)」という瞳術で相手の忍術を見切りそっくり真似てしまうことから「木ノ葉隠れのコピー忍者 写輪眼のカカシ」の通り名で各国に知られる。エリート忍者とされる上忍にわずか12歳でなった天才。冷静沈着で頭が切れ、戦闘中に敵を分析する能力では右に出る者はいない。本作の主人公うずまきナルトが所属する第七班の指導教官であり、ナルトの成長を見守った。

はたけカカシのプロフィール・人物像

年齢:26歳→29歳
身長:181cm
体重:67.5kg
誕生日:9月15日
声優:井上和彦

はたけカカシは、木ノ葉隠れの里の上忍だ。写輪眼という瞳術で相手の術を立ちどころにコピーし使いこなしてしまうことから「写輪眼のカカシ」「コピー忍者のカカシ」などの通り名で各国に知られる。冷静に戦闘を展開する切れ者だが、遅刻魔であるなど抜けている一面もある。

少年・青年期にかけては、波風ミナト(四代目火影)のもとで任務を行った。6歳で中忍、12歳で上忍となった天才。しかし、幼少のころ両親を亡くし、任務では同期のうちはオビト、野原リンに先立たれており(オビトは後に生存が判明した)、暗い過去を持つ。

物語序盤では、主人公のうずまきナルト、ライバルのうちはサスケ、ヒロインの春野サクラ3人の担当上忍として任務をこなしながら、彼らの修行を見るなど師としての活躍も描かれる。
ナルトの2年半の修行後(アニメ版ではNARUTO疾風伝)でも、ナルトの師として成長を見守る。一方サスケの里抜けを止められなかったことに自責の念を感じている。
終盤の第四次忍界大戦での活躍も著しく、物語の最初から最後まで主要な登場人物の一人であり続けた。

はたけカカシの来歴・活躍

四代目火影の教え子

波風ミナト(上)を担当上忍とし、左からオビト、リン、カカシと並んでいる。

ナルトの物語の中では、見習いの忍者は3人一組でベテランの上忍1人と班を組むことが慣例となっている。カカシはかつて、後の四代目火影となる波風ミナトを先生として任務をこなした。ミナトの班には、カカシをライバル視するうちはオビト、カカシに思いを寄せる野原リンが所属していた。

上忍としての初任務

作中で取り上げられているミナト班の活動は、カカシが上忍に昇格して初めての任務であった。昇格祝いとしてミナトは特注のクナイを、リンは医療セットを渡すが、オビトはプレゼントを忘れる。
隊長となったカカシは、ミナトのサポートがありながらも的確にメンバーに指示を与え任務を進めた。

オビトから写輪眼をもらう

順調に見えた任務だったが、途中リンが敵にさらわれてしまう。その時ミナトは単独で別の戦場の補助を行っていたため、カカシとオビトでその窮地を脱せねばならなかった。
仲間思いで、さらにリンに好意を寄せるオビトは、リンの救出を主張する。しかしカカシは救出より任務の遂行を優先すべきとし両者は決裂。オビトのみでリンがとらわれた敵のアジトへ向かう。
その後敵と対峙したオビトは少数だが手練れの相手に苦戦する。だが、任務に向かったと思われたカカシが救援に駆け付けオビトは助かった。カカシの俊敏な攻撃とオビトの写輪眼の開眼により敵を倒し、ついに洞穴の中で捕まっていたリンを発見する。リンは幻術にかかっていたが無事であった。リンを連れて穴から出ようとした途端、敵の一人が洞穴を崩し3人を圧死させようとする。
落ちてくる瓦礫にカカシが押しつぶされそうになったところを、オビトが身を挺してカカシを守った。右半身が岩の下敷きになって身動きが取れなくなり死を予感したオビトは、カカシ達に自分を置いて逃げるよう促す。そしてオビトは、上忍祝いとしてカカシに左の写輪眼を渡すことを申し出る。先の戦闘の負傷で左目を失明していたカカシに、リンが医療忍術で写輪眼を移植したのであった。写輪眼のカカシ誕生の瞬間だ。

リンの死

飛び込んできたリンをかわし切れず、戦友の胸を貫いたカカシ。

オビトからリンを託されたカカシ。しかし、最終的にカカシは自らの手でリンを殺めることとなる。
オビトを失った後の任務で、リンは再度敵の手に落ちてしまう。その後無事戻って来たかに思われたリンだったが、彼女の中には敵の手によって「三尾(さんび)」が封印されていたのだった。三尾は尾を持つ怪物で膨大なチャクラを有する。リンが木ノ葉の里に戻ってしまえば、敵が三尾の封印を解除して里は壊滅的被害を被ってしまう。
それを知ったカカシは、何とかリンを助けようとする。しかし死を覚悟したリンは、カカシが敵に放った雷切に飛び込んで自害する。戦友の心臓部を自分の腕で貫いてしまったカカシは、精神的ダメージからかその場で気を失ってしまう。

第七班として任務を行う

ナルト、サスケ、サクラと出会う

ナルトはアカデミーを卒業し、晴れて下忍となった。ナルトと、同期のライバルサスケ、ヒロインのサクラはカカシを担当上忍とする第七班になった。
自己紹介も済み、最初の演習を行うことになったが、カカシは衝撃の事実を告げる。なんとその演習をクリアできなかった者はアカデミーからやり直させるというのだ。
その演習というのは、カカシの腰に提げられた2個の鈴を3人で取り合うというもの。しかも取れなかった1人は昼食抜き、さらに丸太に縛り付けられるという罰則付き。

ナルトは全力でカカシに挑むも、まったく歯が立たない。サクラは、好意を寄せているサスケが気になって鈴を取りに行こうともしない始末。唯一サスケは、抜きんでた体術と忍術を駆使して鈴に触れたものの、取ることは敵わなかった。
午前の演習を終え3人を集めたカカシは、アカデミーに戻るどころか3人とも忍者をやめろと言い放つ。忍で何より大切なものはチームワークであり、個人プレーに走った3人は忍者である資格すらないのだという。それを肝に銘じたうえで、昼食をはさんでから午後の演習を行うことを告げたカカシ。そして昼飯を抜け駆けして勝手に食べようとしたナルトを丸太に縛り付け、ナルトには昼食を食べさせないようサスケとサクラに言い残して姿を消した。

黙々と食べる二人の横で、丸太に縛られたナルトのお腹が鳴る。食べなくても平気だと強がるナルトに、サスケは不愛想ながら弁当を差し出す。カカシの気配がないから問題ないとするサスケの言葉を聞き、サクラも弁当をナルトにあげる。
それを確認したカカシは、突然3人の前に現れ笑顔で合格を告げた。彼らのチームワークを見たからだ。
カカシは過去に同様の演習を何度か行い、その都度下忍達を不合格にし一度も下忍を担当したことがなかったが、ナルト達が初めての教え子となった。

波の国の護衛任務

波の国の職人タズナを、故郷まで護衛するという任務を受け持った第七班。初めて里の外に出て胸が弾むナルトだが、道中霧隠れの里の忍達による襲撃を受ける。
狙いはタズナの命だと判明。波の国に大きな橋を架けようとしているタズナを、波の国の流通を牛耳りたい富豪・ガトーが疎ましく思い、刺客を雇ったのだ。

桃地再不斬と戦う

襲撃してきた忍を撃退し波の国への旅を再開した一行のもとに、今度はより強力な敵が立ちはだかった。鬼人・桃地再不斬(ももちざぶざ)だ。
暗殺を生業とする再不斬は、各国にも指名手配を受ける危険人物だ。カカシはナルト達に手を出さない旨言い聞かし、再不斬との戦闘を開始する。再不斬の強力な水遁の術に、コピーした同じ術をぶつけて渡り合うカカシだったが、隙を突かれて水の塊の中に閉じ込められてしまう。絶体絶命と思われたが、ナルトとサスケの協力プレーでカカシの救出に成功。写輪眼により技を見切ったカカシは、一転再不斬を瀕死に追い詰める。ところが留めを刺そうとした瞬間、千本という針状の忍具がどこからか飛来し再不斬の首に突き刺さり、再不斬は息絶えた。仮面の少年・白が姿を現し、自身は里を抜けた再不斬を処分するため霧隠れから派遣された追い忍である旨を述べる。そして死体とともに白は姿を消した。

木登り修行でナルト達を強化

再不斬を退け一安心した一行は、ついに波の国に到着する。再不斬との激戦で体力を消耗したカカシは、数日休養が必要だという。
休養の間ナルト達3人の修行を行うことにしたカカシは、彼らに木登りの修行を課す。足の裏からチャクラを一定量放出し続け、木と吸着させて登る修行で、絶妙なチャクラコントロール
が要求される。今後の忍術習得の基本となる修行であり、ナルト達は懸命に取り組み始める。
ナルト達が修行に励む傍らカカシは、再不斬は生きているかもしれないという恐ろしい仮説にたどり着く。隠れ里から派遣された追い忍は、通常その場で死体を処理するはずなのに、白は再不斬の死体を持ち帰ったことがその根拠だ。追い忍ともなるエリートであれば、人間を仮死状態にすることもたやすい。そしてその仮説は、的中するのであった。

再不斬と再戦

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