田中冴子(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

田中冴子(たなか さえこ)とは古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー‼』の登場人物で、烏野高校の卒業生である。高校卒業後は地元の大学に進学。「烏野食堂」でアルバイトをしながら、和太鼓チームに在籍して練習に励む。弟の龍之介が烏野高校の男子バレーボール部に所属しているため、頻繁に応援に駆け付ける。龍之介のことを非常に可愛がっており、好プレーを見せると黄色い声援を送ったり、静かに涙ぐんでその活躍ぶりを喜ぶ。また、男勝りな性格をしているため、多くの人から「冴子姐さん」と慕われている。

田中冴子のプロフィール・人物像

田中冴子(たなか さえこ)
兄弟構成:弟(龍之介)
学歴:烏野高校卒業、現役大学生
年齢:21歳
身長:155.2㎝
体重:48.8㎏
誕生日:5月5日
好物:ホームランバー
最近の悩み:弟のカッコ良さを解る女子がいない!
CV:小松 由佳

田中冴子(たなか さえこ)とは、宮城県内にある烏野高校の卒業生だ。弟の龍之介も烏野高校に通っており、男子バレーボール部に在籍している。2人は顔がそっくりなため、初対面の相手からはよく「似ている」と言われる。金髪のショートカットに複数のピアス、口調も少々乱暴なので一見怖い印象がある。しかし、龍之介の頼みで部活の後輩にあたる本作品主人公、日向翔陽(ひなた しょうよう)と影山飛雄(かげやま とびお)を仙台から東京まで車で届けたり、烏野の試合に出向いて精一杯応援するなど、本当は弟想いの優しい人物だ。また、大学とアルバイトの他に地元で和太鼓チームの練習にも取り組んでおり、烏野の試合では、チームを率いて盛大なパフォーマンスを魅せ、烏野男子バレーボール部を支える。

田中冴子のポジション・能力

パワー:4
バネ:4
スタミナ:5
頭脳:4
テクニック:2
スピード:3

スタミナが5、パワー・バネ・頭脳が4と、男子陣に全く劣らない数値である。バレーボールに関しては素人のため、試合中にわからないことが出てくると、よく一緒に応援に来ている烏野男子バレーボール部OBの嶋田誠(しまだ まこと)や滝ノ上祐輔(たきのうえ ゆうすけ)、月島明光(つきしま あきてる)に質問する。冴子が質問することによって、バレーボールの深い知識がない読者でも、一つ一つのプレーの意図を理解することができる。

田中冴子の来歴・活躍

高校時代

高校時代の冴子

烏野高校に進学する。冴子が在籍していた代の男子バレーボール部が強く、全国大会にも出場した。小柄ながら空中で戦う術を磨き、エースとして活躍した「小さな巨人」や、龍之介と同じバレーボール部に所属する月島蛍(つきしま けい)の兄・月島明光(つきしま あきてる)が在籍していた。高校卒業後は、地元の大学に進学する。

烏野高校男子バレーボール部との交流

烏野高校男子バレーボール部は、古くから付き合いのある東京の古豪・音駒(ねこま)高校の男子バレーボール部監督・猫又育史(ねこまた やすふみ)の計らいで、東京にて関東の強豪が集まる練習試合に招待される。しかし、もし期末テストで赤点を取った場合、補習の日程と被るため参加することができない。補習を回避するために、バレーボール部の2年生達は田中家に集合して勉強をする。珍しく勉強に励む弟に冴子は驚く。

残念ながら赤点を取ったため、東京遠征に参加できなくなってしまったバレーボール部1年生の日向と影山。補習後、どうやって東京に向かうか2人が話し合っていると、龍之介が冴子に東京まで2人を送ってもらうようお願いする。補習を終えた2人が学校を出ると、冴子が車を用意して待っており、「東京まであっという間に届けてやるよ」とウインクする。関東の強豪と早く試合をしたい思いから、助手席で険しい顔をする日向に対し、「回り道には回り道にしか咲いていない花があるんだからさ」と冴子は声をかけ、焦る日向の心を宥める。その後2人は雑談を始め、冴子は日向がバレーボールを始めたきっかけを問う。日向が小さな巨人の活躍を見たと答えると、冴子は彼と同級生だったと教える。接点は特になかったが、偶然学校で練習試合を見かけたことがあり、その時不調だった小さな巨人は途中で交代を命じられる。小さな巨人は体育館を後にし、近くにあったロッカーに頭を強くぶつけると、鋭い目つきで振り返る。自分がエースであることの絶対的プライドと自信が全身から立ち上っており、その迫力に冴子は恐怖を覚えたと同時に危うく惚れるところだったと話す。冴子たちはようやく目的地の体育館に到着し、体育館の扉を開く。

春高予選応援

和久谷南戦

全日本バレーボール高等学校選手権大会。通称春の高校バレー(春高)の宮城県代表決定戦にて、烏野高校は順調に勝利を重ね、準々決勝に駒を進める。次の相手は和久谷南(わくたにみなみ)高校。守備力と粘り強さに定評があり、特に3年生主将の中島猛(なかしま たける)は、スパイカーとしては身長が高くない代わりに、空中戦での技術を武器に活躍する選手だ。宮城県内において、日向が憧れている小さな巨人にプレースタイルが最も近いと言われている。

冴子は2階の応援席で、嶋田と1年生マネージャーの谷地仁花(やち ひとか)に合流し、一緒に応援を始める。第1セット終盤、接触事故で澤村が離脱するトラブルが発生したが、セットカウント2-1で烏野が勝利する。

青葉城西戦

準決勝戦に進んだ烏野の相手は青葉城西(あおばじょうさい)高校。ベストセッター賞の受賞歴がある実力派セッター及川徹(おいかわ とおる)を中心に、柔軟性と安定感のあるチームである。前回のIH予選にて、烏野は青城に敗北した。過去の敗北を乗り越えるためにも、烏野メンバーは一層気合いを入れる。結果、セットカウント2-1で熾烈な戦いを制したのは烏野だ。前回の惜敗を払拭し、決勝へ進出する。

白鳥沢戦

嶋田(左と)選手を応援する冴子

予選を勝ち抜き、とうとう決勝戦に進んだ烏野。決勝の相手は、王者白鳥沢(しらとりざわ)学園高校。全国3本指に入るエースとして名高い牛島若利(うしじま わかとし)を筆頭に、レベルの高い曲者が揃う宮城県の強豪だ。冴子は青城戦同様、嶋田、滝ノ上、谷地に加え、明光と共に烏野を応援する。

白鳥沢は、牛島の高さと威力を兼ね備えたスパイクを中心に攻撃を仕掛ける。他にも、天童覚(てんどう さとり)の相手チームの戦況や心理状態から予測するゲスブロックが目覚ましい活躍を見せ、烏野の攻撃を阻む。しかし烏野は、コートにいる全員が「自分が決める」という強い意志を持って攻め入り、相手の強力なスパイクには、ブロッカーとレシーバーが連携して守備体制を形成することで白鳥沢と互角に戦う。

しかし、第5セット終盤。烏野は白鳥沢に3点差をつけられ、応援席は烏野劣勢の空気に黙り込んでしまう。そこで冴子は、「こういう時こそ“応援”でしょうが」と明るく周りを盛り上げ、冴子の掛け声に合わせて選手たちを懸命に応援する。だが、白鳥沢の全校生徒による応援団は校歌を斉唱し、烏野の声援をかき消す。冴子は非常に悔しそうな表情を浮かべる。烏野内に不穏な空気が流れたその時、日向が牛島のスパイクを止め、烏野メンバー達は勝利への希望を見出す。そして、途中で指に怪我を負い離脱していた月島がコートに戻り、冴子は「反撃だ」と再び応援に力を入れる。古く堅実な白鳥沢と常に新しく無茶な烏野。対照的なコンセプトの戦いを制したのは、セットカウント3-2で烏野だ。烏野が春高出場の切符を手にした瞬間、緊張が解けたのか失神して後ろに倒れる谷地を冴子は支える。

春高応援

稲荷崎戦

和太鼓で烏野を応援

春高初戦を無事に勝ち抜いた烏野の次の相手は、兵庫県代表の稲荷崎(いなりざき)高校。IH準優勝チームで、優勝候補とも言われている学校だ。全国レベルのエース尾白アラン(おじろ アラン)や、高校バレー界最強ツインズとして名高い宮侑(みや あつむ)と宮治(みや おさむ)を中心に、確かな実力と魅せるプレーを持ち合わせた「最強の挑戦者」である。

試合会場に到着すると、稲荷崎高校の吹奏楽部・チアリーダー・保護者たちによる盛大な応援が響き渡る。稲荷崎は吹奏楽が強く、それに加えて観客達の応援も徹底的に訓練されている。例えばサーブを打つ瞬間、自チームには静寂と集中を、相手にはブーイングを起こして喧騒と動揺を与える。途中、烏野の選手陣にブーイングをしてもあまり効果がないと気づくと、太鼓と手拍子で段々速くなるリズムを勝手に作り、サーバーのリズムを狂わせる戦法に切り替えた。まるで援護射撃のような稲荷崎の応援に、烏野メンバー達は本来の実力を発揮できずにいる。すると応援席後方から「相手の応援スッゴイじゃーん」という声がする。応援席の嶋田と滝ノ上が振り返ると、冴子が所属している和太鼓チームを連れて現れる。冴子たちが和太鼓と横笛で応援を始めると、日向と2年生の西谷夕(にしのや ゆう)はそのかっこよさに、「カッコ良死する」と心を射止められる。

滝ノ上は、稲荷崎が勝手に作る拍子を烏野のサーバーの耳に入らないようにして欲しいと伝え、冴子は了解する。白鳥沢戦の時、相手の全校応援に会場が白鳥沢一色になった経験から、冴子は身をもって応援の力が大切だと実感した。だからこそ、春高では和太鼓で選手たちを鼓舞したいという気持ちを強く持っていた。自分たちの応援で、選手たちの背中を押すこともできないかもしれない。けれども、少しだけでも空気を整えてあげたい。そんな思いを胸に、冴子は和太鼓を奏でる。

宮侑の強烈なサーブや双子の弟・治との息の合った速攻。尾白のパワー溢れるスパイク、そして角名倫太郎(すな りんたろう)の体幹を駆使したターン打ちに、烏野は苦戦を強いられる。だが烏野も影山のスパイカーを活かすセットアップを元に、日向との変人速攻や龍之介の超クロスと超インナースパイク、東峰の攻撃力が高いスパイクで攻めの姿勢を崩さない。また、西谷は試合中に苦手なオーバーハンドでのディグを克服し、烏野の背中を守る。結果、セットカウント2-1で烏野が勝利を掴んだ。冴子は目の端に涙を浮かべながら弟の名前を叫んで勝利を喜ぶ。試合終了後、冴子たち烏野応援団が移動すると、稲荷崎応援団に遭遇する。冴子と向こうの団長と思しき人の目が合うと、互いの応援団は礼儀正しく一礼した。

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澤村大地(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

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澤村大地とは、『ハイキュー!!』に登場するキャラクターで烏野高校3年生。男子バレー部の主将である。 中学時代でも主将を務めていた。全国大会を夢見て、烏野高校に入学した。しかし、烏野は”落ちた強豪、飛べないカラス”と呼ばれるほど弱小化していた。 そんな中、副主将の菅原孝支 やエースの東峰旭、チームメイトと共に全国大会出場を目指す。 日向たち、1年生を加えチームとして、主将として徐々に成長していく。

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東峰旭(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

東峰旭(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

東峰旭(あずまねあさひ)とは『ハイキュー!!』シリーズで主人公の日向翔陽が入学する烏野(からすの)高校のバレーボール部の3年生。ポジションはWS(ウイングスパイカー)で強烈なスパイクとサーブが武器とするチームのエース。強面な見た目とは裏腹に弱気な性格で、試合でスパイクがブロックされ続けたことで自信をなくし、一時期チームから離れていた。しかし、日向や部のメンバーの言葉やプレーを見て、かつての自信を取り戻し復活。その後も、試合を重ねるごとにエースとしての自覚を蘇らせ、チームの柱へと成長していく。

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烏養繋心(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

烏養繋心(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

烏養繋心(うかい けいしん)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のコーチだ。全国に名を知られる烏養一繋の孫で烏野高校バレー部OBだ。坂ノ下商店の店長を勤めながら、コーチに就任する。高校時代はコートに立てなかった為、悔しい思いを持ち続けている。そのため選ばれる側の気持ちを知りつつ、選ぶ側の立場で思い悩みながら指導し、指導者として成長して行く。熱心な勉強家で、他チームの分析を得意とし、烏野高校の異才達を教え、導いていく。春高全国大会を実現させ、一繫の悲願である”ゴミ捨て場の決戦”を実現させる。

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五色工(ハイキュー !!)とは【徹底解説・考察まとめ】

五色工(ハイキュー !!)とは【徹底解説・考察まとめ】

五色工(ごしき つとむ)とは『ハイキュー‼』内で登場する白鳥沢高校のウイングスパイカー。王者白鳥沢は春の高校バレー宮城県大会・決勝戦で主人公日向翔陽の所属するチーム烏野と対峙することになる。1年生唯一のスタメンという実力者。オールラウンドに何でもこなすが最も得意なのはストレート打ちである。チーム内では1年生ということも相まってか末っ子的存在で先輩たちに可愛がられている。エースである牛島に憧れており、何かと張り合っている様子が描かれているが、牛島にはあまり相手にされていない。

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二口堅治(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

二口堅治(ハイキュー!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

二口堅治(ふたくち けんじ)とは『ハイキュー!!』内で登場する伊達工業高校のウイングスパイカー(WS)。伊達高は主人公日向が入学する前に烏野に県大会で勝利した後、IH予選で再び戦うことになる。先輩に生意気な態度をとっている様子や対戦相手を煽る発言が目立つが、仲間思いで熱い一面もあり、先輩たちから可愛がられるシーンも多い。3年生の卒業後は主将を引き継いで、後輩たちを育てあげる。高校最後のIHでは全国でもトップクラスに強力なブロックでベスト16にまで上り詰めた。

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