昭和ゴジラシリーズ全作品を紹介!シン・ゴジラのルーツを知ろう!

2016年に公開され、その迫力ある映像と衝撃的なストーリーで大ヒットを記録した『シン・ゴジラ』。この作品からゴジラに触れた人のために、昭和期に作られた『ゴジラシリーズ』の作品群を紹介する。ゴジラのルーツを知れば、『シン・ゴジラ』を別の角度から楽しむこともできるはずだ。

シンゴジラを昭和ゴジラシリーズと比べてみた

東宝は2004年の『ゴジラ FINAL WARS』を最後にゴジラシリーズの終了を宣言した。

出典: dic.nicovideo.jp

2013年にアメリカのハリウッドで新たなゴジラ映画の制作が決まった事が報じられ、そして翌年の2014年に新ハリウッド版ゴジラというべき『GODZILLA(2014)』が公開、同作は世界的な大ヒットと充分な興行成績を引き出し、評価的にも商業的にも大成功と言える結果を齎した。

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『シン・ゴジラ』は、2016年7月29日公開の日本映画で、ゴジラシリーズの第29作である。『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる。

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ゴジラ

海底に潜んでいたジュラ紀の怪獣「ゴジラ」が水爆実験で安住の地を追われ、東京に上陸する。

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ゴジラの逆襲

「海洋漁業KK」の魚群探査機パイロットの月岡は、岩戸島に不時着した同僚の小林の救助に向かい、島へ着陸。そこで2人は、頭上の断崖で激しく戦うゴジラと新たな巨大怪獣を目撃する。

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キングコング対ゴジラ

『ゴジラの逆襲』以来7年ぶり、ゴジラ映画としては初めてのカラー製作、さらにシネマスコープの類にあたる「TOHO SCOPE」(東宝スコープ)で上映された作品である。

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アメリカ製の怪獣キャラクター「キングコング」をゲストに迎え、ゴジラが7年ぶりに復活。「怪獣同士の対決」という日本の怪獣映画の流れを決定付けた作品であり、初回興行時の観客動員数は1120万人を記録

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ゴジラ映画史上最大のヒットを記録、実写映画としての観客動員数としては2014年現在においても『東京オリンピック』『明治天皇と日露大戦争』『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』に次ぐ1255万人を数える。

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RKOからのキングコング使用のために要求した版権料は8000万円(参考までに、当時の一般的な日本映画1本製作で2000万円ほど、54年版ゴジラ製作費が7000万円)だったといわれるが、この大ヒットで東宝はその恩恵を十分すぎるほどに受けたと言えるだろう。

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モスラ対ゴジラ

本作でのゴジラはモスラに対する悪役として描かれており、ゴジラにとって怪獣同士の闘いにおける初の黒星(昭和シリーズでは唯一)を喫した作品である。

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ゴジラが怪獣相手に初めて敗北を喫した場面が描かれたのがこの作品であり、昭和ゴジラではこの作品が唯一となっている

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三大怪獣 地球最大の決戦

シリーズ最大の悪役(敵役)とされているキングギドラが初登場した作品でもある。

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「三大怪獣」とは、地球の三大怪獣であるゴジラ・ラドン・モスラのことを指しており(ゴジラシリーズでは初めてタイトルから「ゴジラ」が外れた)[2]、宇宙超怪獣であるキングギドラのことは含まない。

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「海洋漁業KK」の魚群探査機パイロットの月岡は、岩戸島に不時着した同僚の小林の救助に向かい、島へ着陸。そこで2人は、頭上の断崖で激しく戦うゴジラと新たな巨大怪獣を目撃する。

出典: ja.wikipedia.org

登場怪獣はゴジラ、ラドン、モスラ(幼虫)、キングギドラの4体。本作に登場するモスラは前作『モスラ対ゴジラ』で誕生した双子の一体で、もう一体は前作の後に死亡したと語られている。

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怪獣大戦争

X星人と地球人の攻防、彼らの送り込んだキングギドラとゴジラ&ラドンの戦いを描く。シリーズで初めて地球征服を狙う宇宙人が登場した作品であり、ゴジラが地球外で活躍した唯一の作品でもある。

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ストーリー面では怪獣同士の対決よりも、地球人とX星人の織りなすドラマに重点が置かれている。

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