The Beatles(ザ・ビートルズ)とは【徹底解説まとめ】

The Beatles(ザ・ビートルズ)とは、1962年に英国でデビューした20世紀を代表する4人組ロック・バンド。その影響力は音楽のみならず、ファッション、言動、思想にまで及び、社会現象を巻き起こした。彼等の音楽を語るうえで特筆すべき点の一つは、彼等自身の音楽的成長がそのまま音楽界全体の、そして聴き手である我々ファンの音楽的成長を促したことだろう。1970年の解散後も彼等の影響力は引き継がれ、21世紀の現在でもそれは変わらない。

1967年2月17日リリースの14thシングル。「Penny Lane」との両A面シングルであった。
映像は1967年1月30日~31日、イギリス・ケント州、ナショナル・トラストが管理しているノール・パーク(Knole Park)にあるノール・ハウス(Knole House)で撮影されている。
*ナショナル・トラスト(National Trust):歴史的建築物の保護を目的として英国において設立されたボランティア団体。

Penny Lane

1967年2月17日リリースの14thシングル。「Strawberry Fields Forever」との両A面シングルであった。
映像は1967年2月5日と7日、「Strawberry Fields Forever」の撮影場所と同じイギリス・ケント州、ナショナル・トラストが管理しているノール・パーク(Knole Park)にあるノール・ハウス(Knole House)、リヴァプール、ロンドンなどで行われている。

A Day In The Life

1967年6月1日リリースの8thアルバム「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band」から。
映像はこの曲のレコーディング風景をメインにしたもの。「Anthology」シリーズのビデオにも収録されている。

Hello Goodbye

1967年11月24日リリースの16thシングル。
映像は1967年11月10日、ロンドンのサヴィル・シアターで撮影されたプロモーション・ビデオ。ポール自身が監督を行っている。
ポール「最後のパートは、すごくハワイアンっぽく聴こえるという話しになって。『ヘラ・ヘバ・ヘローア』。それで腰みのをつけた女の子たちに、お尻を振らせることにしたんだよ」

I Am The Walrus

1967年11月24日リリースの16thシング「Hello Goodbye」のB面に収められていた曲。
映像はテレビ番組「Magical Mystery Tour」から。セイウチの被り物を付けてピアノを弾いているのが作者のジョン。
*歌詞を映し出すスーパーが邪魔ですが、このほかに適当な映像が見つかりませんでした。

Lady Madonna

1968年3月15日リリースの17thシングル。
映像は1968年2月11日、ロンドンのEMIスタジオで撮影されたプロモーション・ビデオ。有名なエピソードだが、実はこの映像の中で演奏されているのは「Lady Madonna」ではなく、「Hey Bulldog」であり、この映像は「Hey Bulldog」のレコーディング風景を撮影したものである。

Hey Jude

1968年8月30日リリースの18thシングル。
映像は1968年9月4日、イギリス・トゥイッケナム・フィルム・スタジオで撮影されたプロモーション・ビデオ。36人編成のオーケストラに加え、20人の学生にビラを配らせて集めたコーラス隊、EMIスタジオの前にたむろしていたファンなど総勢300人がコーラスに加わっている。

Revolution

1968年8月30日リリースの18thシングル「Hey Jude」のB面に収められていた曲。
映像は「Hey Jude」と同じく、1968年9月4日、イギリス・トゥイッケナム・フィルム・スタジオで撮影されたプロモーション・ビデオ。映像の中では、シングルでは省略されアルバム「The Beatles」収録の「Revolution 1」には入っていた「count me out」の後の「in」、つまり「僕も入れてくれ」と歌われている(0分42秒あたり)。

Hey Bulldog

1969年1月17日リリースの11thアルバム「Yellow Submarine」から。
映像は1968年2月11日、ロンドンのEMIスタジオで撮影されたレコーディング風景で、2015年11月6日にリリースされた「1+」用に作成されたクリップである。元々は「Lady Madonna」のプロモーション・ビデオ用に撮影されたのだが、ザ・ビートルズはその場で新曲のレコーディングを始めてしまった。それがこの「Hey Bulldog」であった。

Get Back

1969年4月11日リリースの19thシングル。
映像は1969年1月30日、ロンドンのアップル・ビルの屋上で行われた「ルーフトップ・コンサート」で、映画「Let It Be」からのもの。

Don't Let Me Down

1969年4月11日リリースの19thシングル「Get Back」のB面に収められていた曲。
映像は「Get Back」と同じく映像は1969年1月30日、ロンドンのアップル・ビルの屋上で行われた「ルーフトップ・コンサート」からのもの。シングル・ヴァージョンではなく、アルバム「Let It Be Naked」に収録されたヴァージョンとなっている。

The Ballad Of John And Yoko

1969年5月30リリースの20thシングル。
映像の詳細は不明だが2015年11月6日にリリースされた「1+」の解説によれば、アップル・フィルムが作成したものとのこと。歌詞の内容に即した映像になっており、例えば歌詞の中で「ピーター・ブラウン」が登場すれば、映像にも彼が映し出される、といった作りになっている。

Something

yamada3desu
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@yamada3desu

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