ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-(ツバサ・クロニクル)のネタバレ解説・考察まとめ

『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』とは、CLAMPによる異世界冒険活劇漫画およびそれらを原作としたアニメ作品。考古学者の卵である小狼は、飛王・リードの陰謀により羽根となって様々な異世界へ飛び散ったサクラ姫の記憶を取り戻すべく、魔術師のファイ、忍者の黒鋼、記憶を失ったさくら、そして『xxxHOLiC』の主要人物でもある次元の魔女・侑子によって創られたモコナと共に次元を超えた旅を始める。一行を待ち受けていたのは、飛王の野望の為に用意された過酷な旅路であった。

『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』の概要

『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』とは、CLAMPによる異世界冒険活劇漫画およびそれを原作としたアニメ作品。講談社から発刊されている『週刊少年マガジン』で2003年から2009年までの間に連載された。本編では主人公である小狼とその仲間たちが玖楼国の姫であるサクラが失った記憶の羽根を取り戻す旅を経て、黒幕である飛王・リードを打ち破った後まで描かれる。また『週刊少年マガジン』の増刊誌である『マガジンSPECIAL』に、続編として『ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE-ニライカナイ編』が2014年から2016年の間に連載された。累計発行部数は2000万部を突破している。
また『ツバサ・クロニクル』としてテレビアニメ化しており、第一シリーズが2005年4月から10月まで、第二シリーズが2006年4月から11月まで放送された。
2005年8月には『劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』として映画化も果たしている。
その他の映像作品としてはオリジナルアニメーションDVDがあり、『ツバサ TOKYO REVELATIONS』と『ツバサ 春雷記』が単行本の初回限定版に付属する形で発売された。

本作ではスター・システムとハイパーリンクが採用されており、小狼たちが様々な次元にある世界を旅する過程でCLAMPの他作品のキャラクター達が多く登場する。ただ他作品のキャラクター達はあくまでパラレルワールドの住人として描かれている。ある世界で出会った人物が他の世界ではその世界の住人として生活をしていることも多々あるが彼らは根源となる魂は同じでありながら、別の人物として生活しているのである。彼らのように魂を同じくする者同士の関係を作中では「異世界の同一人物」、「同じだけれど違う人」と表現しており、物語を読み解いていく中で重要な考え方となっている。
また並行して『週刊ヤングマガジン』で連載されていた『xxxHOLiC』とは物語がリンクしており、片方の作品での出来事がもう片方の作品に影響を与えていたり、術具でそれぞれの登場人物が通信しているシーンなどがそれぞれの作品で度々描かれている。
尚、続編の『ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE-ニライカナイ編』は『xxxHOLiC』の続編である『XXXHOLiC・戻』と物語がリンクしている。

『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』のあらすじ・ストーリー

羽根となって飛び散るサクラの記憶

玖楼国の姫であるサクラと考古学者の卵である小狼は幼馴染であり、互いに想いを寄せている。

主人公の小狼は考古学者の卵として玖楼国の遺跡を調査している青年。考古学者であった父を調査中の事故で亡くして以来、一人で暮らしている。
彼は玖楼国の姫であるサクラと幼馴染であり、お互いに身分を越えて惹かれ合っい、忙しくも平和な毎日を過ごしていた。

ある日、調査から帰ってきた小狼の元にやってくるサクラ。彼女は小狼に好意を抱いており自分の気持ちを伝え告白をしようとするも、夕方に鳴る城の鐘の音に遮られ顔を赤らめながら帰っていく。小狼はサクラに想いを寄せられ、また自分も身分不相応に相手を好きになってしまっている状況に惑っていた。

サクラが城のバルコニーから遺跡を見ていると「シャーン」という澄んだ鈴のような音が聞こえてくる。彼女には夢で未来を予言する夢見の素質があり、夢を視るとき夢うつつな状態で浮かび上がるのであった。翌日起こる小狼と自分への危機を何となく察するも、具体的に何が起こるのか、どうしたらいいのかまではこの時の彼女には分からなった。

城に帰ったサクラはバルコニーから小狼が調査している遺跡を眺め、明日こそは小狼に告白しようと改めて決意していた。
すると突然「シャーン」という澄んだ音がサクラの耳に入ってくる。耳を澄ましているとその音は遺跡の方から聞こえてくるようであった。そしてサクラの意識は夢うつつの状態となり、身体がその場で宙に浮き始める。まるで遺跡が自分を呼んでいるみたいだと呟くと、見たことのない城や紋章、そしてどこかに閉じ込められている小狼のイメージが頭の中に流れ込んでくる。その小狼が必死にそこから出ようとしているのが視え思わずサクラが手を伸ばすと、ぷつりとイメージは途切れもうサクラの体は浮いておらず通常の意識に戻っていた。サクラには夢で未来を占う夢見の力が備わっていたため、彼女の心に不穏な気持ちが残る。

サクラと遺跡にいるとき突然現れる飛王。彼はサクラの記憶の羽根を狙っておりサクラもろとも自身の空間へ連れてこようとする。小狼はサクラを自分たちの空間にサクラを留めることに成功するが、サクラの羽根はその時に飛び散ってしまうのであった。

翌日、小狼が遺跡の奥深くを調査をしていると床に大きく刻まれた見たことのない紋章を発見する。この紋章が何なのか手がかりを探すために資料をめくっていると、サクラが小狼に会いにやってくる。どうしてこんな危ないところにいるのかと驚く小狼。サクラはこの国の王でありサクラの兄である桃也の視察についてきたのだという。
サクラは足元にある紋章に気がつき、「これ…」と呟くと、小狼はこの場所は地下の通路の行き止まりであり、これ以上はどんな機材を使っても進めないのだと説明する。サクラは説明を聞きながらもずっと紋章から見つめ「これ…昨日見た…」と話し、小狼を驚かせる。そしてサクラがしゃがみ込み紋章に触れると、突然紋章が光だし扉のように開き始める。そしてサクラはその中に取り込まれしまう。扉が開き切り、小狼が後を追って穴を降りるとサクラは昨晩と同じ夢うつつの状態で壁に描かれた先ほどと同じ紋章の前に浮かんでいた。サクラを助けようと壁を上り始める小狼であったが、突然彼女の背中に大きな翼が生える。

すると別の場所からこの様子を見ていた魔術師の飛王・リードが呪文を唱え、サクラをその翼ごと自分のいる空間へ連れてこようとする。何が起きているか分からないながらも異変を察知した小狼は連れて行かせないとサクラに飛びつく。何とかサクラを自分たちのいる空間に留めることができる小狼。しかしサクラに生えていた翼が突然細かく砕け飛び散って勢いよくどこかへ飛んで行ってしまう。身体がどんどん冷えていくサクラを抱きかかえ小狼は遺跡の外へ出る。
二人の様子を見ていた飛王は「すべてはこれからだ、すべてが終わった時この手に次空を超える力が手に入る」と不敵の笑みを浮かべる。

飛王により記憶の羽根を失ったサクラ。雪兎は小狼とサクラを次元の魔女の元に送り彼女を助ける術を請う様に小狼に伝える。

サクラを抱えて小狼が遺跡の外に出てくるとそこには玖楼国の人々と飛王の手下たちが戦った痕跡が残っていた。戸惑いを隠せない小狼の元に負傷した桃也が二人の元へ寄ってくるも傷から体内に入った毒のせいで意識を失ってしまう。すると神官であり桃也の幼馴染でもある雪兎が桃也もやってきて彼を支え、彼を死なせないと話す。そして雪兎は小狼とサクラに何があったのか確認するために小狼の額に手を当て小狼の記憶を読み取る。そして全てを察した様子で小狼に「姫の羽根は飛び散ったのですね」と声を掛ける。雪兎はその羽根がサクラの記憶(こころ)であったことを小狼に告げる。そしてその羽根を失ったサクラは生まれてから今までの全ての思い出が消えてしまっており、その散った記憶の羽根はすでにこの世界にはないのだと言葉を続ける。羽根を取り戻さなければサクラは死ぬだろうと話す雪兎に小狼は自分にできることはないかと詰め寄る。雪兎は一瞬意識を失っている桃也に目をやるも、彼が回復するのを待って相談をした上で事を起こすのでは遅すぎると判断した雪兎はこれから自分の魔力を使い小狼とサクラを別の世界に住む次元の魔女のもとに送ると話す。そして彼女に今までのことを伝え、姫を救う手立てを求めるようにと小狼に話す。
雪兎の力により小狼は昏睡状態に陥っているサクラを抱えたまま、玖楼国を去り、次元の魔女の元へと向かうのであった。

記憶の羽根を探す旅のはじまり

サクラを守るため雪兎の力で異世界である日本に移動した小狼。侑子に出会いサクラとの関係性を失うことを対価にサクラの羽根を取り戻すため次元を渡るため作られた術具を手に入れる。

サクラを救う手段を次元の魔女である侑子に求める小狼。そこへ小狼と同じく異世界から送られてきた忍者の黒鋼と魔術師のファイ・D・フローライトが現れる。彼らも訳あって次元を超えた旅をしなければならない者達であった。ただ次元を渡るためには大きな対価が必要であり、各自が一人で支払えるものではなかった。
そこで侑子は三人がそれぞれ大切なものを対価として差し出せば、異次元を渡る生物装置のモコナ=ソエル=モドキを一つ渡すと提案する。どうしても次元を渡らねばならない三人は協力せざるを得ず、小狼は「サクラとの関係性」、黒鋼は父の形見である破魔刀「銀竜」、ファイは自身の増大し続ける魔力を抑える「刺青」を差し出し、三人でモコナを共有することとなる。

小狼が「サクラとの関係性」を差し出しすということは、羽根を手に入れてサクラの記憶が少しずつ戻っていったとしても小狼と過ごした思い出は戻らないという事を意味していた。自身が辛い想いをすることが分かっていても、小狼はサクラを助ける為に苦渋の決断をする。飛王の野望を打ち砕く為、何よりそれぞれの願いを叶えるために、一行は終わりの見えない過酷な旅を始める。

見え隠れする小狼の冷酷な人格

レコルト国で番犬を倒した小狼。その場に居合わせた黒鋼は彼の様子がいつもの温厚な小狼とは真逆の冷酷な人格者になっていることに気がつき、お前は誰かと問う。

次元の旅を通じて羽根をいくつも取り戻すサクラ。彼女は羽根を取り戻すごとに意識が回復し、少しずつ記憶も戻り始めていた。しかし小狼と過ごした大切な思い出の記憶を取り戻しても、サクラの記憶からその場面に本来いたはずの小狼の姿は消えているのであった。その為、異性として互いに少し意識しつつも二人はあくまで旅の仲間という関係であり、幼馴染の時のような親密な距離感は取り戻せないままでいる。

異次元の旅でレコルト国に辿りつく一行。羽根のありかについて調査した結果、その国では中央図書館にある『記憶の本』という本に羽根の力が備わっていることが判明する。
早速『記憶の本』を手に入れるため図書館に向かう小狼たちであったが、図書館の受付でその本は国宝所に指定されているので貸出禁止で、更に強い魔力を持っていることから過去に盗み出そうとした人が何人もいたために閲覧すら禁じられていると告げられる。いつもは誠実で優しい小狼であったが、サクラを助けたい一心からやむを得ず図書館から本を盗み出すことを決意する。
四人は夜に忍び込むよりも開館時間内に通常の利用者として図書館に入ってその本の保管場所を探したほうがまだ安全だろうと判断し、館内で『記憶の本』のありかを探し始める。
高度な術で守られていた『記憶の本』であったが、いつも飄々としているファイの魔術への深い知識のおかげで小狼たちは羽根を盗むことに成功する。
そして生死を問わず盗人を捕らえるために用意された巨大な番犬や魔術による罠から逃げ、命からがら次の次元へ移動するのであった。

番犬と対峙した際、小狼は悪いのはあくまで本を盗もうとしている自分たちであるという考えが拭えず、番犬への攻撃をためらってしまう時があった。黒鋼はそんな手加減して倒せる相手ではないと声を荒げるが、その助言もむなしく番犬は鋭い爪が生えた前足で小狼を攻撃する。床に強く打ち付けられた小狼に急いで駆け寄る黒鋼。彼は這い上がった小狼の様子がおかしいことに気が付く。何故なら先ほどまで番犬を倒さなければいけないことに心を痛めていた小狼の表情はもう無く、冷たく好戦的な表情を浮かべていたためであった。
黒鋼が唖然としていると小狼は再度番犬の元へ向かっていき今度は全くためらう様子もなく冷酷に攻撃をし続け一瞬で番犬を倒してしまう。そんな小狼に黒鋼は「おまえ…誰だ?」と問いかける。しかし、図書館の緊急ブザーが突然鳴り響き小狼は通常の意識を取り戻すのであった。急いでその場を立ち去る必要があったためレコルト国での旅では小狼の異変の謎について理由が分からず仕舞いとなる。

二人の小狼

砂の国・東京には羽根の力で酸性雨から守られた都庁が建っている。

レコルト国を後にし、次の到着地となったのは荒廃した砂の国・東京であった。あたりには強い酸性雨で崩れた建物の残骸が広がっている。このまま外にいたらただでは済まないと、レコルト国で取り込んだ羽根の反動で眠っているサクラを抱えたまま一行は唯一酸性雨の被害を受けていない大きな建物へ向かう。その建物とは都庁であった。安全な場所に来れてよかったと胸を撫でおろすモコナにそうでもないと話す黒鋼。そこには何人もの人々が何者かに殺された形跡があった。怯えるモコナに懐に隠れていていいと諭す小狼であったが、モコナは羽根の気配を感じ取り探さなければいけないと申し出を断る。そして今いる建物の下から強い羽の力を感じると小狼に伝えるのであった。

水を争い対峙する都庁の人々(上段)とタワーの人々(下段)。

小狼がモコナを肩に乗せたまま一人で建物内の様子をうかがっていると、突然いくつもの矢が小狼を襲い一本だけ足に刺さってしまう。急いで矢が飛んできた方向に小狼が目をやるととそこには全身を長いローブとそのフードで覆い隠した人物が七人おり小狼を見下ろしている。彼らは小狼のことを侵入者であり泥棒だと内輪で話している。そしてそのうちの一人が彼らのリーダーに向かって「で、どうする?神威」と声を掛ける。するとそのリーダーはフードを取り、そのリーダーが冷たい表情を浮かべた青年であることが分かる。小狼は本能的にその神威と呼ばれる青年が強いことを察する。そんな小狼に向かって神威は「お前『エ』か」と声を掛ける。神威の言葉の意味が分からない小狼。しかし神威は小狼に質問する間も与えずに「殺す」とだけ言い、再度ボウガンを打つ。先ほどの負傷で上手く足を動かせない小狼であったが、駆け付けた黒鋼が放たれた矢に石を投げて撃ち落とす。互角の力で戦い始める神威と黒鋼であったが、神威をリーダーとする「都庁」と敵対している「タワー」の集団が現れたことにより戦いは中断される。

荒廃した東京では水が貴重な資源となっており、いくつもの派閥で各自が保有する水を取り合っていた。タワー側のリーダーである封真が都庁の地下にある水を狙って襲ってきたため応戦する神威。しかし封真の拠点であるタワーが別の派閥から攻撃を受けていると連絡が入り、封真は都庁の水を狙うのを中断し自身の拠点を守るために帰っていく。

タワーのメンバー達が去った後、小狼たちは偶然この場所にたどり着いた旅人であり、決して水を盗みに侵入したわけではないことを説明する。
もし本当に怪しいものであれば神威が容赦せずまた小狼たちを襲ってもおかしくないが、彼が完全に小狼たちに対する興味を失っている様子から特別害をなすものではないと判断した都庁のメンバーたちはもう立ち去ってよいと話す。ただ地下に羽根があることを知っている小狼たちは怪我を理由に少しの間都庁に留まる。

写身の小狼(左)の前に現れる本物の小狼(右)。

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