すき。だからすき(CLAMP)のネタバレ解説・考察まとめ

『すき。だからすき』とは、女子高生・旭ひなたと臨時教師・麻生史郎の恋愛を描いたCLAMPの漫画。とある事情から一人暮らしをしている主人子のひなたは、隣に引っ越してきて更に彼女の高校の臨時教師となった麻生に好意を抱き始める。純粋無垢なひなたは想いが募ってくいくにつれてはっきりと自分の気持ちを麻生に伝えていく。しかし麻生は過去のトラウマが理由でひなたとの関係に一線を引いているのであった。最終的にクールでそっけないがどこか優しい麻生の心を開くことに成功し、ひなたの恋が実るのかが見どころとなっている。

『すき。だからすき』の概要

『すき。だからすき』とは、女子高生・旭ひなたとひなたの学校の臨時職員である麻生史郎の恋愛を描いたCLAMPの漫画作品。
1999年から2000年にかけて、角川書店から発刊されていた『ミステリーDX』で連載。単行本は全3巻。
CLAMP作品のキャラクターデザインはもこなが担当していることが多い中、本作は猫井椿が担当している数少ない作品の一つである。

主人公の旭ひなたは、成績優秀でありながら天然ボケな一面を持つ明るく元気な女子高生である。彼女には仲のいい友人にしか知らせてないとある過去があり、親の元を離れ1人暮らしをしている。ある日、麻生と名乗る男が隣に引っ越してきて彼女は興味を持ち始めるが、彼がひなたのクラスを担当する臨時教師であることをきっかけに二人の接点は増えていく。その偶然と思われる出会いに舞い上がり、ひなたは少しずつ麻生に対して「好き」という気持ちを募らせていくのであった。しかし、少しずつ麻生がひなたの隣に引っ越してきて臨時教師をしていることが偶然でないことが明かされていく。最後にひなたと麻生の恋が成就するのかが見どころとなっている。

『すき。だからすき』のあらすじ・ストーリー

ひなたとお隣さん

雪の降る夜、ひなたは隣の家の様子を見に行こうとベランダから気を伝って降りてゆこうとして足を滑らせて落ちてしまう。そこを麻生に助けられ、二人は初対面を果たす。

女子高生の旭ひなたは大きな一軒家で一人暮らしをしている。
ある冬の真夜中、彼女がお気に入りのテディベアを抱えてベランダに出てみると雪が降っており、隣の空き家の屋根にはすでに雪が積もっているのを見つける。
自分の住む家より小さいが、あのような家に暮らせたらとひなたが考えていると、空き家の玄関先から光が漏れていることに気が付くのであった。
誰かが引っ越してきたのか見に行こうとベランダから庭の木をつたって降りていこうとすると、そのまま足を滑らせて落ちてしまう。
思わず目を閉じるひなたであったが、身体に痛みがないことを不思議に思い恐る恐る目を開けてみると、彼女は眼鏡を掛けた男性を下敷きにして着地していた。
少々驚きながらも、落ち着いた様子で男性から体の上からどくように言われ、ひなたはすぐにどいて謝罪とお礼の言葉を伝える。
此処に住むのかと座ったまま尋ねるひなたに男性は立ち上がりながら「一応」とそっけなく答える。
ひなたは雪の上に座ったまま、指で雪に自身の名前を書いて自己紹介をする。
するとその男性は自己紹介に対しては何も反応しないまま手を差し出し、「座ってるのが好きなのか?」と声を掛ける。
そういうわけではないとひなたが笑うと男性はそれなら立つようにと促す。
ひなたがその手を掴んでいいのかと尋ねると、一人で立つ方がいいのかと聞き返す男性。
隣人が引っ越してきてご機嫌な様子のひなたは「ううん、嬉しい」と言い男性の手を取り立ち上がり、その後も暖かいと手を握っている。
しかし男性はその手を離し、早く風呂に入って寝るようにと言い残して自宅に戻ってしまうのであった。
ひなたはそのまま立ち尽くし自身の手を握って「お隣さんか、あったかい、手握ってもらうのすき」と呟く。

臨時教師

隣人の男性が臨時教師であることを知るひなた。偶然が重なり麻生に対して好意を募らせ始めるのであった。

翌朝、ひなたは昨日の男性とのやりとりを思い出し幸せな気分に浸りながら登校する。
教室に着くと早速隣の席に座る幼馴染の篠原燈子(しのはらとうこ)に、隣に人が引っ越してきて成り行きで手を握ってもらって嬉しかったと報告する。
背景情報もなくただ手を握ってもらったことを話すひなたに、何が起きているのか全然分からないと困惑の表情を見せる燈子。
すると二人の友人である岸谷笑(きしたにえみ)がいつもの元気な様子で会話に割って入ってくる。
笑は自分たちのクラスの担任が産休を取ることになったため、代わりの先生がやってくるのだと伝えに来たのであった。
彼女たちが通う学校は女子高であったため、笑は代理の先生が若い男性教師であればいいと期待で胸を膨らませている。
そんな笑に対してひなたは「男の先生だと和むの?女の先生はだめなの?」と不思議そうに尋ねる。
笑が「男の方がいいじゃん」と答えても、ひなたはまだ理解できない様子なのであった。
ひなたはお子様だからと説得を諦める笑とその様子を微笑ましく見ている燈子。
ひなたの心をときめかせる男が現れればいいと大げさに叫ぶ燈子にひなたはぽつりと「いたよ」と答えるのであった。
その言葉に驚いた笑は勢いよく身を乗り出して、相手は誰かと尋ねると、ひなたは彼の名前は知らないが顔と住んでいる場所は知っていると答える。
どんな人物かさらに説明をしようしたところで教室に眼鏡を掛けた長身の男性が入ってくる。
ひなたは彼を見ながら「あんな人」と答えるのであった。そして実際にその男性はひなたが昨夜初対面を果たした隣人であったのだ。

生徒たちが席に着くと彼は麻生史郎(あそうしろう)と名乗り、もとの担任が産休の間だけひなたたちのクラスを受け持つことになった臨時教員で、担当科目は化学であると淡々と自己紹介をする。
ひなたは教壇に立つ麻生を嬉しそうに見つめながら、これはすごい偶然だと考えるのであった。
簡素な自己紹介を終えた麻生はそそくさと教室を出ていこうとする。
そこでクラスのムードメーカーでもある笑が麻生を引き留め、もっと先生のことを教えてほしいとリクエストし、年齢は32歳で未婚であることを聞きだす。
ただこの学校に来る前はどこにいたのかと聞かれると、麻生は「内緒、終わり」とだけ言い残して今度こそ教室から出ていくのであった。
するとひなたは急いで立ち上がり、麻生を追いかけはじめる。そして追いつくとひなたは麻生に自分の名前を覚えているかと尋ねるのであった。
彼はひなたの名前を言い当て、それを聞いて満面の笑みであたりだと答えるひなた。
しかし、麻生はすぐ立ち去ってしまうのであった。

ひなたのすきなこと

ひなたには前々から抱っこしてみたいと思っている黒猫がいた。ある日の放課後、その猫に出くわすもいつも通り抱っこに失敗してしまうひなたであったが、黒猫が逃げた先にいた麻生がいとも簡単にその黒猫を抱っこしているのを見て麻生を感心するのであった。

放課後、ひなたが傘もささず雪の中で歌いながら一人で帰っていると近所の黒猫に出くわす。
いつものごとく捕まえようと飛び込むひなたであったが、今回も逃げられてしまう。
「まただめかー」と黒猫の行く先を見ていると、黒猫はその先を歩いていた麻生にあっさりと抱っこされている。
ひなたは麻生のもとに駆け寄り、絶対に触らせてくれない猫なのに麻生はすごいと褒めたたえるのであった。
ずっと抱っこしてみたかったが、逃げられっぱなしだったことをひなたが話すと、麻生はひなたが抱っこできるようにと猫を投げるのであった。
麻生のそっけない優しさにひなたが喜びを感じていると、先に歩き始めていた麻生はひなたに「なにしてる、帰り道一緒だろ」と声を掛け、ひなたを自分の傘に入れて帰るのであった。
自宅の前まで来て中々傘からでようとしないひなた。早く家に入るようにと麻生は促し、彼の家へと歩き始めるとその背中に向かってひなたは「ね、お隣さん!」と声を掛ける。
困った表情を浮かべながら麻生は「先生」と呼ぶようにとつぶやくと、ひなたは「先生!また会えるよね!」と尋ねるのであった。
学校を休まなければと言葉を残し、帰路に着く麻生。ひなたは笑顔で絶対に行くと答えるのであった。

自宅に入ったひなたは黒猫にミルクを飲ませながら麻生のことを思い浮かべる。
黒猫を抱っこさせてくれたり、傘に入れてくれたり、一緒に帰ってくれたりと、麻生がしてくれた行動はすべてひなたの好きなことであった。
そうしていると自分の胸がまた「ぽややん」としてきて、ひなたは「なんかあったかくて、こういうのってすきだなぁ」と呟くのであった。
こうして麻生と過ごすうちに、ひなたは彼への好意を少しずつ募らせていくのであった。

度重なる偶然

放課後、ひなたは新作の絵本を買いに一人で先に帰り、教室には笑と燈子が残っていた。すると突然麻生が教室に入ってきてひなたの席に鞄がもうないことだけ確認し、すぐさま出ていく。その麻生の視線に気が付いた燈子はひなたに何か危機が迫っているのではないかと心配する。

季節は春になり、いつものようにご機嫌なひなた。
その日は授業で調理実習があり、燈子と笑に自身の作った八宝菜の味を褒められるとひなたはまた自分で作れる料理が増えたと喜びを見せるのであった。

放課後になり、笑が燈子とひなたにラーメンを食べに行こうと誘いかけると、ひなたはお気に入りの作家が出す絵本がちょうど発売される日なので本屋に寄ってかなければならないと誘いを断る。
ひなたは謝りながら元気な様子で帰っていくのであった。
教室に残された笑は燈子に、断られるのはいいがひなたはまた一人でご飯を食べるのだろうかと問い掛ける。
燈子はなるべく一緒にいてやりたいが、ひなたの父親がひなたが自分で一人暮らしをすると決めたのだからと言って甘やかさないのだと説明する。
父親は彼女らの通う高校の理事長であり会社の経営者でもある。
ひなたが一人暮らしをしているのは、彼女が彼女の父親の財産目当ての悪人に過去何度も誘拐をされており、周りの人を巻き込みたくないという気持が強くなったことがきっかけであった。
燈子から事情を聞いていた笑は、ひなたが母親を亡くしており保護者は父親しかいない状況なのに、ひなたの父親が娘に愛情を掛けている様子がないことを悲しむのであった。
すると教室に突然、麻生が入ってくる。
他の女子生徒にどうしたのかと絡まれている麻生であったが、ひなたの席に鞄がないことを確認して何も言わずにその場から立ち去るのであった。
そしてその視線に気づいた燈子はひなたにとって危険な人物なのではないかと疑い、険しい表情を浮かべている。

ひなたは放課後によった本屋で麻生と麻生の知人である奈宮が話しているのを目撃する。奈宮は麻生が教師をしているのを面白がっている様子である。

一方、本屋に着いたひなたは目当ての『白いくま、黒いくま』というくまが主人公の絵本を見つけて、麻生もこういう本が好きだったらいいなと思いを巡らせていた。
すると彼女がレジへ向かう途中で麻生の後ろ姿を見つける。
偶然会えたと喜んで声を掛けようとすると、麻生は誰かと話していることに気が付いた。
相手は麻生と同い年くらいの眼鏡を掛けた男性で、仕事とはいえ麻生が臨時教師をしていることを笑いながらからかっている様子であった。
麻生の相手は奈宮智明(なみやともあき)という名の男で、麻生は彼にとりあえず仕事中なのだから話しかけるなと制している。
奈宮が、でもこの本屋は自分の家の近くなのだから鉢合わせて無視するのは不自然だと話すと、偶然そうなってしまっただけだと返す麻生。
そんな麻生を奈宮は再び「偶然はこわいですねぇ、史郎が女子校の先生になれるんだから」と再びからかい始めると、麻生は「あのな仕事じゃなきゃ俺は」と反論しようとする。
すると突然ひなたが「俺は?」と二人の間に割って入るのであった。
麻生は驚きの表情を浮かべ、奈宮も気まずそうにただ自身の口元に手を添えているのであった。

本屋から一緒に帰る麻生とひなた。
ひなたから奈宮は友人かと聞かれ、ただの知り合いだと麻生は答える。
奈宮のことをかっこよくてきれいなひとだったと歩きながら思い返すひなたであったが、麻生は立ち止まり真面目な表情でどこから二人の会話を聞いていたのかと尋ねる。
ひなたは少し頭を傾げ「先生お仕事で来たんだよね」と答えると、麻生はどこか固い表情になる。
しかし彼女が「学校の先生って大変だもんね」と言葉を続けると、麻生の緊張感は解けて何も言わずに一人で歩き始めるのであった。
ひなたは麻生を追いかけながら、「でもほんとにぐうぜんってすごいね、先生がぐうぜん先生になって、ぐうぜんあたしのお隣に越してきて、ぐうぜんあたしの担任の先生になるんだもん、すごいよ」と話す。
麻生ただ「偶然…ね」とだけ呟いている。
ひなたはこの偶然のおかげで麻生に出逢えたのだと気が付き、「ぐうぜんってだいすき」と無邪気にはしゃぐのであった。

奈宮の仕事

放課後に偶然奈宮がカフェに一人でいるところを見つけるひなた。遠慮なく奈宮の向かい側の席に座り、奈宮を困惑させるのであった。

ある日の放課後、ひなたは夕飯の材料を買いに行くために商店街を歩いていると、奈宮がカフェの窓辺の席に一人でいる事に気が付く。
パソコンに夢中になっている奈宮の注意を引くためにひなたはそのカフェの窓に張り付き、彼を驚かせるのであった。
そしてそのまま店内に入り、勝手に奈宮の向かいの席に座ってにこにこしているひなたに苦笑いをする奈宮。
ひなたはパソコンでの作業を邪魔してしまって申し訳ないと謝ると、奈宮はそれは構わないが麻生に二人でいることがばれるとまずいと一人ぼそぼそと呟くのであった。
二人はパソコンに自身の名前を打ち込み改めて自己紹介をする。
その時、ひなたはもともと奈宮がパソコンで作っていた資料を目にして、彼が小説家であることを知る。
そのまま話し込んでしまう二人であったが、ひなたは夕飯の買い出し途中であったことを思い出し、話を中断して帰っていくのであった。
後にひなたは実は彼はひなたが好きな『くま』という絵本シリーズの作者であることを知ることになる。

ひなたが店をでた後、スーツを着た男が奈宮の側に現れる。
奈宮に祈津(きづ)と呼ばれるその男はそのまま向かいの席に腰を掛け、いつからいたのかと質問する奈宮にひなたがこの席に来た時から側にいたと答える。
奈宮は先ほどここにいたひなたが麻生の仕事相手だと伝え、噂通りとてもいい子だと話す。
そして意味ありげな表情を浮かべ、「あの子が史郎を変えてくれるといいんだけど」と言葉を続けるのであった。

遠足

遠足の昼休憩中、燈子は偶然麻生が誰かとひなたについて話していることを聞いてしまう。燈子の中で麻生が危険な人物なのではないかという疑いが強まる。

学校行事の遠足で博物館に行くことになった日の朝、ひなたは麻生に自分のお弁当を食べてもらいたいと意気込み、弁当を二人分用意している。
ただ夢中になりすぎてしまい家を出なければいけない時間を過ぎたために、慌てて出かけていくことになってしまう。
すると家の前で麻生が待ってくれており、ひなたは麻生の優しさを感じながら急いで博物館に向かうのであった。

二人一緒に遅れてくる様子を見た燈子は他のクラスメイトからひなたが麻生と特別な関係なのではないかと疑われてしまう心配をし、ひなたをわざと子ども扱いして遅刻したことを軽く叱りみんなに謝らせて、笑いを集めてフォローする。
クラスメイト達がひなたと麻生の関係について疑念を抱くことなく遠足は始まるが、燈子はすでに疲れた様子であった。
燈子の心労の訳が分からないひなたは、自分は麻生と一緒にいれて嬉しいのだと話すのであった。

一人で展示物を鑑賞していたひなたは麻生の姿を見つけ、弁当を作って来たので後で一緒に食べようと誘う。
しかし麻生は課外授業中に教師が生徒と二人で手作り弁当を食べるのは体裁的にまずいだろうと断るのであった。
その意味が出来ない様子のひなたに麻生はため息をつき、もっと周りを疑う気持ちを持たないと痛い目に遭うと忠告するが、ひなたは自分の周りに自分を傷つける悪い人なんていないと笑顔で否定するのであった。その力強さにあっけにとられる麻生。
ただ他の生徒たちが現れ麻生は強引に昼食へ連れて行かれてしまい、結局はひなたはその場で一人ぼっちになってしまう。
ひなたは悲しそうな表情を浮かべながらも諦めて、燈子と笑と博物館の庭で昼食をとるのであった。

昼食を終え、燈子が飲み物を買いに一人で歩いていると、彼女は麻生が木陰で誰かと話しているのを見かける。
麻生がひなたに対して何か悪い事を企んでいるのではないかと疑っている燈子は身を隠し、会話に耳を澄ませる。
すると麻生は誰かに向かって「旭ひなたは人を疑うことを知りませんから」と話しているのが聞こえてきて思わず目を見開くのであった。
燈子はこのことをきっかけに更に麻生への疑いを深めていくのであった。

遠足の後、麻生が部屋に入っていくところが描かれる。そこにはモニターがたくさん置いてあり、そのうちの一つにはひなたが居間にいるところがリアルタイムに映し出されていた。

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