歴代ゴジラの作品像、描かれ方、設定、特徴、見た目・ビジュアルまとめ

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東宝が誇る世界の怪獣王、ゴジラが初めてスクリーンに姿を現したのは1954年。そこから現在に至るまでゴジラは姿形設定を変え、見るものを魅了してきた。1954年から2018年までスクリーンに登場してきた歴代のゴジラの劇中での作品像、活躍、描かれ方、設定、特徴、見た目・ビジュアルに焦点を充ててまとめていく。

『三大怪獣 地球最大の決戦』1964年

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ゴジラとラドン、キングギドラ、モスラ

ゴジラは、翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣ラドンと戦うが、モスラの介入で引き分けとなる。それは5000年前に金星を滅ぼした宇宙最強の怪獣キングギドラが出現したことで、ゴジラ、ラドンと手を合わせてキングギドラを迎え撃つためだったが最初はラドンとともに当初は拒否する。しかし、モスラの危機を見かねて心を動かし、ラドンやモスラと協力してキングギドラを宇宙へ撃退するのだった。

『怪獣大戦争』1965年

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木星の13番目の新衛星Xにはキングギドラにより地下生活を余儀なくされていたX星人がいた。そのX星人にキングギドラの対抗手段としてラドンとともに宇宙へ連れて行かれ、X星でキングギドラと戦わされる。その後、X星人に操られて地球へ返されキングギドラやラドンとともに地球で暴れるが、その洗脳が解けたあと、ラドンとともに体当たりを仕掛けキングギドラを敗走させ宇宙へ撃退することに成功する。最後はラドンとともに海へ沈み、消息不明となる。

『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』1966年

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レッチ島で眠っていたが巨大なエビの怪獣「エビラ」によって苦しんでいた人間から、落雷を受けて覚醒する。エビラとの初戦では、熱線を硬い体に跳ね返され、水中に引きずり込まれるも激闘のすえにエビラを撃退する。その後、急襲してきた大コンドルを倒して最後にエビラと再戦し、はさみをもぎ取ることで勝利する。さらにモスラにも戦いを挑むもチョップで追い払われる。その後は海中へ脱出し、いずこかへ去っていった。

『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』1967年

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ゴジラの子どもミニラが初登場する。ゾルゲル島に向かうゴジラを観測機が発見する。ゾルゲル島では気象実験が行われた結果、カマキリが巨大な怪獣「カマキラス」へ変貌、卵から孵ったミニラを襲う。ミニラが出した助けを呼ぶ電波を受信し、ゾルゲル島に向かっていたゴジラは、ミニラに咆哮や熱線の吐き方などを教育する。カマキラスやクモンガ(もともとゾルゲル島に生息していた巨大なクモ)と戦い、クモンガには右目を潰されるが、親子2体での放射熱線で勝利し、同時に右目は回復する。ラストでは、降雪によりミニラとともに冬眠をすることになる。

『怪獣総進撃』1968年

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20世紀末、世界中の脅威だった怪獣を怪獣ランドと呼ばれる孤島集め平和裏に管理・研究されていたなかにゴジラも住んでいた。平和に暮らしていたが、キラアク星人に操られてニューヨークや東京を襲撃することになってしまう。人間によりコントロールから解放されると、富士のすそ野でマンダ、バラン、バラゴンを除く全怪獣と協力し、キングギドラを倒す。さらにキラアク星人の基地を破壊したあと、怪獣全員で怪獣ランドへ帰還することとなる。

『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』1969年

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ゴジラ映画で唯一、怪獣の存在しない現実世界が舞台の映画。登場人物の一郎少年の夢のなかの存在として登場。ガバラにいじめられるミニラにスパルタ教育を施す姿が見られる。ミニラの頭脳に敗れたガバラの不意打ちを受けるも、背負い投げで返り討ちにする。前述したように夢のなかということもあり、スパルタ教育の際には擬人的な描写となっている。
当時社会的な話題を呼んでいた「公害問題」や「鍵っ子」「児童誘拐」をテーマに据えている特殊な作品である。

『ゴジラ対ヘドラ』1971年

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時代背景として、大きな社会問題であった公害問題を前面に打ち出し、特に当時話題だった「四日市コンビナートの工場煤煙」、「田子の浦港ヘドロ公害」を題材にした作品である。
「汚れた海から生まれた怪獣」ということでヘドラと命名された謎の生物が工場の排煙を求めて日本に上陸する。ゴジラも出現し戦うが、闘うたびに強大になっていくヘドラの攻撃に苦戦する。その過程で左目を潰され、右腕も骨が露出するほど溶かされるが、最終的にはヘドラの弱点を見つけた人間たちと協力して倒すことができた。
『怪獣大戦争』以降は人間たちの味方のようで敵意を向けることはほぼなくなっていたが、この作品ではヘドラを倒したあとに公害の原因となった人間たちを睨んで威圧するという描写がある。
この作品のみ、放射熱戦を用いて後ろ向きに空を飛ぶというシーンがある。

『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』1972年

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怪獣島に住んでいたゴジラはアンギラスを相棒として、地球征服を狙うM宇宙ハンター星雲人により地球に呼び寄せられた宇宙超怪獣キングギドラやサイボーグ怪獣ガイガンと戦う。接近戦で強力な武器を用いるガイガンとM宇宙ハンター星雲人が作った侵略基地であるゴジラ塔の放つ光線に苦戦するが、地球人の活躍でゴジラ塔は破壊され、コントロールを失ったことで、誤って互いを攻撃したキングギドラとガイガンが喧嘩を始めた隙を突き、アンギラスとの連携で逆転勝利を果たし、宇宙へ撃退する。

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