歴代ゴジラの作品像、描かれ方、設定、特徴、見た目・ビジュアルまとめ

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東宝が誇る世界の怪獣王、ゴジラが初めてスクリーンに姿を現したのは1954年。そこから現在に至るまでゴジラは姿形設定を変え、見るものを魅了してきた。1954年から2018年までスクリーンに登場してきた歴代のゴジラの劇中での作品像、活躍、描かれ方、設定、特徴、見た目・ビジュアルに焦点を充ててまとめていく。

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・身長:80メートル
・体重:5万トン
耳と犬歯が復活し、足の指の本数も3本から4本へと戻った。
武器:放射熱線、体内放射など

4代目ゴジラ(VSシリーズゴジラ:過去改変後)

概要

23世紀の未来人がゴジラを歴史から抹消するために、ゴジラザウルスをゴジラとなる前にタイムスリップをしてベーリング海に転送したため、歴史から姿を消したかに思われた。しかし、ベーリング海に転送されたゴジラザウルスもまた、不法投棄された核燃料の影響でゴジラとなっていた。その姿は身長100メートル、全長220メートル、体重6万トンと過去最大に巨大な姿となる。

各作品での活躍

『ゴジラvsキングギドラ』1991年

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民間企業の原潜を沈めたのち、北海道に上陸し、未来人の操るキングギドラと戦う。最初こそ苦戦するが、キングギドラが未来人のコントロールから脱した隙に反撃し、首をちぎって撃破する。ゴジラはその後各地で暴れまわり、とうとう日本を滅ぼす。しかし日本人を哀れに思った未来人のひとりが、23世紀のテクノロジーでキングギドラをメカキングギドラに改造し、20世紀の現在に送り返す。ゴジラは新宿副都心でメカキングギドラと激突し、死闘のすえに捕獲され、海底に沈められる。これにより、ゴジラが日本を滅ぼす未来はいったん保留されることになる。

『ゴジラvsモスラ』1992年

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2016年公開の『シン・ゴジラ』(観客動員数550万人)が更新するまで平成制作のゴジラ作品で最大のヒットを記録した。
太平洋小笠原沖に巨大隕石が落下した影響で、メカキングギドラとの戦いで海底で眠りについていたゴジラが目覚めた。インファント島で発見されたモスラの卵が日本に運ばれるところをゴジラが急襲する。直後に出現したバトラ(モスラの亜種であり、地球生命が環境汚染などに対し造り出した怪獣)との戦闘中に海底火山の爆発に飲み込まれる。その後マントルを通り、富士山の火口から現れ、横浜で成虫モスラ、バトラと対決。鱗粉で攻撃不能状態にされ、2匹によって海へと連れて行かれる。そのまま海中に封印されるはずだったが、最後に突如復活してバトラの喉笛に噛み付き、死亡させる。しかしバトラの拘束を振り切ることはできずに、果てたバトラとともに海へ落とされ、モスラに封印される。

『ゴジラvsメカゴジラ』1993年

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前作でモスラに封印されたはずだったが、海域に投棄されていた使用済み核燃料を吸収しパワーアップしたことで封印を突破、復活を果たす。ベビーゴジラの卵に引かれ、アドノア島に上陸。ラドンと戦いこれを倒すが、卵は人類に持っていかれてしまう。その後、孵化したベビーゴジラを追って日本へ上陸、四日市から鈴鹿山脈付近で、メカゴジラ(前々作『ゴジラvsキングギドラ』で海中に沈んだメカキングギドラを引き揚げ、23世紀の技術を解析して作られた対ゴジラ兵器)と初対決し、戦闘不能に追い込む。その後、幕張でのスーパーメカゴジラとの戦闘で第二の脳を破壊され、瀕死状態にまで追い込まれるが、メカゴジラに敗れ風化したファイヤーラドンの放射能エネルギーを吸収して復活、体内放射をしながら放つ赤い熱線でメカゴジラを倒し、ベビーゴジラを連れ帰る。

『ゴジラvsスペースゴジラ』1994年

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バース島でリトルゴジラとともに暮らしていたが、スペースゴジラ(宇宙へ飛散したビオランテの細胞か、宇宙へ飛び立ったモスラに付着していたゴジラの肉片かは定かではないが、いずれかに含まれていたG細胞がブラックホールに飲み込まれて結晶生物と恒星の爆発エネルギーを吸収、ホワイトホールから放出された結果、異常進化して誕生したとされるゴジラに酷似した外見をもつ宇宙から飛来した怪獣)の襲撃を受け、リトルゴジラを結晶体に閉じ込めらてしまう。結晶体を展開してバトルフィールドとなった福岡に乗り込み、MOGERA(対ゴジラ兵器)とともにスペースゴジラと戦う。苦戦するも、MOGERAの援護をうけながら撃退。最後はスペースゴジラとゴジラ自身のエネルギーを結びつけた赤い熱線(融合反応熱線)を放ち、MOGERAもろともスペースゴジラを燃やし尽くす。その後リトルゴジラが待つバース島に帰る。
なお、バース島の戦いではスペースゴジラに攻撃されるリトルゴジラを見て憤慨したり、リトルゴジラを身を呈してかばうなど他の平成作品では見られない母性を感じさせる描写がある。

『ゴジラvsデストロイア』1995年

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ゴジラの死を描いた、平成vsシリーズ最後の作品。
バース島地下の天然ウランが熱水噴射で急激な核分裂反応を起こしたことにより島そのものが消滅。その影響でゴジラは帰巣本能に異常をきたしたうえ、体内炉心の核エネルギーが暴走、核爆発寸前の状態となってしまう。その後、その暴走状態のまま香港を襲撃、本来青色だった熱線は赤色となり、その体は超高熱で赤く発光、体内の水分が蒸発し蒸気が噴き出すという異様な姿になる。スーパーXIII(人類の作った対ゴジラ兵器)の活躍で体内の核分裂が制御され、核爆発は回避されるが、今度は心臓部温度の異常上昇によりメルトダウンの危機が迫る。羽田空港に上陸し、成長したリトルゴジラ=ゴジラジュニアと再会。しかし、直後にデストロイア(海底に眠っていた古生代の微小生命体が無酸素環境下で復活し、異常進化を遂げた生物)によってジュニアを殺害されたことで怒りが爆発、暴走状態のままでデストロイアに襲い掛かる。不安定ながらもその圧倒的なパワーでデストロイアを追い詰めていくが、とうとうメルトダウンを起こしてしまう。最期は自衛隊による冷凍攻撃を受けながら、東京を中心に異常な量の放射能を撒き散らしつつ融解していった。しかしその後、その放出されたエネルギーを吸収したジュニアが、完全な成体ゴジラになって復活する描写が最後に映し出される。

特徴

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ゴジラvsデストロイアのゴジラ

身長:100メートル
全長:220メートル
体重:6万トン
武器:放射熱線、体内放射
腰のあたりには「第二の脳」ともいうべき、運動を司る神経節がある。

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