ひぐらしのなく頃に卒(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ひぐらしのなく頃に卒』とは、竜騎士07原作のアニメ作品で、2020年放送の『ひぐらしのなく頃に業』の続編。同シリーズは2006年から断続的にアニメ化されてきた人気作である。
繰り返される昭和58年6月の中、日本の田舎町・雛見沢村で次々に起きる怪事件。その全ては、村を出て行こうとする古手梨花を引き留めるために、北条沙都子が裏で糸を引いたものだった。果たして沙都子は事件の裏でどのように暗躍していたのか、無数の惨劇を重ねた彼女たちの行く先に何が待ち受けるのか。物語は真の結末に向けて動き出していく。

『ひぐらしのなく頃に卒』の概要

『ひぐらしのなく頃に卒』とは、竜騎士07原作のアニメ作品で、2020年放送の『ひぐらしのなく頃に業』の続編。前作と合わせて“卒業”を意味するダブルミーニングになっている。
同シリーズは2002年に発表された竜騎士07制作のノベルゲームを最初として、2006年から断続的にアニメ化されてきた人気作である。前作は7年ぶりの新規アニメとなったが、声優はそれまでの作品の担当者がそれぞれ引き継ぎ、長年シリーズを追い続けたファンを喜ばせた。前作『ひぐらしのなく頃に業』では実際の事件の顛末が描かれ、本作はその真相が犯人側の視点で描かれる解答編となっている。

繰り返される昭和58年6月の中、日本の田舎町・雛見沢村で次々に起きる怪事件。最近ここに越してきた前原圭一(まえばら けいいち)は、友人である竜宮レナ(りゅうぐう れな)や園崎魅音(そのざき みおん)らと共に、ある時は被害者、ある時は加害者としてそこに関わっていくこととなる。
その全ては、村を出て行こうとする古手梨花(ふるで りか)を引き留めるために、北条沙都子(ほうじょう さとこ)が裏で糸を引いたものだった。かつて雛見沢村は破滅の運命に囚われており、梨花は神の力を借りて百年分もの時を繰り返しながら圭一たちを密かに導き、誰にも悟られることなくこれを打ち破った。その百年分の時間の中、無数の惨劇を経験した梨花は「外の世界」に強く憧れるようになり、村を出て全寮制の高校へと進学する。

この際、一人で生活することに不安を覚えた梨花は、幼馴染の沙都子を一緒に誘う。梨花の“自分が支える”との言葉を信じて同じ高校に進んだ沙都子だったが、次第に勉強についていけなくなり、落第生として朝から晩まで勉強を強要される日々を送る。様々な行き違いから梨花はこれを助けてやれず、沙都子は「梨花に裏切られた」と彼女を激しく憎むようになる。
エウアという超常の存在に出会い、「特定の時間を自由に遡る力」を与えられた沙都子は、梨花と永遠に雛見沢村で暮らすことを目論んで過去へと移動。梨花の心を完膚なきまでに砕き、雛見沢村に依存するよう様々な事件を起こしていく。

果たして沙都子は今までの事件の裏でどのように暗躍していたのか、おびただしい惨劇を重ねた彼女たちの行き着く先に何が待ち受けるのか。物語は真の結末に向けて動き出していく。

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『ひぐらしのなく頃に卒』のあらすじ・ストーリー

第1話「鬼明し編 其の壱」

疑心と狂気の虜となる雛見沢症候群。それを誘発する薬品を、沙都子は密かにレナに打ち込む。

昭和58年6月。前原家の人々が雛見沢村に越してきてからいくらかの時間が経過し、その長男である前原圭一も、雛見沢分校で竜宮レナ、園崎魅音、北条沙都子、古手梨花といった新たな友人たちと平穏な時を過ごしていた。
ある時圭一は、レナに頼まれて彼女の趣味だという粗大ごみ置き場漁りを手伝うこととなる。その独特の感性でお宝(ケンタくん人形)を発見したレナは、日を改めてこれを回収する約束を圭一と交わして家路に就く。しかしその自宅で、レナは母と別れてからすっかり無気力になって働くこともできなくなった父・保典が、どこかに出掛けるところと鉢合わせる。保典が女と会っていることを察したレナは、徐々に父への不信感を強くしていく。

この頃、すでに沙都子は謎の超常存在エウアから「過去に遡る力」を授かっており、これを利用して梨花の心を完膚無きまで折ろうと考えていた。かつて同様の力で、百年分もの時間逆行を繰り返すことで、雛見沢村を破滅の運命から解放した梨花は、自分を呪縛していた雛見沢村から出ていくことを夢見るようになっていた。そのため村の外にある全寮制の高校に進むも、一人で行くことの心細さから「一緒に進学しよう」と沙都子に声をかけていた。
沙都子はこれを受け入れるも、次第に学校の勉強についていけなくなり、落ちこぼれてしまう。様々な行き違いの結果ではあるが、梨花がこれを助けなかったことから、沙都子は彼女を激しく憎むようになっていった。ここで偶然から沙都子はエウアと遭遇、彼女から戯れに特定の範囲に限って「過去に遡る力」を授かる。梨花を憎む一方で、雛見沢村で共に過ごした楽しい日々を忘れられない沙都子は、高校進学前の昭和58年6月に戻り、梨花が「村を出ていく」という意志を二度と持てないよう、雛見沢への依存心を植え付けようと考えていた。

猜疑心の肥大化、幻覚や幻聴、強烈な攻撃性の発露といった症状を起こす、雛見沢村特有の病気「雛見沢症候群」。世間には知られていないこの病気を強制的に発症させる薬品、「H173」を密かに盗み出していた沙都子は、保健室で休んでいたレナに密かにこれを打ち込む。これによって雛見沢症候群特有の症状を発症したレナは、「父が付き合っている女は、かつて自分たち一家を壊して出て行った母と同じように、竜宮家を脅かす敵なのではないか」との強烈な思い込みに支配されていく。
その真偽を確かめようと、レナは保典が落としたメンバーズカードに名前が書かれていたバーに向かう。果たしてそこには、保典が熱を上げているリナという女性が働いており、彼女が父に大金を貢がせていることをレナは突き止める。

いよいよ「あの女は敵だ」との確信を抱き、引き上げるレナ。保典はリナに貢ぐために妻から受け取った慰謝料に手を付けており、このままでは竜宮家は破滅するとの想いはより強固になっていく。
しかし実のところ、リナはこれ以上保典から貢がせることに否定的な想いを抱いていた。彼女自身父子家庭の出身であり、保典にも娘がいることを知って、同じ境遇である彼女に同情してしまったのである。沙都子に踊らされ、リナが改心しつつあることを知らないまま、レナは暴走していく。

第2話「鬼明し編 其の弐」

「家族を守るためにはあの女を殺すしかない」との想いに取り憑かれ、レナは凶行に手を染める。

「自分が竜宮家を守るしかない、そのためには竜宮家の敵であるリナを殺すしかない」。沙都子に打ち込まれた「H173」によって雛見沢症候群を発症したレナは、この思い込みを絶対的な真実だと認識したまま、リナの殺害計画を練っていく。殺害した後にリナの死体を処理するためにノコギリやビニールシートを買い込み、これを粗大ごみ置き場に隠す。あとはいつ実行するかというところで、運がいいのか悪いのか、リナが単身竜宮家を訪ねてくる。
リナは自分と同じ父子家庭の娘という境遇のレナに興味を抱き、彼女の口から「もうリナに入れ込むのはやめてほしい」と保典に頼んでもらおうとやってきたのだった。その保典も出掛けていたことから、レナはこれをまたとないチャンスと捉え、リナを粗大ごみ置き場に誘い出して殺害。時間をかけて死体を解体し、これを粗大ごみ置き場の一角に隠す。その一部始終を密かに眺めていた沙都子は、「梨花が翻意してさえくれればみんな幸せにする」と身勝手なことを口にして、その場を去っていく。

首尾よくリナを殺害したレナだったが、「いつかリナの死体が見つけられてしまうのではないか」との想いに囚われ、学校帰りにこれを確認する。しかしレナの様子がおかしかったことに気付いた圭一がこれを追いかけ、粗大ごみ置き場で話しかけてくる。圭一は単に彼女を心配しただけだったが、レナは「死体を見られた」と勘違いし、雛見沢症候群特有の強烈な思い込みから圭一をも“始末しなければならない自分たち家族の敵”だと認識する。
以前約束していたお宝(ケンタくん人形)回収用にと偽って自宅から鉈を持ち出し、圭一を背後から襲おうとするも、不意に飛び立った鳥に驚いて失敗。その場は誤魔化しつつ、お宝回収はまた今度にしようと約束して、二人は別れる。

自分たち竜宮家の幸せのために、なんとしても圭一を始末しなければ。殺意と狂気を内に秘めたまま帰路を行くレナに、不意に一台の車が近づく。車は興宮警察署の刑事・大石蔵人(おおいし くらうど)のもので、先日から行方の分からなくなったリナの行方についてレナに聞き込みをしようとやってきたのだった。
リナは同僚に「保典の娘に会ってくる」と話をしていたらしく、レナは彼女に会ったことは認めつつ、その後の行方については知らないと説明。虚実を巧妙に交えた証言と、“見知った相手が行方不明だと聞いて戸惑う少女”そのままの態度に、大石もそれ以上の追及はせずにレナを解放する。しかし「すでに警察が動いている」という事実は、レナをさらに追い詰めていくこととなるのだった。

第3話「鬼明し編 其の参」

惨劇の裏で暗躍し、思惑通りに事が進むことに邪悪な笑みを浮かべる沙都子。

「万が一にもリナの死体を見つけられるわけにはいかない」と考えたレナは、夜な夜なその隠し場所を移していくようになる。これでもう大丈夫、ここなら絶対に見つかるはずがない、何度そんな確信を抱いても「圭一は粗大ゴミ置き場でリナの死体を見たのではないか、いずれそれを探そうとするのではないか」との疑問と焦燥が解消できない。それは沙都子に打ち込まれた「H173」によって発症した雛見沢症候群の典型的な症例だったが、当のレナ本人がそれに気づくことはなかった。
圭一は圭一で、かつて雛見沢村で巻き起こったダム闘争と、その中で起きたというバラバラ殺人について不安と疑念を持て余していた。リナの殺害を隠そうとするレナの行動は、圭一の目には“ダム闘争の時の事件のことを隠そうとしている”ように映ったのである。この件に関して圭一自身が村全体に不信感を抱いていたこともあり、彼の何気ない言動の一つ一つが、レナを追い詰めていく。

刑事の大石が圭一に接触を繰り返したことも、レナに悪い影響を与えた。大石はダム闘争の際のバラバラ事件のことを今も調べていたのだが、「雛見沢村の住人は何か隠しているが、その結束は固く情報は引き出せそうにない」と諦めかけていた。村では新参者ながら学校では目立つ生徒である圭一が、村人たちの口を割らせる突破口になることを期待した大石は、彼にバラバラ殺人の情報を与えて泳がせるという手法を取っていた。彼への接触はそのためのものだったが、レナには「大石が圭一と繰り返し会っているのはそれだけの価値がある情報を圭一が持っているからで、ということはやはり圭一はリナの死体を見たに違いない」という確信を抱かせるものとなった。
レナが追い詰められていく様を、沙都子は無邪気な年下の少女を演じながら観察し、自分の思惑通りに事が運んでいることに邪悪な笑みを浮かべる。

レナが圭一への殺意を高めていく一方、その不審な行動から圭一もレナを警戒するようになっていく。自分が新たな惨劇のループに囚われたことを知った梨花は、レナが雛見沢症候群を発症していることは知らないまま、「圭一がレナを信じることができればうまくいくはずだ」と考え、彼にそうアドバイスする。梨花に諭され、自分が勝手な思い込みからレナを疑っていたことに気付いた圭一は、改めて彼女を受け入れることを決意。その様を見届けた梨花は、これで二人は大丈夫だと安堵する。
しかし、まさにこのタイミングで、レナは圭一の殺害の準備を整えていた。凶器を持って襲い掛かるレナ、死に物狂いで反撃する圭一。結果レナは死亡し、圭一も生きるか死ぬかの重体となって病院に担ぎ込まれる。

翌日学校でそれを知った梨花は、思わず「嘘だ」と呻く。かつて彼女が惨劇を完全に回避したループから得た知識では、圭一さえレナを信じてくれれば問題無く事は収まるはずだったのだ。
圭一とレナ無しに、この後で起きるだろう雛見沢大災害を防ぐことはできない。この時間軸における自分の死も、雛見沢村の滅亡も確定した。梨花は時間をループして全てをやり直すため、包丁で自分自身を滅多刺しにして自害する。“自分自身の死”が、時間を遡る力の発動条件なのである。

しばらくしてその場に現れた沙都子は、梨花の心臓が完全に停止していることを確認して、時間を遡った彼女を追うために自身も自害する。梨花がどれほど時間を遡ってやり直そうとも、沙都子の望む「雛見沢村で永遠に二人で一緒に暮らす」という選択を選ばない限り、何度でも何度でも惨劇を起こす。それこそが巫女でありながら雛見沢村から出ていこうとする梨花への、祭神であるオヤシロ様の“祟り”だと傲然と語りながら沙都子は息絶え、時間を遡っていくのだった。

第4話「綿明し編 其の壱」

沙都子が本物の拳銃を手に入れたとも知らず、モデルガンで銃の撃ち方をレクチャーする魅音。

死した後、過去へと続く無数のカケラが舞う、どことも知れぬ「カケラの世界」で雛見沢村の神・羽入と再会する梨花。羽入こそは梨花の遠い先祖にして、彼女に時間を遡る力を授けた張本人だった。時を経て力を失い、もはや梨花を積極的に助けることもできない羽入に案じられながらも、梨花はどこか弱い口調ながらも「今回は失敗したが、私は絶対に諦めない」と言い切る。
そんな梨花を、また別のカケラの世界から、沙都子が一方的に監視していた。彼女に時間を遡る力を授けた謎の存在エウアは、今の羽入とは比べ物にならない強大な神霊で、沙都子は「死の直前の記憶が曖昧になる梨花とは異なり、死の瞬間までの記憶を完全に持ち越せる」、「梨花の後で死ぬことで、彼女が次にどの時間軸に移動しようと同じ場所に向かうことができる」という、情報戦において常に梨花に先手を取れる状態にあった。梨花の心がまだまだ折れてはいないことを知り、沙都子は「絶対に逃がさない」と禍々しい笑みを浮かべる。

再び昭和58年6月。何も無い風を装う梨花を見張る沙都子は、新たな懸案を抱えていた。過去へと遡る力は、自らの死をトリガーとして発動するのだが、情報戦で梨花を上回るために「死の瞬間までの記憶を完全に持ち越す」ことを選択した結果、その都度文字通りに死ぬほど苦しい想いをするのである。なんとかもっと楽に死ぬ方法はないかと考えた沙都子は、一計を案じて叔父の北条鉄平に会いに行く。
鉄平は粗暴な男で、過去には沙都子を虐待し、梨花が以前に辿った世界の中でいくつかの事件の犯人となり、悲惨な形で命を落としてきた人物だった。しかし梨花の心を挫くために沙都子が時間を遡っては繰り返していく中、その“様々な形で命を落とす自分”の記憶が朧気ながらもフィードバックされ、「このままでは自分は死んでしまう、どうしてこんな人生を送ってきたのか」と後悔するようになっていた。今さらながらやり直したいと考えた彼は、今まで家政婦兼サンドバッグとして扱っていた沙都子にそれを打ち明け、彼女に不器用ながらも優しく接し始める。沙都子自身、鉄平のこの変化には戸惑いを隠せないでいたが、これをうまく利用しようとしたのである。

「夢で見た」と言い訳した大穴馬券を鉄平に当てさせて、一千万は超えるだろうその配当金の中から一部をもらい受ける。さらに沙都子は鉄平を酔わせつつ、言葉巧みに話を聞き出し、かつて彼と付き合いのあったヤクザの情報を入手。そのツテを利用して、鉄平からもらった配当金二百万円を注ぎ込み、拳銃と実弾を手に入れる。
これで“気軽に自害できる道具”は手に入れた。せっかくなら使い方も学んでおきたい。そう考えた沙都子は、かつて梨花の過去の記憶を盗み見た際に、魅音が銃器の扱いに熟達していたことを思い出し、彼女に接触。いずれ圭一や梨花たちと水鉄砲で遊ぶことも計画していた魅音は、「拳銃の使い方を教えてほしい」という沙都子の頼みを引き受け、彼女に実銃に近いモデルガンを貸し出す。慣れるにはひたすら練習あるのみだと聞いた沙都子は、数年かけて練習を重ね、小石をも打ち抜けるほどの腕前になる。その記憶と経験を持った上で再び昭和58年6月に戻り、梨花の心を挫く計画を進めていく。

そんな折、梨花と沙都子は魅音に町のオモチャ屋に呼び出される。圭一やレナも交え、魅音主宰のゲーム大会が開かれる中、この展開をも何度も経験した沙都子は早々に一回戦を突破。同じく余裕を持って一回戦を突破した魅音と共に、ティータイムと称して自動販売機に向かう。
飲み物を買おうと自分に背を向ける魅音を前に、沙都子は「H173」の入った注射器を取り出す。今までの全ての繰り返される時間の中で、魅音が事件の犯人となることも、雛見沢症候群を発症することもなかった。エウアはそれを“理性の強さと、園崎家の次期当主としての責任感”ゆえに雛見沢症候群を抑え込んだためだろうと分析していたが、沙都子は「その魅音が雛見沢症候群を発症したらどうなるのか」興味を抱いていた。

ゲーム大会が終わり、圭一たちはオモチャ屋の店主から景品としてそれぞれに人形やヌイグルミをプレゼントされる。しかし袋に詰められて渡されたため、個々がどんなものを受け取ったのかは分からなかった。その場で圭一が改めて確認すれば、彼が受け取ったのは愛らしい人形で、男子の彼が持つにはあまりにも似つかわしくない代物だった。頭を抱える圭一に梨花が近づき、小声で「素直な気持ちでプレゼントすればきっと受け取ってもらえる」とアドバイスする。かつて梨花が辿った時間の中にも、同様にゲーム大会後に圭一が人形の処理で悩んだ例があり、その時はこれを誰に渡すかで大きく展開が変わったのだ。
梨花の助言を受けて、圭一は魅音に人形を手渡す。魅音は当初「自分には似合わない」と慌てるも、密かに思いを寄せる圭一からの贈り物に、少女のように頬を赤らめて最後にはこれを受け取る。どことなくいい雰囲気の二人を周囲の者たちが冷やかす中、先ほど魅音が飲み物を購入した自販機の下には、H173を打ち終えた注射器が転がっていた。

第5話「綿明し編 其の弐」

「大好きな圭一を守りたい、奪われたくない」。H173を打たれた魅音は、そんな想いと共に暴走していく。

圭一から人形をもらった魅音は、密かに思いを寄せる彼から女の子扱いしてもらったことに感激し、幸せを噛み締めていた。双子の妹の詩音のふりをしながら働いていたアルバイト先にも、たまたま圭一が顔を出し、魅音本人だとは気づかれなかったもののその容姿を褒められる。一方、“魅音が雛見沢症候群を発症したらどうなるのか”を確かめたかった沙都子は、H173を投与した彼女がまったくその兆候を見せないことを歯痒く感じる。
ある日、圭一たちは学校の調理実習でカレーを作ることとなり、魅音の提案で「誰が一番美味しく作れるか」の勝負を始める。しかし料理上手のレナや魅音が相手では分が悪いと判断した沙都子は、彼女たちが作るカレーの鍋を引っ繰り返し、あるいは砂糖を大量に入れて台無しにし、実力行使で優位に立とうとする。これによりその日の給食も兼ねたカレーを食べ損ね、圭一は空腹を抱えながら帰宅する。

これを哀れに思った魅音は、「自分がそんなことをすれば好きだと気付かれてしまうかもしれない、それは恥ずかしい」との想いから、詩音のふりをして圭一に重箱入りの弁当を差し入れる。翌日、圭一はそれが魅音の気遣いだったことには気付かないまま彼女に洗った重箱を返却し、とても感謝している旨を伝える。圭一に喜んでもらえたことに幸福を感じる魅音だったが、その様から沙都子は“魅音が圭一に想いを寄せている”ことを察し、これを利用して彼女が雛見沢症候群を発症するよう仕向けることを画策する。

そんなことになっているとは露知らず、町でたまたま圭一と出会った詩音は、姉の魅音が自分のふりをして圭一に会っていたことを察すると、イタズラ心を起こして彼をデートに誘う。二人で親し気に歩く様をわざわざ魅音に見せつけると、彼女の中に「詩音に圭一を取られてしまうのではないか」という猛烈な嫉妬が湧き起こる。彼女の中に打ち込まれたH173により、魅音は妄想と攻撃性を激化させる雛見沢症候群特有の症状を発症していく。

そしてやってきた綿流し祭の日。姉にそんな異変が起きているとは知らない詩音は、ここでも圭一を連れ回す。魅音が雛見沢症候群を発症するところを見てみたい沙都子が、これをこっそり報告すると、果たして彼女は徐々に疑心と妄想の虜となっていく。
この時、祭のたびに村を訪れるフリーカメラマンの富竹ジロウ(とみたけ じろう)と、村の病院で働く鷹野三四(たかの みよ)は、立ち入り禁止の聖域である古手神社の祭具殿にへと、好奇心から忍び込む。たまたまこの場に居合わせた圭一と詩音もこれに誘われ、村のしきたりに前者は詳しくなく、後者は都会暮らしで軽んじるようになっていたこともあり、二人は富竹たちと共に「一般人が入り込めば祟られて殺される」とされる祭具殿に無断で入り込む。

その鷹野は、実はこの地の風土病を巡って学会から追放された父の汚名を雪ぐため、部下を使って雛見沢村で大虐殺を起こそうと画策していた。しかし富竹の説得でギリギリでこれを翻意し、今まで彼女を利用していた者たちから身を守るために、駆け落ちする風を装って村を脱出していく。
村人たちは、「富竹たちが急に姿を消したのは、ここ数年綿流し祭のたびに人死にと行方不明者が出る怪事件、いわゆる“オヤシロ様の祟り”の予兆なのではないか」と不安を口にする。まさかこんなことになるとは思っていなかった詩音は、自宅に戻ってから圭一と電話で今後の対応を話し合うも、一足先に帰っていた魅音が彼女を詰問する。

なぜ祭具殿に入り込んだのか。詩音のせいで圭一が殺されるのか。いったいどうやって責任を取るつもりなのか。雛見沢症候群を発症した魅音のただならぬ様子に詩音は恐怖し、護身用に持たされていたスタンガンを構えて制止を促すも、魅音はまったくひるまない。咄嗟に逃げ出そうとする詩音だったが、魅音は奪ったスタンガンで彼女を失神させ、次期当主の自分が“オヤシロ様の祟り”を生み出した村の悪習を変えて圭一を守って見せると豪語。雛見沢症候群による妄想と攻撃性に突き動かされるまま、身動きのできない詩音を絞殺する。
詩音が完全に息絶えたところで、魅音は不意に正気に戻り、妹を殺めたことに気付いて慟哭。しかしこれによって逆に「後戻りはできない」と考え、圭一を祟りから守るために、そんな祟りを生み出した雛見沢村の陰惨な軋轢を正すことを決意する。自身の祖母で園崎家の現当主である園崎お魎(そのざき おりょう)の寝室に忍び込むと、魅音は寝ているお魎にスタンガンを食らわせて、彼女から祟りの真実を聞き出そうと目論むのだった。

第6話「綿明し編 其の参」

拳銃を構える魅音。

「圭一をオヤシロ様の祟りから守らなければ」。その想いのまま暴走する魅音は、お魎こそが祟りに見せかけて雛見沢村の邪魔者を葬ってきた張本人だと思い込み、彼女から真実を聞き出そうとする。しかしもともと体の弱っていたお魎は、動きを封じるために魅音が食らわせたスタンガンの電撃で死亡してしまい、その目論見は失敗に終わる。
このままでは誰がオヤシロ様の祟りを起こしているのか、それを止めるにはどうすればいいのか、どうやって圭一を守ればいいのか分からない。頭を抱える魅音だったが、雛見沢村には他にも音頭を取れる有力者がいることを思い出す。園崎家と同じ御三家である公由家(きみよしけ)と古手家の人間である。

早速村長でもある公由家の現当主・公由喜一郎(きみよし きいちろう)を誘い出し、これを拷問にかけてオヤシロ様の祟りの真実を聞き出そうとする魅音。しかし実際にそんなものがあるわけでもなく、結局魅音は公由を責め殺してしまう。昔からの顔見知りでかわいがってももらってきた公由を殺めたことに涙する魅音だったが、圭一を守るために残る最後の御三家の長である梨花に狙いを定める。
翌日、学校では公由が行方不明になった旨が生徒たちに伝えられ、「これが今年のオヤシロ様の祟りなのではないか」と圭一は不安と焦燥に思い悩む。圭一の様子がおかしいことに気付いた梨花は、相談に乗る風を装って昨晩の一部始終を聞き出すも、それは彼女の知る“幾度となく遡ってはやり直されてきた雛見沢”中でも指折りで凄惨な結末を迎えたものと、(梨花が圭一から得た情報だけでいえば)同じ流れを辿っていた。梨花はこの時点で「どうせあの時と同じ結末に至る」と判断し、祭具殿に入り込むという禁忌を犯した圭一に近い未来の破滅を告げる。

そんな梨花と圭一のやり取りを、魅音は偶然目撃していた。突如別人のような口調で圭一に破滅の予言を伝えた梨花を見た魅音は、雛見沢症候群による思い込みから「オヤシロ様の祟りを裏で操っていたのは梨花で、圭一を殺そうとしている」と確信する。梨花が一人になったところに襲い掛かり、圭一を守るためだと言い訳しながら彼女を絞殺。その死体を密かに学校のトイレの便槽に隠す。
梨花までも行方を絶ち、いよいよ恐怖に駆られる圭一。魅音は「オヤシロ様の祟りが圭一を殺そうとしている」という妄想のまま、なんとしても彼を守るべく圭一を園崎家に誘う。
一方、一連の事件を仕掛けた沙都子は、梨花の行方が分からなくなったことを不安に思っていた。彼女がエウアから授かった“時間を遡る力”で、常に情報戦で梨花の先手を取るためには、「梨花の後に自分が死ぬ(ことで時間を遡る力を発動させる)」ことが必須だったからである。梨花は今も生きてどこかに隠れているのか、それとももう魅音に殺されたのか。これを確かめるため、梨花は醤油を分けてもらうという口実で園崎家へと向かう。

その園崎家では、魅音が詩音、お魎、公由の死体を屋敷の奥にある古井戸に隠し、平静を装いつつ圭一を出迎えていた。行方を絶つ前、公由が園崎家を訪れていたことまでは突き留めていた警察は、何か異変があればすぐにでも園崎家の屋敷に突入しようと作業員風に変装させた人員を配置。魅音はこれを「圭一を殺しに来た連中」だと激しく警戒するも、“圭一を守りたい”という想いだけは真摯に貫き、恋心を告白した上で彼を屋敷の地下牢に閉じ込める。
沙都子が屋敷にやってきたのはその時だった。雛見沢症候群による激しい疑心暗鬼と攻撃性に突き動かされ、魅音は「沙都子も圭一を殺しに来た連中の仲間だ」と判断。これを排除しようと、拳銃を隠し持った上で彼女を屋敷に招き入れる。

何が何やら分からないまま、魅音が危険なことをしようとしていることだけは理解して、地下牢を脱出しようと暴れる圭一。梨花はどうしたのかと問う沙都子。これを聞いた魅音は、「やはり沙都子は梨花の手先で、圭一を殺そうとしている」と判断して拳銃を突き付けるも、学友である彼女をいきなり撃ち殺すことはせず、オヤシロ様の真実を聞き出そうとする。その隙を突く形で沙都子は隠し持っていた拳銃を素早く構え、魅音に銃弾を食らわせる。
血を流して倒れる魅音。「梨花はどこにいるのか」と改めて問う沙都子。腹部からおびただしい血を流しながら、しかし魅音は哄笑し、「梨花はこの手で殺してやった、もうオヤシロ様の祟りを指揮する者はいない」と豪語する。沙都子はこれを信じ、「梨花がすでに殺されている以上、もうこの時間軸に用は無い」と考え、魅音を撃ち殺した後で自身も時間を遡るために拳銃自殺するのだった。

第7話「祟明し編 其の壱」

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園崎詩音(ひぐらしのなく頃に)の徹底解説・考察まとめ

園崎詩音(そのざき しおん)とは、『ひぐらしのなく頃に』の登場人物で、同作ヒロインの一人園崎魅音の双子の妹。物語の舞台である雛見沢村に隣接する興宮で両親と暮らし、全寮制の学校に通っているがサボりがちで、「エンジェルモート」という店でウェイトレスのアルバイトをしている。魅音とは瓜二つで、服や髪型をそろえると見分けがつかないほど。勝気かつ男勝りでやや強引な性格の魅音とは正反対に、女の子らしさを前面に出している。北条悟史に想いを寄せているが、魅音が好意を抱く前原圭一の事も気になっている。

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ひぐらしのなく頃に業(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ひぐらしのなく頃に業』とは、竜騎士07原作のアニメ作品。2006年から断続的にアニメ化されてきた同シリーズ7年ぶりの新作である。序盤の展開は過去作と同じものだが、リメイクではなくリブートだと公式から発表されている。 雛見沢村に引っ越してきた少年前原圭一は、同じ学校に通う部活仲間の竜宮レナや園崎魅音らと共に平和に暮らしていた。しかしある時フリーカメラマンの富竹ジロウという人物から、過去に村で起きた殺人事件の話を聞く。事件のことを調べ始めた圭一に、レナら村人たちは不穏な一面をさらけ出していく。

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ひぐらしのなく頃にのネタバレ解説・考察まとめ

『ひぐらしのなく頃に』とは、竜騎士07原作のアニメ作品。原作はビジュアルノベルで、2006年から断続的にアニメ化された。小説や実写映画なども制作され、2000年代後半から2010年代前半を代表する人気作品となった。 雛見沢村に引っ越してきた少年前原圭一は、同じ学校に通う部活仲間の竜宮レナや園崎魅音らと平和に暮らしていた。しかしある時フリーカメラマンの富竹ジロウという人物から、過去に村で起きた殺人事件の話を聞く。事件のことを調べ始めた圭一の周囲で不穏な事態が相次ぎ、凄惨な惨劇が繰り返されていく。

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ひぐらしのなく頃にの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ひぐらしのなく頃に』とは、竜騎士07が考案した同人ゲームで、アニメ化や実写映画化など、多数のメディア展開がなされている。昭和の田舎を舞台としたミステリーで、残酷で切ない物語や惨劇に立ち向かう強さを描いたストーリーが世間では高く評価されている。意味深なセリフや、仲間との絆を感じさせるセリフが、人々の心に深く刻まれている。

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うみねこのなく頃にのネタバレ解説・考察まとめ

『うみねこのなく頃に』とは、同人サークル『07th Expansion』が発売したサウンドノベルゲームや、それを原作としたメディアミックス作品。 この物語は、『六軒島』という孤島で巻き起こる連続殺人を通して、その犯人が『人』なのか『魔女』なのかを、登場人物達が推理考察していくというものになっている。一見人間には不可能な犯行を、独特なルールで推理していくことができるので、数多くのミステリーファンを楽しませた。

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うみねこのなく頃にの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『うみねこのなく頃に』とは、同人サークル『07th Expansion』が発売したサウンドノベルゲームや、それを原作としたメディアミックス作品のことである。 この物語は、孤島で起きた連続殺人事件の真相が人の手によるものなのか、はたまた魔女の仕業なのかを焦点に話が進む。うみねこの世界では「魔法」と「愛」が密接に関わりあっている。現実世界において、本当の魔法とは何か、愛とは何かを問いかける数々のセリフが、読者や視聴者の心を惹きつけた。

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六花の勇者(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

「六花の勇者」とは2015年7月から9月まで放送された日本のテレビアニメ作品。アニメ制作会社のパッショーネが製作した。全12話。原作は同名の小説で著者は山形石雄。 世界を支配しようと復活を目論む魔神を倒すために選ばれたのは「六花の勇者」と呼ばれる六人の勇者たち。しかし集まったのは七人だった。王道のファンタジーとミステリーを絡めた異色作。

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citrus(シトラス)のネタバレ解説・考察まとめ

「citrus」は、サブロウタ原作の2018年冬アニメである。原作は『コミック百合姫』(一迅社)にて2013年1月号より連載している。 同性愛(いわゆる「百合」)を描いた作品である。キスシーンなど、情熱的なシーンが多い。 主人公、藍原柚子と、母親の再婚相手の娘である藍原芽衣の友情・姉妹の枠を超えた絆の物語である。 ピュアな柚子が懸命にクールで寡黙な芽衣の気持ちを理解し、自分の気持ちを伝えようと歩み寄ろうとする。

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ひなこのーと(Hinako Note)のネタバレ解説・考察まとめ

『ひなこのーと(Hinako Note)』とは、三月による4コマ漫画。またそれを原作として2017年4月から6月まで、全12話にわたって放送されたアニメ作品のことである。漫画は4コマ漫画専門雑誌『コミックキューン』にて連載中。少女たちの同居生活や学生生活、また演劇に向き合う姿を可愛らしいタッチで描いている。アニメのキャッチコピーは『元かかし少女の演劇コメディ!』

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中間管理録トネガワ(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

「中間管理録トネガワ」とは言わずと知れた「カイジ」作中に登場する宿敵、利根川幸雄のスピンオフアニメ作品である。 大勢の部下(黒服)達を束ねる幹部でありながら、帝愛グループ会長である兵藤和尊のご機嫌を常に最も身近で気にしなければならない、いわば中間管理職に位置する男、利根川幸雄の苦悩と葛藤を描いた物語である。

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ISLAND(第1話『またあえたねあなたと』)のあらすじと感想・考察まとめ

離島の浦島に流れ着いた青年・切那は、「世界を救う」という使命以外の記憶を失っていた。彼は浦島御三家の一つである御原家の跡取り娘・凛音の家で使用人として働くことになる。凛音と切那は昔会ったことがあるようだが、凛音も5年前以前の記憶を失くしていた。二人の出会いにより、失くした記憶の謎が深まる。 今回は「ISLAND」第1話『またあえたねあなたと』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ISLAND(第4話『このせかいはひみつだらけ』)のあらすじと感想・考察まとめ

夏蓮に頼まれて夏蓮の結婚式を滅茶苦茶にすることにした切那。許婚の播守や凛音、沙羅もその計画に協力して成功し、夏蓮と切那は本土の夏蓮の母親の元に向かう。しかし見つけたのは夏蓮の母親のお墓だった。夏蓮の母親の元教え子と話をした夏蓮は、自分の決めた人生を生きる決意をする。 今回は「ISLAND」第4話『このせかいはひみつだらけ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ISLAND(第7話『ずっとすきでいたいのに』)のあらすじと感想・考察まとめ

凛音は廃屋での記憶を思い出し、切那と共に過去を断ち切った。しかしそれは凛音の失った記憶の一部に過ぎず、凛音は新たな忌まわしい記憶を思い出す。一方、切那も衝撃の事実を知った。凛音は、真実を求めるために1人で嵐の海へ消えてしまう。 今回は「ISLAND」第7話『ずっとすきでいたいのに』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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NEVER ISLAND(第10話『モウクヤミタクナイカラ』)のあらすじと感想・考察まとめ

札なしの子どもたちの救出に向かった切那とカレン、サラ。しかし子どもたちは既に殺されおり、大司教の陰謀で3人は枢機卿を殺害したテロリストに仕立て上げられる。リンネの機転で命からがら街から逃げ出したが、運命は容赦なく4人を襲う。 今回は「NEVER ISLAND」第10話『モウクヤミタクナイカラ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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中間管理録トネガワ(第1話『始動』)のあらすじと感想・考察まとめ

「賭博黙示録カイジ」において主人公カイジと出会う前、日々の業務と会長のご機嫌を伺いながら仕事をこなす利根川を会長・兵藤和尊は突然呼び出し、自身の退屈を紛らわせる企画を利根川に命じる。週末の予定がなくなることに苦悩しながらも1、1人のメンバーと共に第一回の会議に利根川は臨んでいく。 今回は「中間管理録トネガワ」第1話『始動』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ISLAND(第2話『くやまないでほしいから』)のあらすじと感想・考察まとめ

凛音がかかっているという風土病・媒紋病(ばいもんびょう)。病気のことを調べる切那は、浦島に伝わる伝説と媒紋病の関係を知る。そして自分の失われた記憶は、伝説に関わるものではないかと考え始める。一方、凛音や沙羅、夏蓮も自らの運命に苦悩していた。 今回は「ISLAND」第2話『くやまないでほしいから』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ISLAND(第5話『だからあなたをしんじてる』)のあらすじと感想・考察まとめ

「私には時間がないんです!」と焦る沙羅。彼女は過去に戻って火事を防ぎ、自分の「神の子」としての力を取り戻すために行動する。しかし、御原家の地下室に残されていた古文書から伽藍堂家の暗黒の歴史を知ってしまい、本殿に火をつけて心中しようとする。 今回は「ISLAND」第5話『だからあなたをしんじてる』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ISLAND(第8話『またあえたらあいしてね』)のあらすじと感想・考察まとめ

切那と凛音が辿り着いたのは、凛音が5年前に漂流した暴龍島だった。凛音はそこで真の切那が迎えた結末と想いを知り、過去に決着を着ける。浦島に戻ろうとした2人には、明るい未来が待っているはずだった。しかし浦島に戻った切那が直面したのは、凛音の死という現実だった。 今回は「ISLAND」第8話『またあえたらあいしてね』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ISLAND(第11話『またあえたけどアナタは』)のあらすじと感想・考察まとめ

切那は浦島に戻ってきて凛音や夏蓮、沙羅と改めて出会い、3人を次々と良い方向に変えていく。そして凛音の死という未来を変えるために突き進むが、切那は更なる衝撃の真実に気づく。それは、玖音が切那が愛したリンネではないか、という事実だった。 今回は「ISLAND」第11話『またあえたけどアナタは』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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citrus(第1話『love affair!?』)のあらすじと感想・考察まとめ

主人公、藍原柚子は母親の再婚がきっかけで女子高に編入することとなった。 登校初日から校則違反が目立ったため、生徒会長の藍原芽衣に目を付けられる。 その日、新しい家族として芽衣が迎え入れられ、二人の共同生活が始まる。 今回は「citrus」第1話『love affair!?』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ISLAND(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

『ISLAND』とは、フロントウイング原作のノベルゲーム『ISLAND』のTVアニメ版である。 離島の浦島に流れ着いた青年・切那は、「世界を救う」という使命以外の記憶を失っていた。彼は浦島御三家の一つである御原家の跡取り娘・凛音の家で使用人として働きながら、自身の記憶と世界の謎を解き明かしていく。古の伝承や風土病、本土との確執などの伏線が散りばめられたSFファンタジー。

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ISLAND(第3話『ただしいゆめのつむぎかた』)のあらすじと感想・考察まとめ

凛音を昼の海に連れ出す作戦を実行し、成功した切那たち。楽しい時間を過ごす4人だが、ある廃墟を見つけた時に凛音の様子がおかしくなり気を失ってしまう。媒紋病や島の伝説、失われた記憶など様々な事柄が絡まり、謎は深まるばかりだ。一方、過去から目を逸らす凛音に対して、夏蓮は自分を変えるための行動を起こす。 今回は「ISLAND」第3話『ただしいゆめのつむぎかた』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ISLAND(第6話『そこにあなたがいればいい』)のあらすじと感想・考察まとめ

夏蓮と沙羅が良い方向に変わり、今度は凛音が変わることを決意する。自分の気持ちに正直になって昼間に積極的に外に出て切那とデートをしたり、ペアグッズを身に付けたりする凛音。そして凛音は、5年前の神隠しに関係する廃屋での記憶を思い出し、過去に向き合い始めた。 今回は「ISLAND」第6話『そこにあなたがいればいい』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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NEVER ISLAND(第9話『マタアエタナオマエト』)のあらすじと感想・考察まとめ

2万年後の世界で目覚めた切那が出会ったのは、地下シェルター『アイランド』に住む少女・リンネだった。再び記憶を失った切那は、リンネに助けられて生活していた。そんなある日、枢機卿の娘・サラと札なし(無戸籍)の子どもたちのリーダー・カレンと偶然知り合ったことで、アイランドを取り囲む真実を2人は知る。 今回は「NEVER ISLAND」第9話『マタアエタナオマエト』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ISLAND(第12話『てをつないでアシタへ』)のあらすじと感想・考察まとめ

「玖音はリンネなのか?」と切那は疑問を抱き、玖音が指輪をしていたかどうか、そして、玖音の過去を調べる。そして先代の御原家当主・典正の日記を読んだ切那は、衝撃的な真実を知ってしまう。時を超えた伝承のリンネとセツナの物語。伝承の本当のエンディングが今明かされる。 今回は「ISLAND」第12話『てをつないでアシタへ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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知らない人が多い「ひぐらしのなく頃に」の巷で話題の神ゲー3タイトル!

一時期は社会現象にもなった「ひぐらしのなく頃に」。根強いファンがたくさんいるだけでなく、様々なグッズやゲームが今でも数多く制作・販売されています。しかしながらその一方で、今では完全に日陰に位置してしまっている「ひぐらしのなく頃に」ですが、その展開されているゲームがどれもとても面白い神ゲーなのです。今回はそんなあまり知られていないものをまとめました。

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実写化して失敗したor失敗しそうなアニメ・漫画まとめ

アニメ・漫画の実写化というと、どうしてでしょう?なにか嫌な予感しかしないのは…。しかしそれでも、いつかはと、人はアニメ・漫画の実写化で爆発的な人気を出そうとしているのです。諦めていないのです。けれども結局は、「人は過ちを繰り返す」とは言ったものですね。今回はそんな実写化して完全に爆死(不評・批評)の嵐にあった作品と、その予定作をまとめました。

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《閲覧注意!》身の毛もよだつグロ・恐怖アニメ . ゚Д゚))))))ガクガクブルブル

BPO(放送倫理機構)様の御目がある中でも、ちょくちょくOKをもらって放送されているグロアニメ。原作はもちろん、そのグロさや恐怖さはとんでもないですが、アニメではいろいろ調整もあって別の意味での恐ろしさに変わっているのです。今回はそんな恐怖蔓延のアニメをまとめましたので、ご紹介いたします。※もし気になる方は、ぜひご自身の御目でご確認ください。(ちなみに「まど☆マギ」は入れてませんw違うでしょ)

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